学習法・記憶法

手書きのノートが向いてる人、デジタルノートが向いてる人の違いとは

投稿日:2019年4月6日 更新日:

手書きのノートが向いてる人、デジタルノートが向いてる人の違いとは

DaiGo MeNTaLiST

手書きのノートとデジタルのノートのどちらを使おうか迷ったことがある人もいるのではないでしょうか。
どちらを使った方がいいかというのはその人の性格や目的によって変わってきますが、まず結論としては・・・

目的による違い

事実をメモする場合

手書きでもデジタルでも変わりません。例えば科学的な研究データや内容や本の内容を書き写したりメモするだけであれば、手書きでなくてもデジタルでしても変わりません。

自分の感想や要点をまとめる場合

自分の感想や本の内容全体が伝えてくる考え方をまとめたり要約する、自分の頭の中で整理した情報をまとめる場合には、手書きの方が記憶の定着率が良くなります。

他にも注意することがあり、集中力がある人の場合はデジタルを使っても問題はありませんが、集中力に自信のない人は手書きのノートを使った方が記憶に残りやすいということが分かっています。

プリンストン大学の論文が元になっていて、学生たちにTEDの動画を見せながらメモをとるという実験を行っています。学生たちは半分に分けて・・・

  • パソコンでメモを取ってもらったグループ
  • 紙とペンでメモを取ってもらったグループ

終わった後に学生たちに質問を行い、数字やデータなどの事実に関する質問と考え方やテーマに関する概念についての質問の2種類の質問を行いました。
その結果、事実に関する質問は二つのグループに正答率の差はありませんでしたが、概念的な質問に関しては手書きの方が正答率が高くなりました

結論としては、はっきり言って手書きの方が優秀だと言えます。この差は一週間後の追試でも変わらず、手書きでメモを取ったり復習した方が成績が良かったということも分かっています。

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なぜこの差が生まれるのか?

人間は集中しなくてもできる作業に対しては脳が省エネモードになり集中しません。パソコンで入力するだけでは簡単で注意力がなくてもできるので省エネモードで授業を聞くようになります。ぼんやり言われたことを入力しているだけになってしまうので記憶に残らないわけです。

事実は残りやすいけれど概念は残りにくいというのは、数字やデータは入力することはできますが、そのデータを自分の頭の中で整理して自分のものにする余裕がなくなってしまうのではないかと言われています。脳が情報を整理して自分のものにするためには脳に若干の時間の猶予を与える必要がありますが、パソコンやスマホの入力が早すぎてその時間的猶予がなくなってしまうということです。
頭の中に情報を入れて整理する能力をパソコンやスマホで入力するスピードが上回ってしまっているというわけです。

デジタルのメモやノートというものは集中力が減ってしまうのではないかという研究もありますので、やはり手書きの方が優秀だと考えられます。
ただ、問題は集中力がない状態でノートをとったりメモすることがよくないということですから、集中力を発揮することができる人は問題はありません。
自分が今考えていることに対して考えを巡らせることができて、それに対しての意味も考えることができるこれができるのであれば、手書きでもデジタルでもいいということになります。

集中力を保てるような方法、あるいは、理解力や記憶力を高めることができるようなノートの取り方を学んでおけば、基本的にはデジタルにでも手書きでも問題はないのではないかと思います。それに自信がないのであれば手書きをする方が良いということです。

つづきは、
科学的に正しいノート術7選
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1552663502

メンタリストDaiGoの3分で読めるメンタルブログ
DaiGo流ノートの取り方講座
▶︎https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/ar1731569

参考文献
https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797614524581

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