メンタル強化

内向的な人が「そのまま無理せず」幸せになるほぼ唯一の戦略

投稿日:2019年4月30日 更新日:

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内向的な人が無理せずに、そのまま幸せに生きるにはどうすればいいのでしょうか。

外向性が高いほど、初対面の人とのコミュニケーション能力が高くなり、一般的には社交的で自分を表現することが上手です。自分が嫌われているかどうかということを、さほど気にすることなくコミュニケーションをとることができるので、相手が自分のことをどう思っているか分からない状況においては有利になるわけです。
そのため、外向性が高い人の方が幸せになるのではないかと昔からよく言われています。実際に外向性が高い人ほど幸福度が高いという傾向は結構確認できますが、2000年以降ぐらいの研究からは、もちろん外交的な人の方が幸福にはなりやすいけれど、内向的な人が不幸になるというわけではないのではないかという研究が出てきています。

内向的な人も無理せず幸せに

もちろん内向的な人が外交的になって、あるいは、一部外向性を獲得して、人間関係を充実させる幸せになるというのは結構なことですが、そのあたりの研究から、内向的な人が、内向的なままで、自分を偽ることなく無理をせずに幸せになることができるのではないかということを考えてみたいと思います。

内向的な人が内向的なまま幸せになる方法としては、いくつかあり、今までも何度か紹介してきました。
例えば、とんでもない天才で、今まで誰も成し遂げていない発見をしたり、誰も解き明かしたことがない難題などを自分で解明するような、人とのコミュニケーションよりも大きな喜びを感じることができる対象がある人に関しては、孤独な方が幸せになります。ですが、これはほんの一部の天才のみで、基本的には友達や人間関係が充実している方が幸せになるものです。

文化圏により違うが・・・

メルボルン大学の研究で349人の男女を対象に行なった実験があります。この349人は、58%が現地で生まれたオーストラリア人で、42%は東南アジアなどから移住してきた人たちです。日本も含めてアジア圏の人達は比較的内向的な人が多いように、その人が持っている遺伝子や生まれた国、文化的背景によって、外向性が高い、内向性が高いことでの良し悪しが変わるのかという事を調べたものです。
文化自体としても、基本的には、オーストラリアは明るく外交的な人が好ましく思われ、アジア圏では、周りと合わせることを重視したり、あまり自分ばかりが前に出ない謙虚の方が好まれる傾向があります。この元々の文化圏を大体半分ずつぐらいにして調べました。
参加者たちにオンラインでアンケートを取り、内向性やどれくらい幸せかというようなことを調査しました。

この研究では、客観的に見た内向性が高いから、あるいは、客観的に見た外向性が高いから幸せになるかどうかということではなく、自分が外向性が足りないと思っているかどうかによって、幸福度のレベルが変わるのかということを調べています。
外向性が足りないから不幸なのではなく、自分自身が外向性が足りないから、このままではダメだと思っている不安感が、不幸の原因なのではないかとの仮説によるものです。

結果としては、自分の文化圏によって差がありました。
外向性が大事だとされている文化圏の中において、内向的で周りのみんなが持っているものが自分には足りないと思っている人は不幸になりやすいですが、そんな中でも、内向的なことに何の引け目も感じていない人は、普通に外交的な人よりも幸福度が高かったということです。

自分の内向性を受け入れる

これは観察研究なので、何とも言えない部分もありますが、自分に何かが足りないわけでもないし、内向的でもいいと考えている人は、別に内向的でも幸せになれるのではないかということです。

自分の内向性をそのまま受け入れることができて、自信を持てるのであれば全く関係がないのではないかということです。

実際に2014年のデータでも同じようなことが確認されていて、明るくて陽気な外交的な人がいいとされる文化圏では、外交的な行動が好まれますが、実際に内向的な人が能力で劣っているわけでもなく、自分が劣っているというような思い込みをすることがなければ、内向的な人の方が、相手の気持ちを察する能力も高く集中力や何かを成し遂げる力も高いということが結構言われているので、逆に有利なのではないかともされています。

もちろん、内向的な人も、ある程度の外向性は身につけようとした方がいいのは確かですが、自分の内向性が持っている魅力や可能性を正しく認識することができれば、幸せになることができるということです。

自分を受け入れることが大事だということです。

内向的な人の戦略

とはいえ、外交的になりたいという人もいると思います。その場合には2つの戦略があります。

  • 内向的な人の意外な魅力や能力を知ること(自分の本当の能力を知る)

  • 外交的な人が手に入れる成果と同じものを技術で手に入れる

例えば、内向的な人は集中力が高かったり、物事を分析したり突き詰める能力が高いというメリットがありますが、一方、外交的な人は、初対面の相手とのコミュニケーションが上手です。それは、相手の感情を気にすることがないので、誰とでも会話ができるからです。嫌われているかもというような心配をすることもなく、気軽に話すことができるわけです。
ということは、内向的な人の性格とメリットを持ったまま、技術により外交的な人が手に入れる結果を補えばいいということです。
つまり、初対面の人とどのように話しかけるのか?初対面の人とどのようにして仲良くなるのか?ということは。技術により補って、自分の元々の性格は後から活かしていこうとすればいいわけです。

内向的な人の強みと、外交的な人が行なっている行動とそれに繋がる結果を手に入れましょう。無理をして自分を変えようとする必要はありませんが、自分の性格をまずは受け入れてから、行動を変えていきましょう。

内向的な人の方がこれからの時代は成功します!みなさんの能力を活かすためのおすすめ動画
内向的な人の潜在能力を引き出す心理学
▶️http://www.nicovideo.jp/watch/1457020608

参考文献
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0191886900000581
https://link.springer.com/article/10.1007/s10902-018-0037-5
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0092656614000956

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