この知識はこんな方におすすめ
- 新しいビジネスが思いつかない
- 儲かる副業がなかなか見つからない
- もっと儲けたい
副業・ビジネス・投資・・・儲かる方法が見つからない
副業や転職、ビジネスやお金儲けで新しいことに取り組みたいという人はとても多いと思います。
これは副業に限らず本業の中でもどのようにしたら新しいことを始められるのだろうかと考えている人も多いでしょうし、自分の人生の中でもどんな仕事をすればいいのかということに悩む人もいれば、何か副業を始めたいけれど何も思いつかないという人もいると思います。
ビジネスでも人生でもこの思いつかない人が結構います。
この思いつく能力を高めるためには何に気をつければいいのでしょうか。
実際には、この思いつく能力を多くの人が持っているのに、それに対して自ら足枷をつけているようなことをしています。
特にこれはお金を儲けるとかビジネスをしようとする場合や人生の中で何かの成功を得ようと思う場合に起きるもので、なぜか創造性が低下してしまいます。
これを理解して注意するだけでも人生は大きく変わると思いますので、今回はそんなビジネスやお金儲けにも使うことができる発想力を無駄に下げないための方法について解説させてもらいます。
最近はますます副業を考える人が増えたと思います。
自分でビジネスをしたいとかどうすれば自分のビジネスを収益化することができるのかということに悩む人も多いでしょうし、儲かる副業は何かないだろうかと考えている人も結構多いと思います。
人の創造性を下げてしまう要因とは?!
これはなビジネスでも人生でも思いつかない人が結構いて、それがなぜなのかということを調べてくれたのが有名なテレサ・アマビール博士です。
人間の創造性がどのような要因について上がったり下がったりするのかということについて調べてくれています。
自主制作の絵画と注文制作の絵画の創造性
いわゆる絵画では大きく分けて2種類あり、その用途やテーマに合わせて注文された上で制作する絵画と自分の好みで絵を描いていい絵が描けたので販売するパターンがあります。
この2つの芸術的価値を第三者に評価してもらうということを行っています。
もちろんこの評価する第三者は、どちらが注文制作の絵でどちらががアーティストが自分の好みで描いた絵なのかを分からないようにはしています。
スポンサーリンク
その結果分かったこととして、注文ではなく自主制作で描かれた絵の方が、芸術的な価値や創造性に対する評価が高くなるということが確認されています。
ですから、同じアーティストであっても注文されて描いた絵と自主制作で描いた絵を比べると、注文されて描いた絵の方が創造性が低くなってしまうということです。
これだけを聞くとそれは当然だろうと思う人もいると思います。
アーティストが自分の創造性に任せてこんな絵を描きたいと思って描いた場合と注文されてテーマや内容を限定されて描いた場合を比べれば、当然モチベーションが違うような気がします。
詩を書く状況の違いによる創造性
その点を考慮して博士はもうひとつの実験を行っています。
新進気鋭の詩人を集めて、最初の行と最後の行に「雪」という言葉を入れて詩を書いてもらいました。
まず最初にこのような一定のルールの中で詩を書いてもらったわけですが、続いて、詩人たちを2つのグループに分けて、一方のグループには、もしあなたが有名な売れっ子の詩人になることができたらどれくらい経済的に豊かになるんだろうかということを想像してもらい、もう一方のグループには、自分が詩を書くことができることがもたらすかけがえのない喜びについて考えてもらいました。
つまり、一方のグループには報酬について考えてもらい、もう一方のグループには自分が詩を書くということそのものから得られる喜びについて考えてもらいました。
その上で「笑い」をテーマに詩を書いてもらいました。
それら全ての詩を第三者の詩人12人に見てもらい創造性について評価してもらいました。
スポンサーリンク
その結果、最初に書いた雪をテーマにした詩に関しては、グループによる差はありませんでした。
ところが、経済的豊かさについて考えたグループと詩を書くことができる喜びについて考えたグループに分けた上で笑いをテーマに書いた詩については、報酬や経済的豊かさについて考えたグループの方は創造性や芸術性という点で大幅に低い評価を受けていました。
ですから、僕たちは将来の成功や報酬を考えて目の前のことに取り組むと創造性が著しく減ってしまうということです。
自分が成功するにはとかお金持ちになるにはというようなことを考えてしまうと、いいアイデアが出なくなるので、結果的に凡庸な作品しか作ることができないようになります。
お金や報酬を最初から意識してしまうと創造性が激減する!
これは考えれば当然のことですが、お金を稼ぐということに注目してしまうと、これでお金を稼ぐことがちゃんとできるだろうかとかちゃんと出来ているのかということばかり考えてしまうので、遊び心がなくなってしまいます。
特にお金について考えるというのは人間の脳に対してストレスを与える作業でもありますので、よほどお金に余裕のある人であれば別でしょうが、そうでない限は創造性は低下してしまうものです。
スポンサーリンク
まとめると、なぜ多くの人が稼ぐ事が出来ないのか、そして、多くの人が副業やビジネスで迷うばかりで実践することができないのかということの理由は、最初からお金を稼ぐことを考えるからです。
どうやったらお金を稼ぐことができるかということを考えて自分の仕事と向き合う人が多いので、それをしてしまうと創造性が低下してしまいます。
ですから、おすすめは自分がそれがどんな作業だったら自分が楽しくできるかということを考えることです。
どうすれば自分がその作業そのものに喜びを感じることができるだろうかということを考えて、それをまずはしてみて続けることができるようになったところから、どうすればマネタイズすることができるだろうかということを考えるべきです。
あくまでマネタイズは後から考えるべきものです。
ところが、多くの人が投資をする場合であればその投資で最初から儲けようとします。
副業でも同じで、最初からその副業で儲けようとかこの副業で年収1000万円を突破しようなどと目標を立ててしまうのでうまくいかないわけです。
創造性がなくなればみんなと同じような事しかできなくなります。
これは当然ですが副業であっても投資であっても、みんなと同じことをしていればみんなと同じ成果しか得ることができません。
ここが大きな違いです。
スポンサーリンク
これは僕も同じで、そもそも昔からたくさんの知識を知ることが大好きで、本を読んだり文献を読んだりすることを時間があればいつもしていました。
それが好きでしょうがなくてずっと続けていたところで、どうすればマネタイズすることができるのかということを考え始めました。
お金にするために本を読んだのではなく、本を読むのが好きでずっと本を読んでいたいのでそれをマネタイズするためにはどうすればいいのかということを後から考えました。
ですから、副業でもビジネスでも全く同じですが、自分がしているその作業自体が楽しくなる方法を考えて、その作業から喜びを感じられるところまで自分の仕事を続けて、そこから先でマネタイズについて考えないとできたとしても大したビジネスはできません。
これが儲かる人と儲からない人との違いです。
儲からない人は最初から対して経験も知識もないのに最初からお金を求めて意識します。
最初はどんなものでも経験や楽しさなど手をつけてみないと分からないものが色々とあります。
それを十分に理解してからでもマネタイズを考えるのは遅くないのではないでしょうか。
参考にしていただけたらと思います。
仕事選びや副業選びのためのおすすめ本
副業選びや仕事選びで悩んでいる人はこちらの本が役に立つと思います。
発想力を鍛えるためのおすすめ本
発想力や創造力がなく新しいビジネスモデルを考えることができなかったり自分の人生について考えることができないという人も多いと思います。
そんな方には僕の本ですがこちらの本を読んでもらいたいと思います。
アイデアを作るための方法はあくまで技術でその方法次第です。
僕も実際に特定の方法を使ってアイデアや新しい発想を作り出しています。
こちらの本ではそんな方法について分かりやすく解説させてもらっています。
革新的なアイデアを生み出すためのおすすめ
今回のおすすめの動画としては、習慣的な思考から抜け出し革新的なアイデアを生み出すための方法について解説した動画を紹介しておきます。
知識の Netflix Dラボは今なら20日間無料で使うこともできますのでぜひチェックしてみてください。
スポンサーリンク
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
リサーチ協力:パレオチャンネル
免責事項:本内容は科学の面白さを伝えることを目的としたエンタメです。なるべく多くの方に、科学的思考に興味を持ってもらうために、参考資料や過去の動画を元に、大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。動画の結論は実際の研究とは異なる場合があります。
僕は文献を読むのが好きなタダの理系であり、専門家ではありません。また、多くの科学者とも同じように人間ですから、間違うことも多々あります。実際に知識を利用する際にはご自分で調査するか、専門家に相談してください。
参考:Wiseman, Richard - 59 Seconds: Think a Little, Change a Lot