クラウディア・ハモンド さんという方のとても良い本があります。
200本近い論文や研究を調べて、
人間がどのようにお金に振り回されるのか?
なぜお金に関して誤った判断をしてしまうのか?
を解き明かしていこうという内容の本です。
稼ぎ方として参考にしたい人、無駄遣いしないようになりたい人が参考にできる本です。
お金は、人類がつくった最も協力な信頼システムです。
例えば、宗教であったり、女性の社会的立場であったり、同性愛に対する考えなど、信じるものというのは時代の変化に合わせて変わってきました。そんな中で時代を経ても信じられているものはふたつあります。
ひとつは科学です。
いくら曲がって考えても地球はまわっているし、物を持ち上げて手を離すと落ちるわけです。物理法則や自然科学というものは疑いようもない事実です。
そして、ふたつめはお金です。
これは決して拝金主義とかではなく、歴史をさかのぼって様々な社会が様々な形で生まれては変化してきました。ところが一度生まれた通貨という仕組みを廃止した国はひとつもないわけです。資本主義や社会主義など様々な社会がありましたが、人類史上お金を手に入れて、それを手放した体制はひとつもないわけです。
あらゆる時代も宗教も国家も乗り越えてみんなが信じているもの、それがお金です。
この大切なお金について科学的根拠を元に学びたい方はぜひこの本を読んでみてください。