メンタルヘルス

やるべきことを先延ばしする一番の理由とは

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先延ばしが必ずしも良くないというわけではありませんが、やるべきことを先延ばしにするのはよくありません。
やるべきことや仕事を先延ばしにしがちな人のほうが病気になりやすかったりストレスを抱えやすく寿命も短くなるということがわかっています。

基本的には皆さん先延ばしにしたくはないでしょうから、先延ばしにしないための方法を紹介します。

先延ばしの原因

先延ばししがちな人とはどんな人でしょうか?

自分に甘い人、ついつい怠けがちな人、過去の失敗を引きずっている人・・・そんな人達が先延ばししがちだと想像すると思いますが、実際は「自分を許せない人」です。

例えば、学校の試験でもあと1週間早く試験勉強始めていれば良い点が取れるとわかっていたのにとか、夏休みの宿題も毎日コツコツとやっていれば終盤で苦労しないとわかっていたのにということはよくあると思います。
そのようなわかっているけれど出来なかった時に自分を責める人たちは、次の同様の機会が来た時にまた怠けてしまうということがわかっています。自分を責めれば責めるほど次の同じような機会に同じミスをしてしまいます。

ですから、先延ばししがちな人の特徴は自分を許せず責める人です。自分を許すということをしないから同じミスを繰り返してしまうわけです。
大事なのは自分を責めることではなく自分を許すことです。

これは親子関係などでも一緒です。
子供が勉強しない時に叱れば余計に勉強しなくなります。責めれば責めるほど人間はそこから逃げようと考えますから、どんどん先延ばしをするようになります。

更には、太っている人も同じです。
自分が太っていることを責めたり、太っているから何をやってもダメなんだとか考えてしまうと余計に太ったりダイエットに失敗しがちになります。自分の体型を責める人ほどダイエットに失敗しやすいです。

自分を必要以上に責めてしまうことが、そこから逃げやすい状況をつくってしまいますし、責めることで自分はバツを受けたからもうこれで大丈夫と考えてしまう様になってしまいます。

自分を許せない人ほど先延ばししやすい上に、失敗から学ばないということです。

やるべきことを先延ばしにしていると、やるべきことがずっと心に引っかかった状態になりますからストレスが生まれ、そのストレスが全身に炎症を起こしてしまい、体へのダメージが溜まっていくという事も起きます。

750人の男女を対象に、全員がそれぞれやるべきことをどれぐらい先延ばしにしているかということを調べました。その上で全員のストレスレベルや性格の違いも検証し先送りがどのぐらい起きるかを比較した実験があります。
その結果、自分を許せない人ほど先送りしてしまうという結果が出ています。完璧主義の人がなかなか取り掛かれずよく締め切りを守れなかったりするのも同じです。
しかも、自分を責めがちな人ほど先延ばしする上に失敗から学ばなくなるという結果も出ています。

先延ばししてしまった時にするべきこととは?

ダメな結果が起きたとしても、もちろん自分の責任もあるかと思いますが、どうしようもない原因ということもあります。ですから、例えば、ここまでは自分の責任だけれどここから先はどうしようもないというようなことを理解できるかどうかということが人間のストレスに大きく関わってきます。

ですから、先延ばししてしまった人がするべき方法はひとつです。

まずは自分を許すことです。

先延ばしすることもあるだろうと自分を許した上で、自分は先延ばししがちだということを認めて、その自分が先延ばししないようにするためにはどうするべきなのかということを考えることが大事です。
それが、失敗を次に活かすということです。

実際に、心理学でセルフコンパッショントレーニングといわれる自分を許すトレーニングをした人たちは先延ばしをすることが減ったということが実験でもわかっています。

自分を許そうとすると、甘やかしてしまいます。開き直るわけではないけれど自分を許すということが必要です。そのために、自分を客観的に見てください。自分の友だちが、今の自分と同じ失敗や先延ばしをしてしまった時に自分だったらその友達に優しくどのように声を掛けるかということを考えてください。
そんな友達に相談されたとしたらどのように声を掛けるかということを考えて紙に書きだしてください。それを自分に向けての言葉として声に出して読んでください。

これをやるだけでもセルフコンパッション能力が高まり自分を責めるストレスも軽減される効果がありますし、先延ばしもかなり減るようになります。

過去を責めたところでどうにもなりません。どうにも変えることの出来ないことをいつまでも認めることが出来ず、過去にとらわれてしまうのではなく、先延ばししがちな自分も認めて、その上でどのように変えていくかを考えていってください。

すべての失敗を過去のせいにして、過去の自分に押し付けていつまでも失敗から学ばないというのが先延ばしの正体です。

誰でも先延ばしも失敗もするものです。その失敗してしまう弱い自分を認めて、前回の失敗を生かして少しでもいいから今よりも前に進むためにはどうすればいいのかを考えてその方法を身につけていくことが重要です。

是非参考にして皆さんの人生をより良いものにしてください。

 

より具体的なテクニックを身につけたい方はこちら↓も参考にしてください。

カルガリー大学の研究でわかった先延ばしの本当の原因とは ~先延ばしするかどうかを見分ける性格テスト

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