この知識はこんな方におすすめ
- 上から目線で突っかかってくる面倒な人がいる
- 面倒な人に余計な時間や労力を割きたくない
自分を変えることなく他人に迷惑をかけてしまう人たち
今回は、なぜメンヘラほど上から目線で話しかけてくるのかという理由について紹介させてもらいます 笑。
皆さんの周りにも男性であっても女性であってもメンヘラの人がいたりするのではないでしょうか。
強烈にかまってほしいという傾向が強かったり、メンタルの浮き沈みが著しく激しい人ですが、これはそのメンタルの浮き沈みが問題だというようなことを言いたいわけではありません。
メンタル的な問題で悩んでいて、自分自身の考え方を変えたいとかメンタルを安定させたいと考えている人はたくさんいると思いますので、僕も元々メンタルが弱いタイプでしたから手を差し伸べたいといつも思っています。
そのような人におすすめなのはやはり瞑想をしてメンタルを鍛えていただくことです。
瞑想については役に立つであろう動画と記事と本を紹介しておきます。
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これらを参考に瞑想のトレーニングをして頂けると、感情の安定やメンタルの安定というものは自分の力で作ることができるものです。
自分のメンタルが不安定だということが辛くて何とかしたいと思うのであれば、これらも参考にして取り組んでみてください。
かまってほしいくせになぜか上からマウンティングしてくる
ただ、このようなメンタルが弱い人の中には、自分を変えようと努力したり自分のメンタルを安定させようとすることも考えず、ひたすら他人にマウンティングしてしまう人がいます。
しかも、基本的にかまってほしいという傾向が強いのに、なぜか上から目線で相手を攻撃するようなことを言ったり、マウンティングをすることによって相手に構ってもらおうとする非常に迷惑なメンヘラというものもいるわけです。
今回はそのような迷惑なタイプのメンヘラがなぜ生まれてしまうのかということを解決したいと思います。
これに対しての対応を多くの人が間違えているということもあります。
今回元にしている研究としては、2012年に臨床心理士のアンドレア・ポーラード博士がこのようなマウンティングしてくる迷惑なタイプのメンヘラにまつわる研究をレビューしてくれたものです。
このようなマウンティングしてくる人たちは大きな不安を抱えています。
マウンティングをしてきたり強烈にかまってほしい傾向があるのになぜか上から目線な人たちは、もともと結構無神経なタイプだったり自分の内面が空っぽだということを分かっています。
ですから、他の人に対して脅迫じみたことをしたり上から目線でつっかかるということをしないと、その相手が自分のことを相手にもしてくれないだろうという不安を持っているわけです。
迷惑な行為で関心を惹こうとする!
普通は、相手と仲良くなりたいと思うのであれば、その間に対して喜んでもらえることをしようとしたり何かしらのポジティブな影響を与えることによって仲良くなろうとするはずです。
ところが、自分の中身が空っぽだと思っている人の場合には、自分がいくらポジティブに頑張っても相手の心をつかむことはできないのではないかと考えてしまうわけです。
そうなると、まるでストーカーのように嫌がらせをすることによって、相手の心を自分に惹き付けようとします。
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これはいわゆる非行少年と同じで、自分が頑張っても親に認めてもらえないということを感じてしまうと、逆に、親を心配させるようなことをしたり非行に走ることによって親の注意をひこうとします。
これと同じで、上から目線のメンヘラは自分にかまってほしいわけですが、正攻法で人と仲良くなろうと思っても構ってもらえないのではないかという不安が自分の中にあるがゆえに、上から目線でつっかかるわけです。
これにより他人の時間を奪ったり注意や労力を奪うということをして自分の価値を感じるという非常にゆがんだ状態です。
迷惑な上に恐ろしいですし救いようがない状態です。
しかも、常に上から目線の人もやばいですが、時には下から来たり突然上から来たりとバラバラな人もいます。
自分が調子に乗っている時にはやたらと上から目線で突っかかってくるくせに、自分のメンタルの状態が悪くなったり誰かに怒られたり急に寂しくなったりすると急に下から来たりします。
そして、下から目線できたのでかまってあげると突然上から目線で突っかかるようなことをまた言ってきます。
そうなるとジェットコースターのようなやりとりになって、もはやどのように接したらいいのかさえもわからなくなってきます。
皆さんの脳のリソースを奪っていく!
このような人と付き合うと、皆さんのメンタルが削られたり集中力を奪われたり判断能力が奪われたりします。
常に味方だとわかっている人や常に敵だとわかっている人の場合であれば、人間は脳のリソースを節約しながらその人と接したり付き合うことができます。
その人が味方だと分かっているのであれば背中を任せることができるでしょうし、敵だと分かっているのであれば距離を取ったり万が一に備えていればいいだけですから、それほど注意力を使わなくても脳は対処することができます。
ところが、時には上から目線できたり下から目線で来るジェットコースターのようなメンヘラになると僕たちの脳はパニックを起こしてしまいます。
味方なのか敵なのかということが常に気になってしまい、そのせいで集中力などを無駄に浪費してしまいます。
皆さんはこのような人が身の回りに思い当たるということはないでしょうか。
友達や家族や恋人などの近しい人や会社の同僚などにこのようなメンヘラがいると、いつも集中力を持っていかれてしまい仕事が進まないというようなこともあると思います。
多くの人がしてしまう間違った対応
多くの人がこのような人に対処する時にしてしまいがちな間違いがあります。
今回参考にしている研究によると、このような上から目線でマウンティングしてくる人に対してしてはいけない行動が3つあるということが分かっています。
この3つの行動を多くの人がしてしまいます。
×「できるだけ目を合わせないようにして不快感をアピールする」
これは非常に危険です。
このような上から目線のメンヘラはメンタルのアップダウンが非常に激しく感情的になりやすく衝動的なタイプです。
しかも、自分に全く自信がない人です。
これは自分に自信があって上から目線で来る人の場合であればまだマシですが、自分が空っぽだからかまってほしいと上から目線で来ている人の欲求というものは、自分はここにいるからかまってほしいという欲求が本来の欲求ですから、その人に対して目を合わせないようにしたり迷惑そうだということを主張するということをしてしまうと、その状況は余計にこじれてしまうだけです。
かまってほしいからと上から目線で来ている人に対してかまわないようにすると、それは更に強烈な攻撃になってしまうかもしれません。
特に、中途半端に相手をしているのによそよそしい態度を示すというのが最も危険です。
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上から目線のメンヘラを可哀想だと思い少し相手をしたり助けてあげると、調子に乗ってパラサイトされてしまうということもよくあると思いますが、これも全く同じ理由です。
無視をしたりよそよそしい態度を取ってしまうと、自分はここにいるということをアピールするためにさらにマウンティングしてくるようになりますし、逆に、少し相手をしたり助けてしまうと自分の欲求を満足させてくれる人だとさらに調子に乗って離れなくなってしまうわけです。
×「退屈な様子を見せる」
これも結構危険です。
自分は無価値なのではないかという不安を抱えているのが上から目線でくるメンヘラの特徴ですから、自分はすごいというところを見せたくて上から目線できているわけです。
そのような人に対して退屈な表情をしたりそんな態度を示すと、さらに必死に自分のことを証明しようとしてしまいどんどん上から目線になってしまいます。
あるいは、さらに感情のアップダウンを激しくして、その退屈さを奪い自分のことにもっと注目させようとし始めます。
繰り返し言っておきますが、これはメンヘラや感情のアップダウンが激しいとかパーソナリティ障害がある人をディスってるわけではありません。
そのような人の中にもちゃんと自分の症状と向き合い改善しようと思っている人もいますが、それをすることも考えることもなく他人に迷惑をかけるのはおかしいということです。
×「怒る」
これが上から目線のメンヘラにマウンティングされた時には一番してしまいがちだと思いますが、ストレートに怒るのも危険です。
無視をしたり退屈な様子を見せると、さらに自分のことを証明しようと必死にマウンティングしてくるようになるわけですが、ストレートに怒るということをしてしまうと、自分の事をちゃんと考えてくれているとか向き合ってくれたと勘違いし始めます。
こちらは迷惑だから怒っているだけなのに、この人は自分のことを考えてくれた人だから、もっと同じように絡んでいったらもっと私の事を叱ったり見てくれるだろうから、あの人の頭の中を自分に対する怒りで満たすことができるというようにゆがんだ方向にどんどんエスカレートしてしまいます。
いずれにしても僕たちがこのような人にしてしまいがちな行動は危険なわけです。
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では、一体どうすればいいのでしょうか。
これには色々な方法がありますが、まずは皆さんのメンタルを安定させるということが大切です。
すでにマウンティングされている人やメンヘラに付きまとわれているという人は、その人のメンタルもボロボロになってしまうことが多いですから、先ほども紹介した瞑想について学んで取り入れてもらいたいと思います。
さらにマウンティング対策を学ぶためのおすすめ
そして、瞑想を取り入れると同時に今回のおすすめの動画としてマウンティング対策について解説した動画を紹介しておきますので、ぜひそちらもチェックしてみてください。
上から目線でマウンティングしてくるメンヘラに対してはしっかり対処する必要がありますので、「マウンティングに立ち向かう5つの技法」の方の動画を参考にしてみてください。
こちらは今回のようなかなりきついタイプのマウンティングに対して対策するための方法について解説しています。
そして、メンヘラではないけれどいちいちマウンティングしてきたり面倒な人がいるけれど、同僚などで社内の関係もあり、あまり波風を立てたくないという場合には「波風立たないマウンティング対策【共感プロンプト】」の方を参考にしていただけたらと思います。
こちらでは波風を立てることなくマウンティングを自然にやめさせるための方法について解説しています。
面倒な人間関係に役に立つおすすめ本
さらに、今回のおすすめの本としては、そんな面倒な人間関係に役に立つ本を紹介しておきます。
こちらはサイコパスの人たちが持っているスルーする力について学ぶことができる本です。
周りから文句を言われたり反対されても、ただそよ風が吹いているだけのように何も感じないスルースキルを身につけるために使うことができます。
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さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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免責事項:本内容は、心理学の面白さを伝えることを目的として、参考資料や過去の動画を元に大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。ここでの結論は、記載された論文とは異なる場合があります。
参考:Andrea F. Polard(2012)A Unified Theory of Happiness: An East-Meets-West Approach to Fully Loving Your Life