子育てでは野菜を食べさせるというのは重要な話題なのではないでしょうか。
みなさんは野菜を食べていますか?
僕は1日に800gぐらいは野菜を食べるようにしています。少なくとも320gは食べるようにしています。これは野菜を食べると若さを保つことができて脳にも良いと言われているからです。
例えば、2017年に出されているラッシュ大学の研究では1068名を対象に食べているものを2004年から2013年までの9年間継続して調べて外見や脳の見た目の違いを検証しました。全てのデータを回帰分析した結果、1日に1.3食分の葉物野菜を食べている人は1日0.1食分の人に比べて見た目が5歳も若く見えて脳も11歳若かったということがわかっています。
やはり、野菜を食べていると肌の調子も体の調子も良くなりますし、脳にも良いのであれば野菜は食べたほうが良いです。
1食分というのはどのぐらいになるかというと、生の野菜であれば1カップが240ml以上、加熱している野菜であれば360ml以上食べると良いとなります。それぐらい大人も野菜を食べたほうがいいです。
大人ももちろんですが、子どもこそ野菜を食べたほうがいいです。
子供の頃にファーストフードなど高脂質・高糖質なものを食べていると誘惑に弱くなったり様々なネガティブな状況が起きやすくなります。ところが子供に野菜を食べさせるのはなかなか難しいです。食べさせようとしてもなかなか食べてくれないというお母さんの声も聞きます。
ではどうすれば食べてくれるのか?
コロラド大学の研究で、ある方法を使うと子供が自然と36%も野菜を多く食べるようになったというものがあります。
235名の未就学児を対象にした実験です。お昼ご飯の時に全体をふたつのグループに分けました。
- 何も書いていない無地の白いお皿でもらったグループ
- 野菜や果物のイラストが描いてあるお皿で食べてもらったグループ
このグループに分かれて子供たちにご飯を食べてもらいました。普段どおりの食事を3日間続けてもらいました。
その結果、野菜や果物のイラストが描かれている食器を使ったグループは無地の食器を使ったグループに比べて野菜の消費量が36%も増えていたということです。
野菜などのカラフルな絵が描いてあるお皿で食べさせてあげると子供はなぜか野菜を食べるようになるということです。ところが果物の消費量に関しては優位性は確認できなかったということです。果物は白いお皿でもカラフルな野菜でも子供は食べるということかと思います。
研究者たちのコメントとしては、観察した内容にもよるとカラフルなお皿で子供達はテンションが上がったのではないかということです。その上がったテンションの勢いで野菜を食べるようになったのではないかということです。
確かに、子供達に人気のあるユーチューバーの人もカラフルな人が多かったり不思議な表情をする人がいます。そんな人を見ると子供たちは不思議なくらいはしゃいでいますよね。そんな子供達から見た面白いと感じるような刺激を与えてあげると子供はテンションが上がって行動がエスカレートして野菜も残さず食べるようなことが起きるのではないかと思われます。
これは様々な場面で応用できる実験ではないでしょうか。
ちなみに、子供が大人しくなるようにスマホでYouTubeを見させながら食事させるというのは一長一短です。人間は動画など何か他のことをしながら食事をすると満腹中枢があまり刺激されず食べ過ぎてしまいます。
逆にいうと、例えば、いきなり野菜を800g食べようとするとかなりしんどいですが、わざと動画を見ながらとか気をちらせながら食べると結構食べることができます。思いっきり食べる必要がある時にはそんな使い方もあります。
テレビを見ながらポテトチップスを食べたりしたら危険ですが、大人が食べないといけないものを食べる時には使うのもいいかと思います。
ぜひ実践して見てください。
子育ては、人間が行う活動の中で最も難しいものと言えます。
研究では、子供をつくり育てるということは人生全体の幸福度としては若干のマイナスになるそうです。これは子供から喜びが感じられないということではなく、もちろん喜びは感じられますがそれ以上に子育ては大変ということです。そのため結果的には若干マイナスということが昔から言われていることです。
ですから、その大変な子育てが少しでも楽になり幸福度をあげられるようにオススメの動画なども紹介しておきますので参考にしてください。
子供心も読めるようになる、共感力トレーニングはこちら
→https://www.nicovideo.jp/watch/1546191723
最高の子供部屋を作りたいなら、超集中部屋の作り方
→https://www.nicovideo.jp/watch/1546143003
子育てに、ママ友に、仕事に疲れたなら、ストレスに負けず疲れづらいメンタルの作り方→https://www.nicovideo.jp/watch/1536504785
参考
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2694796
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