この知識はこんな方におすすめ
- 自分の身を守るために
- 大切な人の身を守るために
日本人を対象にした調査
今回は、日本の新型コロナについて新たに分かった事実トップ5として紹介させてもらいます。
新型コロナについての研究としては、もちろん日本でも行われていますが、海外の研究が結構多かったということがあります。
例えば、日本人やアジア人の持っている遺伝子は新型コロナでの重症化のリスクが比較的少ないのではないかということがいわれたり、国や文化によって結構違いがあるのではないかとも言われています。
日照時間の違いによっても、ビタミン D が不足すると新型コロナに限らず感染症のリスクが高まるということもあるので、国によって地域差が結構あるのではないかということが言われているわけです。
そんな中、日本の新型コロナに関して新たに分かった5つの事実について紹介させてもらいます。
日本人のデータだけを使ったという少し珍しい調査があります。
僕はPCRnowという郵送で気軽に使うことができるPCR の検査を使っています。
PCR 検査では重要なポイントがあります。
まずはちゃんとお医者さんがしているものとそうでないものとがあります。
お医者さんがしていないものは安価ですが、陰性証明書などを出すことはできませんし、検査の際も不純物などによりエラーが起こらないように処理する必要がありますが、それを行なっていないものもあります。
2000円から3000円ぐらいの安い金額で PCR 検査ができるというなものもありますが、診断結果に保証はできないので、改めて医療機関で診断するように逃げ道を残しているものが多いので、それであれば最初からお医者さんが行っている PCR 検査を受けた方が良いのではないかと思います。
僕の場合は、どうしても人に会う機会もありますので、週に1回受けることができるサブスクリプションの PCR 検査を使っていていますが、このPCRnowというところが興味深いデータを出してくれていました。
これまでの検査結果のデータをもとにイェール大学が分析を行ったものだそうです。
PCR 検査時に回収した問診票のデータと照らし合わせて、どのような症状を問診票で報告している人が陽性率が高いのかというようなことをデータとしてまとめてくれていましたので、これを僕なりに解説させてもらいたいと思います。
PCR検査からみる事実
事実その1 :疑わしい人の陽性率が2倍に
疑わしい人の陽性率が昨年の11月から12月に入り倍ぐらいになっているという事実があります。
これは感染の数が増えているということですから、感染力が上がっていると言ってもいいのかもしれません。
自分が新型コロナかもしれないと思った人が PCR 検査を受けるわけですが、11月以前にはその PCR 検査を受けた人のうち5.5%が実際に陽性だったそうです。
ところが、12月には11.4%にまで上昇していました。
要するに、体調が悪く気になって検査をした人のうち陽性だった人が倍ぐらいにもなっているということです。
事実その2 :陽性率が高いのは嗅覚異常
どのような症状が出た時に陽性率が高いのかということもこのデータでは調べてくれていて、その確率が一番高いのはやはり嗅覚異常でした。
匂いを感じなかったり嗅覚異常が起きた場合には、38%の確率で陽性だったそうです。
さらに、発熱が起きている場合には26%の確率で陽性だったということも分かっています。
ですから、このデータでは問診表と照らし合わせたわけですが、熱が出ているという場合には4人に1人は新型コロナに感染していて、嗅覚異常の場合には3人に1人が感染していたということです。
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事実その3 :筋肉痛と結膜炎にも注意
12月のデータで各症状別の陽性率も出してくれていて、意外にも筋肉痛と結膜炎にも注意したほうがいいということが出されています。
新型コロナの陽性率が高い自覚症状としては、嗅覚異常が38%の確率で陽性とされていて、悪寒を感じるのが27%、発熱が起きている場合には26%、痰が25%で、意外にも筋肉痛が21%で結膜炎が20%だそうです。
もちろん、これらは単独の症状として現れるわけではありません。
人それぞれ症状の組み合わせがあると思いますが、それぞれの症状を個別に数字として表すと、意外にも筋肉痛や結膜炎も陽性率としては結構高かったということです。
倦怠感は17%で頭痛が14%ということですが、意外にも、息苦しさは11%とか咳が9%ということですから思っているよりも少ないようです。
咳や息苦しさを伴わない症状も結構あるようですから、その点にも気を付ける必要はあるのかと思います。
筋肉痛は結膜炎はあまり意識していない人も多いでしょうから、別に筋トレをしているわけでもないのに急に筋肉痛を感じたりした場合も気を付けた方がいいとは思います。
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事実その4 :濃厚接触よりも体調不良が危険
いわゆる濃厚接触であったり自分の身の回りに新型コロナ感染者が出た場合に、自分も陽性になる可能性は気になるポイントだと思いますが、この濃厚接触よりも体調不良の方がどうやら3倍も危険だということがこのデータからは読み取れます。
もちろん、ここにはいろいろなバイアスもあると思いますし、気づいていないだけという可能性もあるとは思いますが、身の回りに新型コロナの陽性者がいた場合の陽性率は2.3%ですが、一方で、体調不良での陽性率は7.4%だったということです。
身の回りに新型コロナの陽性者が出たという場合に比べて、その3倍も体調不良を感じた場合には陽性率が高くなるということです。
ですから、体調不良を感じて、それに、先ほど紹介したような症状があった場合には、やはり郵送でもいいので PCR 検査を早めに受けた方がいいと思います。
少し気になっても病院に行くとかえって危険な気がするというようなことを言ってなかなか検査を受けない人もいるでしょうし、忙しくて検査を受ける時間がないという人もいると思いますが、郵送であれば問題はないと思います。
万が一の時に備えてあらかじめ自宅に1つ用意しておくのもいいとは思います。
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事実その5 :自己診断が意外と正確
最後のポイントとして、自己診断が意外と正確だということも見て取れます。
もちろん、自己診断だけに頼るのは危険だということは医療の場では常に言われることですし、それは事実だと思います。
ただ、新型コロナに関してはこの自己診断が割と当たるようです。
自己申告でも、発熱を伝えている人の5人に1人、嗅覚異常を伝えている人の5人に2人は陽性だったそうです。
ですから、自分の判断でも熱が出ていてなんとなくヤバいかもしれないと思った時には20%ほどの確率で陽性で、嗅覚がおかしい気がして不安になったという時も40%ほどの確率で陽性だということです。
これは自分自身でも少し不安を感じたという時には、早めに検査を受けて確認するようにしたほうがいいということだと思いますし、今後はそのような姿勢がより必要になるのかと思います。
余計なリスクを減らすためのおすすめ
僕が使っている郵送でできる PCR 検査のリンクと、先ほどビタミン D が不足するとよくありませんので、こちらも一応参考として紹介しておきます。
ビタミン D は油とビタミン K と一緒に摂ると吸収効率が上がるとされていますので、ビタミン D と K が組み合わされているものを魚やサラダにオリーブオイルをかけて一緒に摂るようにするといいと思います。
自分の体調を整えて免疫力を上げるということが一番重要です。
余計なストレスのためることなく免疫力を高めることが重要だと思いますので、そのために参考になる本を紹介しておきます。
こちらは痩せるし体調も良くなり肌も綺麗になる一石何鳥にもなる最高の体調の作り方を教えてくれる本です。
こちらはコロナに関する最新の研究も大量に引用文献として扱ってくれていて非常に参考になる本です。
どちらも新型コロナが終わっても役に立つ本ですからチェックしていただけたらと思います。
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メンタルも守るために!
新型コロナから自分や家族を守ることも大切ですが、メンタルを守ることも忘れないようにしてください。
あまりにも悲観的に考えてしまったりネガティブになりすぎてしまうと、結果的に自分の心を追い詰めてしまうことになりかねません。
辛い状況に陥っていたり自宅で不安を抱えながら過ごす時間が続いている人もいると思いますが、楽観性を鍛えるということも考えてみていただけたらと思います。
楽観性というものは鍛えることができるもので、これはポジティブシンキングとは全く違うもので、自分が意図して物事を楽観的に考える力を身につけるだけで成功に近づくことができるということが様々な研究でも示されています。
人生の成功のために必要な能力の1つとして楽観性というものが言われています。
今回は、そんな楽観性を身につけるための方法について解説した動画をおすすめの動画として紹介しておきます。
今なら20日間無料で使うことができますのでぜひチェックしていただけたらと思います。
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さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://wp.pcrnow.jp/press-release-long106/