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自分の本当の性格がわかるプレイリスト心理テスト【Spotify研究で判明】

この知識はこんな方におすすめ

  • 性格やメンタルの状態を知りたい
  • 音楽を上手に使いたい

音楽と人間の性格

今回は、メンタルが弱い情緒不安定な人が好む可能性が高い音楽についてです。

人間の性格というものは音楽に対する考え方やその聴き方に現れるのではないかという研究が結構あります。
僕たちの感情と音楽というものは密接に結びついているものです。

例えば、特定の感情と特定の音楽が結びついていたりということも結構あると思いますし、歌詞を聞かなくてもなんとなく曲調を聴くだけでも、なんとなく悲しい気分になる曲だと感じたり楽しそうな気分になる曲だと感じたりすると思います。
音楽から感情を勝手に読み取ってみるということもありますので、音楽を使うと特定の感情を思い浮かべさせることもできたりするわけです。

音楽のこの効果を使うと失恋から立ち直りやすくなったりもします。
失恋の悲しみを抱えている時に、たくさんの失恋ソングを聴く場合と何もしない場合を比べると、たくさんの失恋ソングを聴いた場合の方が失恋からの立ち直りが早くなったという研究もあります。

特にメンタルが弱い人や気にしすぎるタイプの人ほど問題を抱えた時にその問題から目を背けようとしてしまいがちです。
辛いことがあった時にその辛いことを思い出さないようにと頑張ろうとしたりします。
こうなると余計にその気持ちや感情が強くなってしまい、実際に立ち直るまでに時間がかかってしまうということです。

ですから、僕らは何かしらの乗り越えたい感情を抱えているのであれば、その感情を言葉にしたり音楽を使って同じような感情を思い浮かべるような客観的な体験をすることによって、それを乗り越えやすくなるというわけです。

本番前の緊張も同じで、本番前に緊張してしまいこのままでは失敗してしまうのではないかと感じてしまう時も、自分に対して緊張していないと言い聞かせようとすると余計に緊張してしまいますし実際のパフォーマンスも下がってしまいます。

これは逆に、その緊張感というものは自分の力になるものだと考えて、その自分の緊張を受け止めた上で、今手が少し震えて少し汗ばんで足も震えているようなこの感覚は自分の体がこれから大事な瞬間があるから準備するように教えるためのサインであり、この緊張感を上手に味方につけることができれば最高のパフォーマンスを発揮することができると思って本番に臨むと実際に高いパフォーマンスを発揮することができるということもあります。

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要するに、人間は自分の感情と向き合うことがとても重要だということです。
その感情に向き合うために役に立つのが音楽です。

例えば、自分が何か失敗して落ち込んでいる時に、やたらと明るく無神経な人にただただ元気を出せと言われるとイラっとくると思います。
このイラっとくるのは自分の感情と乖離しているからです。

ですから、人間は自分の気持ちや感情に合った曲を聴いた方が辛い感情を乗り越えたり力を発揮することができたりするわけです。
もちろん、自分の気分を上げたいという時にテンポの速い曲やノリのいい曲を聴くのもいいです。

感情フォルダでプレイリスト

お気に入りのアーティストや曲などでプレイリストを作っている人は多いでしょうが、僕の場合は感情ごとにプレイリストを作っています。
例えば、「悲しい」「疲れた」「楽しい」というように自分の感情をプレイリストとして分けて、それに対して自分が気に入った曲を割り当てていくような感じで使っています。
こうしておくと自分の感情に合わせて音楽を使うことができるようになります。
冷静になりたい時にはこのプレイリストというように、自分の感情に合わせたプレイリストを持っておくと感情のコントロールのために役に立つわけです。

好む音楽のジャンルと性格

このように人間の感情と密接に結びついているのが音楽だということはわかっていたわけですが、人間の性格も反映しているのではないかというのが今回の内容です。

例えば、メンタルが凹みやすく頻繁に悲しくなりやすいという人は、その感情を頻繁に感じるようになるのでその悲しみの感情に適した音楽を聴きやすくなるような気もすると思います。
逆に、いつもテンションが高くてポジティブな人は、当然落ち込むことは時にはあっても基本的にはポジティブな時の方が多いわけですから、ポジティブな曲を普段からたくさん聞くような気がします。

どちらにしても単純接触効果で人間はたくさんその情報に触れれば触れるほど親しみを感じるようになりますので、そんな音楽を好むようになっていきます。
つまり、人間の性格から反映される抱えやすい感情が表される曲を聴きやすくなるのではないかということです。

今回参考にしている研究は、Spotify ユーザーを対象にしたデータを用いて、どんな性格の人がどんな曲を聴きやすいのかということを調べたというものです。
5808人の Spotify ユーザーを対象に3ヶ月以上の間追跡調査してどのような曲を聴いているのかということをチェックすると同時に全員の性格特性を分析して、聴いている音楽と正確にはどんな関係があるのかということを調べようとしたものです。

そこからこんなジャンルの音楽をよく聴く人は性格的にこのような傾向があるということが分かっています。
皆さんがよく聴く音楽のジャンルで自分の性格がわかるというわけですが、これを考えていくと情緒不安定になってしまっているということにも気づけたりします。

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皆さんの自分のプレイリストやよく聴く曲を思い浮かべながら読み進めてみてください。
もちろんいろんなジャンルの曲を聴くという人も多いでしょうが、その中でも一番に思い浮かべるような曲やジャンルを考えてみてください。
好きなアーティストで考えてみてもいいと思います。自分の好きなアーティストが一般的なイメージとしてどんな曲調が多いのかということから考えてみてください。

カントリー・R & B の曲

このようなジャンルの曲をよく聴く人は、外向的な性格である傾向が高いということが分かっています。
カントリーや R & B の曲をよく聴く人はそうでない人に比べて外向的な性格である傾向がかなり高いということです。

ロック・インディーズ・オルタナティブ

このようなジャンルの曲をよく聴く人は、内向的な性格である傾向が高いということです。

先行研究でも、ラップをよく聴く人は外向的でロックやヘビーメタルを聴く人は内向的だとするものがありましたが、これに近い傾向が確認されたようです。

ソウル・ファンク

では、皆さんが人付き合いをする際にどんな曲を聴く人を選ぶと恋愛や仕事で失敗しないのでしょうか。

この研究から見ると、ソウルミュージックやファンクミュージックをよく聴く人を選ぶと失敗しない可能性は高くなるようです。
このような曲をよく聴く人は、性格としては慎重でコツコツと物事を進めるのが得意な誠実性が高い人が多いということが確認されています。
そういう意味では恋愛や仕事のパートナーとしては適しているのかもしれません。

ジャズ・ブルース

ジャズやブルースなどの渋い曲が好きな人も結構いると思いますが、このような曲を好む人は感情が安定していて協調性が高いという傾向があるようです。

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ということは、ジャズやブルースを好む人は感情が安定している可能性が高いので、チームとして一緒に仕事をするという点では適しているということになるとも思います。
これはなんとなく考えればわかるような気もしますが、ジャズの場合は演奏するとしてもセッションで周りに合わせながらということもありますので協調性が高いというのは頷ける話だとも思います。

レゲエ

レゲエを好む人は開放性が高く新しいことをオープンに受け入れることが得意で好奇心が強い人が多いということです。
多様性を受け入れたり知的好奇心が強い傾向があるとされています。

ちなみに、この新しい事を受け入れる開放性については、カップルの場合は同じぐらいの度合いの相手との方がうまくいくということも分かっています。
カップルでこの開放性のレベルがあまりに違うと、どうしてもいつかはどちらかがしんどくなってしまいます。

クラシック

レゲエ以外にも知的好奇心が高く開放性も高い人が好む音楽としてクラシックもありました。
クラシックまたはレゲエをよく好んで聴く人は知的好奇心が高く開放性も高いということです。

メンタルが弱く情緒不安定な人が好む曲は?

メンタルが弱く情緒不安定な人はどんな曲を好むのでしょうか。
情緒不安定には2種類あり、内向的な情緒不安定と反社会的な情緒不安定とされています。

内向的な情緒不安定の人はいわゆるエモい曲をよく聴くようになるそうです。
このような曲をよく聴く人は、内向的で自分の世界にこもってしまい気分のアップダウンが激しくなる傾向があるようです。

ですから、付き合おうかどうしようか迷っている相手のプレイリストがエモ系ばかりだったとしたら少しやめておいた方がいいのかもしれません。

では、情緒不安定で反社会的な傾向がある人はどのような曲を好むのかというと、パンクが好きだったようです。

ですから、パンクとエモ系の曲をよく聴く人には少し気をつけた方がいいのかもしれません。
もちろんこれは統計的な傾向ですから、パンクやエモ系の曲を好きだと必ず情緒不安定だというわけではありません。

音楽を聴く目的やタイミングによる違い

このような傾向が確認された理由としては、先ほど紹介したような性格からの感情の適合というものもありますし、音楽を聴くタイミングや目的ということも結構反映されているようです。

例えば、感情が安定していない人が音楽を聴く時には、使い方として自分の感情のコントロールのために音楽を使うことが多くなります
メンタルを安定させたり気分を上げたり下げたり自分の感情をコントロールしようと思い、そのために音楽を聴くことが多い人は感情が安定していない傾向があったということです。

メンタルが安定していて誠実性が強く物事をコツコツと続けることができるタイプの人は、音楽の目的としては自分の目標達成のために使うことが多かったということです。
勉強や仕事に対するモチベーションを上げるためとか、運動や筋トレの時にテンションを上げるために音楽を使うことが多いということです。

つまり、自分の感情に注目して音楽を使うのか、自分の目標に対して注目して音楽を使うのかということによって性格の違いが出ているのではないかと研究者は考え方として提唱されています。
いずれにしても音楽と感情は密接に結びついていますし、そこから性格的な特徴も見て取ることができると思います。
ぜひ参考にしてみてください。

自分の性格を変えたいという方へのおすすめ

今回はそんな音楽と性格にまつわる話を紹介させてもらいましたが、自分の性格をもっと前向きに変えたいとか自分を根本的に変えたいと思っている人も結構多いと思います。

人間の性格というものは科学的にはそんなに変わるものではないと言われていますが、性格の変え方というものは一応あります。

人間の性格の中でも変えやすい性格と変えにくい性格があり、今回紹介したようなメンタルの弱さやコツコツと物事を続ける誠実性については比較的鍛えて変えていきやすいものです。
今回のおすすめの動画としては、そんな自分の性格を変えて人生を変えたいという方に参考にしてもらいたい動画を紹介しておきます。

「性格を変える心理学」

音楽にまつわるおすすめ本

僕の友達の研究者で大黒 達也さんが書かれた本ですが、音楽と人間の脳に関する研究を行なっていて、人間の脳のどの部分が音楽や芸術などの才能を生み出しているのかということをまとめた内容になっています。

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さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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免責事項:本内容は科学の面白さを伝えることを目的としたエンタメです。なるべく多くの方に、科学的思考に興味を持ってもらうために、参考資料や過去の動画を元に、大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。動画の結論は実際の研究とは異なる場合があります。
僕は文献を読むのが好きなタダの理系であり、専門家ではありません。また、多くの科学者とも同じように人間ですから、間違うことも多々あります。実際に知識を利用する際にはご自分で調査するか、専門家に相談してください。
参考:https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/1948550620923228

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