人間関係

職場になじめる人の8つの特徴

この知識はこんな方におすすめ

  • 新しい環境に馴染みたい
  • 成長していきたい

適応力:新しい環境に馴染む力

新しいシリーズとして「適応力」について解説していきます。

新しい環境や新しい人間関係に、どのようにして適応していけばいいのでしょうか?

転職したり部署が変わったり、仕事や環境が変わって人間関係も変わり、そこに適応できない人がやはり一定数はいます。
うまく人間関係に馴染めなかったり、前の環境の方が良かったと嘆いたりします。
人間関係に馴染めないというようなことはないけれど、それでも前の環境の方が良かったという人も多いと思います。

そんな新しい環境や新しい人間関係に適用するための方法です。

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「キャリア適応力」とは?

まずは心理学的に言うところの「キャリア適応力」について解説させてもらいます。

人は仕事をしながら成長していきます。
成長しながら様々な環境に適応していきます

最初から自分に合う仕事、自分に合う人間関係を探そうとするとなかなか見つかりません。
好きな仕事に就きたいとか、やりたい仕事が見つからないという話をよく聞きますが、人間というものはまずはやってみなければ、それをやってみたいと思うことはありません。

キャリア適応力は仕事における適応力のことで、個人の能力に合わせて仕事をこなしていき、その過程で自動的にスキルアップしていきます
そのスキルアップによって、自分と環境の間にあったギャップを埋めていきます

自分の能力に合った仕事をこなしていきながら、徐々に成長していき、それによって環境に適応していくというのがキャリア適応力です。

まずはこれを理解しておいてください。
今の自分に完璧に合う環境を探そうとすると、1人でビジネスをしたりフリーランスでやっていく方向しかなくなります。
ですが、この自分でビジネスをするというのも、自分が思い描いていた生き方とは間違いなく違う事をしばらくは強制される方向です。

頭を下げるのが嫌だから独立したいという話をよく聞きますが、経営者になればお取引先や株主など、頭を下げなくてはいけない人がもっと多くなります。
会社の中では頭を下げなくてもいいかもしれませんが、会社の外ではもっと頭を下げなくてはいけなくなるのが経営者です。

だからこそ環境に適応していく力が重要です。

2018年のインドネシアの大学とアイルランドの大学が行った研究で、キャリアの適用に関する様々な45の研究から、非常に質が高いとされている16の研究をピックアップし、キャリアに適応できる人が持っている能力について明らかにしようとしています。

1. 誠実性 :瞑想や習慣化で高める

誠実性は物事をコツコツと続けたり計画的に進めていく能力です。
やるべきことをやって、やってはいけないことをやらないようにする、自分をコントロールする能力です。

基本的には性格特性ですから、何もしなければ鍛えたり変えたりしていくことは難しいですが、瞑想を行ったり、毎日行う小さな習慣を作ることによって誠実性を高めていくことはできます。

例えば 、運動習慣を作るとか、会社に入ったらまず一番にすることを決めておくとかでもいいと思います。
これは本当に小さな習慣でも構いません。
エレベーターに乗る時には必ず左足から乗るというような些細な事でもいいので、小さな習慣を続けていくことで誠実性は高まります。

自分は誠実性が足りないと思われる方は、そんな小さな習慣から始めるか、こちらの動画で瞑想に取り組むのがおすすめです。

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2. ポジティブ気質 :毎日プラスタスク

普段からポジティブな感情を持っている人の方が適応力が高くなります

嫌なことがあっても立ち直るのが早いですし、自分の疑問を感じるようなことがあったとしても、その中でもポジティブな面に目を向けて対応することができます。

とはいえ、いわゆるポジティブシンキングのように、自分はもっとポジティブになれなければいけないということではありません。
人はポジティブになろうと努力すればするほど、余計にネガティブになってしまいます。
ポジティブになろうとは思わないでください。

「毎日プラスタスク」というものを行ってください。
1日の中で自分がポジティブな気分に自然になれることを必ずひとつは予定として入れてください。
これは日常のタスクを入れる前に決めておいてください。

例えば、僕の場合であれば、本を読んでいる間は気分が良くなるので読書の予定を入れたり、猫と遊んだり筋トレをする予定です。
自分が好きでしていることを予定としてスケジュールに入れてください。
これが「毎日プラスタスク」です。

人間は無理をしてポジティブになろうとするとメンタルを病んだり悪影響が起きてしまいます。
そうではなく、自分が自然とポジティブになったりいい気分になっている行動を予定として増やしてください
これによって、努力してポジティブを増やそうとするのではなく、工夫して自動的にポジティブになることができます。

ポジティブ感情を高めると生産性が上がり、結果的に仕事があっという間に終わるという研究もあります。
これについて解説した動画も紹介しておきます。

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3. 自分の能力を信じること :自己効力感

皆さんは自分の能力を信じることができるでしょうか?

これは自己効力感という言い方もできますが、どちらかと言うと、自分の能力を信じるというよりは「自分の能力を高めていくことができる」ということを信じてください

自分の力を信じようとすると、自分に能力がないと思っていたり自己批判的な人は、余計にメンタルが落ち込んでしまいます。
ですから、自分の能力を信じるというよりは、自分には特別な才能があるわけでも生まれながらの天才でもないけれど、少しずつ行動したり努力を重ねたり工夫し続けることによって、自分の能力を高めていくことはできるということを信じてほしいと思います。

これを「成長マインドセット」と言います。
自分の能力は生まれつき変わらない、頑張ってもこれ以上変わらない、そう考えてしまうことを「固定マインドセット」と言いますが、こうなると何も変わらず未来はなくなってしまいます。
「自分が努力すれば少しは未来は変わる」と思える自信が重要です。

そんな成長マインドセットを身につける方法について解説した動画はこちらを参考にしてみてください。
自然と努力がクセになる考え方が身に付きます。

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あるいは、本で学ぶのであればぜひこちらを使ってみてください。

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4. 未来志向 :目先の欲求を避ける

人間というものは誰しも目の前の欲求にとらわれやすい性質があります。
目の前の欲求にとらわれてしまうと未来志向を持てなくなります

例えば、皆さんも今から一生懸命カロリー制限して毎日運動をすれば、夏には割れた腹筋や綺麗なくびれを作ることができるということは理解できると思います。
ところが、ほとんどの人はそれをしません。

これは、今目の前にある美味しいものを食べたい、だらだらとのんびりしたい、そんな目先の欲求に負けているからです。

ですから、まずはその目先の欲求を避ける癖をつける必要があります。
そうなると未来志向になりお金を稼ぐことも出来ますし、今目の前にあるしんどいことにも耐えることができるようになります。
今はしんどくても未来の自分のためになる行動をとれるようになります。

これについては「遅延割引」を防ぐ方法についてDラボでも解説していますが、おすすめとしては本当のお金持ち達に学ぶのがいいと思います。

お金持ち達に特有の行動パターンがあり、彼らの行動パターンは全て未来志向になっています。
目の前のことにとらわれず、10年先20年先のことを考えてビジネスをしたり投資をしたりしています。
貯金も同じで、未来志向を持てなければ貯金をする意味もなくなってしまいます。

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5. 希望 :強みを活かせる感覚

皆さんは希望を持って生きているでしょうか?

そんなに無理をして希望を持つ必要はないとは思いますが、自分の強みを活かせる感覚だけは大切にしてもらいたいと思います。

僕の場合であれば、本や文献はほっといても毎日好きで読んでいるので、それを情報を求めている人に届けるという仕事は、形は変わってもなくならないと思います。
自分の強みを理解できれば、自然とその強みを活かすことができる仕事を探すようになります。
自分の強みを活かせる仕事に就いて、その強みを活かせば活かすほど、当然ですが自然と希望が増えていきます
自分の可能性に目が向いて希望を持てるようになります。

自分の強みを理解してください。
その自分の強みをどう活かしていくかということを考えてください。

新しい仕事に就いたり職場の環境が変わった時に、多くの人はその仕事に必要なスキルは何だろうかと考えます。
そうではなく、その仕事をしていく上で、自分がこれまで培ってきた強みを活かすにはどうすればいいのか? と考えた方が適応力が高まると思います。

【24の性格】潜在能力を引き出すVIA理論①

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6. 楽観性 :しんどい時に6倍のやる気

楽観性も後から身につけることができる力です。

楽観性が高い人と低い人を比べると、自分がしんどくて苦しい状況に陥った時に、楽観的な人の方が6倍もやる気を発揮することができるということが示されています。

「楽観性」は技術で身に付けるものです。

これについてもおすすめの動画を紹介しておきます。
楽観性は成功を掴むために必要な能力のひとつだと言われています。

楽観性を身につけておくとしんどい時に乗り越える事が出来ます。
これは仕事だけでなくどんな状況でも役に立つ力だと思います。

成功に必要な7つの能力【楽観性の鍛え方】

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7. レジリエンス :失敗してもめげない

回復力と訳されますが、失敗して心が折れそうになった時に元に戻す力です。

特に新しい環境になると、人は仕事で失敗しないようにしようと考えたり成果を出そうと考えてしまいます。
こうなると適応できなくなります。

人は苦しみを乗り越えることによって心が強くなります。
自分は常に逆境に強くなっていて、そこで向き合っているものはすべて経験だと考えてください。
人は失敗を経験と捉えることによってレジリエンスが高まります

これを覚えておくだけでも適応力が高くなると思います。
レジリエンスの鍛え方についてはこちらの動画を参考にしてみてください。

立ち向かう自信をつける【レジリエンス強化法】

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8. セルフレギュレーション :我慢する力

自分をコントロールする力のことをセルフレギュレーションと言います。

仕事というものは、それに取り組んでからしばらく続けないと、その面白さもやりがいも見えてきません
そこで自分のスキルを発揮することもできません。

就職でも転職でも同じです。
働き始めて3ヵ月ほどで自分には合っていないからと仕事を辞めてしまう人がいますが、それでは自分に向いているかどうかもわからない状態で仕事を辞めることになってしまいます。

もちろん職場がブラック職場だったとか上司がやばい人だったと言うのであれば別ですが、そうでない場合であれば、自分が仕事に向いているかどうかを把握するためには3年から5年ぐらいは必要だと思います。
これは別に3年はその仕事を続けた方が良いということではありませんが、僕もテレビのような表に出る仕事は自分には絶対に向いていないとずっと思っていました。
それでも、数年続けてみたことで自分に向いていることや強みも見えてきました。

我慢する力を持っている人は、本当は自分にとって可能性がある仕事なのに、それを早々に諦めて逃すということがなくなりますので、結果的に適応力が高くなるのではないかと言われています。

この我慢する力も鍛えることができる能力です。
これについてはこちらの動画を参考にしてみてください。

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以上、8つの能力を持っていると仕事への適応力が高くなります。
自分に足りないと感じるものをそれぞれ鍛えてみていただけたらと思います。

新しい職場環境に即馴染める人の秘密

新しい職場環境となると、一番適応するのが難しいのが人間関係だと思います。
ここから先は、どうすれば新しい人間関係に馴染んでいくことができるのかということを解説していきます。
職場だけでなく、新しい集団に適応していくための方法についてもチェックしてみてください。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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参考:Wiwik Sulistiani., et al(2017).Career Adaptability: The Influence of Readiness and Adaptation
Success in the Education Context: a Literature Review
Ellen Mc Loughlin.,et al(2021).Adaptability in the workplace: Investigating the adaptive performance job requirements for a project manager
Jincen Xiao.,et al.(2020). Relationally Charged: How and When Workplace Friendship Facilitates Employee Interpersonal Citizenship
http://journals.sagepub.com/doi/10.1177/1948550610386808
https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/01492063211031303
Susan E. Cross.,et.al.(2000).The Relational-Interdependent Self-Construal and Relationships Hannes Zacher (2014). Individual Difference Predictors of Change in Career Adaptability over Time
http://spp.sagepub.com/content/6/6/653

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