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堀江貴文さん【盗撮発言】の狙いについて解説します

2019年11月20日

堀江貴文さん【盗撮発言】の狙いついて解説します

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この知識はこんな方におすすめ

  • ネチネチ突っ掛かってくる人に困っている
  • 細かい指摘ばかりしてくる人をどうにかしたい
  • 本質的な議論をしたい

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堀江さん「大阪のおばちゃん発言」

また上手に炎上されていた堀江さんについて解説させてもらいます。
いつも物議を醸し出すことを言われたり、正しいことを言われていても、あえて一部をぼかすことによって賛成の声と批判の声の両方を集めています。
基本的に人間は他人のことにそれほど興味はありませんので、正しいことや良いことを言っているだけでは注目されることはありません。あえて誤解を与えるような内容を伝えることで軽く炎上させて、それを上手にコントロールすることで自分に興味を持ってくれる人を集めるのがとても上手なのが堀江さんです。人を集めた中でその一部でも自分のことを好きになってくれる人がいればいいというのがおそらく堀江さんの戦略なのだろうと思います。
今回は堀江さんの大阪のおばちゃん発言について解説します。
これは堀江さんが駅で無断で写真を撮られてそれを注意したそうです。そうすると注意された「大阪のおばちゃん」が逆ギレして、それになぜか一緒にいた男性にまで逆ギレされたということがあったそうです。そんなことがあったということをコメントされた堀江さんに対して、突っかかった人達がいたようで、大阪のおばちゃんと言うけれど大阪ではなく京都や奈良の可能性もあるのではとか、大阪の人に失礼ではないかというような批判が起きて、それらに対してもいつものような調子で対応されたそうです。
そんなやり取りが Yahoo ニュースにもなっていたということです。
堀江さんはとても賢い方ですからきっと戦略としてこのあたりもされていると思いますので、このこと自体をとやかく言うつもりはありません。
今回の堀江さんのように、やたらと有名人や著名人に絡む人がいます。僕たちはこのようなことに普段絡もうとすることもないし、わざわざ意見も言うことはないと思います。いちいち絡んでは炎上させようとする人たちは一体どのような人たちなのでしょうか。そして、どのような手法を使っているのでしょうか。

詭弁のテクニック

この炎上させようとしている人達は、よく使われる詭弁のテクニックが使っています。相手を論理的ではない方法で論破する人たちがよく使うテクニックです。
ウィーク・リンクと言われるもので、これを理解しておけばこのような批判や攻撃を受けても怖くはありません。
ウィーク・リンクとは、相手の結論が正しかった場合でも議論の過程や表現に少しでも弱い部分や間違いと言えるような部分があった場合に、その部分だけを指摘して議論全体を否定したり印象を下げようとする方法です。
例えば、「言いたいことは分かるけれど、最初の言い方や〜の部分がなかったらよくわかるけど、それがあるから全部台無しだよね」というようなことを言う人がいますが、これがまさにウィーク・リンクです。

今回堀江さんが大阪のおばちゃん発言をしたのは、大阪のことや関西弁のことをとやかく言いたいわけではなく、有名な人だからといって盗撮は良くないし、当然誰にでもプライベートはあるので許可をもらってからするべきだということが言いたかったわけです。
有名人なんだからそのぐらい仕方ないだろうと言う人もいますが、そういう人たちは、例えば、有名人がお店で優遇されたりしていたら、有名人なのにずるいと批判するわけです。ところが、一方では有名人なんだからみんなと写真を撮れというわけです。そうなると、もはや単なるクレーマーです。
有名人だからといって誰とでも写真を撮らないといけないというのもおかしいですし、少なくとも相手の時間を奪うことにも繋がりますし、相手に対するマナーというものも必要になるはずです。
しかも堀江さんの場合はそれを注意したら逆ギレされたということですから、その部分について言いたかっただけです。
議論の中心は、その人が大阪のおばちゃんなのか京都や奈良のおばちゃんなのかということは全く関係なく、人を勝手に盗撮するというのはよくないし、それを注意して逆ギレするというとんでもない人がいたということです。

議論の本質をずらそうとする人たち

ところが、このような炎上させる人達は議論の本質に注目しません。自分が否定できるところを一生懸命探します
皆さんの周りにもいませんか?
細かいところをいつまでもグチグチ言ったり、どっちとも言えないようなことをいつまでもしつこく言ってくるような人がいませんか。
例えば、プレゼンの資料を作ったら、 その資料の文字の位置やフォントなど本質とは関係ない部分ばかりに指摘をしてきて、本質の部分に関しては知識がないので何も言えない人達です。
他人の間違いは指摘できるけれど、自分の発言や言っていることに対する根拠をあげることができない人たちがいます。
自分の意見や自分からアイデアや解決策は出さないくせに、他人の間違いだけ一生懸命探し細かく指摘して、ひたすらウィーク・リンクしてきます。議論されていることや結論の部分は正しかったとしても、その言い方などの細かい部分をひたすら指摘してくる人がいます。
これが、今回の大阪のおばちゃん発言に噛み付いている人たちが使っている方法です。

対処法:議論の論点を再確認する

もし皆さんがこのような人たちにウィーク・リンクをされたとしたら、ちゃんとそれを相手に伝える方がいいと思います。
議論の中心や論点が間違っているということを伝え、その大阪のおばちゃんという発言がいい発言だったかどうかということはとりあえず置いておき、それはまた別で話すとして、あなたは有名人であれば盗撮されても良いという意見に同意しているのかというように尋ねてください。そうすると、当然「そういうわけではないけれど・・・」となるので、この世に自分の言いたいことをまずは通した上で、その後に必要であれば相手が指摘してきた細かい点に触れればいいわけです。

このような人がいた時には、議論の論点を再確認するようにしてください。
議論の論点を再確認すると、相手は2つのパターンのどちらかを取ってきます。
相手がまともな人の場合は、議論の論点を理解してくれるのでまともな議論がそこでできるはずです。
ところが、まともな議論ができなくてただ突っ掛かるだけの人の場合は、必ずまた論点をずらしてきます。また論点をずらしてきても決して相手にせず、今議論すべきことは何なのかということを確認してください。ひたすら議論の本質に戻すようにしてください。
皆さんにとって有益な情報や何かしらの気づきを与えてくれる人なのか、それとも、ただ単に文句を言いたいだけの人なのかということを見分けるためには、このウィーク・リンクを指摘し続ければいいわけです。
少なくともこちらが議論の本質を確認し続ければ、一貫した態度をとっているように見えますが、相手は徐々に批判するネタがなくなってきてそこには無理も出てきます。そうすれば論破することもできます。

ややダークな面倒な人に絡まれなくなる納得のテクニック

やたらと被害者面する面倒な人を手っ取り早く見抜くための質問

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【嫌なやつ】をうまくやり過ごす話し方〜ハーバード大学研究から
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1560006724

今回のおすすめ本

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、以下の参考文献を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、これらは、あくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。
より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをおすすめします。
訂正や追加情報があれば、随時修正や追記をします。
参考文献:Pirie. Madsen (2007)How to Win Every Argument: The Use and Abuse of Logic
Bo Bennett(2018)Logically Fallacious


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