体に良いとされる食べ物は色々ありますが・・・
食べるだけでメンタルが強くなる食べ物があります。
体にいい食べ物や健康面のメリットがある食べ物を色々と言う人がいますが、例えば、ブロッコリーが体にいいと言われても、 ずっとブロッコリーばかりを食べていては栄養が偏りますので良くないわけです。
ダイエットでもこれだけを食べ続ければ痩せるというようなダイエットが時折流行りますが、これも栄養が偏るとデメリットの方が大きくなります。
どのようにそのバランスを摂ればいいのかということも含めて紹介します。
伝統的な地中海食と和食の力
2014年に出た論文から紹介しますが、伝統的な食生活、特に地中海食や日本の和食はとても良くて、寿命を延ばす効果があるのではないかとさえも言われています。日本人として生まれた僕たちは、とても得をしているわけです。
よく色々な食材がパワーフードとして取り沙汰されますが、結構疑わしいものも多くあります。いわゆるパワーフードで科学者が認めているものは1種類しかありません。
地中海食や日本の和食は、野菜や果物、魚や海産物が多く使われています。あまり加工されていない食物繊維や穀物も多いです。
加工食品としては色々な定義もありますが、ウィンナーやハム、ポテトチップスのような元の食材の形が残っていない食べ物もあれば、もっとひどいものでは元の食材が何なのか、何が含まれているのかよく分からないようなものさえあります。
できるだけ加工されていないものを食べた方がいいのは間違いありません。
地中海食や日本の和食では、この加工されていない食品が世界的に見て多く使われています。元々の素材を生かして食べることが伝統的に多かったということです。
比較的未加工の食物繊維や穀物が多く、野菜や果物、魚や海産物が多く使われていて、乳製品や赤身肉が少ないという特徴があります。
食材を活かした伝統的な食事でメンタルが強くなる
この研究では様々な手段を調べていますが、地中海食や日本の和食のような伝統的な食事を続ける人は、メンタルが強い傾向があるということが分かっています。
不安症になったりうつ病の発症件数が少なく、メンタルに良いという効果が確認されています。
メンタルに良い食事は和食だということです。
このような伝統的な食事をしている人は、うつの発症率は25%から30%程度も下がるとされています。
ですから、うつ病は一度かかると再発する可能性が高いと言われますが、心配な方は伝統的な和食を選んで食べるようにするのが良いのではないでしょうか。
科学者の認めるパワーフードは?!
メンタルにもよく体にもいい最強の科学者が認めるパワーフードとは何なのでしょうか。
それは・・・
発酵食品です。
日本には発酵食品がとても多くあります。ぬか漬けや納豆などは、メンタルの改善に効くだけでなく腸内環境にも効果があります。
ですから、メンタルを安定させたいとかやる気を出したいとか、ストレスに強くなりたいと思う人は、毎日納豆を1パックと漬物を食べるようにするのをお勧めします。この漬物もできるだけ余計なものが入っていない田舎のおばあちゃんが漬けたものを選ぶようにしてください。
ストレス社会で戦いたいのであれば発酵食品が唯一のパワーフードです。
この発酵食品がなぜいいのかというと、発酵食品に含まれる細菌が腸内環境を整えてくれて、腸内細菌がホルモンを使い脳をコントロールしていますので、食べ物を変えると脳が変わるということにつながるわけです。
ぜひ発酵食品を積極的に食べるようにしてください。
地中海や日本にあるような、野菜や果物や魚が中心で赤身肉よりは鶏肉で、加工食品はできるだけ避けて、できるだけ素材の形が残っているような食べ方をして、発酵食品を多めに食べるようにするとメンタルも安定してやる気が出てくるということです。
食事だけでなく人生を本気で変えるためのおすすめ動画
Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo
Reference:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3904694/?report=classic