目標・成功

科学的に正しい新年の目標の立て方

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 去年立てた目標を覚えてもいなかった
  • 今年こそは充実した一年を過ごしたい!

間違った目標の立て方のネガティブな影響

科学的に正しい目標の立て方について紹介させてもらいます。
皆さんは去年の年始の頃にどんな目標を立てていたでしょうか。覚えていないというぐらいの方が少なくないのではないでしょうか。
目標というものは立て方を間違えると結構ネガティブなことが起きてしまいます。今までも目標の立て方についてはいろいろと紹介させてもらいましたが、恐ろしいのは目標の立て方を間違えるとその目標を達成できないどころか、何もしていないのにあっという間に時間が過ぎてしまうという感覚に繋がります。このあっという間に時間が過ぎてしまうという感覚は目標の立て方にも原因があるということが研究によりわかっていますので、今回は達成できる目標を立てるにはどうすればいいのかということと、時間があっという間に過ぎてしまったという感覚をなくすための正しい目標設定の方法を紹介させてもらいます。

2015年にデューク大学が行った研究を元にしていますが、時間飢饉についての研究があります。123人の男女を対象に、お金や仕事に関するトラブルを思い出してもらい、それが人が時間をどのように捉えるかという時間認知にどんな影響を与えるのかということを調べています。
この時間飢饉というものは、元々はミシガン大学の1999年の論文で初めて出されたもので、やることが多すぎるのに時間がないというような時間に責め立てられるような嫌な感覚のことを時間飢饉と呼び、この時間飢饉は目標の立て方によっても変わるのではないかということを調べてくれたのが今回の研究です。
お金や仕事に関するトラブルを思い出してもらい、時間に対する考え方にどんな影響があるのかということは調べた上で、全員の主観的な時間感覚を調べたところ、ある特徴を持った目標を立てている人は、時間があっという間に過ぎてしまい、やるべきことがたくさんあるのに時間が足りないという感覚がとても強くなっていたということが分かっています。
それはゴールコンフリクトというものが原因でした。

相反する目標を持ってしまう危険性

ゴールコンフリクトとは目標と目標がかち合ってしまうような目標を立ててしまうことです。
例えば、僕の場合であればずっと本を読んでいたいという願望と猫と遊んでいたいという願望があり、本を読んでいる間は猫とは遊べれないし、猫と遊んでいる間は本を読めないというような同時に叶えることができない目標を持っている状態です。
例えるなら、今年こそ貯金をすると決めたのに、それと同時に今年こそ海外旅行に行きたいと考えているのも同様です。
体を鍛えて腹筋を割りたいと思っているのに、お酒は大好きで飲みたいというのも同じです。
このような2つの相反する目標を持ってしまった場合というのは、時間に対して切羽詰まった感覚になりやすいということが分かったわけです。

時間を無駄に使っているのではないかという罪悪感や自分が達成したい目標を達成できないというプレッシャーというものが強烈なストレスになってしまいます。これを時間ストレスと呼び、時間に関するストレスによって人間は時間が足りないという感覚がより強くなってしまい、結果一年があっという間に終わってしまったとか、自分は今年も何もできなかったということにつながってしまうのではないかということです。

ゴールコンフリクトはなぜ起きるのか

ポイントとしては、目標を立てる時にこのゴールコンフリクトが起きないように目標設定をすることが大切だということです。
このゴールコンフリクトはどのようにして起きてしまうのかと言うと、たくさんの目標やたくさんのタスクをこなそうと頑張る人ほど、なぜか時間が足りないという感覚が強くなります。
時間が足りないと感じているということは忙しく仕事をしているのかと考えるかもしれませんが、実際にはあまり仕事が進んでいないということもよくあります。
これがまさにゴールコンフリクトによる時間のプレッシャーのせいで実際に時間を上手に使えなくなってしまうということが起きている状態です。
1日の間に自分が行動するタスクもそうですが、例えば、貯金はしたいけれど海外旅行にも行きたいというような1年の間に自分が達成したい目標がかち合ってしまうと、僕たちの時間の感覚はどんどん歪んでいってしまいます。

以前たくさんのことを同時並行でこなそうとするマルチタスクにより時間が加速度的に過ぎてしまうという時間汚染を紹介したことがあります。
たくさんの目標を立てたりたくさんのタスクを自分に課すことによって、どうしてもそれぞれがぶつかりやすくなってしまいます。増えれば増えたぶんだけぶつかりやすくなるわけですので、それによりマルチタスクの状態になる上にそれぞれがゴールコンフリクトを起こすという両方のネガティビティが起きて、時間飢饉と時間汚染の両方に皆さんは責め立てられてしまい、結果的に仕事も手につかないし目標は達成できないのに時間だけはどんどん過ぎてしまうという感覚になってしまいます。

前に進むことができる目標を立てるには

では、どうすればこれを防ぐことができるのでしょうか。
1日の目標を1つに絞りましょうということを本当は言いたいところではありますが、実際にはそれはなかなか難しいと思います。皆さんにはプライベートもあれば仕事もあるし、達成したい事やしたい事はたくさんあるはずですので、そこまでは言いませんが、少なくとも、1日に達成したいことをタスクではなくコンセプトで決めてください。今日はこういう日にしようというようにコンセプトを作っておいて、そこからマインドマップの枝を伸ばすように自分のやるべきタスクを決めるというのがおすすめです。
全ての自分がしている仕事やこれからやる全ての仕事が今日の自分のコンセプトにすべて繋がっているというように感じさせる方法です。
このようにすると自分がしているものがそれぞれバラバラのものではなく、一つのまとまりとして自分の目標に向かっているという感覚を持つことができるようになります。それにより心にも余裕が生まれてきますし、時間汚染や時間飢饉の感覚もかなり減ってきますので、ちゃんと仕事をこなすことも出来るようになるはずです。

例えば、僕の場合であれば、1日にしていることとしては動画の撮影やニコニコで紹介する内容を作り込むために色々な文献をリサーチしたり放送内容の構成を考えるということと、筋トレや運動、瞑想、サラダを食べる、読書をするというようなタスクが僕の基本的なタスクになります。
これも一つずつを全部しようとすると結構大変で、あれもしないといけないしこれもしないといけないし時間が足りないとなってしまい焦りが生まれてしまいます。
ですので、基本的には僕も1日のコンセプトを決めるようにしています。メインのコンセプトとしては昨日よりも今日の方が成長できたという感覚を得ることとしています。部分的に昨日より今日の方がここの部分で面白いアイデアが出たというようなことでもどんなことでも良いのですが、自分が日々こなしていることに対して前回よりも今回の方がいい方法を見つけたと感じれるようになろうというのが僕の目標になっています。
そうすると全てのことに対してある程度の興味を持って取り組むことができるようになります。
毎日撮影するのが面倒だと思ったとしても、どんなコピーがいいのか、どんな内容がいいのかというようなことを毎日実験しながら試していこうという感覚になるので取り組みやすくなります。
このように1日のコンセプトを決めて全ての仕事やタスクがそのコンセプトに向かうようにしてください
例えば、無駄に時間ばかりがかかる打ち合わせは僕は大嫌いですが、それでもどうしても行かなくてはいけない打ち合わせがあるという場合には、その打ち合わせをいかに効率よく終わらせるかという方法を考えるために今日は打ち合わせに行こうと考え、自分の成長のためにそれを使うわけです。今まで1時間かかっていた打ち合わせが30分で終わるようになり、それが15分で終わるようになると自分の成長を感じることができるようになります。

このように1日のコンセプトを決めることによって、一見矛盾しているようなことであっても同じ方向に向かわせることができます。
例えば、本を読む時間を作りたいということと打ち合わせをしなくてはいけないという2つのタスクがあったとすると、たくさん本を読みたいけれどそれはそれと打ち合わせはできないし、打ち合わせにたくさん時間を使われると本を読む時間がなくなるわけですので、これはコンフリクトします。
これをつなげるのが1つの大きなコンセプトです。僕の場合はこのコンセプトを昨日よりも成長した感覚を得ると決めると、この2つがぶつからなくなります。
当然本を読むということについては、本に対する集中力を上げることによって本からたくさんの情報を手に入れることができますので、これは成長につながります。
打ち合わせはない方が本をたくさん読めるのでいいとは思いますが、それをゼロにすることはできないので、普段では1時間や30分かかっている打ち合わせを段取りをうまく進めたり事前にメインアイデアを共有して動くことによって15分で終わらせることができたとしたら、今後の打ち合わせも15分で終わらせることができるようになったわけですから、その先未来永劫の打ち合わせで使われるはずだった15分の合計が読書に充てることができるわけです。
そうすると、自分は工夫や改善をすることによって成長していて、かつ、未来の時間を節約するために打ち合わせに行って、その分読書に充てる時間が担保されるというように繋がっていきます。
このように繋がるとコンフリクトがなくなり、自分は1つの目標に向かって頑張っているという感覚を持つことができるようになります。
このような目標を立てることが大切ではないのかというのが今回の提案です。

時間というものは誰にとっても大切なものです。時間の使い方を考えたりタスク管理をして時間を作ろうとするのも結構ですが、タスク管理や to do リストを作ることに時間を費やしてしまっては意味がありません。どちらかと言うと、時間に対する焦りをなくして目の前のことに集中できる感覚を作るということが仕事術と時間術としては適切なわけです。
今回紹介したような時間飢饉や時間汚染によって時間に対する焦りが生まれてしまい、そのせいで目の前のことに手がつかなくなってしまい、実際には時間があるはずなのに仕事が終わらないということが起きてしまいます。
このような焦りと時間ストレスから自由になると、なんと平均で週に40時間も自由な時間を作ることができるということが言われています。やるべきことや仕事をサクサクとこなして時間に追い詰められるような嫌な感覚から卒業するためにこの辺りをより詳しく学んで頂けたらと思います。そのために役に立つおすすめの動画とお薦めの本を今回は紹介しておきます。是非チェックしてみてください。

焦りと時間ストレスから自由になる超時間術
動画▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1523752379
メンタルブログ▶︎https://ch.nicovideo.jp/mental/blomaga/ar1747865

最強のToDoリストの作り方!

判断力と集中力が上がる時間帯とは?!

今回のおすすめ本
実務教育出版
¥1,540 (2020/10/25 11:48:25時点 Amazon調べ-詳細)

リサーチ協力
Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料を元にしたDaiGoの考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、この動画はあくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。 より正確な情報が必要な方は専門家に相談してください。訂正や追加情報があれば随時追記します。
参考:Jordan Etkin(2015)Pressed for Time? Goal Conflict Shapes How Time Is Perceived, Spent, and Valued
https://www.nicovideo.jp/watch/1523752379

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