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企業の陰謀!朝食を抜くと太る説

投稿日:2019年3月25日 更新日:

企業の陰謀!朝食を抜くと太る説

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昔から言われている1日3食きっちり食べましょうという説は正しいのでしょうか?

朝食を抜くと体に良くないと言われますが本当でしょうか。調べてみると恐ろしい事実が分かりました。この主張自体が大企業の陰謀なのではないのかという話が出てきます。
昔から1日3食きっちり食べましょうと言われてきましたが、最近は朝は食べずに昼と夜だけで断食時間を設けた方が痩せやすく健康になりやすく、むしろ1日3食食べる方が老化するとさえ言われ始めています。

朝食を抜くと太る?!

朝食を抜くことの危険性を論じている論文もあります。朝食を食べない人ほど肥満の傾向が高いという統計が確かに出ています。食べない時間があると余計に体が溜めこもうとして太るとも言われていました。
2003年の研究で1988年から1994年までのアメリカ人の健康データを調べると朝食を抜く人ほど1日の摂取カロリーが多くて肥満レベルが高いということが分かっています。
さらに、2002年の研究では2359人を6年にわたって調べた研究だと朝食を食べる人ほど体重をキープすることができていたというものもあります。
ここまで見ると朝食を抜くと確かに太りそうな気がします。

ただ問題があり、本当に朝食を抜いたから太ったとは言い切れません。朝食を抜いたから太ったのか、意識して断食をしている人ではなく朝食を抜くような不規則な生活をして健康に気を使っていない人だからただ太っただけではないのか、ということがこれらの研究からははっきりしません。観察研究ではどうしてもこのようなことは起きます。

実際にどうなのかということを調べてみると、2010年の系統的レビューによると、朝食を抜く子供に確かに肥満は多いということはありますが、全ての研究が観察研究なので朝食を抜いているから肥満になっているのか、朝食を抜くようなだらしない生活をしている人が肥満になるというだけなのかはわからないとしています。

朝食抜くと太る説を言い出したのは誰なの?

そもそも朝食を抜くと太るということを誰が言い始めたのでしょうか。
2003年の研究で朝食を食べようという研究に対してお金を出している人がいました。シリアル食品のケロッグ社がこの研究に対してはスポンサーになっています。
他にも朝食を抜くことの害を主張している2012年の研究に対してはクエーカーオーツなどのシリアルメーカーがバックにいることが多いです。
海外ではシリアルメーカーがお金を出してこのような研究をしているケースが多くありました。そう考えるとシリアルメーカーが意図的にこの説を流布した可能性も考えられます。

後ろにスポンサーがついていると駄目だということではありません。たまたまそのような企業がスポンサーについていただけということももちろん考えられます。

実際はどうなの?

もう少し精度が高い研究はないのか調べてみました。
2014年に行われた283名を対象にした厳密なランダム化比較試験(RCT)を行った研究があります。この研究には企業のスポンサーはありません。この研究では3箇所を3つのグループに分けました。

  • 朝食に食物繊維が少ないシリアルを食べたグループ
  • 朝食に食物繊維が多いオートミールを食べたグループ
  • 朝食抜きのグループ

それぞれ、朝食の種類だけ変えて他は自由に食べてもらいました。実験期間は16週間で終了後に全員の体重と体脂肪、コレステロール値や血圧などの健康指標を測定しました。
その結果、体重が大幅に減少したのは朝食抜きのグループだけでした。

やはり、ダイエットをしようとかカロリー制限をするほどはしたくないけれど体を絞りたいという人は朝食を抜いた方が良いということになります。
朝食を抜いたグループはそれ以外は食事制限は一切していなくても平均で1.18kg減っていました。シリアルグループは平均で0.12kg減っていてオートミールグループは平均で0.26kg増加しました。要するにほとんど変わっていませんでした。
不健康になったから痩せたということもなく、3つのグループとも健康指標には差はありませんでした。朝食を抜いたグループだけが健康の害はないまま痩せることができたと結論づけることができたわけです。
一つだけ問題があります。朝食抜きのグループだけがコレステロールの増加がありました。ただし、心疾患のリスクは上がっていませんでした。コレステロールが心疾患の原因になるのではないかということがよく言われていましたが、最近はアメリカでも特殊な病気の場合を除きコレステロールが健康指標と結びついているかどうかには疑問もあるとされています。
16週間で1kgちょっとですから健康的な痩せ方だと考えられます。

朝食を抜くと食欲増える説の嘘!

朝食を抜くと食欲が増えてしまい太りやすいということもよく言われていましたが、これも嘘だと分かっています。
研究者によると、朝食抜きのグループは昼や夜にドカ食いしてしまったり無駄に間食を摂りすぎるということもありませんでした。無理することなく結果的に総摂取カロリーが減って自然とカロリー制限ができていたということです。
1992年に52名を対象にした別の実験でも、朝食を抜いた方が体重が減るという結果も出ていますし朝食を抜くと体が栄養を溜め込んで太るという説は嘘だといえます。
というわけで、朝は食べなくていいのではないかということです。

食欲のコントロールが大事!

これから夏に向けて体を絞りたいと思う人もいると思います。
痩せようと思って運動をする人も多いと思いますが運動は痩せる効果ではなく食欲をコントロールするために適度な運動をすると考えてください。
適度な運動や筋トレをすると食欲を減らしてくれてその結果として総摂取カロリーが減り痩せたり腹筋が割れたりするようになります。食欲コントロールが大事です。その食欲コントロールの第一歩として朝食を抜くというところから始めてみるといいのではないでしょうか。

大事なのは1日に必要な総摂取カロリーを摂っているかどうかですから、各自の運動量などから必要な維持カロリーはTDEEで検索すると出てきますので、そのカロリーを何回に分けてもいいので、できるだけ時間を圧縮して摂るようにしてください。
空腹時に僕たちの体はオートファジーという機能が働きます。老化したタンパク質や傷ついたタンパク質を掃除してくれるこの機能は空腹時にしか働きません。ですから、断食時間を設けた方が若々しい身体でいられると言われています。
当然体に合わない人もいるとは思いますので合わない人は無理はしないようにしてください。

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参考文献
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20112153
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24898236
https://academic.oup.com/ajcn/article-abstract/55/3/645/4715167

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