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これなら頑張れる!良い転職先トップ5
そろそろ転職を考えようかとか、そろそろ転職したいなと悩んでいる人も多いと思います。
転職では、多くの人がミスってしまうことが多いです。
今回はミスらない転職の条件について解説させてもらいます。
良い職場としては、何より自分が成長できる職場が一番です。
ですが、人間関係の問題があったり給料の問題があったり、上司がちゃんと評価してくれないとか、労働時間が長すぎてツラいなど、いろんな問題があると思います。
自分がちゃんと成長を実感できて、仕事に対する満足度も高く給料もついてくる仕事にどんな条件があるのか? ということについて、主にアメリカの臨床心理学者ハーズバーグ氏が提唱している動機づけ衛生理論をもとに紹介させてもらいます。
第5位 :不満がないことよりも、不満を乗り越えられるメリットがあること
動機づけ衛生理論というのは、簡単に言うと、不満や不安を取り除いても、実は仕事に対する満足度は上がらないというものです。
多くの人は、今の職場に対する不満やネガティブなポイントに目が向いてしまいます。
今感じている不満や不安がない職場を探そうと考え、新しい仕事を見つけたとしても、実はそこで満足度を感じることは難しくなります。
今いる職場や以前の職場と同じような問題は必ず起きる前提で考え、その問題が起きたとしても、「自分が成長を実感できる要素」「職場環境や条件」から考え、きっとその問題を乗り越えることができると思えるかどうかです。
自分のモチベーションが上がる要因について注目すると、良い転職先を探すことができます。
例えば、人間関係が面倒な職場で疲れてしまったので、次はリモートがメインの職場を探そうと考え、全く人との付き合いがない職場を選ぶ人がいます。
直接会ってやり取りがないから問題が起きないと考えていたら、もっとネガティブな問題が起きてしまいます。
リモートワークについて調べた研究を見てみると、リモートオンリーの職場であっても、上司との関係を上手に作ることができる人ほど昇進のスピードも早くなり、会社での評価も高くなるということが示されています。
直接会う機会が少ない中で、リモートオンリーで上司と良い関係を作らないと評価されないという問題が起きてしまうわけです。
直接会ってやりとりをする中で良い関係を作ることができない人が、リモートだけで相手と良い関係を作るのはかなりハードルが高いと思います。
余計に自分の立ち位置が悪くなったり、頑張っても評価されないということが起きてしまいます。
不満も不安もあります。
同じ問題が起きたとしても、それを乗り越えて、なお、成長していけるメリットがあるかどうかで仕事を選んでください。
それによってモチベーションも高くなり、不満を乗り越えた全てが皆さんの力になります。
第4位 :好きかどうかよりも、自分の考えや発想を表現できるかどうか
好きなことを仕事にするということも確かに大事です。
好きなことを仕事にするのは良くないという研究もありますが、別に、仕事が好きであることには問題はありません。
ですが、その仕事全てが好きだからという理由で仕事を選ぶと危険です。
仕事には必ず嫌な部分も出てきます。
どんな職場であっても、いざ働き始めてみると嫌な部分が見えてくるものです。
例えば、芸能人や YouTuber に憧れて実際になったとしても、大会社の社長になりたいと思い実際に社長になったとしても、絶対にネガティブな部分が見えてきます。
何を仕事にするとしても必ずネガティブな部分があります。
例えば、人間関係は面倒だけれど、お客さんの喜ぶ顔を見ている瞬間は最高な気分になれるとか、普段の仕事は苦しいけれど、自分の限界に向き合っている瞬間は何よりも充実感があるなど、人は結局、その仕事に自分の好きな部分を見つけることができるかどうかで仕事の満足度が決まります。
好きな部分しかないと感じている仕事は、基本的にはまやかしです。
自分がまだその仕事についてよくわかっていないだけですから、そんな理由で仕事を選ぶと失敗します。
では、どうすれば自分の考えや発想を表現できる仕事を見つけることができるのでしょうか?
そのためには、「自分が主導権を持って取り組めるかどうか」という点に注目してください。
仕事をしていると、自分の好きな部分を見つけることができるはずです。
その職場に任せることができるリーダーがいれば、自分がその仕事が好きだから任せてほしいとプレゼンすることができます。
任せることができる良いリーダーがいて、かつ、その仕事に自分の好きな部分がある職場であれば、仕事はどんどん楽しくなるし、主導権を持って仕事をすることができている感覚を持つことができるので、自分がやりたいことをやっていると思えるようになります。
仕事の中で好きな部分を見つけて、その部分をちゃんと任せてくれるリーダーや上司がいて、そこで主導権を持って仕事に取り組むことができれば、仕事が楽しくて充実している感覚を持つことができるわけです。
最初から好きなことを仕事にしようとするのではなく、好きになれるような構造を整えられるかどうかが転職の成功と失敗を決めます。
自分の考えや発想を表現できる仕事なのか? それを任せてくれるリーダーや上司がいるのか? このような点に注目して仕事を選ぶようにしてください。
第3位 :目標が数値レベルで明確かどうか
曖昧なビジョンや雰囲気しか伝わらない企業理念を大切にする企業が多いですが、これははっきり言って危険です。
数値レベルで評価されることを嫌う人も結構います。
結果ではなく頑張ったことを評価してほしいという人もいますが、頑張ったことを評価する企業は不幸になります。
どんなに結果を出したとしても、普段の姿勢や態度が悪いからといって評価されない可能性もあります。
数字や結果が出ていれば上司は何も文句が言えないのであればまだいいですが、普段の姿勢や態度など、曖昧なことが評価基準になってしまうと、それは上司の気分で皆さんが評価されるということになります。
上司は当然自分にとって都合が良い人ばかりを優遇します。
皆さんの今の職場には、曖昧なビジョンや明確ではない評価基準がありませんか?
全く結果も数字も出していないのに、「あいつは見込みがある」「心意気がいい」など、曖昧なことで評価されたりしている人がいると思います。
それは目標が数値レベルではなく感情レベルになっているからです。
ですから、必ず目標は数値レベルで明確になっているものかという点はチェックして下さい。
よほど上司にゴマをすったりすることが上手な人であればいいかもしれませんが、そんな職場では成長もしませんし、いつかつまらなくなってしまいます。
第2位 :今の自分ができる仕事かどうかよりも、スキルと見合った仕事が与えられるかどうか
自分の成長に合わせて仕事が変わっていくかどうかに注目してください。
自分がどんなに頑張ってスキルアップしたとしても、その先も同じ仕事を続けなくてはならない職場は避けてください。
スポーツ選手で言うところのゾーンのような状況ですが、人は没頭できるようになると、その仕事がたまらなく楽しくなります。
仕事が楽しい状態というのは、この没頭状態になっているということです。
仕事だけでなく 、人生が楽しいというのも、没頭状態になっているということです。
没頭状態に入っている時間が長ければ長いほど、人生に対して幸せを感じるということが研究により確認されています。
没頭できるかどうかが、仕事でもどんなことでも満足度を左右します。
この没頭できるためには、今の自分のスキルよりも、ほんの少しだけ難しい仕事を与えられることが必須になります。
今の自分にとって簡単であればやる気は出ませんし、あまりにも難しいと、不安や恐怖ばかりが頭に浮かび仕事に気がつきません。
自分のスキルの成長に合わせて、仕事内容もちゃんと変わっていくということが見えているかチェックして下さい。
就職でも転職でも、入社したばかりの頃は毎日楽しかったけれど、自分のスキルは上がっているのに、以前と同じことを続けていると、いつのまにか仕事がつまらなくなってしまいます。
転職で失敗しないためには、中長期的に仕事内容が自分のスキルに合わせて変わっていくかどうかということをチェックして下さい。
これは多くの人が見過ごしがちなポイントですので、ぜひ気をつけてください。
第1位 :情熱よりもフィードバックを求める
人の情熱もやる気も基本的にはいつまでも続きません。
仕事に対して情熱をもって取り組んでいるという人は、割り切って仕事をしている人や、ある意味ゲームだと思って仕事をしている人に比べて、ひとつの仕事に対する在職期間が短くなるという研究があります。
情熱では仕事は続きません。
例えば、一緒に入社した同期が割り切って仕事をしているタイプで、情熱もやる気もなかったとします。
そんなやる気のない同期を見ながら、イライラしたり自分はあんな奴に負けないと張り切っていたのに、いつのまにか割り切って仕事をしていた同期の方が仕事で結果を出したり評価されるようになってしまいます。
頑張っているのに報われない状態になり苦しくなります。
仕事ではフィードバックとバランス配分が重要です。
マラソンで情熱をもってスタートから無理をしてしまうと、絶対に最後まで走り切ることができないのと同じです。
フィードバックは、先ほど紹介したように数値化された指標があるかどうかということと、上司の指示が明確かどうかという点に注目してください。
明確な指示のもと、一定の決まった条件を満たしたら特定の報酬を得られるかどうかです。
この条件も報酬もゲームでは明確になっています。
条件と報酬が明確になっているから人は没頭することができます。
曖昧な条件や上司の機嫌を伺うようなことにリソースが使われると、仕事は進まなくなるしつまらなくなります。
このような明確な数値化がされているかどうかということと同時に、エンドユーザーに会うことができるかどうかという点にも注目してください。
直接会うことができなくても、自分の仕事して関わっている商品やサービスが、そのユーザーや利用者をどれだけ幸せにしているかという点が見えるかどうかを確認しください。
エンドユーザーの顔を見ることができなかったり、その機会を与えてくれることがない仕事は続きません。
これは僕も同じで、皆さんからのフィードバックがあるから知識の発信を続けていくこともできています。
実際に、社員をエンドユーザーに直接合わせるだけで、社員のモチベーションは2倍にも3倍にもなったという研究もあります。
このような会社に就職すれば、孤独な戦いになることもありませんし、みなさんのキャリアと成長を持続的に伸ばしていくことができます。
情熱よりも明確な数値化がされているかどうか 、エンドユーザーからのフィードバックがあるかどうかという点を大切にしてください。
新しい職場でいち早く溶け込むには?
今回は職場選びの大切な基準について紹介させてもらいましたが、新しい職場になかなか適応できないという点で悩んでいる人も多いと思います。
職場の人間関係に馴染めないとか、未経験の仕事に踏み切ることができないという人も多いと思いますが、ポイントを押さえれば新しい環境にちゃんと適応することができます。
適応できる人ほど職場での人間関係も作りやすいですし、有利な立場で仕事に取り組むことができます。
新しい環境に最速で適応するための心理学について解説した動画を今回のおすすめの動画として紹介しておきます。
適応力①新しい仕事環境に最速で適応する心理学
そして、先ほど紹介した没頭状態に入って仕事や人生を充実させたいという方は、こちらの本を参考にしてみてください。
フローやゾーンと呼ばれる没頭状態に入るためのマニュアルのような本です。
フロー体験入門―楽しみと創造の心理学
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まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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