この知識はこんな方におすすめ
- 面倒な人間関係のストレスを抱えたくない
- 付き合うべきでない人を事前に見抜きたい
無駄な人間関係のトラブルを避けるために!
今回は、特に人間関係で嫌がらせを受けたり嫌な気分を感じやすい人に覚えておいてほしい内容です。
陰であなたの事を悪く言う人の見抜き方について紹介したいと思います。
匿名であったり見えないところで他人を攻撃する嫌な奴がいると思いますが、このような人たちには実は特徴があります。
この特徴に対する見抜き方について紹介させてもらい、皆さんが人生で無駄な人間関係のトラブルに巻き込まれたり、面倒な人間関係を抱えなくて済むようにしていただけたらと思います。
ヘイト活動に参加しやすい人たちの共通点とは?
今回参考にしている研究はヘルシンキ大学の研究で、ネット上で他人を攻撃する人の特徴について調べてくれたものです。
匿名で他人を攻撃する人に特定の特徴はあるのかということを調べています。
ここからネット上だけでなく皆さんの陰口を言ったり、陰で皆さんのことを悪く言ったり攻撃してくる人の特徴も見えてきます。そのような人はやはりネット上でも他人を攻撃するのは想像するに難くないと思います。
この研究では、フィンランドに住んでいる15歳から25歳までの若者1200人を対象に、オンライン上での攻撃性やその人のパーソナリティ、SNS の使い方などをチェックして、他人を攻撃しやすい人に共通する特徴があるのかということを調べようとしたものです。
皆さんに対して面と向かって攻撃してくる人であれば、こちらもそれに構えて戦いようもありますが、そうではなくかけて悪い噂を流したり、ネット上の気づかないところで悪口を書いたりされると、当然気分悪いですし気づかないうちに厄介なことになりかねません。
特にある程度知名度のある人であったり、皆さんが何かに向かって頑張ろうとしている時にこのような人に絡まれてしまうと余計な労力をとられてしまいます。
皆さんが正しいことを言っているのに 、どうしようもない人たちに足を引っ張られることもあるかもしれません。
そんな見えない敵を見抜くための方法を学ぶというのは、そういう意味でもとても重要なことだと思います。
この研究でわかったこととして、いくつかのポイントが確認されています。
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ポイント1 :衝動的な性格の人が不安や憂鬱の精神状態を抱えた時
衝動的な性格や不安や憂鬱などの精神状態という要素を持っている人ほど、SNS 上で他のユーザーや他の人たちを挑発したり煽ったり、脅すようなメッセージを送ったり攻撃する行動が多かったということです。
ネット上で他人を攻撃する人たちが衝動的な性格という点は分かりやすいと思います。
衝動的で怒りっぽいから、自分をコントロールすることができずすぐ他人を攻撃するというのは理解できますが、そんな衝動的な性格の人間が不安や憂鬱の精神状態になっている時は他の人を攻撃する確率が高かったということです。
衝動的で怒りっぽく自分を抑えることができない人がいると思いますが、あのような人たちが不安を抱えたり憂鬱な気分になった時が一番危険だということです。
普段自分に対して敵対してるような様子も全くないのに、なんとなく元気がなさそうで落ち込んでいる人がいた時に、自分からするとかわいそうだから元気づけてあげたりしていたその相手が、実は陰で皆さんのことを攻撃していたりネット上で悪口を書いていたり悪い噂話を流していたというような話も時折聞くと思います。
割と近くにいてどちらかと言うとよくしていたつもりなのに、恩を仇で返されたというような経験がある人もいると思います。
その人が衝動的な性格かつ不安や憂鬱の精神状態を持っていた時には、そのような行動をしやすくなるということです。
ポイント2 :Twitter と Instagram の使用が多い
続くポイントとしては、Twitter 及び Instagram の使用が多い人ほどオンライン上のヘイト活動に参加しやすいということも分かっています。
つまり、Twitter への書き込みがやたらと多いとか Instagram を頻繁に使っているという人ほど、ネット上のヘイト活動やネット上で他人を攻撃する書き込みに加担しやすくなるということです。
Twitter はなんとなく分かると思いますが、意外と Instagram も良くないようです。
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ポイント3 :YouTube やメッセージアプリを主に使っている人は他人を攻撃しにくい
一方で、オンライン上でのヘイト活動や他人を攻撃するような活動に参加しづらかった人は、どんな SNS を使っていたのかということも分かっていて、YouTube やインスタントメッセージアプリ(繋がっている人との連絡手段としてのSNS )を使っている人はそのような活動にあまり参加しないということです。
確かに YouTube の場合であれば動画を見るという点で目的が明確ですし、LINE のようなメッセージアプリは、それで投稿したり知らない人と繋がるというよりは、知っている人との連絡手段としての役割が主なものになると思います。
このような目的がはっきりしているタイプの SNS で、かつ、一体多数ではコミュニケーションがあまり行われないようなSNS の使い方をしている人は、オンライン上のヘイト活動にあまり参加しにくい傾向があったということです。
SNS の利用という点では Twitter の使用頻度が高い人が危険だというのはポイントになるかもしれません。
僕も Twitter を使ってはいますが、Twitter のフォロワーと何か一緒にしたいとは思わないということを話したこともあります。
これは全体的に見てこのヘイト活動に参加しやすい人たちがやたらと多いということもあります。
それよりは YouTube で動画を見て知識を学びたいとか、僕が知識の Netflix を目指して作ったDラボの会員さんのように、自分を磨いたり目指す何かを達成したいと思っている人と一緒にしたいと思っています。
そのような点でも今回の研究は納得がいく内容ではあります。
まとめると、Twitter や Instagram の仕様が多くて、衝動的な性格の人が、鬱っぽいとかメンタルに不安を抱えているような状態だった場合には、陰で皆さんのことを攻撃してくる可能性が高くなります。
そして、ポイントはまだあります。
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ポイント4 :自己ステレオタイプ化が強い
自己ステレオタイプ化が強い人は、過去にオンラインのヘイト活動に参加していた確率がそうでない人よりも高かったということが分かってきます。
この自己ステレオタイプ化というのは、自分が所属するグループやコミュニティにふさわしい特徴を自分が持っていると感じる傾向のことです。
要するに、「自分はこのグループに所属する権利がある」「自分はこのグループに所属するにふさわしい人間だ」というようなことを思いやすい人です。
例えば、自分が有名な大企業に所属しているとしたら、その会社での肩書きを自分のアイデンティティにしてしまうような人がいると思います。
自分こそがまさにその肩書きを持つに相応しい人間だと考え、その自分が所属するグループによくありがちな特徴に自分がマッチしていて、それをやたらとアピールする人たちです。
ですから、今回の研究をまとめると、衝動性が高くて不安やうつ傾向を抱えている精神状態で、かつ、Twitter や Instagram の使用が多くて、さらに、自分が所属するグループやそこでの肩書きに執着するタイプの人は、皆さんのことを陰で攻撃してきやすい人ですから、これらに当てはまった場合には少し気をつけた方がいいかもしれません。
是非参考にしてみてください。
自分と自分の大切なものを守るために
今回は、そんな付き合ってはいけない皆さんのことを陰で攻撃してくる可能性が高い人の特徴について紹介させてもらいました。
陰で攻撃してくる人もいますし、面と向かってマウンティングしてくる人もいます。
このようなマウンティングや嫌がらせにどのようにして対処すればいいのかということも、いざという時に備えて必要だと思いますので、そんな方法について詳しく解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
自分がすごいということを見せるために皆さんのことを上から攻撃してくるような残念な人たちがいます。
このようなマウンティングする人たちにどのようにして立ち向かえばいいのかということを解説した内容になっています。
マウンティングの対策法を知っておけば、自分や自分の大切な人たちを万が一の時にも守ることができるようになります。
そんなマウンティングに立ち向かうための5つのテクニックについて紹介しています。
職場やママ友との間で結構ありがちですが、「あなたのためを思って・・・」と皆さんの味方のふりをしながら、皆さんのことを操ろうとしたり、近づいてきて親しくなってから攻撃してくるようなやばい人たちもいます。
このような皆さんの味方のふりをしながら攻撃してくる人たちのことをカバートアグレッションと言います。
このカバートアグレッションの対策法についても解説した動画を紹介しておきますので、こちらも是非参考にしていただけたらと思います。
どちらの動画も今なら D ラボで20日間無料で見ることができます。是非チェックしてみてください。
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人間関係のストレスへの対策
このような人間関係のストレスというものはやはりマインドフルネスで対策するのが一番だと思います。
こちらは僕の本ですが今なら Amazon のオーディオブックであれば1人1冊ですが無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。
やばい人たちへの対処方法を学ぶために
こちらはいわゆる自己愛型人間に対して、どのようにして対策すればいいのかということを教えてくれる本です。
皆さんのことを操ろうとしたり支配しようとするマニピュレーターと呼ばれるやばい人たちがいます。そんなマニピュレーターに対策するためにはこちらの本が役に立つと思います。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:Markus Kaakinen et al.(2020) Impulsivity, internalizing symptoms, and online group behavior as determinants of online hate. PLoS ONE 15(4):e0231052