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【King Gnu-三文小説】に隠された理想のパートナー選びの心理学

この知識はこんな方におすすめ

  • 幸せな結婚をしたい
  • パートナー選びに失敗したくない

歌詞の感情について自分の感覚で考えてみてください

今回は歌詞解説です。

抽象的な詩を理解しようとすることは実はとてもメンタルの安定に効果があったり、感情の安定のために役に立ったりするものです。
文章だけを理解しようとすると当然ですが情報量が少ないので、自分の想像である程度を補う必要があります。
この想像で補う状態というものがメンタルや脳に良い影響を与えます

ですから、今回の場合であればKing Gnuさんのこの歌詞を作られた方がどのように考えて歌詞を作られたのかということは本人にしか分かりませんが、僕の場合は心理学的に解説するということをさせてもらいます。
ただ曲を聴くだけではなく、歌詞について自分の経験や知識を基にそれと向き合うということをして、その歌詞の感情について自分の感覚で考えるというのがとてもメンタルに良いと様々な研究でも言われています。

とてもいい曲だと思ったので「三文小説」という曲の歌詞を心理学的に解説していこうと思います。
この曲の歌詞の素晴らしいところとして、この中に恋愛において一生連れ添うような理想のパートナーの選び方が全て含まれていました。
理想のパートナーの選び方が全てこの歌詞の中に凝縮されていて、そういう意味でも素晴らしい曲だと思います。

こちらで歌詞の全文も紹介されていますので、曲を聴いてもらい歌詞にも目を通してもらった上でこの先を読んでもらえるとより理解できると思います。

「この世界の誰もが君を忘れ去っても・・・」
「怯えなくて良いんだよ・・・」

まず冒頭からこのような歌詞で始まるわけですがパートナー選びとしてはこれだけでも完璧です。

「この世界の誰もが君を忘れ去っても」とあります。
人間は誰しも自分は若いと思っていますが、どうしても年齢を重ねると自分の感覚はまだ若いのに見た目が老けたり、昔だったらこんなことはなかったのになどと感じることも増えてきて、誰でも自分の老化と向き合う必要が出てきます。

ですから、心理学的に考えると、「この世界の誰もが君を忘れ去っても」というのは、自分が若い時はあんなに輝いていたということも自分の思い出の中にしかそれはないので、周りのみんなが忘れていくという状況です。
そんな時にもお互いに「随分老けたね」と笑いながらずっと隣にいるということを言われていると感じました。

人間にとって老化というものはとても怖いものです。
その老化を共に歩むことができて、そして、その老化したことを一緒に笑って過ごすことができる存在でいるということを冒頭から言っているわけです。

若い女の子が好きだという男性はよくいると思います。
ですが、実際に重要になるのはこの老化の恐怖を乗り越えるどころかともに楽しむことができることで、その人とであれば人として恐ろしい対象である老化に対してもポジティブに捉えることができる相手を選ぶことができればそれだけで間違いなく幸せです。

しかも、「怯えなくてもいいし、そのままの君でいい」とまで言ってくれています。
「増えた皺の数を隣で数えながら」一緒に過ごしていこうと言ってくれています。

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夫婦生活というものは、基本的には年齢を重ねれば重ねるほど幸せになっていくものです。
ネガティブなことを感じづらくなって、2人の関係が良い状態であれば年齢を重ねれば重ねるほどあらゆる活動が若かった頃よりもよくなってきます

これは老化を一緒に楽しむことができる関係を作るということが人生における大きな幸せであり、歳をとってもいつまでも仲良く楽しく過ごしているような老夫婦にはこれがあるわけです。

お金持ちがいいとか見た目がいい人がいい、スタイルがいい人がいいとか若い人がいいなどいろいろ言う人は多いですが、人生で重要なのはそんなことではないということです。
隣で「随分老けたね」と笑ってくれているようなパートナーを選ばなければいけないということがわかる歌詞です。

人間の老化に対するポジティブな考え方というものはとても強いもので、これはお酒とタバコを一切せず野菜中心の食生活にして、さらに定期的な運動も行うという健康的な生活をすべて満たしたとしても伸びる寿命としては4年ほどとされていますが、それを大きく上回り9年だとされています。

年齢を重ねるにつれてしわの数は増えていくけれど、それ以上に思い出は増えて大切な絆は深まっていくという関係を作ることができれば寿命は9年も延びるということです。

こういう人を選ぶべきですしパートナー選びとして本当に重要な要素がここにあると感じました。

「僕らの人生が三文小説だとしても・・・」
「誰もが愛任せ ・・・」

ここに恋愛としての関係から安定した夫婦関係になるために乗り越えなくてはならないことが含まれていますし、それを乗り越える覚悟が僕にはあるということを言われていると感じました。

人間の人生というものはどう頑張っても基本的には三文小説になります
僕たちは人生で楽しいことがあったらいいなとか、宝くじが当たったらいいなとか出世したらいいな、お金持ちになれたらいいなとか年収が上がったらいいな、アイドルと付き合うことができたらいいなとか、色々なことを思い想像するとは思いますが、どんなに素晴らしい人生を手に入れたとしてもそれは1年で三文小説になります

これは人間の幸福度というものが基本的には1年ほどしか保たないものだからです。
これは別に不幸になってしまうということではなく、人間の幸福度のベースラインというものはその半分ほどが生まれつき遺伝子で決まっているものです。
もちろん何かしらマイナスになる問題を抱えているために不幸になっているというのは別ですが、宝くじが当たるような幸せなことがあったとしても、しばらくするとニュートラルに戻り基本となるベースラインに落ち着くということです。

ですから、自分はお金さえ稼ぐ事ができれば人生が変わるとか、いい人と出会うことさえできれば人生が変わると多くの人が考えますが実際にはそんなことはありません。
それはどんなにすばらしい出来事があったり求めるものを手に入れたとしても、1年で三文小説になるということです。

だからこそ最初から受け入れる必要があるわけです。

「僕らの人生が三文小説だとしても」

どんなに素晴らしいことがあっても1年経てば三文小説に戻り幸福度としては落ち着くわけです。
そうなったところで、「何度でも書き直すよ」と何度でも新しい幸せを作りながら、どんなに浮き沈みがあっても共に一緒に生きていこうと言われているわけです。

「誰もが愛任せ、いつまでも彷徨う定め」

多くの人が最初の頃の燃えるような恋愛関係を保とうとしてしまいます。
この恋愛感情というものもどんなに長く続いたとして3年です。

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脳内にフェネチルアミンという物質があり、これは恋愛初期の燃え上がるような感じを作り出してくれるものだとされていますが、3年ぐらいしか分泌されないと言われています。

この3年の間は全てが綺麗に見えますし「愛任せ」でうまくいきます。
旦那さんが靴下をその辺りに脱ぎ散らかしていても、可愛らしいぐらいに考えて片付けたりしてあげられるのも3年ぐらいまでです。
それを過ぎると、何か言わせるのかと喧嘩になったりしますがそれが普通です。

これを受け入れてどんなに足掻いても三文小説になっていくわけだけれど、それでも君と一緒にいたいということをこの歌詞は言っています。

要するに、燃えるような恋愛感情の「その先を一緒に書き足していこう」ということを言われているわけです。

幸福度は1年しか持たないということを覚えておいてください。
相手が自分を幸せにしてくれるとか考えるのではなく、その人とであればその恋愛感情がなくなったとしても一緒にいることができるかということを考えるべきだということを教えてくれる歌詞だと思います。

「真実と向き合うためには1人に・・・」

夫婦だからずっと一緒にいるべきだとか考えてしまう人も結構いますが、夫婦の関係のためにはお互いに1人の時間もちゃんと作るべきです。
夫婦が結婚した時に2人だけの世界に入ってしまう人たちがいますが、そうなると関係としてはうまくいきません。

結婚することによって友達付き合いが減ったりすると夫婦関係は壊れやすくなるということが分かっています。
夫婦関係においては人間関係を犠牲にすることなく2人の関係をどのように築いていくのかということが重要になります。

ですから、真実と向き合うためには1人にならなくてはいけない時もあるでしょうし、時にはそれが過ちだとわかっていてもしなくてはいけない時もあります。
そんなことがあったとしてもそれさえも一緒に乗り越えていこうと言われています。

これは結婚生活がうまくいきますようにというような緩いことを言っているのではなく、きっと僕たちは間違うだろうし、その間違いをなかなか直すこともできずお互いに別々に時間を過ごさなくてはいけない時もあるだろうということさえも含んでいるわけです。

そしてサビの部分では・・・

「駄文ばかりの脚本と三文芝居に・・・」

楽しいことばかりではありません。
結婚したり長い時間を共に過ごせば普通のことの方がはるかに多いわけです。それにいつまでも付き合っていたいということを言われています。

そして、この人は相手を幸せにしてあげるということを決して言ってはいません。

「君の不器用な表情や言葉ひとつで救われる僕がいるから」

ということを言われています。

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結婚生活がうまくいくかどうかというポイントとして他にもとても重要なことがあり、「結婚相手が自分を幸せにしてくれる」とは思わないこととされています。
相手が自分を幸せにしてくれると思っている人は結婚生活はうまくいきません

先ほど紹介した通りどんなに幸せなことがあったとしても幸福度は必ずベースラインに戻るものですから、相手が自分を幸せにしてくれるという感覚が間違っているというわけではありませんが、普段の日常的な相手の表情や言葉ひとつで勝手に自分は救われているし、それに感謝したいということをこの歌詞は言っていますし、これこそが本当の幸せだと思います。

恋愛に迷ったりすることもあると思います。
どんな人と付き合えばいいのかが分からなくなってしまうこともあると思います。

そんな時にはこの曲を是非聴いて歌詞を振り返ってみてください。
何度もこの曲を聴きながらこのような人と自分は結婚するべきだと考えれば、おそらくは結婚相手に間違うことはないと思います。

「とめどなく流れる涙雨が・・・」
「愚かだと分かっていてもなお・・・」

長い間一緒に過ごしていれば悲しい出来事があったり、辛いイベントもあり人生が区切られていくこともあります。

辛いことがないとか幸せであるということが結婚ではなく、辛いことも悲しいことも何度も何度も一緒に乗り越えていくことができる関係が理想の関係です。

このようなことをちゃんと話し合うことがとても重要です。
自分にとって嫌なこともちゃんと話さなくてはいけませんし、悲しいことや辛いことがあったとしてもどう乗り越えていくのかということが重要です。

ぜひ皆さんは付き合い始めの一番幸せな頃にこの曲を聴きながらこのことについて話し合ってみてください

自分の言いたいことをちゃんと言うことができない関係というのは長くは続きません。
旦那さんが仕事で忙しい大変そうだから言いたいことが言えないとか、奥さんが旦那さんの仕事が大変な状況気遣って心配しているのに見栄を張って大丈夫だと答えるというようなことをしてしまうと、その溝はどんどん大きなものになってしまいます。

しんどい時や辛い時にはそれをちゃんと話すことができる関係でなければ長くは続きませんし、言いたいことを言えない状況があるだけ2人の関係は離れていきます。

ですから、最初の関係が良い時に話し合っておいてください。
辛い時もあれば悲しい時もあるだろうし泣かせてしまうこともあるかもしれません。そのようなことがあった時にはお互いにどのようにしていこうかということを話し合っておくべきだということをこの歌詞は教えてくれます。

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この言いたいことをちゃんと伝えるためのテクニックとしてはアサーションというテクニックがあります。
このアサーションのためのおすすめの動画と本を今回のおすすめとしても紹介しておきます。

アサーションのためのおすすめ

自分が言いたいことが言えなかったために恋愛が終わってしまったり、相手のことを好きになればなるほど言いたいことが言えなくなってしまうとか自分を犠牲にしてしまうという人も結構多いのではないでしょうか。
そんな人はぜひアサーションについて学んでおいてもらいたいと思います。

言いづらいことの伝え方【感情伝染フィードバック】ケンブリッジ大学研究から

「立ち尽くしたあの日の・・・」

これも素晴らしいことですが過去の肯定です。

恋愛では過去を気にしてしまう人が多いと思います。
過去に離婚したとか親に虐待を受けたとか、自分に対しても相手に対しても過去の色々なことを気にしてしまう人が結構います。

立ち尽くしたあの日の頼りない背中というのが自分のことなのか相手のことなのかはわかりませんが、どちらにしてもそれを強く押してみせるということを言ってくれています。
2人にどんな過去があったとしても、自分が強く押していくということを言われているのだと思います。

この後はサビが続きますが、「駄文ばかりの脚本と三文芝居にいつまでも付き合っていたい」というフレーズが本当に素晴らしいと思います。

こんな素晴らしい人と出会いたいと思う人も多いでしょうが、なかなかそんな人はいないと感じる人も多いと思います。
そんな相手を見つけるためのポイントとしては誠実性です。

男性であれば誠実性が高い女性と付き合うと出世しやすくなるということも分かっていますし、女性の場合であれば誠実性が高い男性と付き合うとメンタルもとても安定します。
お互いにこの誠実性が高いカップルであれば、このフレーズにあるような素晴らしい関係を築くことも出来るようになります。

ですから、この誠実性が高い相手を選ぶようにするのもポイントですが、自分の誠実性も高めるということをしておけばこの歌詞にあるような素晴らしい関係を作ることもできるはずです。

この誠実性を高めるための方法としては色々とありますが、マインドフルネスや瞑想が役に立つと思います。

こちらを参考にしてもらえると自分の誠実性を高めることもできますし相手といい関係を築くこともできるのではないかと思います。

このように心理学というものは日常の中で使ってみると本当に面白いものです。
皆さんは別に心理学のプロになる必要はないでしょうし僕も決してプロではありません。文献を読むのが好きなだけのただの理系の素人です。
ですから、心理学的な議論というよりもこのような知識があれば歌の歌詞ひとつとってみても物の見方が変わります。

これは勉強も同じで学ぶことによって世の中に対しての見方が変わるということがあります。
そんな面白さをより多くの方々に伝えることができればと思っています。

そんな知識を僕が知識の Netflix を目指して作った動画配信サービスである D ラボの方では紹介させてもらっています。
今なら20日間無料で使うことができますのでぜひチェックしてみてください。

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さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。

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免責事項:本内容は科学の面白さを伝えることを目的としたエンタメです。なるべく多くの方に、科学的思考に興味を持ってもらうために、参考資料や過去の動画を元に、大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。動画の結論は実際の研究とは異なる場合があります。
僕は文献を読むのが好きなタダの理系であり、専門家ではありません。また、多くの科学者とも同じように人間ですから、間違うことも多々あります。実際に知識を利用する際にはご自分で調査するか、専門家に相談してください。
参考:King Gnu - 三文小説https://youtu.be/Y8HeOA95UzQ

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