人間関係

妬まれる話し方、妬まれない話し方

妬まれる話し方、妬まれない話し方

DaiGo MeNTaLiST

この記事はこんな方におすすめ

  • 他人に妬まれたくない人
  • 他人を妬みたくない人
  • 仲間をつくりたい人
  • 面倒な人間関係を抱えたくない全ての人に

妬まれる人と妬まれない人の違い

妬まれる人と妬まれない人の違いについて紹介させてもらいます。
無駄に妬まれてしまう人がいると思います。別に嫌味で言っているわけでもないのに、すごい反感を与えてしまったり、嫌な感情を持たれてしまう人がいるわけです。
このようなことがなぜ起きるのかということと、具体的に妬まれないようにするにはどのような話し方を気をつければいいのかというところまで説明させてもらいます。
人間が妬むという感情を持つ時はどのような心理状態なのかというところから、そんな感情を持たれないためには何に気をつければいいのかということを解説します。

心理学者のアブラハム・テッサー氏の研究をもとに今回は紹介させてもらいます。
人間が妬みを感じる状況というものは、実はかなり限定的なものです。人間が妬みを感じる時の条件は2つあります。この2つの条件のうちのどちらか、あるいは、その両方を満たすと妬みの感情が生まれるということです。
皆さんがもし周りの人との付き合いの中で、ヘタに妬まれたり足を引っ張られたくないと思うのであれば、この2つの条件を上手に避けることで、他人から無駄な妬みを受ける確率を大きく下げることができます。

成功したジャンルと相手との距離感

人間は自分と関係しているジャンルの他人の成功や失敗によって、自分自身の自己肯定感が上がったり下がったりします。仕事や趣味など自分と近いジャンルで他人が成功すると、やはり妬ましく思うわけです。この距離感がかなり重要になります。
つまり、相手にとって近いジャンル、近い関係の中で成功しているということをひけらかしてしまうと、強い妬みを受けるようになるということです。
例えば、芸人の方が芸人として成功しているという話を聞いても、芸人の方以外はそんなに妬ましいとは思わないはずです。ところが、それを経済的に成功しているというお金の話になると、ほとんどの人が仕事をしているわけですしお金は欲しいはずですから、ジャンルとしては近くなるわけです。すると、妬みを感じる人が多くなり、その感情も強くなるということが起こります。

この他人の成功が、自分が頑張っているジャンルや求めているジャンルとどれぐらい関連しているのかということが、ひとつ目のポイントになります。
そして、ふたつ目が、その成功した人がどれぐらい皆さんの身近にいるのかということです。
この2つの要素で、妬みの感情は強くなります。
要するに、身近な人が自分と近いジャンルで成功すると、人は強い妬みを感じやすいということです。

ですから、相手が皆さんの身近な人であれば、相手が求めているようなジャンルで自分がはるかに成功しているとか、成果を上げているというようなことは言わない方がいいです。
他人と張り合うと基本的には損をします。

相手の自己肯定感を意識する

とはいえ、自分の友人や家族、会社の中で妬まれるというのは、心理的な距離も近いですし、会社の中であれば同じ業界の中で働いているということでしょうから、これは妬みに関してはどうしようもないと思います。家族や兄弟から妬まれるというのも、肉親ですから距離を離しようもないわけです。

では、どうすればいいのでしょうか。
このような場合は、相手を肯定するということが妬まれないための戦略として使えるということが、研究により判明しています。
基本的に、成功している人は妬まれます。ところが、人間は成功者に肯定されると嬉しいものです。
つまり、僕たちは成功者に対して妬ましいと思いますが、その成功者が自分の味方になってくれる場合には逆になります。
成功している人で自分に協力的な人に対しては近づきたいと考え、自分に協力的ではない成功者に対しては批判したいというのが人間の心理です。

これは人間の自己肯定感の問題が関わってきます。
相手が成功することによって、自分の自己肯定感が下がる場合には、相手を叩きたくなりますが、その人の成功に引っ張られて自分の自己肯定感が上がる場合には、叩かれづらくなるわけです。

そのための具体的な戦略としては3つあります。

1. 相手を褒める

皆さんに対して妬ましいという感情をもったり邪魔をしてくる相手をあえて褒めることです。
これはなかなか難しいような気がすると思いますが、例えば、皆さんが新しいビジネスや企画でうまくいきそうな時に、それに対して批判的な意見を言ったり邪魔をしてきそうな人がいた場合には、それに対して反論するとその人は皆さんの足を引っ張ろうと躍起になってしまいます。そうなると人間関係としてかなり面倒です。
ですから、そのような相手に対しては、反対意見を言っているけれど、そのおかげで自分も広い目線で物事を考えることができているので、その相手に感謝しているというように褒めてしまいます。
自分を褒めている相手に対して攻撃し続けるのはとても難しいですし、相手が叩いてくるのは皆さんを自分の自己肯定感に対する脅威だと感じているからですので、そのような脅威が存在しないということを軽く褒めることによって伝えれば、相手の態度が変わる可能性が高いです。

2. 一番大事なものを思い出させる

自分が大事にしているものと相手が大事にしているものは違うということをアピールすることです。
例えば、僕がタレントさんたちと話していると、僕は自由でお金も稼げていいよねとよく言われます。テレビに出ているタレントさん達は事務所の縛りや長い拘束時間もあり大変なわけです。
自由やお金という観点で考えると確かに妬ましく思われるわけです。ですからそのような時は、「僕は効率や時間を意識しているのでビジネスとしてはいいのかもしれないけれど、後世に残せるような作品などは僕は作れないことだから本当にすごいと思う」というように返すわけです。
僕も別にお金というよりは知識の吸収が一番の目的ですし、ほとんどの人がお金よりも大事なものがあると思っているので、本当に大事なのは何なのかということをテーマにして、相手を褒め返すようにすると、より強力になります。

人間は不思議なもので、他人を妬んで叩く時っていうのは、ステレオタイプに左右されることが多いものです。
例えば、お金を稼いでいる人は悪いことをしているのではないかとか、相手に対してネガティブな思い込みを持った状態で叩いてきます。
このような人たちのネガティブな思い込みを排除するためには、相手が一番大事だと思っていることを思い出させることが重要になります。

逆に、皆さんが誰かに対して妬みを感じてしまった時には、自分にとって一番大事なものは何なのだろうかということを考えてみてください。
例えば、お金を持っている人に対して妬ましいと思った時には、自分にとって一番大事なのはお金なのだろうかそういうことを考えるようにしてください。そうすると相手に対してのネガティブな思い込みが解消されていきます。

3. 目標や夢について尋ねる

相手を褒めたり、相手の一番大事なものを思い出させるということは、相手のことをよく知っている時にはできますが、そうでない場合にはなかなか難しいと思います。
褒めるのが苦手であったり、相手のことをよく知らない場合には、その人が目指している目標や夢について尋ねてみるというのが効果的です。

人間は自分が目指しているものや自分のビジョンなどを聞かれると嬉しいものです。そういったことを聞いてくれる人に対しては、いい印象を持ち喜んで話すものです。
人間は、周りからよく見られたいと思っています。肯定的に思われたいと思っているし、かつ、自分が自分に対して思っているように周りからも思ってほしいと考える生き物です。

ですから、褒めるのが苦手であれば、その人も目指している目標や達成したいと思っているものを質問してください。それだけで相手が敵に回る可能性はかなり減ります。
今何を目指して頑張っているのか、今最も力を入れているのは、というようなことを聞くと、妬まれる可能性は減ります。
このような他人の目標や夢というものを定期的に尋ねて、聞き側にまわるというのは、妬まれないためにも仲間を作るためにもとても良い戦略ですので、ぜひ使ってみてください。

妬みの感情が生まれると面倒なものです。
おすすめの本と動画も紹介しておきますので、人間関係が面倒にならないためにぜひ参考にしてみてください。

上司をうまくコントロールするためのおすすめ動画
働きやすくなる上司を操る7つの話し方【ノースウェスタン大学】
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1557678603

今回のおすすめ本

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/3346807/
No One Understands You and What to Do About It


他の人はこちらも検索しています

-人間関係
-, , , , , ,

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2019 All Rights Reserved.