目標・成功

幸せになりたいと言いながら幸せになれない人

幸せになりたいと言いながら幸せになれない人

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 幸せになりたい
  • いつかきっと幸せがやってくる
  • 誰かが幸せにしてくれるはず

+ この知識を動画で見るならこちら

幸せになろうと思えば思うほど不幸に?!

誰でも幸せになりたいと思うはずです。
ところが、人間は幸せになろうと思えば思うほど、幸せが遠ざかってしまうという切ない研究があります。
ですから、僕たちは幸せになろうとしては駄目だということです。結果的に幸せになればいいのですが、幸せになろうと思えば思うほど不幸になってしまうということです。
なぜそんなことが起きてしまうのでしょうか。そして、本当に幸せになるためにはどうすればいいのでしょうか。

人間の幸せに関しての話は色々なでたらめも跋扈している状況ですが、実際の研究によると、幸せになろうと思い頑張れば頑張るほど、なぜか幸せから遠ざかってしまうということが分かっています。
皆さんも経験はありませんか、もしくは、皆さんの身の回りを思い返してみると心当たりはありませんか。いつも幸せになりたい幸せになりたいと言っているにも関わらず、いつまでたっても幸せになれない人とか、そのような人たちの原因はここに由来しているのかもしれません。

幸福を重視すると孤独になる?!

デンバー大学の研究で320名の被験者を集めて、その人たちに対してどれくらい幸せになることを重要視しているのかということをアンケートを取り、それと同時に、その後数週間にわたり細かい日記をつけてもらいました。
その実験からわかったこととしては、幸福感を重視していると答えた人ほど、なぜか孤独感に襲われやすいということが分かっています。しかも、鬱になる確率も高かったということです。
幸せになりたいと考えている人の方が、幸せを探したり意識したりするような気もしますし、いわゆる引き寄せの法則でいうのであれば、幸せを求める人の方が幸せを引き寄せそうな気がします。
ところが、実際にはそのようなことはなく、幸せを求める人の方が孤独になりやすく鬱にもなりやすいということです。

人との繋がりを考えられなくなってしまう

そして、続く実験では、その被験者の方々に対して、幸せな気分でいるからこそ成功するというような幸せになることで社会的成功も手に入れる確率も上がるという真しやかなニュース記事を読んでもらい、その後にもう一度アンケートを取りました。
その記事を読んで、社会的成功を手に入れるためにはまずは幸せになる必要があるのだから、自分はまず幸せにならないといけないという感覚になっている人たちにアンケートを取ってみると、このニュース記事を読んだ人たちは、孤独感や人の輪から仲間外れにされているという感覚を感じやすくなり、実際に他の人と親密な関係を築いたり人との親密さを感じることで分泌されるホルモンであるプロゲステロンの分泌量まで下がっていました
つまり、幸せになると成功するということを考えて幸せを重要視すると、人との繋がりを薄く感じるようになってしまうということです。あるいは、実際に周りの人との繋がらないようになってしまうということです。それが実際にホルモンバランスにも表れてくるということになります。

人間というものは、特に自分の幸せの事ばかり考えていると、自分の内面にばかり集中しすぎてしまいます。自分が今幸せなのかというようなことばかり考えていると、自分のことばかり見るようになってしまい、対人関係や人間関係にまで注意が向かなくなってしまいます
そうなると、周りの人から見るととても自分勝手な人に見えてしまいます。

幸せになりたいと思っている人は、自分の幸せを追い求めることによって知らず知らずに自分勝手になってしまい、人間関係が崩壊していく可能性が高くなるということです。

熱中したり没頭した先に・・・

幸せな状態が悪くて不幸でいなくてはいけないのかというとそういうことではありません。
これは過去の研究でも言われていることですが、幸せで幸福度が高い人の方が人間関係が良くなりメンタルの状態も良くなるということが様々な研究でも確認されています。
これは、幸せになろうとするのがいけないということです。
仕事や何かに熱中したり人間関係をただ楽しんだり、自分のやりたいことをやって、その結果として幸せを感じることが大切です。仕事や遊びや人間関係に集中したり没頭して、その結果としてやりがいや達成感、幸せな気持ちを感じるのは全く問題はありません。
ところが、幸せ自体を追い求めようとしてしまうと、その副作用として人間関係の崩壊が起きてしまい、人間関係の崩壊は孤独感を強くしてしまいます。
以前も紹介しましたが、やはり人間関係というものが人間の幸せを最も左右するものだということが分かっています。ですから、幸せを追い求めることで人間関係が崩壊し、人間関係が崩壊すると人は不幸になってしまうということです。

つまり、まず人間関係はもちろん重要です。
その上で、仕事でも趣味でもどんなことでもいいですが、何かひとつのことに集中したり熱中できる時間を増やすことが、幸せになるためにとてもいい方法です。
自分の熱中できるものを見つけるということが大切です。そして、その先にいい人間関係や友達というものができるはずです。その結果として、幸福度がついてきます。

誰かが自分のことを幸せにしてくれるとか思わない方がいいというのも全く同じです。
例えば、結婚に対してあなたが私を幸せにしてくれるはずだったのに・・・というようなことを言う人もいますが、そんなことはありえないということです。
しかも、人間の幸福度というものは多分に個人の遺伝子の問題もあります。幸せの半分ぐらいは皆さんがどんな遺伝子を持っているかにより決まってきます。
同じことに対しても、そこに幸せを感じることができるかどうかというのは半分ぐらいは遺伝子で決まってしまうということです。
だからこそ、むやみやたらに幸せを追い求めるというよりは、自分が熱中や没頭できるものを見つけたり、あるいは、何かに没頭してそれ自体を得意になったり好きになれるように集中力を鍛えるということを考えた方が、おそらく結果として良い人生を歩むことができるようになるのではないかと思われます。
是非参考にしてみてください。

お金があれば人は幸せになれるのか?!


幸せになるお金の使い方とは?!


ひとつのことに集中するためのおすすめ動画
ハーバードメディカルスクール式注意散漫を防ぐ6つのポイント
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1569336488

リサーチ協力:Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、以下の参考文献を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、これらは、あくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。
より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをおすすめします。
訂正や追加情報があれば、随時修正や追記をします。
参考文献:https://www.ocf.berkeley.edu/~eerlab/pdf/papers/2012_Mauss_Pursuit_of_Happiness.pdf


他の人はこちらも検索しています

-目標・成功
-, , ,

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2019 All Rights Reserved.