お金・ビジネス

親の育て方が原因!稼げない&破産する人の11の特徴【マネースクリプト③】

この知識はこんな方におすすめ

  • お金を稼ぎたい
  • 家族でお金について考えたい

マネースクリプトの徹底解説シリーズ第3弾

今回はマネースクリプトの解説第3弾になります。
11の破産する可能性があるマネースクリプトというものについてです。
マネースクリプトはお金に対する信念や考え方、思い込みのようなもので、人によってはお金は天下の回りものだからと言って、お金は使っていかないといけないと言う人もいれば、お金はちゃんと計画的に使うべきであり貯蓄することが大事だと考える人もいるように、お金に対する考え方というものは人によってかなり違うものです。
あなたにとってお金は何ですか? という質問を投げかけると、人それぞれ全く違う考えを答えると思います。
これをマネースクリプトと言います。

このマネースクリプトについても様々な研究がありますが、これらに共通して言えることがあります。
人間の収入や人生におけるお金の重大な選択などというものは、マネースクリプトでそのほとんどが決まるのではないかということです。
中には、その9割ほどがマネースクリプトにより決まるとまで言っているものもあります。

そんな多くの人のマネースクリプトを調べて、皆さんの人生に害をなすマネースクリプトを理解して避けてもらい、お金を賢く稼ぐことができて自由で素敵な人生を送ることができるマネースクリプトを身につけてもらいたいと思います。
それをテーマにマネースクリプトの解説シリーズとして紹介させてもらっています。

人それぞれのマネースクリプトがどのように決まるのかということについては、様々な要因があるわけで、住んでいる国の文化であったり、仲の良い友達や読んだ本、色々なことから影響を受けるとされています。

例えば、日本ではお金を稼ぐことに対してあまりにも貪欲だとネガティブなイメージを持たれやすいですが、アメリカであればアメリカンドリームという言葉があるように、移民の人たちもアメリカという文化の元ビジネス的な成功を掴むこともできるというイメージもあります。
これはいいとか悪いということではなく、住んでいる国によってお金に対する文化的な考え方も違うということです。
友達の影響も結構大きいもので、例えば、大学の頃に周りの友達が起業家を目指している人が多いとか、それぞれのビジネスで頑張っている友達が多いとなると、そのような人は日本でもアメリカでもビジネスが上手になったり、友達の影響を受けて自分も挑戦することが多いと思います。
僕自身もお金に関する本や研究から学んだことで、お金の大切さを学びお金に対する考え方も変わったということもあります。

親や家庭環境の影響が大きい!

そんな中でももっともマネースクリプトに対する影響が大きいのは、実は家庭環境です。
基本的に、人間の性格というものはその半分が生まれた瞬間に遺伝子で決まっています。残りの半分が友達や人間関係によって決まります。
親の影響は6%から7%ぐらいだとされていて、子供の性格にほとんど影響を与えることはないとされています。

ところが、マネースクリプトに対しては家庭環境が大きく影響を与えます。
お父さんやお母さんのお金に対する考え方が受け継がれた結果、ゆがんだマネースクリプトが植えつけられてしまい、いつになってもお金を稼ぐことができないということになりかねません。

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実際にお金もないのにお金の無駄遣いばかりしてしまう人がいると思います。お金を出して稼いでいるわけでもないのに金遣いが荒い人がいます。
これもゆがんだマネースクリプトを親から継承している人の特徴でもあります。
わざわざ自ら努力を無にするようなことをしたり、偶然にまとまったお金を手に入れたとしても、親に植え付けられたゆがんだマネースクリプトのせいでそれら全て吐き出してしまいます。
だからいつになってもお金を手に入れることができないわけです。

特に日本では、親から正しいマネースクリプトをちゃんと受け継ぐことができる人はとても少ないです。
日本ではどうしてもお金を稼ぐということに対してあまりいいイメージがありません。
そういった背景もあり、家庭の中で親が自分の家庭のお金の話をしたり、自分の収入のレベルや、どうやったらお金を稼ぐことができるのかということを子供に話さない親が多いです。
大人になってから投資の勉強をしたりする人は多いですが、子供の頃から親にお金の事を教えてもらったという人は結構少ないと思います。

国によっては子供の頃からお金の話や投資の勉強を学校で行うという国もあります。
ゆがんだマネースクリプトは、それを親から受け継いだ時のダメージは結構大きいものです。
一般的に、お金持ちの家の子供はお金持ちになったり、経営者の二代目がちゃんとビジネスを行うことができたりということはよくあります。
これは、親がちゃんと正しいマネースクリプトを持っていると、それが受け継がれるわけですから、このマネースクリプトの観点で最初の時点から有利だからです。

ゆがんだマネースクリプトを持っているとほっといても治りません。
これはバイアスと同じで意識するしかありません。
どのようなマネースクリプトを持っていたら、自分が破滅したり破損しやすくなるのかということを知るしかありません。

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自分は?自分の親は?

今回は、そんなお金を稼ぎづらくなり破産しやすくなってしまうマネースクリプトの中でも、親から受け継がれるものと学校の先生や友達など社会的に影響を受けやすいネガティブなマネースクリプトを11種類紹介させてもらいます。

これをもとに自分がそうなっていないのかということを胸に手を当てて考えてください。
怪しい場合には、親に連絡を取ったり子供の頃の親の発言を思い出してみてください。
皆さんの親が今回紹介する11種類のマネースクリプトを持っていたら、皆さんがそれを受け継いでしまっている可能性がかなり大きいです。

お金の事やマネースクリプトに関しては、それがどれだけ人生で大事なのかということを分かっていない人が多いものです。
そういう意味では、ちゃんと正しいマネースクリプトを持っている人の方がはっきりって少ないです。
だからこそ、そのマネースクリプトについて今回は紹介させてもらい、皆さんが親から受け継いでしまった間違ったお金に対する考え方や信念を改善していただけたらと思います。

少し自分が稼げるようになったりちょっとビジネスで成功したというだけで、やたらと気前良くなったりする人もいると思います。
自分がお金を持っている時というのは、自分が貧乏になるマネースクリプトを持っているということに気づけないものです。
ところが、そのマネースクリプトは、それを続けていると貧乏になる可能性が高いマネースクリプトですから、実際に貧乏になってから気づいても遅いです。
だからこそ、皆さんにも学んでもらいたい内容です。

親から受け継がれやすいやばいマネースクリプト

まず最初に、親から受け継がれる可能性が高い危険なマネースクリプトを2つ紹介させてもらいます。
これは親がこの特徴を持っていると、ほぼ子供もそれを持っていると考えてください。

他人のために気前よくお金を使いすぎてしまう人間になるマネースクリプト

気前よく人におごったりするのも人間関係では大切な時もありますが、世の中には残念ながら、いわゆるテイカーと呼ばれる他人から多くを奪い取ろうとする人たちがいます。
このような人たちは、他人に多くを与えようとするギバーにたかります。
このギバーの人が他人のために気前よくお金を使いすぎてしまうマネースクリプトを持っていると、テイカーが周りにどんどん集まってきて、あっという間にお金を失ってしまいます。

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もちろん人に多くを与えようとするのは美しいことです。
ですが、与えてはいけない人をちゃんと見抜くことが大切です。
これを見抜けなくなってしまうのがまず最初のやばいマネースクリプトです。

人が大勢集まっていると調子に乗って騒いでおごってしまいやすい人とかいると思いますし、オーナー企業の三代目が会社を潰してしまいやすいのもこのマネースクリプトが原因だったりします。
オーナー企業の創業者はお金がなかった頃を経験していますし、二代目はそれを見て育つので、2代目まではまだなんとかなります。二代目はすでにお金を持っている状態で子供を産み育てるので、三代目はお金がある時しか知りません。
そのせいで間違ったマネースクリプトが身につき、余計なところにばかりお金を使いすぎて破綻してしまいやすくなるわけです。

このマネースクリプトを持っている人は、例えば、不幸な事態になってしまった家族や友人のために度を超えた援助をしてしまうので、一見するととてもいい人に見えます。
周りの人を助けすぎてしまい、最終的にたかられ過ぎてしまい破産に追い込まれてしまうという人が、このマネースクリプトを持っていることが多いです。

気前よく保証人になったり肩代わりして、それを周りに見せすぎてしまうことにより、あの人が困ったら助けてくれる人だと思われて、周りの人からどんどん助けを求められます。
そうなると自分は苦しくなるわけですが、言った手前もありケチだと思われたくないのでまた助けてしまいます。

自分はそんなことはしないっていう人もいると思いますが、これから紹介するマネースクリプトを親が持っていた場合には、皆さんもこのような失敗をしてしまいやすくなる可能性があります。

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「今子供の世話をしておけば、子供は先々自分の世話をしてくれるだろう」

という考え方です。
自分の子供がいつか自分の世話をしてくれるだろう、介護をしてくれるだろうと期待している人は、このマネースクリプト持っている可能性が高いです。

もちろん親が困ったり介護が必要になった時に、それを子供が助けてあげるのは良いことです。
ですが、それは子供が自然とそうしたいと思いすることであり、それを子供に対して要求する親は、子供に「与えることによって助けてもらえる」という信念を植え付けてしまいます。

それが、いつか自分のためになるだろうと皆に配ることをさせてしまいます。
ところが、世の中はそんなに綺麗なことばかりではなく、お金がある時は周りは集まってくるけれど、お金がなくなれば離れていきます。

「お金を与えることは愛を与える事に等しい」

このような考え方を持っている親の元で育つと、他人に気前良くなりすぎてしまうマネースクリプトを植えつけられてしまう可能性が高いです。

これは当然ですがお金を与えるということだけが、相手のために自分がしてあげられることのすべてではありません
例えば、アドバイスをしてあげたり話を聞いてあげたり、相手がしんどい時や落ち込んでいる時には、今日ぐらいは自分がおごると一緒に飲みに行ったり、それが友情であっても愛情であっても、本来は親切や行動によって関係を深めていくものです。

親切や行動によって相手に与えるべきなのに、そこにお金を介在させてしまう人がいます。
そうなると、お金を使ったりお金を与えないと関係を作れないと思ってしまうので、そんな親に育てられた子供は他人に無駄にお金を使ってしまう人になりやすくなります。

他人のためにしてあげられることというものは、お金をかけなくてもできることがいくらでもあります。
むしろ、お金ではできないことの方がたくさんあるはずです。
友達のことを考えてみたり恋人のことを考えてみると、そんなお金ではできないけれど、その人のためにできることはいくらでもあるはずです。
なのに、なぜかそこでお金でそれをしようとしてしまいます。

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「もしあなたが十分なお金を持っているのであれば、恵まれていない家族の世話をするのが自分の義務だ」

簡単に言うと、お金をたくさん持っている人は、恵まれない人の支援をしなくてはいけないし、それが義務だと考えている親の元で育てられた子供は、気前よく無駄に周りのためにお金を使いやすくなります。

十分にお金を持っている人が恵まれない家族のために世話をするというのは、当たり前だしいいことだと思う人もいると思います。
世話をすること自体は良いことですが、本来は自分が助けたいと思う人を助けるべきです。自分が助けたくない貧しい人まで助ける必要はありません

自分が助けたい人を助けるというのはとても良いことですが、それが義務だと教え込まれてしまうと、もっと助けないといけないと考えるようになり、自分自身が苦しくなってしまいます。

「家族の誰かに金銭的な責任を負わせると、自分が拒絶されてしまうかもしれない」

これは自分の近しい人などにお金を貸す時に借用書を書いてもらうことが言えないとか、近しい人や家族がお金に困っていて借金しようかどうしようか悩んでいるという時に、自分が貸してあげると言ってしまう人です。
要するに、自分の周りの人にお金に対する余計な責任などを背負わせたくないし、それを背負おうとしている人がいるとついつい助けてしまう人です。

その人がお金に関する責任を背負わないといけない状況にしてしまうと、自分が嫌われてしまうのではないかと考えてしまうので、お金を貸す状況になった時に余計なトラブルを避けるためにも一応借用書を書いておいて欲しいということが言えないわけです。

そもそも大事な人にお金を借りる人はその時点で終わりです。
お金を貸して欲しいと言われたとしたら、それは友達をやめようと言われているのと同じです。
これは忘れないようにしてください。
「お金貸してほしい」は、「友達をやめよう」と読み替えてください。

自分がビジネスに挑戦する時に出資して欲しいとか、自分のプランに対して一緒にやって欲しいと言うのであれば、それはまだ分かりますし、一緒に飲みに行って終電を逃した時に電車代貸してと言われて、今度代わりに一杯奢れよというなことであれば全然いいと思いますが、普通に考えて相手に負担になるような金額を、ただただ借りようとする相手はその時点で終わりです。

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「友人や家族との距離を縮める方法のひとつは、プレゼント贈ったりお金を貸したりあげたりすることだ」

という考え方を持っている人も危険です。
仲良くなろうとか関係を良くしようと思った時に、すぐにプレゼントを贈ろうとする人がいると思います。
商品券やお金をあげようとする人もいますが、人間関係というものはお金で買うことができるものではありません

相手と友達になれるかどうかということが何で決まるのかという研究を見てみると、相手と共に過ごした時間の長さで決まるということが分かっています。
会話の量であったりプレゼントの量では決まりません。
一緒にどれぐらいの時間を過ごしたかということで決まります。

僕も友達にワインをプレゼントしたりすることがあります。
ですが、ワインの場合には一緒に飲んだりするので、そのプレゼントが時間の共有に結びつくということがあり、僕は一緒に楽しむことができるものをプレゼントするようにしています。

プレゼントはそれ自体が関係を深めたりするものではなく、きっかけにはなるかもしれませんが、共に過ごす時間こそが関係を深めるものです。
共に時を過ごすことにプラスにならないものをプレゼントしても、関係に対しては何のプラスもありません。

このような特徴に自分の親が当てはまっている場合、あるいは、自分が当てはまっているという場合には、これは誰に気をつけておかないと、困れば困るほど他人にお金を与えるようになってしまいます。

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他人に経済的に依存してしまう人間に育つマネースクリプト

これは皆さんが持っていた場合には、すぐに直しておかないと子供が経済的に自立できなくなってしまいます。
よく何歳になっても実家で親に甘えていて、簡単に借金してカードで破産してしまうような残念な大人のニュースもよくあると思います。
そんな大人に育ってしまいやすくなるマネースクリプトです。

これは絶対に直さなくてはいけないマネースクリプトですし、子供に受け継がせてはいけないマネースクリプトです。
他人からどうやってお金をもらうかということばかり考え、自分で価値を生み出すことが出来なくなってしまいます。

ここから先のマネースクリプトはDラボで紹介させてもらいますが、これらはけっこう人が抱えてしまいやすい人生の問題と結びついています。
Dラボは、今なら20日間無料で見ることができますので、是非今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。

親の育て方がほとんどの原因!破産する人の11の特徴〜前編【マネースクリプト③】

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参考:Bradley T. Klontz et al. (2008)Wired for Wealth: Change the Money Mindsets That Keep You Trapped and Unleash Your Wealth Potential. HCIISBN: 0757307949

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