この知識はこんな方におすすめ
- 趣味でも稼ぎたい!
- 本業で成功したい!
【仕事と勉強のパフォーマンス】上げる趣味、下げる趣味
趣味を持つことが大事だと昔から言われます。
実際に、最近の研究で、趣味が僕たちの仕事や勉強のパフォーマンスに大きな影響を与えるということが確認されています。
今回は、そんな仕事や勉強のパフォーマンスを上げてくれる趣味と下げてしまう趣味について紹介させてもらいます。
趣味を頑張っている人はかっこいいと思います。
特に、仕事でもバリバリ働いて成功しているのに、趣味でもプロ並みの実力を発揮しているような人もいます。このような人は何が違うのかということについても紹介したいと思います。
これを理解すると本業でも趣味でも稼ぐことが可能になります。
趣味をやればやるほど本業でも稼ぐことができるようになり、趣味の方のパフォーマンスも上がる可能性があります。
そうなると、趣味でも本業でも稼ぎながら充実した毎日を過ごすことができるようになります。
これは経営者の方でなくても参考になる内容だと思います。
先日新刊が出ましたのでこちらもよろしくお願いします。
名言セラピーというものがあり、名言に触れたり覚えておくことによってメンタルが強くなったり自分の心を叩いてくれるようになります 。
そんな目的で、過去の偉人たちの名言も参考にしながら心理学的な内容もベースに365の名言としてまとめています。
📚最新刊
人生を変える言葉365
スポンサーリンク
ちなみに、趣味をやりたいけれど時間が無いという方は、まずは時間の作り方から学んだ方がいいと思います。
これについては、僕の本ですがこちらを参考にしてみてください。
どんなに忙しい人であっても、よほど気をつけていない限りは週に30時間から40時間の無駄が生まれていると言われます。
逆に言うと、この時間の作り方さえ理解できれば、週に30時間から40時間の自由な時間が生まれるということになります。
今まで無駄にしていた週に30時間から40時間の時間を取り戻して、それを今回紹介する趣味を行う時間にあててください。
📚週40時間の自由をつくる 超時間術
多くの人は時間がないのではなく時間に対する感覚が歪んでいるだけです。
SNS やスマホの普及によってどこにいても連絡が取れて時間の感覚が歪んでいる人が現代人には多いです。
この時間の感覚の歪みを直さない限りは、時間を上手に使うことができないということが研究でもわかっています。
この時間の感覚の歪みを直すだけで、本業にも趣味にも時間を十分に使っているけれど余裕があるような状況になります。
そんな時間感覚を改善するための方法については、今回のおすすめの動画を参考にしてみてください。
Dラボ▶人生変わる7つの時間感覚改善ツール
趣味で仕事の効率が上がる条件
まず、趣味で仕事の効率が上がるための条件について知っておいてください。
趣味が大事だと言われますが、全ての趣味が僕たちの仕事や勉強の効率を上げてくれるわけではありません。
当然ですが、自分はソシャゲやパチンコが趣味だからといって、それで本業の効率が上がるはずはありません。
人によっては、趣味をやることによって本業がおろそかになりパフォーマンスが下がってしまう場合もあります。
この違いが重要です。
人によっては、趣味をやればやるほどもっと趣味の時間が欲しくて本業がおろそかになってしまう人もいれば、趣味をやればやるほど本業に対する意欲が上がって結果もどんどん出してる人もいます。
今回は、シェフィールド大学の研究をベースに解説させてもらいます。
趣味に対して人生を捧げているかのような男女129人を集めて実験を行なっています。
行なっている趣味はかなり幅が広く、人によってはロッククライミングをしていたり、趣味でコメディアンをしているという人もいました。
スポンサーリンク
そんな様々な趣味を持っている人たちが、普段どれぐらい趣味に時間や労力を使っているのかということを7ヶ月間記録しています。
毎日趣味に時間を使っている人もいれば、平日は仕事に集中して週末だけがっつりと趣味の時間にしている人もいました。
趣味に対してどれぐらい真面目に取り組んでいるかということもチェックしています。
例えば、趣味の上達のために一生懸命トレーニングしていたりしているのか、あるいは、気分転換を目的にほどほどに趣味をしているのかなどチェックしました。
さらには、本業の仕事に対する自己効力感もチェックしています。
自己効力感というのは、自分の力で状況を変えることができるという感覚です。
仕事ではトラブルも必ずあります。そんなトラブルがあっても自分の力で何とか解決できるという感覚がどの程度あるかということです。
仕事に対する楽観性と考えることもできますが、これは仕事に対して楽観的な人の方が、ストレスにも強くアイデアも出やすいということがわかっているからです。
そして、実際の仕事に対する成果やパフォーマンスもチェックしています。
これらのデータにより、趣味に対する取り組み方が仕事の成果やパフォーマンスに連動しているのか、連動しているとしたらどのように関わっているのかということを明らかにしようとした研究です。
結果:趣味に時間を使うほどパフォーマンスアップ
その結果、やはり趣味に時間を使う人ほど仕事でのパフォーマンスが高くなっていました。
データを見ると、いつもよりも趣味にたくさん時間を使った時には、仕事のパフォーマンスが上がっていました。
スポンサーリンク
普通に考えると、仕事が忙しい時には趣味は休もうとする気がします。
ところが、実際には、逆に趣味に時間を使った方が仕事がうまくいくようです。
本業が忙しい時には、趣味の時間も確保して取り組んだ方が、結果的には仕事もはかどるということです。
これが、大企業を経営しながら趣味はプロレベルというような人たちの状況のようです。
例えば、ゴルフではプロレベルの実力を持っているのに、本業では毎日大企業で大きな成果を出している経営者がいたりします。
これも趣味の時間を大切にしているからかもしれません。
仕事のパフォーマンスを上げる趣味の2つの条件とは?!
ただし、仕事のパフォーマンスを上げる趣味は2つの条件を満たす必要があります。
逆に、この2つの条件を満たさない趣味の場合には、皆さんの本業のパフォーマンスを下げてしまいます。
たった2つの条件を満たすかどうかで、本業のパフォーマンスを上げるか下げるかが決まります。
基本的には、この2つの条件の両方を満たしても構いませんが、どちらかを満たしていればいいです。
趣味でも本業と同じように稼げるようになりたいという人の場合は、条件1を満たしてください。
そこまでではないけれど、趣味も充実させて本業で稼げるようになりたいという人の場合には、条件2にだけを満たしてください。
条件その1 :仕事内容と趣味がかけ離れていること
この実験では、その趣味の内容が本業の仕事内容と大きくかけ離れていなければ、いくらその趣味に時間を費やしても仕事のパフォーマンスは上がりませんでした。
例えば、皆さんが普段パソコンで行う仕事をしているのであれば、ゲームを趣味にすると動作としても似ているのでこの条件を満たさないわけです。
ですから、僕の場合は読書は本当に好きで毎日していることですが、どちらかと言うと仕事のようになっていますので、体を動かす運動を趣味にしています。
本業と趣味が身体の使う機能など重複することなく、かけ離れた内容であればあるほど、趣味を行うことによって本業のパフォーマンスが高くなります。
本業でも成功して趣味でも高いパフォーマンスを発揮している人は、大抵の場合この条件を満たしています。
本業が頭を使うことをメインにした仕事であれば、趣味は体を動かすことをしています。
この条件1を満たしていれば、続く条件2を満たしていなくてもなんとかなります。
条件その2 :趣味を真面目にやらないこと
僕にとっての読書のように、本業と距離は近いけれど好きだから趣味にしたいという人もいると思います。
そんな人はこの条件を満たすようにしてください。
もし趣味が仕事の内容に非常に近いものであれば、趣味はかなり気楽に行うようにしてください。
ある程度適当に行うようにしないと、仕事のパフォーマンスに対して良い影響はありません。
ですから、自分が本気で趣味にも取り組んで本業でのパフォーマンスアップにもつなげたいのであれば、本業とはかけ離れた趣味を全力で行う必要があります。
その場合には条件その1を満たすしかありません。
そうではなく、趣味でプロレベルを目指すわけではないし、本業とある程度似ているジャンルだけれど趣味を楽しみたいと思うのであれば、真面目にではなく気楽に趣味を楽しむようにしてください。
実際に、条件その1を満たしておらず本業に近い趣味に真面目に取り組んでしまうと、逆に仕事のパフォーマンスが下がっていたということが確認されています。
趣味が Netflix だとかソシャゲだという人は多いと思います。
特に、現代人は普段からパソコンやスマホを見ることが多いですし、パソコンやスマホを仕事に使っている人も多いと思います。
このような人は、できるだけパソコンを使わないような体を動かす趣味を持った方がいいです。
それが難しいのであれば、あまり真面目に取り組むのではなく適当に楽しむ程度にしてください。
仕事内容と趣味がかけ離れている状態でのメンタル
仕事とはかけ離れた趣味を持っていると、趣味に時間を使うことで脳がリフレッシュされてリソースが回復します。
それによって、次に仕事を始めた時に全力で集中することができるようになります。
ですから、仕事内容と趣味がかけ離れている必要があるわけです。
これが趣味の効果でありいいところです。
逆に、この仕事内容と趣味が近い状態だと、脳の同じ部分のリソースを本業と趣味が奪い合うようなことになってしまいます。
結果的に、仕事に使うことができる脳のリソースが減ってしまい、パフォーマンスが下がってしまうわけです。
ですから、一番重要なのは仕事内容と趣味がかけ離れているということです。
それがどうしても難しい時だけ、趣味を真面目にやらないというのが良い方法だと思います。
そもそも趣味は真面目にやる必要はありません。
最初は気楽に始めて楽しくなってくればがっつり頑張ってみればいいだけです。
仕事だけが重要だという人も多いと思います。
ただ、その場合も仕事が本当に重要なのであれば、かけ離れた内容の趣味を持つことは本業に役に立つはずです。
今まではあまり興味がなかったことでも試してみるのも良いのではないでしょうか。
スポンサーリンク
ちなみに、仕事でついつい先延ばししてしまう人が趣味を始めることもできません。
仕事で先延ばしばかりしているので趣味に割く時間がなくなったりもします。
この先延ばし対策については、僕の本ですがこちらを参考にしてみてください。
Amazon の Audible であれば無料体験で全部聞くことができるようになっています。
【オーディオブック無料】
先延ばしする人は早死にする! 「あとで」を「すぐやる」に変える心理学
そして、趣味を楽しむためには何よりも時間に対する感覚のリセットが重要です。
時間に対する焦りをなくしていないと、趣味をしながらも本業のことが気になったりしてしまいます。
そうなると、結局、本業の時と同じ脳のリソースを使うだけでなくそれによってメンタル病んだりもしてしまいます。
そんな時間感覚を改善する方法について今回のおすすめの動画も参考にしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
スポンサーリンク
毎月20冊の本・論文の知識が1日10分で学べる!
⭐️ 人生変わる7つの時間感覚改善ツール
📚最新刊
人生を変える言葉365
📚予約受付中
人生が変わる 神レシピ
📘 週40時間の自由をつくる 超時間術
📗 【オーディオブック無料】
先延ばしする人は早死にする! 「あとで」を「すぐやる」に変える心理学
リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://daigovideoapp.page.link/4Soe
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0001879119301125