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気づいてない人多数【大人の学習障害】とは

この知識はこんな方におすすめ

  • 学習障害かも…
  • コンプレックスがある

非言語性学習障害

いわゆる学習障害としてひとくくりに言われますが、細かく分けるといくつもあります。
その中の1つに非言語性学習障害というものがあり、ウィル・スミスさんを激怒させビンタをくらったクリス・ロックさんが、自分は非言語性学習障害だということを公表されていました。

ADHD ・ASD ・HSP などは学習障害と言われますが、何かがマイナスになっている分、別の何かが大きくプラスになっているというメリットもあります。
ですから、そのメリットの部分をうまく活かすことができれば、それは才能になります。

この非言語性学習障害の人は結構多いようで、アメリカ医師会の発表によると、診断されている人だけで全体人口の4%ぐらいいるそうです。
思っているよりも一般的にあるようで、その症状はアスペルガーと似ているとされています。
非言語性学習障害についての研究は色々とありますが、およそ50%の人が病院などで正式な診断を受けていないとも言われています。

言語性学習障害と非言語性学習障害

言語性学習障害

言語性学習障害とは、基本的には3つに分けられますが、文字や文章や数字などを理解したり使う能力の障害です。

ディスレクシア

ディスレクシアは、いわゆる失読症とか言語障害と呼ばれる文字を読んで理解する能力の障害です。
ディスレクシアの人は本を読んだり授業についていくのがかなり難しくなります。
人によって症状は結構違いますが、訓練や練習によってある程度文字を読むこともできるようになる可能性もあります。

歴史上の偉人や有名な人にもディスレクシアを公表している人が結構いて、ヴァージングループの会長のリチャード・ブランソンさんもディスレクシアだそうです。
ディスレクシアによってプラスになっている部分を能力として発揮することで成功している人もいます。
障害があるから駄目だということではなく、難しい部分を認めてそれをサポートしてもらいながら、自分の強みを活かすことができれば、そうでない人よりも大きな成功を掴むことも出来ます

ディスレクシアの人におすすめするのは本を読むのはなかなか難しいでしょうから、オーディオブックで耳から情報を取り入れるというのがいいと思います。

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ディスグラフィア

ディスグラフィアは文章を書き写したり文章で自分の考えを表現する能力の障害です。
ディスレクシアとディスグラフィアの両方を持っている人もいますが片方だけの人もいます。

ディスカリキュリア

算数障害と言われますが数を扱う能力の障害です。
筆算や暗算が難しかったり計算や数の概念を扱うのが難しくなります。

それぞれが組み合わさったり区別するのが難しい場合もあるようですが、基本的には、この3つが言語性学習障害といわれるものです。
これは割とわかりやすい障害です。

非言語性学習障害

言語性学習障害と違い比較的わかりにくいのが非言語性学習障害です。
簡単に言うとソーシャルスキルに対する障害です。
人が成長するに従ってできるようになる社会で生きていくのに必要になるとされている能力です。

例えば 、場の空気を読んだり相手の感情を読んでコミュニケーションをとる能力です。
人間関係を維持するためのソーシャルスキルや、空間や時間や記憶などを扱う能力でもあります。
これらを上手に扱う事が難しくなるのが非言語性学習障害です。

社会的スキル障害

この非言語性学習障害にも色々とあるようですが、今回のクリス・ロックさんに関しては、社会的スキル障害に当てはまっているのではないかと考えられます。

これは空気を読む力の問題です。
相手の表情やジェスチャーなどから、相手がどのようなことを考えどんな感情になっているのか読み取る能力です。
これによって僕たちは相手と会話をしたり距離の取り方を考えています。

人は声が抑揚によっても相手が怒っているのか悲しんでいるのかもわかります。
ここに障害を抱えて出来なくなるのが社会的スキル障害です。
言うべきではないことを言ってしまったり、相手を遅らせることを言っているのに気づけません。
これはもちろん0か100という問題ではありませんので、ある程度理解することはできても、知らないうちに人を怒らせていることもあります。

言語障害

言語障害は、自分が思っていることや考えていることをうまく口に出して表現できない失語症のような症状であったり、声に出してうまく発音することができない障害です。
定義にもよると思いますので一概には言えませんが、非言語性学習障害の中に言語障害も含まれています。

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聴覚障害

聴覚障害は、耳から入ってくる情報を上手に処理することができない障害です。
聴覚障害の人は雑音に対してとても敏感になってしまいます。
耳から入ってくる情報を処理できないとなると、自分にとって必要な情報とそうでない情報を選り分けることが難しくなります。
そうなると雑音が入ってくると過敏に反応してしまうこともあります。

空間認知障害

立体的に物事の配置や空間を認識する能力の障害です。

記憶障害

時系列をたどったり歴史上の出来事を覚えたりすることが難しくなる障害です。
特に、長期記憶の悪さが目立つことが多くなり、短期的なことは覚えることができても、長期的に物事を覚えたり意味のつながりを覚えることが難しくなります。

これらはざっくりとした説明ですので、気になる方はお医者さんなどに相談していただきたいですが、非言語性学習障害のうち社会的スキル障害というものが、今回のクリス・ロックさんが当てはまっているものではないかと考えられます。

ASD ・アスペルガーとの違い

勘の鋭い方はアスペルガーと同じ症状なのではないかと考えると思いますが、最近の研究でも、この症状はかなり似ていると言われています。
診断の仕方がアスペルガーと少し違うだけで、同じ症状の事を言っているのではないかと言われている研究者もいるぐらいです。

どちらも人間関係が難しくなるという特徴と、独特の感覚とこだわりを持っているとされています。
どちらかと言うと、今回の社会的スキル障害には、アスペルガーにある独特の感覚やこだわりはあまり含まれていません。
アスペルガーの人間関係が難しくなるという特徴だけが含まれていますので、アスペルガーの一側面のことを言っているのではないかともされています。

アスペルガーとASD の3つの障害

アスペルガーに関しては、精神科医のローナ=ウィングさんがアスペルガーや ASD の人の特徴を3つにまとめてくれています。
これらは非言語性学習障害の人の特徴に結構似ています。

社会的行動の違い :人間関係が困難

他の人と関わる時に距離感を上手に取ることができなくなります
ですから、言ってはいけないことを言ったり周りの人が驚くようなことをしてしまったりします。
社会的な行動の違いにより、みんなと同じように行動することが難しくなります。

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コミュニケーションの違い :表現が困難

表現が他の人に比べて独特になります。
逆に言うと、アーティストや画家になると面白い表現が出来たりして成功するパターンもありますが、相手が入っていることを理解したり、相手の表現の意図を理解するのが難しくなります。
自分の言いたい事もうまく言えないのでコミュニケーションの齟齬が生まれてしまいます。

想像力の違い :行動がもたらす結果の想像

想像力の違いもあります。
特定の行動をとることによる結果を推定することが難しくなります
物事の結果を予想したり想像して自分の行動を考える事が難しいので、自分の独特の世界の中で判断して行動してしまいます。

周りの人が期待している行動や予想している行動ができなくなるので、これによっても人間関係が難しくなるということがあります。

学習障害の人が成功するための条件

もちろん、これらの障害を持っているからといって成功できないわけではありません。
アスペルガーを公表している人はたくさんいますが、有名なところではイーロン・マスクさんも自分がアスペルガーだと言われています。

自分がどこでどの能力を活かすのかということを理解し、それをサポートしてくれる人がいれば誰でも成功できる可能性はあります。

文字が読めなければオーディオブックで耳から情報を入ればいいだけですし、文字が書けないのであれば喋った内容を文字にしてもらえばいいだけです。
勉強が難しかったり計算ができないのであれば、スポーツや芸術などの分野での成功を目指せば可能性は十分にあります。

トム・クルーズさんも子供の頃から ADHD でディスレクシアだということも公表されています。
昔は自分の事をかなり責めたようですが、とても素晴らしい先生と出会ったことで変わったそうです。
その先生は、勉強が難しいのであれば、スポーツや芸術や演劇の分野など、自分の苦手なところとは関係のない分野で能力を発揮するということを勧めたそうです。
そのアドバイスとサポートを受けたことによって、世界トップクラスの俳優さんになりました。
実際に、トム・クルーズさんは、台本を読むことが難しいので他の人に声に出して読んでもらっているそうです。
オーディオブックのように耳から情報を入れて、それを演技に落とし込むことができています。

ケネディ大統領やスティーブン・スピルバーグさんも学習障害だと言われていますので、学習障害であっても大きな成功を収めている人はかなりいます。
ただ、そこには条件があり、自分の苦手な部分をサポートしてくれる人がいるかどうかと、自分の得意分野を見つけることができるかどうかです。

得意分野を活かして成功するためのおすすめ

「極端に秀でているところがあるということは異常に不得意なことがあるということ」であり、それは人間の脳がそのようにできているからだということを教えてくれる本です。

脳の配線と才能の偏り ─個人の潜在能力を掘り起こす

こちらの岡田先生の本もとても参考になります。

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そして、何かの障害を抱えているのであれば日常の習慣をつくることを大切にしてみてください。
特に、自分が決めたルールや日常の習慣に従って行動する場合には大きな能力を発揮することが結構あります。
ぜひ習慣化のテクニックを身につけることを考えてみてください。
これについては僕の本ですがAmazon の Audible であれば無料体験で全部聞くことができる対象になっています。

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僕自身も学習障害ではないかと言われたりいじめられたり、人とは違うということで悩んだ時もありました。
ですが、自分にしかない才能や得意な分野を活かして成功することができれば、他の人よりも大きな成功を掴むことも出来ます。

例えば、イーロン・マスクに対してアスペルガーだと言って馬鹿にする人はいません。
結局のところ、自分の得意を活かして成功さえすれば周りの人はそれを才能だと認めてくれます。

自分が障害だと思っていることもコンプレックスだと思っていることも強みに変えることによって人生は大きく変わります
ぜひ皆さんにも自分のコンプレックスだと思っているところに光を見出してもらいたいと思います。
その具体的な方法については、今回のおすすめの動画でそれぞれ解説していますので、気になる動画をチェックしてみてください。

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リサーチ協力:パレオチャンネル

ウィル・スミスを激怒させたクリス・ロックは「非言語性学習障害」だった
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/04/post-98437.php

This video is just “my consideration” based on above literature. Don’t take it seriously.

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