お金・ビジネス

ビットコインを淘汰する最新技術とは【デジタルマネーの未来#1】

この知識はこんな方におすすめ

  • 未来を見据えて投資したい
  • 世界の変化を掴みたい

日本以外はもう進んでいるデジタルマネーの未来

僕もいわゆるデジタルマネーやその技術に対しての投資も行なっていて、今後どんなにデジタルマネーが勝つのかというような話をさせてもらいます。
暗号資産とかデジタルマネーとかに投資したい方は未来を予測するのに役に立つ内容だと思います。

今回の参考文献としては、こちらの本も活用させてもらっていますので、詳しく知りたい方はぜひこちらの本もチェックしてみてください。

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お金のデジタル化を考える上で、『フェリカの真実:電子マネーからデジタル通貨ヘ』はとても勉強になるのでぜひ読んでみてください。
皆さんが毎日使われている Suicaの技術は、いわゆる「Near field communication (NFC) として世界中に導入されていて、これを作られたのがもともとソニーの技術者だった日下部さんです。
この技術のすごさは世界中で導入されたということもありますが、何よりもセキュリティレベルが非常に高いということがあります。このセキュリティレベルは7段階まであって、最高の6とか7になると世界的に信用される軍事レベルになり、それと同等レベルを満たしている素晴らしい技術です。

増補新版 フェリカの真実: 電子マネーからデジタル通貨へ

技術革新については、やはり事例から学ぶのがいいと思います。
一流企業に成長した様々な企業の戦略を学ぶことができます。

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お金の正体とビットコインが流行った理由

まずは、ビットコインなどの暗号資産がなぜ急に流行り始めたのかを理解しておく必要があります。
そもそもお金とは何なのか? なぜみんなが急にビットコインを買い始めたのか? このあたりから押さえておく必要があります。

暗号資産ビットコインが流行ってる理由

お金とはみんなが信じるストーリーです。

これについてはユヴァル・ノア・ハラリさんもサピエンス全史の中で言われていましたが、みんながお金に含まれているストーリーを信じるから価値が生まれます。

サピエンス全史 上下合本版 文明の構造と人類の幸福

1万円札はよくよく考えるとただの紙切れなのに価値があるのは、それが1万円相当の何かと交換できる価値があると信じているからです。
つまり、お金そのものに価値があるのではなく、みんながお金が持っているストーリーを信じることによって初めて価値が生まれます

これはビットコインも同じで、みんなが信じているから価値が生まれています。
ペイパルマフィアの人たちが指摘して話題になりましたが、リーマンショックが終わった後にアメリカが実体経済とは関係なくドルを刷りまくって問題になっていました。
昔は1ドル紙幣は1ドル相当の金と交換できるから万が一の時にも金に交換できると考えて価値を信じることができていましたが、今では金の動きとは関係なく紙幣が刷られています。
そうなると、ドルも円も同じですがお金の価値を担保している信用のストーリーは一体何なのか?という話になります。
これがリーマンショック後に指摘されたポイントです。

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例えば、リーマンショックの時であれば、特定の債権者や株主のためにドル紙幣をバンバン刷るというようなことをしてしまうと、そもそもそれは無価値なものを刷ってるので信用できないのではないかということを言い始めた人たちがいました。
政府が特定の人たちのためにお金を刷るわけですから、そもそも中立的な立場で信用できる価値はないのかということを多くの人が考え始めたところで出てきたのがビットコインです。

暗号資産は国が流通量をコントロールしたりすることができず中立的な立場です。
ですから、多くの人が暗号資産にお金を突っ込むようになったというのが大まかな流れでした。
これはあなたのストーリーが生まれているということです。
あなたの信頼のストーリーが生まれる時代に今僕たちはいるわけです。

であれば、やはりビットコインにもっとお金を突っ込んだ方が良いのではないかと考える人もいると思いますが、僕はそれに関してはネガティブです。

仮想通貨ではアップダウンがとても激しいので、一晩で大金を稼いだ暗号通貨長者も生まれたりしていますが、投資対象としてデジタルマネーを見るのではなく、様々なものを便利にしてコストを減らしていく新しい技術として捉えると、今後デジタルマネーの世界がどのように変わっていくのかが見えてきます。

お金はコストがかかる→キャッシュレスが進む

一部のお店を除いて、ビットコインで普通に買い物ができるお店はほとんどないと思います。
しかも、紙幣や硬貨もビットコインもとんでもないコストがかかります。
現金もクレジットカードもビットコインも大きなコストがかかっているので、それもありどんどんデジタル化が進んでいます。

実際に 、78億人が年間で2兆件の取引をしていて、ここでのコストはマッキンゼーの推定によるとおよそ300兆円程だとされています。
取引をするためだけに300兆円ものお金が使われているわけです。
これを現金やクレジットカードの使用コストに換算すると、1回あたり150円かかっています。
だからこそ、キャッシュレスにすれば紙幣を刷る必要もないし無駄に新500円硬貨などを作る必要もありません。

それなのに、なぜ日本は未だにそんなことをしているのかと言うと、日本のキャッシュレス化は世界的にも非常に遅れていてキャッシュレス割合は28.5%です。
これは先進国で最下位です。

現金を流通させて使えるようにするためには様々なコストがかかります。
一番大きなコストは輸送コストです。
日本中の ATM の中にお金がなくならないように常に補充しなくてはいけません。そのために現金輸送車で日本中に流通させています。
この輸送コストだけでなく、当然人件費など様々なコストも必要になり、これら諸々のコストを合わせると年間で8兆円も使われています。
日本という国は現金を維持するために毎年8兆円も垂れ流しています。

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しかも、現金輸送車が日本中を走り回っているわけですから当然環境にも良くありません。
毎日 CO2を出しまくっていますし、クレジットカードもコストがかかっていますしプラスチックの問題も出てきます
クレジットカードを作るためにはおよそ2000円から3000円程のコストがかかっています。
クレジットカードはたいていの場合有効期限があると思いますが、これにも理由があります。
クレジットカードの中にある IC チップに皆さんの取引データが記録されていくわけですが、この IC チップの容量が2年から3年ほどで足りなくなるからです。
だから定期的に新しいクレジットカードが送られてくるわけですが、これをほとんどの日本人が何枚も持っています。
コストとしても環境としても無駄なことをまだまだしているわけです。

お金を使うだけ、ただ払うだけで無駄なコストがかかっているわけです。
何も生まないコストが毎年毎年垂れ流されているわけですから、それを減らした方がいいのは間違いありません
ですから、デジタルマネーの問題は、ビットコインがいいとかイーサリアムがいいとかではなく、もっと大きな技術革新の問題です。

この技術革新によって様々な手数料が不要になります。
住民票などのサービスもほぼタダになっていくでしょうし、証券会社も変わっていくことが予想されています。
イギリスやアメリカではすでに手数料ゼロの証券会社もできています。全てデジタルで完了して人件費がかからないので手数料をゼロにすることができます。
日本の銀行では未だに当たり前のように手数料をとっています。これも不思議な話です。
未来を考えるのであれば ATM も不要です。

手数料だけじゃないデジタル通貨のメリット

ですが、日本のキャッシュレス化が遅れているだけで世界ではどんどん進んでいます。
手数料だけでなく、デジタル化によって決済コストはおよそ1/100になると言われています。
1回の決済で150円かかっているのが新しい技術によって1/100になります。

そして、金融ショックの問題もなくなるのではないかと言われています。
すべてのお金がデジタル化されれば追跡可能になります。
例えば、リーマンショックによってなぜ世界恐慌に繋がってしまったのかと言うと、それによる影響に多くの人が不安を感じるからです。
不安になりみんなが自分の資産を守ろうとして取り付け騒ぎが起きたりします。

デジタル通貨になればその影響も明確に計算することができるようになります。
計算がしやすくなれば国としても対策を明確に行うこともできるのでバンクランのような問題もなくなります。

さらに、デジタル通貨になれば決済用のお金と銀行が貸しつけるためのお金を区別することもできます。
それによって、万が一の時のダメージも少なくなるそうです。

サウジのVision2030:DX世界に必要なもの

日本は世界からどんどん置いていかれている状況ですが、サウジアラビアの取り組みは目を見張るものがあります。
Vision2030というビジョンを掲げてDX化に取り組んでいます。

サウジアラビアは産油国ですから、経済的には原油にかなり依存しています。
世界的にはCO2を減らすためにも脱石油の方向ですから、サウジアラビアは石油への依存を減らすために様々な取り組みを行っています。
20年後や30年後に世界の人たちがどのようなサービスを使ってどのようなライフスタイルを作っているのか?つまり、エンドユーザー志向で考えています。
20年後30年後に国をどうしたいかではなく、世界がどのような状況なのかというところから国の方向性を決めています

実際に、サウジアラビアは55兆円かけて砂漠にメガスマートシティNEOMを作っています。
超絶便利で誰もが住みたいと感じるようなメガスマートシティだそうです。

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その中でデジタル通貨への移行も進められていて、デジタル決済と電子通貨への移行は2025年までに70%を達成するとされていて、さらに、2030年までには現金と輸送車をなくすとしています。
それによってCO2を削減してカーボンニュートラルを実現しようとしているのがサウジアラビアです。

しかも、これに成功したらそのノウハウを海外に輸出することも視野に入れています。
デジタル化のノウハウを海外に輸出することによって、原油に依存することなくこれからも発展させていくことができるわけです。

デジタルマネーの未来は、お金がデジタルになるだけでなく、それによって社会がどんどん変わっていく未来です。
それを予想して頭のいい人達はすでに投資も始めています。
そこまで考えられない人達は、未だにビットコインがいいのかイーサリアムがいいのかというような話をしています。

20年先30年先の未来がどのようにお金を使っているのかということを考えて、そこで使われている技術に僕は投資したいと思います。
特に、プライバシーの安全性も担保したデジタルマネーの技術が出てくれば、世界は一気に変化していく可能性もあります。
そんなデジタル通貨の未来についてはDラボで解説していますので、今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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