この知識はこんな方におすすめ
- 太り気味かな…
- なんとなくやる気がない
肥満によって時間感覚が歪む?!
今回は、なんと“肥満によって時間感覚が歪むかもしれない”という衝撃な研究をもとに紹介させてもらいます。
僕たちの時間の感覚というものは実は体型によって変わるのかもしれないという内容です。
皆さんは時間の感覚について最近何か感じたことありますか?
あっという間に時間が過ぎてしまうことが多いという人もいれば、なかなか時間がた経たないという人もいると思います。
年齢を重ねると時間感覚は早くあっという間に過ぎてしまうイメージもあると思いますが、この時間感覚を歪めて、むしろ時間が経つのを長く感じさせてしまう可能性が肥満にあるということです。
メッシーナ大学の研究で、肥満の男女92名と健康的な体型の男女172人を集めて、それぞれの時間感覚についてまずチェックしました。
この時間感覚をチェックするにあたっては、コンピューターの画面上に黒い円が表示されて、1秒から12秒の間隔でその黒い円が緑色に変わりまた元に戻るのを見せて、ランダムにその時間を調整しながら、緑色に何秒ぐらい変わっていたと思うかということを質問しました。
それぞれの参加者の時間感覚がどれくらい正確なのかということをはチェックしました。
スポンサーリンク
肥満の人は時間を長く感じる
肥満の人とそうでない人を比べると、肥満の人ほど視覚刺激を過大評価するという傾向が確認されたそうです。
肥満の人ほど、黒い丸い円が緑に変わる時間が長いと感じていたということです。
ですから、肥満の人は時間を長く感じます。
そうなると、1日を長く感じるからいいのではないかとか、そのぶん時間を楽しめるのでいいことなのではないかと考えるかもしれませんが、研究チームはあることを指摘しています。
肥満の人は時間に対する見積もりが長くなってしまうので、それにより将来の目標を達成するためのモチベーションが低くなってしまうのではないかと言われています。
要するに、今から10分で家を出ないと間に合わないとなると急いで準備をすると思いますが、もし出発が今から5時間後だったとしたら、別に今から準備する必要もないと考えのんびりと本を読んだりすると思います。
これと同じで、僕たちが行動に掻き立てられるのは、時間がない、時間が迫っている、今の時間と自分のするべきことの時間が近い時であり、今の自分となりたいと思っている未来の自分との時間感覚が近いとモチベーションになり行動できます。
スポンサーリンク
普通の人より未来を先のことと感じるからやる気が出ない
つまり、肥満の人は将来の目標がそうでない人よりも遠いものに感じてしまいます。
肥満の人がそうでない人よりも時間を長く感じるので、普通の人の1時間よりも肥満の人の1時間は遠い未来です。
そうなると、3ヶ月後にはかっこいい体になって海に行きたい、10年後には自由に暮らせるようになりたい、どんな夢や目標に対しても普通の人よりもそれを遠い先のことのように感じてしまいます。
誰でも、今年中にやらなければならないことであればビジョンもはっきり見えて行動できても、それが20年後のことであったり定年後のこととなると、逼迫感がないのでモチベーションも感じず、それについて考えたり行動することもそんなにないと思います。
これが肥満の人には割と近い未来のことであっても起きてしまうのではないかということを研究チームは指摘しています。
もちろん、太っている人の中にも活動的に動いている人もいますが、やはり、一般的には太っている人は仕事ができないイメージを持たれたりすることも多いですし、少なくともダイエットや運動は先延ばしにしているわけですから、なんとなくモチベーションが低そうにも見えると思います。
これは時間感覚が歪んでいることで、未来をより遠くに感じているために、差し迫ってくるような感覚を持つことがなくいつまでたっても行動することができなくなってしまうのではないかという理論です。
体が重いとやる気が出ないということもあると思いますが、それと近いような現象が肥満の人には起きているのかもしれません。
今回は太っていると時間感覚が歪むかもしれないという研究を紹介させてもらいました。
一応補足しておきますが、肥満のせいで時間感覚が歪むのか、時間感覚が歪んだから暇になる確率が高くなるのかということについてはどちらとも言えません。
ですが、いずれにしても時間間隔が歪んでも太ってもいいことは何もないと思いますので、自分の体型と時間感覚は保つようにしてください。
時間の感覚を正して自由な時間を作り出すためのおすすめ
とはいえ、時間はあっという間に過ぎてしまうという人が多いと思います。
気がついたら今年ももう3月かと思っている人も多いと思いますが、実は、皆さんの自由な時間というものは様々なものにより奪われています。
この貴重な自由時間は、なんと一般的には忙しい人でも週に40時間も無駄にしているということも分かっています。
上手に時間をやりくりすることができれば、週に40時間は自由な時間を作ることができるということです。
40時間も時間があれば色々なことができます。
この40時間を作り出すための方法について解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
こちらの動画では時間感覚の歪みを矯正して、皆さんが普段の生活の中で奪われている貴重な時間を取り戻すための方法について科学的に解説しています。
こちらはDラボで今なら20日間無料で見ることができますので、是非チェックしてもらい役立てていただけたらと思います。
スポンサーリンク
健康的に痩せるために
太っている人はだらしない生活をしているというだけでなく、太りやすい食生活をしていたりストレスを抱えまくっているという人も結構多いです。
どうすれば健康的に痩せることができるのかということについてはこちらの本で学んでみてください。
今ならこちらは Amazon のオーディオブックであれば1人1冊ですが無料で聞くことができるキャンペーンの対象になっています。
ついつい食べ過ぎてしまうということを防ぐために
いわゆる無意識食いをしてしまう人もいると思います。
1口だけのつもりが気がついたらポテチが1袋なくなっていたという人もいるでしょうが、これが太ってしまう人の多い原因でマインドレス・イーティングと言います。
スマホを触りながら、動画を見ながら、なんとなく食べているというようなことをすると、 人はついつい食べ過ぎてしまうものです。
これを防ぐためには、食事に対してマインドフルネスの技術を取り入れると効果的に防ぐことができます。
こちらの本はそんな食べ過ぎから自由になるための方法について教えてくれます。
ついつい食べ過ぎてしまうという方はマインドレス・イーティングになっている可能性が高いので、是非こちらの本をチェックしてみてください。
スポンサーリンク
今なら20日間無料!
リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:Carmelo M Vicario et al. (2019)Time is overestimated in obesity: A cohort study.J Health Psychol;1359105319842937