この知識はこんな方におすすめ
- 日々の生産性を高めたい!
- 今年の目標を達成したい!
今年の生産性を爆上げするためのiPhone の設定について紹介させてもらいます。
もちろん Android でも同じことはできますが、iPhone でどのような設定をすると生産性を爆上げすることができるのかということを今回は6つのポイントから紹介させてもらいます。
ポイント1 :ページを分ける
これはとても簡単なことですが結構効果のある方法です。
多くの人は、よく使うアプリを最初のページに置いていたり、よく使うアプリは前に出して、あまり使わないアプリはフォルダに入れたりしていると思います。
仕事用のアプリのページとプライベートでよく使うアプリのページを分けるようにしてみてください。
仕事でもプライベートでも LINE を使うという人も結構多いと思いますが、このような場合は「オンページ」と「オフページ」を作ってください。
仕事やコミュニケーションにおいて自分が「オン」のモードの時に使っているアプリをひとつのページまとめてもらい、別のページで「オフ」のモードの時に使っているアプリをまとめてください。
友達と積極的にコミュニケーションをとりたいという時に使うアプリは「オンページ」でしょうし、リラックスしてのんびりしている時に Netflix を見るというのであれば、それは「オフページ」に置くようにします。
人は無意識にスマホを開いたりアプリを開いた時に、脳の様々な機能が勝手にオンになっています。
例えば、リラックスしている時であっても SNS の通知が鳴ったりすると、それを早くチェックしなければならないと勝手にオンモードになってしまいます。
そうなると、いつまでたっても脳が休まらない状態になってしまいます。
常にオンの状態になっているというのは、運動に例えるならずっと筋トレをしているようなものです。
いつまでたっても体を休めることができないので、そうなると当然集中するべき時に集中することができないということにもなります。
ですから、まずは ON のページと OFF のページを区別するというのが最初のポイントになります。
ポイント2 :通知をオフにする
スマホの通知が鳴るだけで、皆さんの集中力はスマホに全てを持っていかれてしまいます。
例えば、LINE の通知が鳴ったら、それを一瞬見てすぐに切り替えてまた仕事を始めることができるという人もいるかもしれませんが、それでもかなり集中力は奪われています。
このスマホの通知によって奪われた集中力が元に戻るまでに、およそ20分から30分ぐらいは時間を要するということが分かっています。
ということは、20分から30分に1度ぐらいスマホの通知が鳴ったり気になるということがあると、目の前のことに集中力をちゃんと発揮することができていません。
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それにより仕事や勉強に無駄に時間がかかってしまったりして、通知をオンにしている人とオフにしている人を比べると、なんと1ヶ月間も自分が使うことができる時間が変わるというデータもあるぐらいです。
ですから、そういう意味では、皆さんが今年スマホの通知を切ることによって、それだけで1年を12ヶ月ではなく13ヶ月ぶんの時間を使うことができるようになるわけです。
仕事の関係でどうしても通知を切ることができないという人もいると思います。
そのような場合は、例えば、午前中と夜だけは通知をオフにするとか、夜の一定の時間だけはオフにするというのもいいと思います。
例えば、夜の一定の時間から翌日の午前中までは通知をオフにするようにするのもいいと思います。
そうしておくと、特に午前中に集中して取り組みたいことなどに、余計なことに気を取られることなく集中することができるようになります。
仕事をしていて連絡にすぐに気付く必要があるという人でも、せめて仕事が終わってから翌朝までの自分自身の将来のために使う時間だけでも通知オフにしてみてはいかがでしょうか。
2つ目のポイントとしては、スマホの通知をオフにすることで1年を13ヶ月にするということでした。
ポイント3 :スクリーンタイム制限
最近の iPhone には、どれぐらいの時間スマホの画面を見ていたかということを表示してくれる機能があります。
これにより自分がどんなアプリにどれくらいの時間を使っていたのかということが見えるわけですが、これにはサブ機能としてスクリーンタイムを制限することができる機能もあります。
iPhone :設定→スクリーンタイム→「休止時間」
自分が画面を見ないように制限する時間帯をあらかじめ設定しておくことができます。
その時間帯に使うことができるアプリと制限するアプリは個別に設定することができます。
制限しているアプリは制限中だと表示されて、制限を1分だけ無視するというようなボタンも表示されますが、無意識にアプリを触ろうとしても気づくことができます。
例えば、寝る前なのに Netflix を見ようとしていたとか、夜のこんな時間から無駄にネットサーフィンをしようとしていたということに気づくことができます。
寝る前にスマホを使ってしまい余計な事にダラダラと時間を費やしてしまうとか、本を読んだり勉強をする時間なのに、ついついスマホを触って時間を無駄にしてしまうということは結構多いと思います。
あらかじめスクリーンタイムを制限することによって、そのような状況を防いで、自分の時間を守ることができます。
現代人の時間を最も奪っているのはスマホですから、自分で時間帯を決めて制限するというのも良い方法だと思います。
これはアプリごとの時間制限もできるようになっています。
例えば、SNS に関するアプリに関しては1日1時間までに制限するというのも良い方法だと思います。
1日の合計時間として1時間になると制限されるという機能もあるので、このスクリーンタイム制限はうまく使うとかなり効率的に時間を使うことができると思います。
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1分だけ無視するとか15分だけ無視するというボタンがあるので、制限を解除することはできるわけですが、やはりそれだけでも一瞬冷静になることができるということがあります。
一瞬無視することはあったとしても、何も制限しない時とスクリーンタイムの制限をする時で、 スマホを使っている時間を比べると、圧倒的にスクリーンタイムの制限をした場合の方が使用時間は少なくなっていました。
僕の場合は30%から40%ほどは減らすことができました。
ちなみに、この時間帯は絶対に集中して取り組みたいという時間帯だけで制限することもできます。
例えば、朝起きてからのこの時間だけは集中して仕事や勉強したいとか、会社から帰ってからの2時間だけは余計なことに気を取られず集中して本を読んだり勉強をしたいという時間帯を決めるのであれば、それをスクリーンタイムに設定してください。
スクリーンタイムの制限を無視するボタンもありますが、これを無効化することもできます。
スクリーンタイムパスコードを設定することができるので、通常のスマホのパスコードとは別の設定したパスコードを入力しないと制限をオフにすることができなくなります。
自分の奥さんや旦那さんなどに、自分にはパスコードは分からないようにその時間帯にスクリーンタイムの制限をしておくと、その時間帯は余計な事に邪魔されず集中することができるようになります。
この奥さんや旦那さんなど他の人にスクリーンタイム制限を設定してもらう時には、万が一使えないと困るということもあるかもしれませんので、そのパスコードを紙に書いてもらい、それは折りたたんで封筒に入れたりして一応自分で持っておくようにしてください。
ポイント4 :SNS のアプリをホーム画面から消す
これはかなり強力なテクニックですが、SNS のアプリをホーム画面から消してください。
アプリを長押しすると「Appを削除」という項目が表示されるのでそれを押すと、「ホーム画面から取り除く」という項目が表示されます。
そうするとホーム画面からは削除されて、一番右のページまで進んだ時に表示される「Appライブラリ」というところにだけ表示されるようになります。
iPhone :Appを長押し→Appを削除→「ホーム画面から取り除く」
そうなるとそこまで行ってから開く必要があるので、このひと手間がかかることによって自分を律することができるようになります。
必要になる着信や LINE の通知は一定時間は受けるようにしておいてもいいとは思いますが、問題なのはついついダラダラと見てしまうことだと思います。
特に用事があるわけでもないのに気がついたら SNS を見て無駄に時間を費やしてしまうということが多い人も結構いると思いますので、ホーム画面から一旦消しておくというのも結構使える方法だと思います。
メールや LINE のアプリをホーム画面から消すと仕事にならないというなことを言う人もいるかもしれませんが、メールに関する先行研究を見てみると、メールも1日に2回から3回見れば十分だとということも分かっています。
ホーム画面から消すことをすることによって、もちろん必要な時は使いますし、なんとなくいつのまにかアプリを開いてみていたとかだらだらと時間を使うということがなくなります。
それだけでもかなり皆さんの時間は無駄にならなくて済みます。
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お勧めとしてはこれとアラームを組み合わせる方法がいいと思います。
1日に2回から3回ほどアラームをセットしておき、そのアラームが鳴った時だけは SNS をチェックしてもいいと決めておく方法です。
こうするとその2回から3回のタイミングでまとめてメールや LINE を返信するようになるので、少なくとも仕事などのやり取りに関しては効率よく済ませることができるようになります。
実際に、研究ではメールをチェックする時間を1日に3回以下に制限することによって、仕事の疲労感が軽減したり、集中力が上がったことでかえって仕事での成果を出せるようになったという結果も確認されています。
自分は営業職だからいつでもすぐに連絡を取れる必要があるというようなことをいう人もいるかもしれませんが、実際にはすぐに連絡を取らなければならないようなケースはほとんどありません。
このような一見連絡が取れないと困るように思われる職業であっても、文字情報に関するチェックはやはり減らした方が良い結果が出たというデータも結構ありますので、ホーム画面からアプリを消すということと合わせて、アラームが鳴った時にだけ SNS を使うことができるというようにしてみてはいかがでしょうか。
ポイント5 :カラーフィルター
カラーフィルターは画面の色味を落とすことができる機能です。
アプリのアイコンはどれもとても綺麗だと思います。アプリの通知も赤いバッジがつくと思います。
多くの人がこんなにもスマホで無駄に時間を使ってしまうというのは、人間の脳が興奮するからです。
この人間の脳の興奮というのは、通知の音やカラフルなアイコンや楽しそうで綺麗な写真などが原因で、カラフルな色による刺激というものが人間の脳を興奮させて、それがスマホに夢中にさせることになっているということも結構あります。
ということは、スマホは便利だけれどスマホに無駄な時間を取られたくないとか、スマホで無駄に時間を使いたくないと思うのであれば、そのスマホから色を消してしまえばいいわけです。
それがこのカラーフィルターの機能を使ってモノクロにしてしまう方法です。
実際に色味が落ちるだけでスマホの中毒性はかなり軽減されます。
研究を見てみても、スマホの画面の色味を落とすだけで、いわゆるスマホ中毒の症状が軽減されるというデータも示されています。
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iPhone :設定→アクセシビリティ→ショートカット→「カラーフィルタにチェック」
※ショートカットはサイドのボタンを3回押すと発動します
ちなみに、反転(スマート)という機能を使うと、激しい色味をトーンダウンさせることもできますので、普段からこれを使っておくと自分でも驚くぐらいスマホ使用時間が減ったりもします。
iPhone :設定→アクセシビリティ→ショートカット→「反転(スマート)にチェック」
こちらを使うと無駄に刺激の強い色味だけ反転させてくれるので、デフォルトを反転(スマート)にしておいて、家に帰ってオフモードに入る時にモノクロにしておくと良いのではないでしょうか。
ポイント6 :ウィジェット機能
ホーム画面にカレンダーや天気などを追加できるようになったと思います。
僕がカレンダー以外にここに追加してほしいウィジェットを2つ紹介しておきます。
Kindle とスクリーンタイムのウィジェットがあります。
これを設定しておくと画面に大きく表示させることができます。
人間は大きく表示されているものに対しては重要だと感じるようになりますし、一見してイメージとしても入ってきやすいのでそのアプリを使いやすくなります。
ですから、自分にとって重要だと感じている勉強のためのアプリや自分の人生をより良い方向に導くためのアプリであれば、それに関してはウィジェットに目立つように入れておくと、自然と人生をより良い方向に進めていくことができるようになります。
僕の場合は、最初に一番大きく Kindle のウィジェットが目に入るので、余計なアプリを開く回数は減って本を読む時間が増えるという効果がありました。
スクリーンタイムを表示させておくのいいと思います。
そうすると、画面を見た瞬間に数字やグラフが目に入るので、少し見過ぎだと気づけて自制心を発揮することも出来るようになります。
しかも、このウィジェットの大きいものを2つぐらいおくと、その下に置くことができるアプリもかなり少なくなりますのですっきりしますし、余計なアプリをついつい開いてしまうことも減ります。
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まとめると・・・
今回はそんな皆さんの生産性を高めるための iPhone の設定について紹介させてもらいました。
オンページとオフページを分ける
通知をオフにして1年を13か月にする
スクリーンタイム制限で無駄な使用時間を減らす
SNS のアプリをホーム画面から消してアラームを設定する
カラーフィルターを使って刺激を減らす
自分が時間を使いたいアプリをウィジェットに入れる
これらを上手に使ってスマホの使用時間をコントロールしてみてください。
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さらに集中力を上げるためのおすすめ本
今回は更に皆さんの集中力を上げるために役に立つであろう3冊を紹介しておきます。
こちらは人間の本能を使って集中力を上げるための方法について教えてくれる本で、仕事や勉強など自分のやるべきことに集中する力を高めるためにとても役に立つと思います。
こちらは自分のやるべき事に一点集中するための方法を教えてくれる本です。
こちらは僕の本ですがなんと Kindle 版もオーディオブック版も無料になっています。
ぜひ集中力を上げるために使っていただけたらと思います。
生産性を高めるためのおすすめ
今回のおすすめの動画としては、仕事や勉強での生産性を高めるためのデスクの整え方について解説した動画を紹介しておきます。
これは会社に出社して仕事をしている人でも自宅でリモートで仕事をしている人でも、自分のその仕事の環境をどのように整えれば効率を上げることができるのかということを解説しています。
人によっては2倍以上仕事の効率が上がるとされていますが、1.3倍から1.5倍ほどはこれによって仕事の効率が変わります。
人間の集中力や自制心というものは環境によって作られるものです。
ですから、環境が悪いと人間はあっという間に集中力を失ってしまいます。
集中して物事に取り組むことができる人は環境を整えるのが上手いということがあります。
誘惑に負けやすいとかサボってしまいやすいという人はそうなってしまいやすい環境に自分を置いているからということがあるわけです。
どうすれば生産性を高めるためのデスクを整えることができるのかということについて具体的に解説させてもらっています。
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さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
リサーチ協力:パレオチャンネル