この知識はこんな方におすすめ
- 日々の生産性を高めたい!
- どうしてもやる気がでない時がある…
仕事&勉強前に5分やるだけで生産性を1.4倍にする方法とは?!
今回は、人によっては2分から3分で終わるでしょうが、仕事や勉強の前に5分ほど行うだけで、生産性を1.4倍にまで高めてくれる方法を紹介させてもらいます。
ちなみに、これは僕も毎日していることです。
毎日コツコツとやるべきことをできているのもこれのおかげだったりします。
やる気がない時に自分を奮い立たせるためにも使えるので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
毎日の生産性維持のためのおすすめ
今回紹介するようなモチベーションの高め方を知っておくことは重要です。
ですが、モチベーションがなくても重要なことは続けられるようになっておくことも欠かせません。
そのためには習慣化のテクニックは必ず身につけてください。
最初はモチベーションをあげて行動してもらい、それ以降は習慣化のテクニックで続けるようにしてください。
そして、続けていてもその習慣が途切れそうになることがあると思いますので、そんな時に今回紹介するテクニックを使っていただければ、自分のやるべきことをずっと続けることができるようになります。
習慣化のテクニックについては、僕の本ですがこちらを使ってみてください。
こちらは Amazon の Audible の無料体験で聞くことができるようになっています。
【オーディオブック無料】
超習慣術
そして、人間のやる気というものはそもそも続かないものです。
理屈でやる気を高めようと思っても人間のやる気は高まりません。それよりも感情にアプローチするとやる気は勝手についてきます。
これについては、僕も尊敬している心理学者の方が書かれたこちらの本が参考になります。
最新研究をもとに感情からアプローチするやる気の高め方を教えてくれます。
なぜ「やる気」は長続きしないのか―心理学が教える感情と成功の意外な関係
やる気が出ない時の対策方法は?
シカゴ大学のモチベーションに関する論文があります。
この論文の著者の方は、人間のモチベーションややる気に関する研究でとても有名なアイエレット・フィッシュバック氏です。
この論文では4つの実験を通じて調べています。
ここからポイントだけをわかりやすく解説したいと思います。
実験では、自分のやる気がない時に他人に対して「どうやったらやる気が出るか?」とアドバイスをしたパターンと、逆に、やる気がない時に他人からそのアドバイスをもらったパターンで比べています。
どちらの方がモチベーションが上がるのか調べています。
例えば、仕事でも勉強でも自分のやる気がなかなか出ないという時には、先輩や上司に相談したりアドバイスをもらおうとすることもあると思います。
YouTube の質疑応答で多くの人が相談してくれるのと同じように、アドバイスを求めるのが普通だと思います。
そのような自分がアドバイスをもらった場合と、逆に 、やる気が出ない時に、同じような悩みを抱えている人に「どうやったらやる気が出ると思うか?」と聞かれて自分なりのアドバイスをした場合で、どちらの方がやる気が出るのかということを調べたわけです。
その結果、アドバイスをもらうよりも自分が他人にアドバイスをした時の方が、勉強であれば38%も多く続けるようになっていたそうです。
つまり、人間のモチベーションというものは、アドバイスをもらうのではなく、自分が他人にアドバイスを与えることによって上がっていくということです。
実際に勉強量も38%も増えていました。
これは勉強だけではなく仕事でも同じです。
僕たちは他人にアドバイスを与えるという行為をすることによりモチベーションが高くなります。
勉強量でおよそ1.4倍も増えたわけですから、仕事でも勉強でもかなりの違いになるはずです。
ダイエット・貯金・職業探しでもモチベーションアップ!
この研究では4つの実験を行なっていますが、ダイエットでも貯金でも、転職などの職業探しでも同じようにモチベーションの向上が確認されています。
やはり、他人にアドバイスを与える人は、自分のモチベーションを維持することがしやすくなるようです。
そう考えると、僕が Dラボなどをずっと続けることができているのも皆さんのおかげかもしれません。
質疑応答でたくさん相談をいただくことが、僕のモチベーションに繋がっているのだろうと思います。
モチベーションが向上する原理とは?
なぜアドバイスをするとモチベーションが上がるのでしょうか?
直接人と会ってアドバイスを与えるのもいいですが、これはネット上やメッセージのやり取りでも同じような効果が期待できると思います。
人が他人にアドバイスを与える過程において、具体的なアクションを思い浮かべながらどうすればいいのかを考えて、それを元にアドバイスをしています。
これがとても重要です。
頭の中で具体的なアクションを思い浮かべることができると、それによってモチベーションを維持しやすくなります。
皆さんが仕事についてアドバイスをする時も、それを進める上での手順や具体的にやるべきことをわかりやすく伝えようとするはずです。
そのやるべき事や手順がはっきりしている方がモチベーションが上がるという研究もあります。
つまり、人は他人にアドバイスを与えることによって、やるべきことが具体的に見えてきてモチベーションが向上するわけです。
やる気が出ない時にアドバイスをもらうのは危険?
では、アドバイスをもらった人たちはなぜモチベーションが上がらなかったのでしょうか?
やる気がない時に他人からアドバイスをもらうのはあまり良くないようです。
皆さんもなんとなくわかると思いますが、なんとなくやる気が出なくて気分が重い時に、親や上司に仕事や勉強について偉そうにアドバイスをされると、余計にやる気がなくなってしまうことがあると思います。
「そんなことわかっている 」と思わず反論したくなるようなことがあると思います。
人はモチベーションが低い時に他人からアドバイスをもらうと、逆に有害な状況にしかなりません。
自分のやる気がない時にアドバイスを受けると、人は自分が他人よりも劣っているという感覚を持ってしまうことがあります。
それによって心理的にモチベーションが下がってしまうわけです。
ですから 、やる気が出ない時には、「自分と同じような悩みを抱えている第三者」に対してアドバイスを与えるようにしてみてください。
お互いに励まし合うような関係が良いと思います。
そんな仲間や習慣を持つことで、仕事でも勉強でも日々のモチベーションを維持しやすくなります。
それでもやる気が出ない時には?
それでもどうしてもやる気が出ない、何もする気がしないということもあるとは思います。
そんな方のための動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
理由もなくやる気が出ない無気力状態を脱出するための方法について解説しています。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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なぜ「やる気」は長続きしないのか―心理学が教える感情と成功の意外な関係
リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797618795472