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人間関係

あなたのコミュニケーションを劇的に変える、一点集中の原則

投稿日:2019年1月6日 更新日:

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いきなりですが、あなたはコミュニケーションに自信がありますか?

私は全く自信がありませんでした。
子供のころはいじめられっこで、友達もほとんどいなかった私はそもそもコミュニケーションをしなかったからです。
(その分、他人に表情などを読む力はついたのですが、それはまたおいおいお話ししましょう。)
いじめから脱却し、人生を大きく逆転させてから、さまざまなコミュニケーション理論を学びました。メンタリズムにおける暗示や誘導も、無意識のコミュニケーションという意味では、同じジャンルと言えるでしょう。

そして、メンタリストとしての活動を通して、多くの人に出会い、ビジネス、教育、友人関係、恋愛、子育て、部下の指導など、さまざまなジャンルの悩みの多くはコミュニケーションの問題から来ているということがわかりました。

コミュニケーションのコツとは何でしょうか?

私は、一点集中することだと思っています。

ほとんどの方が、相手に多くを伝え過ぎだと思います。多くを伝えることによって、相手に多くを期待してしまい、その結果、誤解を生んだり、問題が起きたりするのです。

今回は

「コミュニケーションを上達させる一点集中の原則」

についてお話しします。

あなたの特徴や伝えたいことなどを、一点集中することで、どんな効果があるのかをご紹介しましょう。

たったひとつの特徴が、あなたの評価を決める

「業績だけでなく、性格や適性など、総合的判断から、今回の君の昇進は見送りになった。」友人がこんなことを上司に言われたと聞きました。

はっきり言いましょう、人間にはフェアな総合的判断なんてできません

心理学では、目立つ一部の特徴によって、全体的な印象が決まってしまうハロー効果というものがあります。

簡単に言うと、ずば抜けて良いところがある人は、何でもできる人のように見えてしまう、ということです。
例えば、英語がペラペラな人は、仕事ができる人と思われますし、とても字がきれいな人は、頭が良いとか礼儀正しいと思われることがあります。目立つ特徴と、全体的な評価・パーソナリティには何も関連性はないのに、です。

心理学者ソーンダイクによる実験では、軍隊の上官に部下の評価をさせたところ、その評価は部下の目立った特徴に強い相関関係が見られたそうです。つまり、上司や親、同僚や友人はあなたの「目立った特徴」をもとに、評価の大部分を決めているといってよいでしょう。

だからといって悲しむ必要はありません、ハロー効果を利用してしまえばいいのです。自分にしかない特徴、得意な分野を見つけ、それを周囲にアピールするのです。あなたの評価はハロー効果によって高まります。

さらに、同僚や上司なども、「あいつはこの分野が得意だったな」と認識することで、あなたの得意な仕事を優先的にあなたに回し、そうでない仕事はほかの人に回すようになります。あなたへの評価が高まるだけでなく、嫌な仕事も回ってこなくなるのです。

この考え方は、友人関係や部活、あるいはPTAやご近所づきあいなど、さまざまな分野で応用できます

さて、

あなたが一点集中すべき「自分の目立った特徴」は何でしょうか?

伝えられることはひとつだけ

あなたがもし、これから大事なプレゼンや発表を控えているなら、伝えたいメッセージはひとつに絞るということをお勧めします。

あなたがたくさん話しても、相手にはわかってもらえなません。
他人の意見を聞くときの、人間の集中力には限界があります。ひとつのプレゼンや発表、会話などにおいて、複数のことを伝えようとすると、集中力と記憶力が分散し、結局何が言いたかったのかわからない、あるいは記憶に残らないということが起こります。

例えばあなたが相手に5つのことを伝えようとすると、ひとつの話題に対する集中力は20%しか使われないことになります。
(実際は、興味の度合いや積極性などによっても決まってくるので、単純に20%とはならないでしょうが、わかりづらく記憶に残りづらくなることは明らかです。)

さらに、いろいろ話そうとすることで、緊張しやすく、焦りやすくなります。たくさんのメッセージや、たくさんの情報を伝えようとすると、覚えることが多く大変になります。
「セリフを忘れたらどうしよう」
「わかってもらえなかったらどうしよう」
「間違えたらどうしよう」
という不安が頭にあるからです。

しかし私は緊張しません、なぜなら、伝えたいことは一つだけと決めているので、他の部分は多少間違おうが何しようが構わないからです。
要するに「伝えたいたったひとつのこと」が伝わればいいのです。全部完璧にやる必要などないわけです。

私の場合、理論や例、実験データ、セリフ、冗談までもが、「全てひとつのことを伝えるためだけ」に存在しているのです。
極端な話、ひとつやふたつ抜けたところで、支障は出ません。むしろ、オーディエンスの反応を見て、話を削ったり、追加したり、変更したりと、柔軟な対応ができるものです。
この部分はメンタリストとしての能力がフル活用される部分ですね、

決定権のある人の表情やしぐさを常に確認しながら、プレゼンを完成させていく、枠にはまった方法ではなくて、フレキシブルな方法こそがビジネスマンには必要だと思います。

ひたすら繰り返すこと

さて、ここまでで「たったひとつに絞ること」の重要性はわかっていただけたと思います。
伝えることをひとつに決めたら、もうやることはひとつだけです。それは、

ひたすら繰り返すこと。

現代広告の父と呼ばれるデビッド・オグルヴィも繰り返しの重要性について述べています。繰り返すことで、信ぴょう性が増し、影響力が上がるのです。繰り返すことが大事だってことぐらいはわかってるよ、そう思う方もいらっしゃるでしょう。

しかし、
「どれぐらい繰り返せばよいのか?」
「繰り返すとどのくらい効果が上がるのか?」
「繰り返しすぎてくどくならないのか?」

という疑問は、繰り返しの重要性を知っている皆さんもお持ちなのではないでしょうか?
今回は、より具体的にお答えしましょう。

心理学者ウィルソンの実験によれば、相手を説得する際に、2~3回の繰り返しでは、説得率が46%であったのに対し10回の繰り返しでは、説得率が82%まで上がったという結果が出ています。つまり、ひたすら繰り返すほど説得率は上がるということです。

プレゼンや発表でももちろんのこと、通常の会話でも、なるべく繰り返しを利用したほうがよいでしょう。

ただし、繰り返される内容が全く同じだった場合、3回目までは説得効果がありますが、3回以上になると説得効果が下がるといわれています。そう、同じことをくどくど言われて、うんざりしている状態がこの状態なわけです。
3回以上の繰り返しでも、説得効果を保つ方法は、

バリエーションをつけて繰り返すこと

です。
言い回しや表現、例などを変えて繰り返せば、説得力は下がらないまま、くりかえしを効率的に利用できるということです。

いかがだったでしょうか?
一点集中の原則、ぜひ試してみてください。

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