この知識はこんな方におすすめ
- 知らない内にバカに見られたくない
- 仕事ができる印象をもたれたい
頭がよく仕事ができる印象を与えようとして逆効果に!
今回は、秒でバレる仕事ができない人の話し方として、仕事ができない人がしてしまいがちな話し方や行動の特徴について紹介させてもらいます。
人は誰でも自分は仕事ができる人間だと思いたいものですし、仕事ができるということまでではなくても、少なくともちゃんとしているということを無意識のうちに見せようとします。
これはある程度仕方ないものですが、この仕事ができるとかちゃんとしていると見せようと思ってしている行動の中には、むしろ、それによって仕事ができないということがばれてしまい逆効果になることがあります。
今回参考にしている研究によると、自分は仕事ができるとか頭がいいと見せたがる人がしてしまいがちな行動することによって IQ までばれてしまうということです。
そんな仕事ができない人がしてしまいがちな行動について紹介させてもらいます。
ベラミン大学が行った研究で、182人の学生を対象に全員にディスカッションを行ってもらう中でできるだけ頭がよく見えるように振る舞ってくださいとお願いする実験を行っています。
その中で学生たちがとった行動の中で、どんな行動が本当に頭がよく見えて、逆にどんな行動が逆効果だったのかという事を調べたものです。
その結果、人間が自分が頭がいいということを見せたい時にしてしまいがちな行動がいくつか見つかっていて、その中には本当に頭がよく見える行動もあれば意味のない行動もあり、むしろ、逆効果になってしまうかもしれない行動も見つかっています。
その結果と先行研究も踏まえて5つの行動について紹介させてもらいます。
実際には逆効果な話し方
逆効果な行動その1「真面目な表情を浮かべる」
これは日本人が特にしてしまいがちですが、真面目な表情を浮かべても頭が良く見えるということはなかったそうです。
真面目な表情を浮かべている人は逆に余裕がなく思われてしまうのではないかと思います。
そのせいで、仕事の場面であれば、この人はこの程度の仕事でも限界なのだろうというような印象を持たれてしまうわけです。
逆効果な行動その2「ジェスチャーを使わない」
特に仕事の場面などであれば、特に意識しない限りそんなにジェスチャーを使わないと思います。
僕の場合は割とジェスチャーを多用するところがあると思いますが、元々パフォーマンスをしていたり自分のジェスチャーを意識する機会が多かったということがあります。
よほど練習したり意識して取り入れることをしない限り、ほとんどの人はジェスチャーを使いません。
人間はちゃんとしようとすると、あまり身振り手振りをするのではなく、逆に姿勢を正して身動きをしなくなります。
これによって余計にジェスチャーを使わなくなるわけですが、このジェスチャーを使わないというのは逆効果で、仕事ができない人に見えるということが分かっています。
逆効果な行動その3「難しくで固い表現を使う」
これも結構してしまいがちな人が多いのではないでしょうか。
横文字を使うのが大好きなビジネスマンであったり、わざわざ難しい表現を使う人が結構いると思います。
このような難しい表現や専門用語を使えば使うほど、むしろ、頭が悪く見えてしまうということです。
スポンサーリンク
逆効果な行動その4「素早い行動」
よく周りの人よりも素早く行動することを意識したり、次々と仕事をこなしているような印象を与えようと頑張る人もいると思いますが、これも意外にも頭が良く見えない行動だったようです。
頭がいい人は基本的にはメリハリがはっきりしています。
いつも忙しそうに動いているというよりは、普段は余裕がありいざという時に素早く行動できるというような印象です。
そうではなく、普段から素早く行動しようとしていると、ただ焦っている人だと思われてしまいます。
逆効果な行動その5「新しい話をする」
これは別の研究によるものですが、新しい話をするということもあります。
周りの人が知らない話をしていると頭が良く見えるような気がする人も多いと思いますが、それはよほどの話術を持った説明能力のある人でなければ、話も盛り上がりませんし頭が悪そうに見えてしまうということが分かっています。
先ほどの実験では、このような行動を取った人ほど実際の IQ までバレて頭が悪い印象を持たれやすいということが確認されています。
結構してしまいがちな行動が含まれているのではないかと思いますので、気を付けていただけたらと思います。
頭がいい印象を持たれる話し方
では、周りから見て頭がいい印象を持たれる行動としては、どんな行動があるのかということも今回は紹介しておきたいと思います。
今回の研究では、他人から見て頭がいい印象を持たれる行動としては全部で6つ示されています。
頭がいい印象を持たれる行動その1「相手の目を見て話す」
相手の目を見て話す人の方が人は頭がいい印象を持たれやすく、実際に IQ も高いという傾向が確認されています。
なかなか相手の目を話すことが苦手だという人もいるかもしれませんが、これは筋トレと同じで最初は少ししんどいかもしれませんが、慣れてくるとそれが自然とできるようになるものです。
スポンサーリンク
頭がいい印象を持たれる行動その2「背筋を伸ばして座る」
人は背筋を伸ばしていると胸を張って堂々とした印象が出ます。
堂々とした姿勢で話している人は自信がある印象を持たれて、この自信があるというのは頭がいいからだというイメージにつながります。
実際に背筋を伸ばして姿勢を良くすることにより、呼吸が深くなって本当に頭の回転が速くなったり判断能力が上がるとか、メンタルが安定するという現象も確認されています。
ですから、背筋を伸ばすというのは印象を良くするためだけでなく、実際に頭の回転を良くしたりする上でも効果的なものです。
頭がいい印象を持たれる行動その3「眼鏡をかける」
これは意外かもしれませんが、眼鏡をかけるだけで頭が良く見えるようです。
自分の印象を気にして伊達メガネをかけたりコンタクトレンズより眼鏡が好きだという人もいると思いますが、人によってさはあるものの眼鏡をかけることにより頭が良く見える傾向はあるようです。
スポンサーリンク
頭がいい印象を持たれる行動その4「ジェスチャーや相槌を多用する」
人はジェスチャーをたくさん使った方が情報伝達としても役に立ちますので、相手に対してわかりやすく話すことにもつながりますし、相槌を適切にしたり、相手の発言を嫌味にならないレベルで軽く繰り返すようなことをすると印象は良くなります。
このジェスチャーや相槌が効果的なのは、相手の話を理解しているということのアピールになるからです。
この相手の話を理解しているというのは、仕事でも相手の伝えたい内容を理解してこなすことができるということになりますので、頭が良くて仕事ができる印象をもたれやすくなるわけです。
ジェスチャーも相槌もない状態では、本当はちゃんと話を聞いて理解しているのかもしれませんが、相手からすると話を聞いているのか、ちゃんとわかっているのか、当然不安になってしまいます。
実際にはちゃんと話を聞いていたとしても、ジェスチャーや相槌が少ないと話を聞いていないように思われてしまいます。
頭がいい印象を持たれる行動その5「楽しそうな声や表情を使って話す」
実は、無愛想な人は頭が悪く見えてしまいます。
とても無愛想な人でも本当に頭がいい人はいるとは思いますが、これはよほど飛び抜けて頭がいい人の場合だけです。
普通の場合は、頭が良くて仕事ができる人は常に余裕があり、色々なことを楽しんでいる傾向がやはりあるわけです。
例えば、アインシュタインの舌を出した少しお茶目な写真がありますが、これがまさに僕たちの頭がいい天才に対するイメージなのかもしれません。
頭が良くて仕事ができる人はどのような状況であっても余裕があるわけです。
ですから、楽しそうな声や表情を使って話している人の方が、余裕があって頭が良く仕事ができる印象をもたれやすくなるわけです。
頭がいい印象を持たれる行動その6「聞き取りやすい声で話す」
最後に、やはり、相手にとって聞き取りやすい声で話すことによって頭がいい印象をもたれやすくなるということはあるようです。
スポンサーリンク
まとめると・・・
頭がいい印象を持たれたい時にしてしまいがちだけれど、実際には自分の頭の悪さがバレてしまう行動
真面目な表情を浮かべる
ジェスチャーを使わない
難しくて硬い表現を使う
周りの人よりも素早く行動しようとする
新しい話をする
実際に頭がいいと思われる行動
相手の目を見て話す
背筋を伸ばして座る
眼鏡をかける
ジェスチャーや相槌をたくさん使う
楽しそうな声と表情で話す
聞き取りやすい声で話す
これがポイントになります。
やはり、頭がいい印象を持たれたいとか仕事ができるようなイメージを持たれたくて、真面目に頑張ろうとか、ユニークさやユーモアさを出してはいけないと考えてしまう人もいると思いますが、実際には、楽しそうにわかりやすくユーモラスに話す人の方が、頭が良く仕事ができる人に思われるということです。
そのような余裕を持ちながら仕事をするということを今年は心がけてみてはいかがでしょうか。
参考にしていただけたらと思います。
コミュニケーションや会話で役に立つおすすめ本
今回はコミュニケーションや会話で役に立つ本を紹介しておきます。
こちらは人間関係やコミュニケーションについてのわかりやすい本が無かったので、僕が書いたものですが、人脈についてというよりはコミュニケーションの運用について解説した内容です。
人間関係を維持するためのコミュニケーションの頻度はどのようにしたらいいのか、どのような内容を使えばいいのかなど具体的に解説しています。
人間関係が苦手だという人でも使える内容にしています。
会話で一目置かれるような印象を持たれる人は、そのしゃべり方や言葉の使い方が独特だということがあります。
偉人たちの名言というものは何百年と変わらない表現が使われていたりしますが、この名言に使われているような表現をうまく使っているということもあると思います。
誰でも経験したことがあるような内容を含蓄のある表現で言葉にすることができる力はコミュニケーションにおいて非常に使えるものです。
そんな表現を学びたいのであれば名言に学ぶのがいいと思いますので、そんな名言に関する本の中でこちらが一番おすすめの1冊です。
トーク力のためのおすすめ
トーク力を鍛えたいとか、相手のニーズを汲み取りながら会話をできるようなトーク力があれば自分の人生を変えることができるのにと思うような人もいると思います。
今回のおすすめの動画としては超トーク力という動画のシリーズを紹介しておきます。
いくつかの動画でトーク力を身につけるための方法について解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
スポンサーリンク
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
1人1冊ですが完全に無料で、無料の期間が終わっても一度ダウンロードしておけばずっと聞くこともできるそうですので、まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
リサーチ協力:パレオチャンネル