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【引き寄せの大嘘】望むほど夢が叶わない理由

望むほど夢が叶わない理由

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この知識はこんな方におすすめ

  • 憧れの職業に就きたい!
  • 理想とする自分になりたい!
  • 子供に夢を実現してほしい!

なりたいと思うほど自信がなくなる?!

なりたい職業や理想とする自分思い描いても、なかなか実際にはそれになれない理由について紹介させてもらいます。
なりたい職業に就けないとか理想とする自分になかなかなれないという人がいると思いますが、その理由は実はその職業になりたいと思ったことが原因だったということです。なりたいと思うとどんどんそのなりたい自分になれなくなるという切ない研究があります。

お金持ちになりたい、芸能人になりたい、有名になりたい、野球選手になりたい、色々となりたいものがあると思いますが、なりたいと思うと職業でも存在でもそれになれる自信や確信がどんどん減っていくということです。
2019年のニューヨーク大学の研究で、6歳から11歳の子供306人を集めて、科学に対して興味や関心があるかということを定期的にチェックしていく実験を行っています。
当然ですが、科学者になり興味や自信を持ち続けることができる人とそれを保ち続けることができない人がいます。どんなジャンルであってもその興味や自信が失われたら、実際にその職業や存在になることはできないわけです。
どのようにすればそのモチベーションを持ち続けることができるのかということを調べようとした実験です。
この実験では子供たちを2つのグループに分けています。

科学者になれる人生に興味はあるかということを質問されたグループ

科学をしながら生きる人生に興味はあるかということを質問されたグループ

科学者という存在になれる人生に興味はあるかということを尋ねられたグループと科学をしながら生きることに興味はあるのかということを尋ねられたグループと、その存在に注目したグループと行動に注目したグループに分けたわけです。
その後3年間追跡調査して、全員の科学に対する興味を改めてチェックしました。
その結果、存在に注目し、科学者という存在になれる人生に興味はあるかと質問された子供達は、科学者になれる自信をなぜか失っていました
一方で、その行動に注目し、科学をしながら生きる人生に興味はあるかと質問された子供達は、科学者になろうとする希望が大きくなっていたということです。より科学者になりたいと思っていたし科学をしながら生きていきたいと思っていました。

存在ではなく行動に注目する

なぜこのような違いが現れたのでしょうか。
結局、自分が何かになりたいと思う時には、存在を思い描くのではなく、その存在が普段している行動に注目する必要があります。
存在を思い描き自分がそれになろうとすると、その存在になろうとする過程において、自分がその存在に本当になれるのか、その存在にちゃんと近づいているのかという事を不安に思いながら生きないといけなくなってしまいます。未来に対する不安が常につきまとってしまいます。
ところが、科学をしながら生きる人生というように考えれば、それは今すぐにでもできることです。その先に結果としてそれが職業になるという人生があるわけです。
このように行動に注目した方が希望やモチベーションを維持しやすくなります

研究チームのコメントとしては、科学者という存在を重視させる戦略は、自分がその科学者のグループに入っているのか、その一員になれているのかということを意識させてしまい、結果としてそれが裏目に出てしまう可能性があるということです。
つまり、自分は科学者に相応しいのかとか科学者になれるだけの頭脳があるのかといった不安との戦いになってしまいます。理想とする存在のアイデンティティを意識しすぎると、その一員に所属できるかどうかという不安によりハードルが上がってしまい、自信を失ってしまう可能性があるということです。

行動に注目し目標を立てる

ですから、例えば、皆さんがお子さんに起業家になってもらいたいというのであれば、その存在自体を意識させてしまうと、自分がそのカテゴリーに入っているのか、相応しいのかということを常に意識しながら行動するようになってしまいます。
そうすると、不安に追われながら行動や仕事をするようになってしまいます。
当然ですが、不安を抱えている状況ではモチベーションを維持するのがとても難しくなってしまいますし、不安を抱えすぎると IQ が下がったり判断能力も落ちてしまうので、実際の可能性まで下がってしまうわけです。

ところが、起業をしながら生きる人生と考えると、アイデアを沢山作ったり新しいことにチャレンジしながら生きると解釈して、日々挑戦と工夫を繰り返す人生と読み替えることができます。そうなると目の前のやるべきことに集中することができるようになりますので、行動力が上がりその先に起業家としての人生が繋がるわけです。
存在やアイデンティティに注目するのではなく、その行動に注目して目標を立てた方がはるかに達成率は上がるしモチベーションは維持することができるということです。

なりたい存在を思い描くのではなく、その存在が普段からしている行動を続けながら生きていく人生を考えるようにしてください。

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リサーチ協力:Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

参照:Ryan F. Lei et al.(2019).Children lose confidence in their potential to “be scientists,” but not in their capacity to “do science”


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