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ブスほど自分はカワイイと思っているのはなぜ

この知識はこんな方におすすめ

  • 自分はイケているという妄想が生まれる心理を知りたい
  • 自分を常に高めていきたい

自分に対する客観性を見失った人たち

今回は敵を作りそうな内容ですが、ブスほどなぜ自分のことを可愛いとかイケメンだと思っているのかということを解説します。

皆さんの周りにもいいのではないでしょうか。
たいして可愛いとかイケメンでもないのに、自分のことをやたらと可愛いとかモテると思っている人が結構います。
聞いてもいないのにこの間ナンパされたという話を言ってくるような人や、別にそれほど容姿がいいわけでもないのにやたらと主張してきて見るに耐えない人が入ると思います。

このような客観性を見失った人は皆さんも結構見たことがあるのではないでしょうか。
自分の客観性を見失って自分のことを可愛いとかかっこいいと思っていて、周りから見ると相当滑っている人がいます。
ファッションでも、どう考えても時代遅れだったり不自然で違和感しかないような服装を平気でする人もいます。

人の身体的な魅力に対する評価や判断とは?

2020年にインスブルック大学が1180人の男女を集めて6つの実験を行っています。
いろいろな実験を行なっていますが、人間は自分や他人の身体的な魅力に対してどのように評価や判断をするのかということなどを調べた研究です。

実験では参加者に対して、自分の身体的な魅力を評価させた上で、それを第三者による客観的な評価と比較することにより、それぞれの評価にどれぐらいの食い違いが現れるのかということを調べています。
要するに、人間の客観性について調べようとしたものです。

見た目が微妙な人ほど・・・

その結果分かったこととして、まず1つ目としては、身体的な魅力が低い人ほど自分は平均的な魅力を持っていると自分のことを評価していて、第三者から指定されている可能性をほぼ意識していなかったということが分かっています。

つまり、ブサイクな人ほど自分は結構イケているとかマシな方なんじゃないかと考えていて、それが他人から否定されたり酷評される可能性をほとんど意識していなかったということです。

これは人間関係やビジネスにおいても同じで、身体的な魅力だけでなく能力や性格などでも、それらが劣っている人ほど勝手に自己評価を高めています。
ダメな人ほど自分は優れていると考えるというのがさまざまな場面でも確認されています。
この研究ではこれが身体的な魅力に関しても成立するということを示したわけです。

これはダニングクルーガー効果と言って、他人の否定が耳に入らなかったりそれをそもそも想定することができなかったりすることから起きる現象です。

正当に自分を評価することができないということが、能力が低い人や魅力が低い人には付いてくるということです。

これはある意味防御機能として働いているもので、自分の能力や魅力が著しく低い人が自分はダメだと落ち込んでしまうと改善する気もなくなってしまいます。
自分はイケているとかまだマシな方だと思えて、そこから努力につながった場合にだけ改善や成長につながります。

人間に希望を見せるという意味では非常に良い特性ではありますが、その希望だけにしがみついて妄想の中だけで生きてしまうようになると逆効果でしかありません。

自分は結構イケているのではないかとかまだマシなのではないかと思うのは構いませんが、もしそう思った時には普段の倍努力をするということを考えた方がいいのかもしれません

自分を客観視して成長させる「知的謙遜」

客観性の中でも特に重要なのが知的謙遜というもので、この知的謙遜というものはあの Google も人材を採用する時に最も重要視している能力のひとつだとされているものです。

自分はまだまだだと考えることによって人間は多くの情報を周りから取り込んで成長していくことができます。
人間の伸び代を測る時にはこの知的謙遜のレベルが重要になり、この知的謙遜を高めるということが人が成長するためにはとても重要なことです。

この知的謙遜に関しては、僕の独自動画配信サービスである D ラボ の方で詳しく解説した動画があります。

知的謙遜〜Googleが最重要視する成長し続ける力

自分がまだまだだと思えることが重要で、この知的謙遜を高めていくと人は勝手に成長していきます。

どんな時でもうまくいっている時こそ調子に乗らずブレーキをかけるようにしておかないと、人間の判断というものはこのようにどんどん歪んでしまうということです。
これは仕事でも自分の見た目でも同じです。

魅力が高い人ほど・・・

続く2つ目の傾向としては、身体的な魅力が高い参加者はより正確に自分の見た目を判断していたということです。

つまり、イケメンや美女の方が客観的に自分の外見的な容姿を見ることができているということです。
ですから、イケメンや美女の方がナルシストだったとしてもまだましなのかもしれません。

もちろん、わざわざアピールしなくてもいいようなことを言われるとイラッとくるとは思います。
とはいえ、客観性という点では過剰に自分のことを判断しているわけではないということです。

魅力が高い人ほど自分のことを客観視することができるというのが2つ目のポイントでした。

さらにその客観性の低さは・・・

さらに3つ目のポイントとして、身体的な魅力が低い人は身体的な魅力が高いイケメンや美女に比べて、魅力的な人とそうでない人の区別をする能力が低かったということも分かっています。

つまり、イケメンや美女の方が他の人に対して本当に魅力的なのかどうなのかを判断する能力が高かったということです。
ところが、身体的な魅力が低い人は自分に対しての客観性を発揮することができないだけでなく、第三者に対しても客観的に見ることができないわけです。

例えば、ブサイクな人にイケメンが来るからと合コンに誘われて、それなら行ってみようかと誘いに乗って行ってみると、とんでもないブサイクしかいなかったというような経験がある人もいると思います。

これはその人が悪気があったわけではないのかもしれないということです。
類は友を呼ぶということでもなく、この実験の示す他人を判断する能力が低いということがあるのかもしれません。

そう考えると、人の魅力を正当に評価する能力が低いわけですから、会社の人事担当などにはブサイクな人は配置しない方がいいということになります。
外見的な容姿で採用を判断する会社は否定されることもあると思いますが、その役割としては外見で判断するべき人もいるということです。

わざわざ他人と比べてしまう・・・

そして、最後のポイントとしては、身体的な魅力が低い人は自分の見た目は他の人と比較する回数は多かったということも分かっています。

ここが興味深いポイントで、現実逃避して自分はイケていると自己陶酔しようとしているのであれば、わざわざ他人と比べようとはしないはずです。
ところが、身体的な魅力が低い人の方が自分の魅力を他人と比べることが多いということです。
本当に自分はイケていると思っているわけです。

つまり、まとめると・・・

ブサイクな人ほど自分と他人を比べて、それによるストレスを受けやすいので、そこから逃れるために自分はイケているとかマシな方だという妄想を自分の中に持っているのではないかということがこの研究からわかることです。

本当に思い込めるのであれば幸せかもしれませんが、いつか現実を突きつけられた時にどうなってしまうのかということは気になるところではあります。

皆さんも自分に対する客観性は大切にしてください。
仕事の能力でも身体的な魅力でも同じですが、客観性は鍛えておいた方がいいと思います。

自分につく嘘から逃れるためのおすすめ

とはいえ、このような自分につく嘘というのは逃れるのが非常に難しいものです。
人間は他人に対してついている嘘はそれを嘘だと認識することができますが、自分に対してつく嘘はいつか本当になってしまいます。
悪気もなく自分さえも騙しているわけです。

この自己欺瞞に対して理解を深めると自分を客観的に見ることも出来るようになりますし、自分を改善し成長していくためには自己欺瞞の罠から逃れる必要もあります

今回のおすすめの本としては、そんな自己欺瞞の解消に使えるおすすめの本を紹介しておきます。

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自分に対して嘘をついてしまったり、それをした方が良いと分かっているのにそれが出来ないというような人間の傾向がなぜ生まれるのか、そして、それに対してどのように対策すればいいのかというヒントを与えてくれる本です。



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『超客観力』

この中には今回いかに重要なのかを紹介した客観性を鍛えるためにも役に立つ僕の本の『超客観力』もあり、これも無料で聴くことができるようになっていますので、自分に対する客観性を高めて自分をもっと成長させたいと思う方は、こちらもぜひチェックしてみてください。

知的謙遜を高めるためのおすすめ

そして、今回大切だと紹介した Google も採用の判断基準として重要視している能力で、自分はまだまだだと考えて周りの情報を積極的に取り込み成長していくための能力である知的謙遜についてはD ラボ の動画でチェックして頂けたらと思います。

知的謙遜〜Googleが最重要視する成長し続ける力

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免責事項:本内容は、心理学の面白さを伝えることを目的として、参考資料や過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。
参考:Tobias Greitemeyer(2020)Unattractive people are unaware of their (un)attractiveness

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