この知識はこんな方におすすめ
- 仕事に行きたくない…
- なんとなくダルい…
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仕事する気がなくなる原因トップ5
仕事というものは、基本的にはやらなくてはならないものでもありますが、やりがいがなくなったり、この仕事にやる意味なんてあるのだろうかと考えてしまうこともあると思います。
仕事するやる気もなくなり、仕事する意味を感じなくなってしまう原因がわかっています。
仕事する気がなくなってしまうのは、仕事をする意味ややりがいを奪うような職場の環境や上司の行動があるからで、それはたくさん考えられます。
様々な職種の人を対象に調べた研究によって、もっとも仕事から意味ややりがいを奪ってしまう原因をピックアップさせてもらい、トップ5として紹介させてもらいます。
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第5位 :他人との繋がりが感じられない
人は孤独感を感じたり、自分はひとりなのではないかと感じてしまうと、どうしてもやる気を感じられなくなったり、ポジティブな感情が消えてパフォーマンスが落ちてしまいます。
職場やチームの中で孤立感を感じたり、自分をサポートしてくれる人は誰もいないと感じてしまうと、それだけでも人は仕事に対するやりがいを見失ってしまいます。
会社の中に仲間がいないと感じたり、自分の仕事が誰の役に立っているのかわからないという感覚です。
アーティストであれば、自分の作品を誰も評価してくれないということもあるかもしれませんが、それも評価されないことが耐えられないのではなく、ファンなども含めて他人との繋がりを感じられないからです。
逆に言うと、他人とのつながりを感じることができればやる気やモチベーションを高めることができます。
まずは自分から誰かを助けたり、自分の関わっている仕事や商品を使っている人と少し話をするだけでも解決することができます。
第4位 :評価基準が曖昧
仕事が虚しくなる要素について調べた調査を見てみると、必ず出てくるのが評価基準が曖昧だという問題です。
例えば、自分の仕事の結果に対して給料を上げることはできないと言われているのに、なぜか自分よりも結果を出していない同僚の給料が上がっていたり、ちゃんとお金をもらってしている仕事なのに、なぜか不当に安い金額で使われたりする状況です。
職場の中で不公平が起きていたり不正がはびこっている状況も、仕事からやりがいややる気を奪ってしまいます。
評価基準が数値目標として明確に決まっている職場ではこの問題は起きません。
例えば、売上に応じて自分の給料がどれだけ上がるのかはっきり決まっているのであれば、機械的に判断されることですから不公平や不正は起こりません。
ところが、多くの人は機械的に自分の評価が決まるとなると怖いと思ったり嫌がります。
ですが、実際には機械的に評価が決まる企業の方が優しい企業です。
もし上司からの評価や上司から見た態度だけで評価されるとなったらどうでしょうか?
このような評価基準が曖昧な企業では、全てが上司の気分次第で決まってしまいます。
明確な数値目標がない企業には入らないでください。
必ず不公平が起きて、皆さんのやる気を奪ってしまいます。
明確な基準ではなく、上司の気分で皆さんの未来が決まったら最悪です。
第3位 :準備・対策ができない環境
準備や対策ができれば防ぐことができるリスクがあります。
事前に聞いていれば準備することができたり、可能性を把握することができていれば対策することができたはずなのに、それを上司が許してくれないとか、会社そのものとしてそもそもそういう方針がないとなると、無駄なリスクに怯えながら仕事をするしかなくなります。
仕事で成功を目指してリスクを取って挑戦することが重要ですが、それはやむを得ないリスクを取るべきであり、無駄なリスクまで取るべきだということではありません。
無駄なリスクは僕たちのやる気を奪います。
例えば、どう考えても雨が降る可能性が高い時期にイベントを開催するとします。
それなのに、雨の対策については上司に掛け合っても一切準備しないような職場です。
高い場所での作業が必要な仕事なのに、必要な命綱を準備してもらえないようなイメージです。
このような準備や対策で必要なリスクを消すことができない職場です。
無駄なリスクを取らなくてはならない状況も、著しく僕たちのやる気を奪います。
第2位 :目的がわからない作業
やる意味がわからないような書類をひたすら作らされたり、何に使うのかもわからないようなものを作らされたり、とりあえず昔からの決まりだからと言われ、自分が必要もない会議に参加させられたり、パソコンですれば3分で終わる作業を、昔からのルールだと言われ紙で無駄に時間を使ってさせられたりすれば、当然僕たちはやる気を失います。
意味がわからない無駄な作業をさせられるというのは、激しくモチベーションを下げてしまいます。
皆さんがもし経営者やマネージメントをしているのであれば、やらなくてもいい作業を探すということは必ず必要です。
従業員のモチベーションを高めるために、高い目標を掲げたり夢を語ったりするよりも、無駄な作業を潰すことの方が従業員ははるかに働く意味を感じるようになります。
マネージメントや経営のための本を読んで、社員を効率的に使えるようになろうとしている経営者やマネージャーはたくさんいます。
ですが、そんなことを学ぶ前にやるべきことがたくさんあります。
わざわざ紙で用意する必要のない資料を紙で作らせたり、プリントアウトする必要もないプレゼン資料を印刷させたり、そんな無駄な作業をなくすだけで社員のモチベーションを上げることができます。
どんなにやりがいがある仕事だったとしても 、目的がわからない作業が入ってきたら、それだけでやる気やモチベーションが台無しです。
第1位 :価値観の分断
自分の成長とか、お客さんの笑顔とか、人それぞれ仕事に対して自分の価値観があると思います。
個人が抱いている価値観と会社としての方向性や価値観が分断されているのが最も危険な状況です。
これは自分では気づいていないけれど、仕事を虚しくさせてしまう最も多いパターンだと言われています。
例えば、皆さんが建築家だったとして、こだわって素晴らしい建築を作りたいと思っているのに、会社の上層部がとりあえずコスト削減が何より重要だと考えていると、自分の理想を現実にすることができないので分断されてしまいます。
もしラーメン屋さんだったとしたら、とことんこだわり抜いて少量しか作ることはできないけれど、どこよりも絶対においしいラーメンを作ろうとしていたとします。
ところが、上層部はとにかくコストを削減して原価を1杯150円で作れと言い始めて、それは大量生産して利益を上げると言ってくる状況です。
こだわって良い仕事をしたいということと、とにかくコスト削減さえすればいいという会社の方針では、どう考えても相反するものにしかなりません。
個人の価値観と会社の価値観は、どのようにしてそれを擦り合わせるかが重要です。
もちろん、個人の価値観と会社の価値観が100%合致することはありませんので、自分の価値観を相手に合わせることも重要ではありますが、共通点を見つけて、どこまで合わせることができるのかを考えることが必要です。
完全一致は難しくても部分一致できる仕事を選ぶようにしてください。
今回は仕事する気がなくなる原因について紹介させてもらいました。
これらを意識して気をつけていただくだけでも、朝起きて仕事に行きたくないという気分を減らすことができると思います。
仕事のやりがいを引き出すために!
今回紹介したやる気がなくなる原因以外にも、もちろん様々な問題があると思います。
多少嫌な仕事があったとしても、やる気を高めて結果を出して頑張りたいという人も多いと思います。
そんな人はこちらの動画で、仕事のやる気を引き出す方法を学んでみてください。
仕事へのやる気を引き出すためのトレーニングについて解説しています。
短時間で大きな成果をもたらしてくれることだけをまとめています。
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そして、仕事に没頭できる工夫をすることも重要です。
フロー体験の研究について第一任者の方が書かれたこちらの本が参考になります。
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