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N国党に 【パンツ一丁で誘われた】件についてwww

N国党に パンツ一丁で誘われた件についてwww

DaiGo MeNTaLiST

先日、NHK から国民を守る党の立花代表のスピーチについて、政治的に目指していること云々ではなく、スピーチの構造自体が興味深かったという話を紹介させてもらいました。

それに対して立花さんが YouTube に動画を投稿されていて、DaiGoさんにYouTubeで取り上げられましたと言われ、立花さんの動画が凄い再生されていると教えてくれる人がいました。その時に、立花さんはスーツを着ていましたが、撮っているカメラをパソコンの画面に向ける瞬間に、パンツは写っていませんでしたが、膝の上ぐらいの肌が写っていました。
この人は、パンツ一枚で撮影しているのかと思ってしまいました 笑。
パンツ一丁で上はスーツ姿の人に、「コラボしましょう」言われたのは、生まれて初めてかもしれません 笑笑。

政策などに特に意見するつもりもありませんが、立花さんは言葉や SNS の使い方がとても上手いと思います。

例えば、2017年のオターバイン大学のNoam Shpancer博士が行なった研究で、プロパガンダ分析機構が集めたデータをもとにして、大衆扇動の上手い人たちの手法について調べた研究があります。
この研究を参照すると、N国党がしていることと結構近いことが出てきます。
支持するとかしないとかではなく、今後目が離せない気がしています。

ラベリング

プロパガンダのテクニックがちゃんと使われているということを紹介させてもらうと、まずラベリングをしっかり行なっています。
これは政治の基本ですが、誰が敵なのかということを明確にしないといけないということです。敵を明確にしてその敵にラベルを貼るということが必要です。

状況によりその時は変わる場合もありますが、基本的に、この敵はあまり変わらない方がいいです。
これ自体が政治としていいかどうかということは別ですが、ずっと同じ敵と相対し続けるほうが、党員や支持している人たちを団結させることができます。

例えば、いい例えがありませんし酷いことですが、ヒトラーはユダヤの人たちを敵に回すことによって政権を保っていたわけです。これは歴史としては本当に恥ずべきことであり悲しいことですが、大衆を扇動するという意味ではよく使われるテクニックではあります。

今回のN国党の場合は、非常にシンプルでNHK をラベリングしています。「不倫路上〇〇」などうまく加えてラベリングしているわけです。敵を明確にしているので、そういう意味では、一般的には、この政治家を支持して国を良くしようとなんとなくぼんやり考えて投票している人が多いと思いますが、N国党の場合は、ただ単に面白いからと投票している人もいるでしょうけれど、NHK の受信料を払いたくないとか NHK を変えたいという意志のもと集まっている人がほとんどだと思います。

つまり、フォロワーの質が違うわけです。
普通の政治家のフォロワーは、政治に対する考え云々というよりはその人を支持していて信用することで、なんとなく国が良くなったらいいなというある意味人任せ的な投票です。
ところが、N国党に投票している人達は、NHK に受信料を払いたくないと思っていて、あるいは、払っていない人が多いわけです。
ともに NHK をぶっ壊したいと思っている人たちが投票しています。そういう意味でのフォロワーの質が違うわけです。

立花さんの上手いところとしては、N国党以外には入れないと思っているような議員さんも受け入れているところです。なぜかと言うと、彼の目的はひとつだけで、NHK をぶっ壊すということだけです。そのためだったら何でもするし、それ以外はどうでもいいと考えているので、大きな政党に迎合もするし、素行が悪い問題を抱えている議員も受け入れるわけです。

政治家としては、こんなにもわかりやすいスローガンはありませんし、その目的達成のためにはあらゆる手段を講じようとする姿勢や、自分の目的は NHK をぶっ壊すだけだと開き直ることができるのは、まさしくこれこそが政治家だという気もします。

個人的なストーリーが見える

他には、自分がもともと NHK の社員で不正を告発したらいじめられたという個人的なストーリーが入っているのも素晴らしいです。
例えば、皆さんが誰か政治家を一人思い浮かべたとして、その人が何故政治家になろうとしたのかというストーリーが思い浮かぶでしょうか。
なぜ政治家になろうと思ったのかわかる政治家がいるでしょうか。この個人的なストーリーが見えてこない政治家がほとんどです。

ところが、立花さんの場合はみんながそれを知っています。
人となりが見えないと信用しようがありませんので、一票の重さは変わらないかもしれませんが、N国党に投票した人たちは質が違うと言えます。ですから、これから拡大する可能性もあると思います。
多数決ではなく、革命が行われていたような熱狂が世の中を変える時代であれば、本当に何か大きなことを成し遂げている可能性もあるフォロワーの集まりです。

仲間意識の強調

これもプロパガンダでよく使われる手法ですが、結局、「私についてきてください」ではなく、「私と一緒に変えましょう」という感覚が大切です。
つまり、ただ単に政治家の人に投票した有権者の人たちではなく、NHK をぶっ壊すという信念のもとに集まったフォロワーが立花さんが抱えている有権者の人達です。

そういう意味では、ひょっとすると何か面白いことになるかもしれないとも思えますので、注目するのに値すると言えるのではないでしょうか。

ワンイシューでそんなことに税金を使わないでほしいと言っている人もいますが、はっきり言って税金はろくでもないことで使われていることの方が多いものです。
人間の自制心には限度があります。自分で一生懸命稼いだお金であれば、大切に使ったり節約しますが、黙っていても毎年集まってくる他人のお金に対して、それを理性的に使えるほど人間の脳はうまくできていません。
ですから、科学的に見ると税金は無駄に使われるものだといえます。

最近は、このような時事ネタも扱っていますが、科学の知識はそのままだとなかなか使いにくいものです。
例えば、人を動かすテクニックも色々とありますが、その知識を学んだだけではなかなか使う人も少ないのが実情です。ただその知識を知った上で、世の中で起きていることに対して裏読みしてみるととても面白いいものです。

人を動かす言葉を身につけるためのおすすめ動画
コピーライティングの科学~人を操る「刺さる」「儲かる」言葉の作り方
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リサーチ協力:Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo/

参照:Noam Shpancer (2017) The Con of Propaganda To avoid being manipulated by propaganda, learn to recognize it.


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