この知識はこんな方におすすめ
- いい人間関係が欲しい
- ムダに嫌われたくない
皆さんの身の回りにもいませんか?
いい人なのになぜか嫌われてしまう人がいると思います。
これは皆さんの周りにもいるかもしれませんし、もしかすると、皆さん自身がそう思われているかもしれません。
悪意があるわけでもないし、いい人なのは間違いないけれど、なぜか周りから避けられてしまう人です。
このような人と、本当にいい人で周りからも好かれる人の違いは一体何なのでしょうか?
まず、結論から紹介させてもらうと、「いい人」が行き過ぎると、「いい人だけれど、うざい人」になります。
「いい人」であれば、どこまででもいい人になればいいということではなく、ほどよくいい人な人が評価される人です。
その程よいバランスを保つための方法も含めて解説させてもらいます。
「いい人」を卒業するために
いい人は頼み事を何でも引き受けてしまいます。
頼みごとや無理を抱えてしまいがちなので、嫌だと思った時にははっきりと断れるようになっておくことが大切です。
断ることができる人が、ここはあえて引き受けるということと、断ることができない人がただ引き受けるというのでは全く違ってきます。
これは自分の人生を自分の力で選んでいないっていうことです。
わかっているけれど難しいという人も多いと思いますが、科学的に考えると、3週間ほどのトレーニングで身につけることができるスキルです。
そんなトレーニングについて解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
こちらもチェックしてみてください。
【ノーと言える人になる】ための3週間トレーニング
親切が周りをイライラさせてしまう
様々な研究を見てみると、特に、協調性が高いタイプのいい人ほど、周りの人をイライラさせまくってしまうということが確認されています。
協調性が高くて周りに合わせることができるいい人と言われると、穏やかで周りに溶け込んでいる人を想像するかもしれませんが、実際にはイライラさせてしまうという研究があります。
なぜそのようなことが起きてしまうのかというと、協調性が高い人が持っているある性質が原因のようです。
協調性が高い人は、とにかく他人に親切にしたいという思いが強い人です。
他人に親切にすることを生きがいにするような人ですから、とてもいい人なわけですが、自分のキャパシティを超えて親切をやりすぎてしまう、あるいは、相手が求めている以上に親切をしすぎてしまうと、親切による悲劇が起きます。
いい人なのに周りから嫌われてしまう人は、悪い人ではありませんが、他人にやたらに親切にしようとします。
その結果、行動が挙動不審になってしまいます。
親切な人が周りにいないか常に探したり、相手が求めているわけでもないのに、頼まれてもいない親切を押し付けてしまいます。
その結果、徐々に周りから親切だけれど鬱陶しい人だと思われるようになります。
それによって、嫌われたり周りから舐められたりします。
心当たりはありませんか?
せっかく相手のためを思って親切にしたのに、喜んでもらえると思って労力を提供したのに、結果的に裏切られたように感じる人もいるかもしれません。
自分の胸に手を当てて考えてみてください。
相手がその親切を求めていたのでしょうか?
いい人だけれど嫌われる人というのは、空気を読まないレベルで他人に親切にしてしまいます。
その結果、周りの人を不快な気分にさせるわけです。
今回のクイックアクションプラン
では、そんな悲しいことにならないためにはどうすればいいのでしょうか。
相手が求めているかどうかを察知しようとすると、大抵の場合失敗します。
内向的なタイプの人であればわかると思いますが、相手がそれをした時に喜んでもらえるだろうかと考えた時に、おせっかいかもしれないと感じたり、逆に迷惑かもしれないと感じて思いとどまったことがありませんか?
こうなると怖くて他人に親切にすることができなくなります。
そこで、すぐにできる対策としてクイックアクションプランを紹介しておきます。
「アダム・グラントの5分ルール」
アダム・グラントの5分ルールを紹介しておきます。
アダム・グラント氏は、 ペンシルベニア大学ウォートン・スクールの終身在職権を最年少で獲得した天才ですが、誰もが親切な行為を自分にも他人にも負担なくできるようにする最高のルールを教えてくれています。
2つの条件を満たした時にだけ相手に親切にします。
条件その1 :困った人が目の前にいる
いい人なのに嫌われたり、周りから舐められてしまう人は困っている人を探しに行ってしまいます。
あまり周りの人に触れてほしくない部分にまで、お節介で土足で入ってくる人がいると思います。
そんなうざい人にならないために、目の前に困っている人がいて、それを自分が助けることができる場合のみ相手に親切にします。
これが1つ目のルールです。
条件その2 :5分以内で助けることができる
その親切な行為が、自分で5分以内で出来る事の場合のみ相手に親切にします。
この点に気をつけてもらえると、相手からしてもそんなに負担にならないレベルで親切にすることができます。
5分であれば自分の負担にもなりません。
たった5分ではケチだと感じた人もいるかもしれませんが、この5分というのが大切です。
なぜかと言うと、5分間で親切にして感謝されることは、「自分の得意なこと」です。
例えば、僕が事務作業で誰かを助けてあげようと思うと、事務作業が異常なまでに苦手なので5分では終わりません。
自分にとっても負担になりますし、相手を助けてあげたいとも思えなくなります。
時間がかかってしまうので、相手にとっても迷惑なだけです。
ところが、相手が抱えている悩みに対して科学的なアドバイスを求められるのであれば、5分もあれば求めているアドバイスをしてあげることもできます。
この5分ルールを守っていただけると、自然と自分の強みを活かして他人に親切に出来るようになります。
相手からも感謝されるし、自分にとっても負担になりません。
今日からできることだと思いますので、ぜひ試してみてください。
これがいい人で周りから好かれる人になる方法です。
人間関係について最強のおすすめ
今回紹介したような人間関係における最強のおすすめの本を紹介しておきます。
しかも、Amazon の Audible であれば無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。
先ほどのアダム・グラント氏の名著です。
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GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
そして、はっきりと断ることができる自分になるための方法については、今回のおすすめの動画からDラボでチェックしてみてください。
相手の頼み事を断ったとしても、その相手との関係が悪くならない方法について解説しています。
ぜひチェックしてみてください。
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