この知識はこんな方におすすめ
- 健康を大切にしたい
- 若々しくいたい
ヴィーガン・ベジタリアンの危険性
ヴィーガンやベジタリアンは今かなり流行っています。
YouTuber とかインフルエンサーの方がヴィーガンをやたらとアピールしています。
肉を食べることによる発がんリスクや糖尿病のリスクがやばいので、ヴィーガンが良いんだと言う人がいます。
肉を食べる事の方が科学的に間違っていると彼らは主張します。
結論としては、ヴィーガン至上論者もヴィーガンを叩く人もどちらも間違っています。
ヴィーガンの人が肉食を否定する時には、肉食に偏っていたり、肉食の中でも加工肉や赤身肉ばかりを大量に食べる人と野菜しか食べない人を比較しています。
彼らが引き合いに出す研究は、その比較対象がおかしいものばかりです。
まともな研究者や栄養学をしっかり学んでいる人は、間違いなくバランスが取れた食生活がいいと言っていますし、これに対して否定できる人はいません。
もちろん、ヴィーガンやベジタリアンの人と肉といっても加工肉やジャンクフードばかりを食べている人と比べれば、ヴィーガンやベジタリアンの人の方が健康的だということもあるかもしれません。
比較対象がかなり低いところと比べて、ヴィーガンやベジタリアンは健康だと主張しているわけです。
基本的には、人はヴィーガンやベジタリアンのような食生活をした方がいいです。
彼らと同じくらい野菜をしっかり食べて加工肉を食べず、それに合わせて、少しの肉を食べるというのが一番いいです。
これが一番健康的な食生活です。
ですから、ヴィーガンやベジタリアンに対して、野菜しか食べないなんて頭おかしいのではないかという人も頭が悪いですし、それと同時に、肉を食べるなんてどうかしていると肉食を否定する人も頭が悪いです。
バランスが良い食事が一番体にいいというのは誰も否定できない話です。
相当の栄養学の充実した知識とバランスが良い食事を作ることができる調理と食材の知識がないと、ヴィーガンやベジタリアンは普通に栄養不足になります。
本当に知識があるのであれば、それも選択肢としては良いとは思いますが、よほどの知識がなければおすすめはできないということです。
今回は、そんな特別な知識があるわけでもない人が、ヴィーガンをやってしまったときに失われる能力について解説させてもらいます。
ヴィーガンの中にも、確かにしっかりした専門知識をもって栄養バランスを確保している人もいます。
ただ、まるでファッションのようにヴィーガンをしている人も結構多いです。
ヴィーガンを否定するわけではありませんが、一般の人が簡単に手を出してしまうと危ないということです。
ちなみに、僕は野菜が大好きで1日1 kg ぐらい平気で食べています。
外食したりコース料理を食べたり夜にガッツリお肉を食べる事もあります。その前には1 kg ぐらいのサラダを食べるようにしています。
ですから、僕は一般的なヴィーガンの人よりも野菜は量を食べていると思います。
ですが、お肉も食べます。
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僕が、健康を考えるのであればおすすめしているのは断食です。
人間が消化する時にはかなりのストレスがかかっています。その消化する時間を減らしたり、あえて飢餓状態の時間を作ることによって、体についた余計な脂肪や老化した細胞をエネルギーに変えてくれます。
余計な脂肪や細胞を燃やしたところで、野菜やタンパク質をしっかり食べれば、体は新しい細胞を作り始めます。
これによってアンチエイジングになります。
そんな断食の方法については、詳しく解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
断食はそんなに専門知識がなくてもできますのでおすすめです。
断食の科学〜細胞レベルで人生変わる15のメリット
健康を考える上では、食べ物以外にもストレスケアであったり重要なことが色々とあります。
これについては、僕の本ですがこちらの本を参考にしてみてください。
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白ワインのレベルがわかる飲み比べ
今回のおすすめのワインは3種類紹介しておきます。
ぶどうの品種の特徴が出ているワインがレベル1で、土地の特徴が出ているのがレベル2のワインです。
レベル3になると作り手の特徴が出てきます。
例えば、ロマネコンティ社が作っているワインはどれもロマネコンティ社の香りがします。
その次がブルゴーニュやピュリニー・モンラッシェなどの土地の特徴が出ているワインです。
一番ノーマルでカジュアルなワインはぶどうの特徴が出ているワインです。
それがまさにこの3種類です。
美味しい白ワインを知りたいという方は、この3本を飲み比べてみてください。
Lv.1
ドメーヌ・デュ・ヴァル・ラマルティニャン・マコン・ヴィラージュ 2020 750ml 白ワイン
これはシャルドネという高級ワインにも使われるぶどうで作られていて桃の香りがします。
Lv.1.5
サン ヴェラン 2019 ドメーヌ デュ ヴァル ラマルティニャン フランス ブルゴーニュ シャルドネ
こちらは前半に桃の香りがして後半土地のミネラルの香りがしてきます。
Lv.2
プイィ フュッセ ル クロ ド モンシュール ノリィ 2019 フランス ブルゴーニュ 白
こちらは土地のミネラルの香りを楽しめるワインです。
ほんの少しずつ飲み比べていただけると面白いと思います。
肉を食べないと起きる問題
肉を食べないことによる一番の問題はビタミン B 12に関するものです。
ベジタリアンやヴィーガンについての研究を見ると、ベジタリアンで健康になったというデータは確かに多いです。
それによりベジタリアンが体にいいと多くの人が思いがちですが、そのデータもしっかり見てみると、本当に肉を食べなかったことによって健康になったのかがわからないものばかりです。
例えば、体調が悪かった人がヴィーガンになったことによって健康になったという話がほとんどです。
ベジタリアンやヴィーガンになると、肉などを食べない以外にも色々なところに気を使うようになります。
健康に気を使うので、ジャンクフードやラーメンを食べなくなったり、砂糖ががっつり入っている清涼飲料水を飲まなくなったりします。
肉を食べないことで健康になったのか、それまでやっていた不健康なライフスタイルを改善したことで健康になったのかがわからないということです。
この辺りから考えると、悪者になるのは肉ではなく不健康なライフスタイルではないのかと言われています。
肉を食べても、彼らのように健康に気を使ったライフスタイルをするようになれば健康になるという話です。
ビタミン B 12は基本的には肉にしか含まれていません。
これをサプリで補うという人もいますが、サプリで摂ることはおすすめしません。
ビタミンは、サプリで摂取しても良いのはビタミン D ぐらいで、それ以外は発がんリスクが上がったりデメリットがあります。
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肉を食べないことでどんなことが起きるのかということを調べた研究があります。
過去に行われたベジタリアンに関する研究をまとめて、質が高い17件の研究から3230人分のデータをもとに行われたメタ分析になっています。
ベジタリアンが肉を食べないことで、ビタミン B 12はどれくらい不足してしまうのか、あるいは、それをサプリで補うことができるのか、ビタミン B 12の不足によって血中のホモシステイン値への影響など調べられています。
ホモシステインは、簡単に言うと血液中に含まれるアミノ酸で、この数値が高くなるほど血管が老化していくと言われています。
これが高くなるのを防いでくれるのがビタミン B 12などです。
ホモシステイン値が高くなると体内のコラーゲンが減ります。それによって肌がガサガサになったり体にも問題が生じます。
これは様々な生体機能に関係していて、動脈硬化による脳卒中や心血管疾患のリスクを高めると言われています。
ちなみに、ビタミン B 12は脳の働きにも関係していて、これが不足するとバカになるという問題もあります。
そんなビタミン B 12の問題について調べた研究になっています。
結論としては、ベジタリアンやヴィーガンの人はビタミン B 12がまったく足りていませんでした。
肉を食べる人に比べて、ヴィーガンの人はビタミン B 12のレベルは44%も低かったそうです。
ベジタリアンの場合には31%低くなっていました。
やはり、肉を食べないと仮にサプリを使ったとしてもビタミン B 12が不足してしまうわけです。
さらに、ヴィーガンの人は、ホモシステイン値も肉を食べる人に比べて1.5倍ほど高かったそうです。
ベジタリアンも1.26倍ほど高くなっていました。
やはり、肉を食べないことでビタミン B 12が不足してしまい、それがホモシステイン値を上げて、体に様々な悪影響が起きてしまうのではないかと考えられます。
肉を食べないと失われる能力トップ3
それでは、肉を食べないことによるダメージのトップ3を紹介します。
第3位 :血管の老化
ホモシステイン値が高くなることによって血管が老化して、これは様々な病気の原因になってしまいます。
血管は一度老化すると元に戻すのはかなり大変です。
特に日本人の場合には、癌に並ぶぐらい血管の老化がもとになる病気が死因になりますので、この点はかなり気をつける必要があると思います。
第2位 :肌の劣化
コラーゲンを生成する能力が衰えることによって肌がカサカサになったりシワが寄ったりします。
野菜をしっかり食べるのはいいですが、肉を食べないと肌の劣化も起きてしまいます。
第1位 :脳の機能が衰える
体や肌だけでなく脳の機能も衰えて、本来の人間のポテンシャルを発揮することができなくなります。
肉を食べないデメリットを補うのは難しい!
先ほども言ったように、栄養学に精通している人や、ベジタリアンやヴィーガンについてしっかり研究している先生であれば、もしかしたらこのダメージを補うことも出来るのかもしれません。
肉を食べなくても、ビタミン B 12の問題とホモシステインの問題を超える方法を専門家の人であれば見つけることも出来るのかもしれません。
ですが、一般の人にはまず難しいということです。
ベジタリアンやヴィーガンを推奨しているインフルエンサーたちには、ビタミン B 12の問題やホモシステインの問題にまで触れている人はほとんどいません。
どんな食生活をするのも自由ですし、文化的な背景がある場合もあるので、それは結構ですが、誰かにそれを勧めるのであれば問題点も一緒に伝える必要があると思います。
ビタミン B 12をサプリで補えば良いという人もいますが、今回の研究では、サプリで補っても微妙かもしれないというような結果も確認されています。
ベジタリアンとビタミン B 12のサプリの関係について調べられた研究は、非常に少なかったと研究者は言われています。
つまり、ベジタリアンがビタミン B 12のサプリを摂取することにより、ちゃんとビタミン B 12が吸収されて、ホモシステインの問題などを改善してくれるのかということははっきりとしていません。
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ただ、数少ないデータを見てみると、一般的なサプリはビタミン飲料はビタミン B 12も含まれていますが、このビタミン B 12の中身が問題です。
ビタミン B 12としてシアノコバラミンという物質が使われています。
これはビタミン B 12ではありますが吸収効率が悪かったり、あまり体に取り込まれない物質です。
ホモシステインをちゃんと代謝しようと思ったら、メチルコバラミンというタイプのビタミン B 12が必要だと言われています。
しかも、口から摂取しても最大で88%体に取り込まれないで排出されてしまうという指摘もあります。
「自分はベジタリアンだけど、ビタミン B 12をサプリで摂取しているから問題ない」と言っている人に、それがシアノコバラミンかメチルコバラミンかどちらなのか質問して答えられる人は、専門家でもなければほとんどいないと思います。
ベジタリアンやヴィーガンを否定するわけでもありませんし僕は野菜が大好きです。
ただ一般人には難易度は高いということを忘れないでください。
ベジタリアンやヴィーガンの人の考え方も活かしながら、バランスよく食事をするのが一番いいのではないでしょうか。
健康のためには体の細胞をいかに若く保つかということが重要です。
1日3食食べると、どうしても体が老化しやすくなったり集中力が落ちてしまうという問題もあります。
断食も含めて、色々な考え方を合わせて自分なりの健康なライフスタイルを考えていただけたらと思います。
そんな断食の方法については、今回のおすすめの動画でチェックしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
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ドメーヌ・デュ・ヴァル・ラマルティニャン・マコン・ヴィラージュ 2020 750ml 白ワイン
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サン ヴェラン 2019 ドメーヌ デュ ヴァル ラマルティニャン フランス ブルゴーニュ シャルドネ
Lv.2
プイィ フュッセ ル クロ ド モンシュール ノリィ 2019 フランス ブルゴーニュ 白
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://daigovideoapp.page.link/Te9A
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/23298782/