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ネット中毒になるとどうなるのか【脳がやばい】

この知識はこんな方におすすめ

  • ネットを上手に活用したい
  • 人生の質を向上したい
  • ネット利用について家族で考えたい

ネット中毒の脳に与える影響

今回は、ネット中毒になってしまったら人間の脳はどのように変わってしまうのかということについて解説したいと思います。

ネット中毒やゲーム中毒、ゲーム脳などよく問題視されていましたが、いわゆるオンライン脳というものは存在するのでしょうか。
ネットを見すぎたりすることによって脳に実際に悪影響が起きたりするのでしょうか。

最近では、ネットファスティングやデジタルデトックスのようにネットの世界から距離を置いて自分のメンタルを安定させようという試みも結構あります。

僕の動画配信サービスである D ラボの方ではそんなネットファスティングについて解説した動画も配信しています。
今回のおすすめの動画として紹介しておきますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

集中力を覚醒させる週一のネットファスティング入門

2019年にハーバード大学やオックスフォード大学などの研究者からなる国際的なチームが、過去に行われたネットを使うことによる人間の脳の変化に関する様々な研究をレビューしてくれたというものがあります。

これによると人間の脳の特定の機能をやはり変化させてしまうということが分かっています。
急性的に人間の脳が急激に変わってしまうという影響と長期的に人間の脳に起きる影響の2つの変化があるということが確認されています。

皆さんが人生設計を考えたりする上でも脳機能は当然重要です。
仕事上のパフォーマンスとしても起業するためのアイデアを作るためにも、日々勉強し学んでいくことを考えるためにも、皆さんにはそれぞれ生き方や目的などがあるとは思いますが、それに合わせて対策をしておいた方が良いのではないかという内容になります。

ネットの利用と集中力

この研究でわかったこととしては、まずひとつは、ネット中毒になると集中力が低下するとか勉強ができなくなってしまうという話をよく聞くと思いますが、実はこれに対しては何とも言えない結果です。

研究によって意見が分かれていて、一部の研究ではネットの利用がいわゆるマルチタスクという状態を引き起こし、それが集中力に対して悪影響を与えるのではないかと言われています。

ですから、インターネットを使ったり SNS を使うこと自体は問題はありません。
インターネットはすぐに調べたり便利に使うことができますし、SNS もアプリでいつでもどこでも簡単に使うことができます。
それによって、例えば、映画を見ている時にも LINE が気になってしまったり、ネットで調べものをしていたのに気が付いたら SNS をずっと見ていたということもあると思います。
このように何かと同時に行われることが容易にできてしまい、そのような使用状況が実際には多いということです。

この状態をマルチタスクと言って、マルチタスクは僕たちの IQ を15ポイントから20ポイントも下げてしまうということも言われていたり、ストレスを激烈に増やすということがいわれています。
仕事の場合であれば、作業を終了させるまでの時間を倍ぐらいまで増やしてしまうとも言われています。

要するに、人生の質を激烈に下げてしまうのがこのマルチタスクというものです。
ですから、ネットや SNS が悪いのではなくマルチタスクが良くないのではないかというのが1つ目のポイントになります。

ですから、ネットを利用する時には時間を決めてそれだけにするということが必要になります。
時間と目的を決めて利用するようにして、ながら作業などをできるだけ減らすということが僕たちの人生の質を上げてくれるかもしれないということです。

ネットの利用と記憶力

ネットの利用と集中力にまつわる話をさせてもらいましたが、2つ目のポイントとしてはネットの利用と記憶力にまつわる内容になります。

ネットを使いすぎると頭が悪くなるということを言う人もよくいると思いますが、これについても何とも言えない結果です。

インターネットを利用することによって普段皆さんがしている勉強や本で読んだ知識が頭に入りづらくなり記憶力が低下するのかと言うと、どうやらそれについては怪しいようです。
ただし、ネットを通じて知った知識というものは記憶には残りにくいということを指摘している研究はあります。

ネットでは何でも簡単にすぐ調べることができます。
分からない言葉でも今ではネットですぐに調べられるので辞書を持っている人も少ないのかもしれませんが、人間の記憶というものはその記憶に伴った感情や苦労などが結びついて人間の脳に記憶として残ります。

ですから、苦労して調べて手に入れた情報というものはなかなか忘れない記憶になりますし、とても楽しい時に知った情報であったりその情報を知ったことで強烈な驚きを感じたような場合であれば、それは感情とともに強く記憶に刻まれます。

その点でネットというものは便利すぎて、無感情でほとんど苦労をすることもなく情報を手に入れることができるので、そのせいで記憶に残りづらいのではないかということが指摘されているわけです。

記憶力に関する影響は何とも言えない状況ではありますので、ネットで調べものをするのは別に悪いことではありませんが、容易に手に入れた情報は忘れやすくなってしまう可能性があるので、それを理解した上で復習をするということを考えておく必要もあるのかもしれません。

僕のお勧めとしては自分が既に知っている情報と結びつけるというのがいいと思います。
例えば、ネットで知ったなるほどと思える情報があった場合には、自分が過去に勉強したり既に知っている情報と内容が近いと考えたり、自分が普段していることにそれを活かすとしたらどう使うかということまで考えて、すでに記憶に残っている情報と結びつけるひと手間をかけることによって記憶は残りやすくなります。

僕も普段紹介している知識や情報もネットで調べることがやはり多いです。論文や研究もネットの方が探しやすいのは間違いありません。
ですが、僕はその情報は忘れやすいということを知っているので、自分が既に知っていることや自分の日常生活、自分のそれまでの経験と結びつけることによって記憶に残すようにしています。

そのような記憶に残すための工夫が必要だということをこのネットの利用と記憶力に関する研究から考察できることです。
2つ目のポイントとしては、ネットから手に入れた情報は記憶として残りにくくなる可能性があるので扱いには気をつけて工夫するようにしてほしいということです。

ネットの利用と頭の回転

続く3つ目のポイントとしては、ネットでは瞬時にたくさんのことを調べることもできるので認知機能や頭の回転を良くしてくれるのではないかという考えもありますが、そんな頭の回転に関する影響についてです。

これについては大人になってからネットを仕事や調べ物で使うのは問題ありませんが、子供が成長期の時にネットを使いすぎてしまうと脳の発達には悪影響があるのではないかということが指摘されています。

ですから、子供の頃や若い頃にネットを使いすぎてしまうと脳の発達に悪影響が起きてしまう可能性があり、逆に、歳をとった人たちはネットを使って調べ物をしたりすればするほど、認知機能が改善したり認知症の防止になるという指摘もあります。

若い人たちは、ネットも便利ですしそれを禁止する必要もありませんが、本を読む時間をもう少し増やしたりネット以外で頭を使う時間を増やした方がいいということになり、逆に、歳をとってきたり自分の若い頃にはネット自体がなかったという世代については、むしろ、TikTok やInstagram に対しても毛嫌いしたりせずネットを積極的に使った方が認知機能の衰えを防ぐことができる可能性もあるということになります。

皆さんのお父さんやお母さん、おじいちゃんおばあちゃんがネットはあまり使わないというのであれば、とりあえず、気になったことをネットで検索して調べるということを教えてあげることによって脳機能の改善になるのかもしれません。

このようにネットにもいい面と悪い面があります。
それを理解することなくただただネットを使ったり、良いことは何もないからと全面的に禁止しようとするのは、それによる問題も出てきます。
毒も使い方によっては薬になるときもあります。
どんなものでも同じですが使い方を知っておくということがとても重要です。

ネットゲームの影響

そして、4つ目のポイントとしては、これは2017年の文献によるものですがオンラインゲームに関する影響についてです。

オンラインゲームはほどほどにする分にはとても良いものです。
オンラインゲームではチームで連携して戦うようなゲームもよくあります。
このようなチームワークを必要とするようなゲームをすると、それにより人間関係が良くなったりコミュ力が上がるというような良い影響も確認されています。

週に10時間以上プレイすると【人生変わるゲーム】とは?

今回は人生が変わるかもしれないゲームについてです。もし人生を変えてくれるゲームがあるとしたら、どんなゲームなのかということを紹介させてもらいます。

続きを見る

ですから、ゲーム自体を全て禁止するような必要はないと思いますが、このオンラインゲームに依存してしまうと脳の灰白質の減少が起きてしまうのではないかということがいわれています。

これは観察研究によるものですから、脳の灰白質の減少が起きている人がネットゲームにハマっているのか、ネットゲームにハマると脳の灰白質が減少するのかということは何とも言えないことではありますが、いずれにしても依存的になってしまうのは良くはないと思います。

つまり、オンラインゲームはほどほどにするようにして、友達や人間関係ができるようなゲームであればお勧めできるというのが先行研究でも分かっていることです。

子どものネット利用

最後のポイントとしては、2018年の子供のネット利用について調べた研究によると、ネットをたくさん使う子供ほど脳の灰白質と言語知性を司っているエリアに悪影響が出る可能性が指摘されています。

ですから、やはり子供がネットを利用しすぎるというのは問題があるのかもしれませんが、これにも解決策があると思います。
例えば、ネットで調べたことを家族で話してシェアするとようなことをすればそこまで悪影響が出るとは思えません。

ネットがないと生きていけない時代に今後はなるので、ネットでは得られない体験やネットでは鍛えることができない能力というものを親や皆さん自身が補うようにするのかということが大事になってくるのではないかと考えます。



集中力や記憶力を鍛えるためのおすすめ

今回はそんなネットの利用と脳機能に関する知識を紹介させてもらいました。
ネットとは上手に付き合っていくことを考えて普段の利用について参考にしていただけたらと思います。

今回紹介したような集中力記憶力頭の回転などは鍛えて高くしていくことができるのであればそれに越したことはないはずです。

そのための具体的な方法としては僕が知識の Netflix を目指して作った動画配信サービスの D ラボで解説した動画を配信しています。
今なら20時間無料で使うこともできますのでぜひチェックしてみてください。

ゲームの画期的な使い方を学べるおすすめ本

今回のおすすめの本としては、今回はゲーム依存の危険性についても紹介させてもらいましたが、僕もゲームは結構好きですしゲームも使い方次第ですから、そんなゲームの使い方について学ぶことができる1冊を紹介しておきます。

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ゲームにある効果を使って人間のメンタルを改善したり社会を良くしようというような研究も結構あります。
ゲームが好きな人には特にゲームの科学的なメリットについても知っておいてもらいたいのでこちらの本を読んで頂けたらと思います。
この本を読んでいただけるとゲームの画期的な使い方が見えてくると思います。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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免責事項:本内容は、心理学の面白さを伝えることを目的として、参考資料や過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。
参考:Joseph Firth et al.(2019)The “online brain”: how the Internet may be changing our cognition

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