この知識はこんな方におすすめ
- 気分よく毎日を過ごしたい
- 生産性を高めたい
スマホでネガティブ感情を消す方法
スマホでネガティブ感情を改善する方法を紹介させてもらいます。
人間のネガティブな感情と言われても色々とあります。
なんとなくやる気がしないという感情もあれば、自分は何でダメなやつなんだと落ち込む感情もあります。
あるいは、嫌な人に対する怒りの感情など、様々なネガティブな感情があります。
このネガティブな感情は、どんなものでも皆さんのモチベーションを著しく下げてしまいます。
皆さんも心当たりがあると思います。
ネガティブな感情に苛まれている時に、何かに集中しようとしたり頑張ろうという気分にはなりません。
特に、この年末の時期には、今年何もできなかったという焦りと、なんとなく毎日忙しいという焦りが合わさり、毎日ただ忙しく仕事をこなすだけということになりかねません。
仕事をする前や勉強する前に、このネガティブ感情が湧き上がってきたとしても、それを簡単に整えることができれば、すぐにやるべきことに取り組むことができるようになります。
仕事で疲れて家に帰って勉強する気にもなれないという時に、家に帰る前にスマホでわずか1分あることをするだけで、そんなネガティブ感情を大きく下げる方法が見つかりました。
仕事をする前や勉強する前、大切な人と会う前などに、この方法を使っていただけるとネガティブな感情をかなり抑えることができて、かなり人生が変わると思います。
そんな1分間でできるネガティブ感情を抑える方法についてです。
そんな方法とは…
「オンラインアートを見る」
という方法です。
最近の心理学や脳科学の世界では、結構アートの効果が注目されています。
カンデル神経科学
例えば、このような脳科学や神経科学を学ぶのであれば絶対に読まないといけないような本を書いている人も、最近ではアートの研究をがっつりしているぐらいです。
こちらは現代美術史から脳科学を学ぼうというかなり面白い本です。
なぜ脳はアートがわかるのか ―現代美術史から学ぶ脳科学入門
ネット上でもアートの効果はあるのか?
アートを見ると言われると、美術館に行ったり、高い絵画を買って自宅に飾るなど、手間やお金がかかってしまいます。
今回参考にしている研究のありがたいところは、それがオンラインでもいいのではないかということに注目してくれている点です。
オンライン上で、アートをわずか1分見るだけで、美術館に行ってアートを楽しんだり、自分でアート活動をしたりするのと同じように、ストレスが低下するのではないかという研究です。
マックスプランク心理言語学研究所が行った研究で、84人の男女を対象に、スマホやタブレット、パソコンなどでGoogle ARTS & culture というサービスを使って、1分から2分それぞれ気になるアートをみてもらいました。
その前後で、その人の気分やモチベーションがどのように変わったのかということを調べています。
その結果、オンラインアートをわずか1分から2分ほど見ただけで、ネガティブな気分が下がって、不安感も軽減していました。
さらに、孤独感まで低下していたということです。
その結果、主観的な幸福感が向上していたそうです。
オンラインでたった1分から2分アート作品を見ただけです。
ネット上でアート作品を楽しむだけで、ネガティブな自分が減少して不安感も軽減し、孤独感まで低下し、結果的に自分の主観的な幸福度まで増していたわけです。
その効果は「自然に触れる」レベル?!
しかも、この研究の驚くべきところでもありますが、この効果は皆さんが物理的に美術館に行ったりアートギャラリーに行って直接アートを楽しんだ場合とほぼ同じだったそうです。
メンタルの改善のためには自然に触れることが大事だと今までも紹介してきましたが、自然の中で過ごす体験というものは、ストレスを著しく下げてくれてメンタルにとてもいい効果があります。
心理学的には瞑想の2倍もの効果が自然と触れ合うことにはあると言われているぐらいです。
この研究では、オンラインアートには、この自然の中で過ごすこととほぼ同じぐらいの効果が確認されたということです。
つまり、わずか1分から2分ほどオンラインでアートを楽しむだけで、自然の中でのんびり過ごすことと同じぐらいの効果が確認されたということです。
これはかなりポジティブ感が向上すると言えます。
人間のネガティブな感情や気分を改善する方法は色々とありますが、そんな中で最も手軽で強力な方法だと言われるのが自然に触れる方法です。
それに匹敵する効果をみなさんが普段使っているスマホで手にすることができるということです。
スポンサーリンク
アートを楽しむと言われると、何かを勉強しないといけないとか難しいものと考える人もいると思いますが、そういうことではなく、皆さんが主観的に見たアートが大切です。
自分なりの感覚でそのアートの意味を解釈してみたり、その作品を描いた人について思いを馳せてみたり、あくまで自分で主観的に感じる意味や感覚で構いません。
ただ単に美しさを感じたり表現から意味を感じ取ったり、そんな主観的な感覚が増えれば増えるほど、ポジティブな感覚は強くなったということもこの研究では確認されています。
前提知識やアートに対する造詣などは関係ありませんでした。
ただ皆さんがアートを見て、純粋に感じる感覚や意味に思いを馳せるだけで構いません。
しかも、オンラインでたった1分から2分楽しむだけで効果があります。
少し暇があれば YouTube を開いたり tiktok を見ている人も多いと思います。
それを見る暇があるのであれば、たまにはオンラインでアートを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。
そんなことが考えさせられる研究でした。
これを機に現代アートについて勉強してみるのもおすすめです。
僕も本を読んだり仕事を始める前には、2分ほどタイマーをかけてアートを楽しむようにしています。
休憩のタイミングでも少しアートを楽しむことで、自分の気分をポジティブに保つことができるので、それだけでも毎日の生産性が上がると思います。
ぜひ試してみてください。
Casa BRUTUS特別編集 日本の現代アート名鑑100
このようなアート作品を使っても、自分のネガティブな感情が根深いという人もいると思います。
嫌な気分が続いてしまうという人は、ディフュージョンというテクニックで根本的にネガティブな感情を手放す方法を学んでみてください。
このディフュージョンができるようになると、自己否定のような自分に対するネガティブな感情に対処することができるようになります。
それだけでもかなり生きるのが楽になると思います。
ぜひ今回のおすすめの動画からDラボでチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
スポンサーリンク
⭐️ネガティヴ感情を最速で手放す【ディフュージョン】
🍷おすすめワイン
資産1兆円の大富豪が作る超コスパワイン【Hilt】
ネガティブ感情をコントロールするためのおすすめ
📗Casa BRUTUS特別編集 日本の現代アート名鑑100
📕なぜ脳はアートがわかるのか ―現代美術史から学ぶ脳科学入門
リサーチ協力:パレオチャンネル
Inspired by
https://psyarxiv.com/93atj/