子育て 学習法・記憶法 目標・成功

本は何冊読むと人生変わるのか

本は何冊読むと人生変わるのか

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • 子供の将来の可能性を伸ばしたい!
  • 読書で人生を大きく変えたい!

読書で人生を大きく変えるのは?

僕たちは何冊の本を読めば人生が大きく変わるのでしょうか。
人生を大きく変えようと思ったら、100冊とか200冊とかたくさんの本を読まなければいけないだろうと考えている人が多いと思いますが、実際には全然少なくても大丈夫です。

今回はいくつかの研究から紹介させてもらいますが、おそらく僕たちが人生を大きく変えるために必要な本の冊数は10から25冊ぐらいのようです。
もちろんどんな本を読むかということにもよりますが、わずか10冊読むくらいでも僕たちの人生を変えることはできるのではないかという内容を今回は紹介させてもらいます。

僕は本を読むのがとても好きですし、人と話すよりも本を読んでいる方が好きなタイプですが、本は一体何冊読めば人生は変わるのでしょうか。
これにはタイミングも関わってきますので、実際にどんな本を読めばいいのかということも考察していきたいと思います。

子供の頃の読書と将来の年収

昔から本を読む人は年収が高くなるとか頭が良くなるという研究も色々とありますが、実際に、どれぐらいの本を読むとどのように人生が変わるのかということに関しては、あまり参考になる研究はありませんでした。

パドヴァ大学の研究で、フランスやドイツ、イタリアなど全部で9カ国から5280人の男性のデータを集めて行なった研究があります。
1920年から1956年の間に生まれた人たちを対象にして、家にどれぐらいの本を置いてあったのかということと収入の関係を調べたものです。
参加者を4つのグループに分けています。

  • 家に置いてある本が10冊以下だった
  • 家に置いてある本が100冊以下だった
  • 家に置いてある本が200冊以下だった
  • 家に置いてある本が200冊以上だった

これら4つのパターンに分けて、それぞれの人たちの収入がどれくらいあるのかということを調べています。
これは参加者全員が10歳ぐらいの時点でのデータを調べていますので、子供の頃に家に何冊の本があったのかということを調べて、その子供たちが大人になった時にどのような人生を送るのかということとの関係を調べようとしたわけです。

子供の頃に学校以外で自分が読みたいと思う本を最低10冊読んだ人は年収が21%アップ!

その結果わかったこととしては、子供の頃家にどれぐらいの本があったかということによって、将来の年収というものはかなり大きく変わっていました。
子供の頃に、学校以外のところで自分が読みたいと思う本を最低10冊読んだ人は、何も本を読まなかった人に比べて大人になった時の年収が21%もアップしていました
年収が21%も上がるということは相当な差だと言えます。
ですから、子供の頃に自分が読みたいと思う本を10冊読むだけでも将来の年収は大きく上がる可能性があるわけです。
ポイントとしては、学校以外のところでということですから、家庭で読みたいと思って読んだ本が10冊以上だった場合は、読まなかった人に比べて年収が21%上がるということですから、家庭での読書環境が大切だということにもなります。

親の教育レベルや収入よりも重要な要因!

とはいえ、そのような傾向が現れたのは、結局は親の教育レベルが高いからではないのかとか、そもそもお金持ちだったからではないのかということを考える人もいると思います。
さらに細かい点も調べてくれていていて、両親がホワイトカラー職かどうかということは子供の将来の年収とはほとんど関係していませんでした。
ですから、親の教育レベルや収入よりも、本を読んでいるかどうかということの方がはるかに重要だったということです。

読書のメリットは都会よりも田舎に住んでいる方が大きい!

さらに、住む場所によって年収が変わるのではないかという話もあります。以前にも住む場所によって年収が変わるという話は経済学的にも出ているので紹介させてもらったこともあります。
この読書によるメリットというものは、都会に住んでいる子供よりも田舎に住んでいる子供たちの方が大きかったということも分かっています。
ですから、地方に住んでいる人ほど子供に本を読みやすい環境を作ってあげることが大切だと思います。

家にたくさん本があると肉体労働に就きにくい!

さらには、家にたくさん本があった人は肉体労働に就きにくかったということも確認されています。
家にたくさん本がある家庭で育った子供は、一般的に収入が低くなりがちだとされている肉体労働にはあまり就かなかったということです。

重要なのは、本の量ではなく興味を持ち手のとり読める環境

では、ただただたくさん本を家に置いておけばいいのでしょうか。
もちろん、本をたくさん置いておいた方がいいですが、実際には家に置いてある本の量と年収は関係ありませんでした
これだけ子供の頃の読書と将来の年収が関係があるということですから、家にはたくさん本を置いてあればあるほどいいような気がしますが、家に50冊の本があっても200冊あっても1000冊以上あったとしても、やはり自分で読まなければ意味がなかったということです。
ですから、家に置いてある本が積ん読でたくさんあるだけという場合に関しては、あまり意味がなかったということです。

親御さんは子供の読書が大切だからといって、本を買って与えるだけでは意味はありません。もちろん、本がたくさんあって揃えておくのはそれはそれでいいとは思いますが、自分が興味を持った本を買ってあげるということが大切です。
たくさん本がある中から自分が興味のある本を選んで読むことができる、あるいは、興味がある本は買ってもらえるという環境が良いのではないでしょうか。
実際に、僕の兄弟はみんなそうでしたが、漫画はだめでしたが興味がある本は全部買ってもらえました。
僕の母親が実践してくれていた教育法でもありますが、子供が興味を持った本だけはたくさん買ってあげるということは、実際に科学的にも根拠があったということです。

たくさん本があればいいというわけではなく、自分が興味を持った本を選ぶことができて読むことができるということが子供にとっては将来のためにとても重要なポイントになります。

読書は実際の人生から得られる情報を増やしてくれる!

本というものはどれをとっても全く違う世界がその1冊の本の中には広がっています。小説でも実用書でもその小さな空間の中に一体何人分の人生の知識が入っているのだろうかと感じます。
本を読むとなぜ年収が上がるのかというと、自分が経験することができないような人生や世界について学ぶことができるからです。
本を通して新しい体験をすることができるので、それにより実際の世界から得ることができる情報が増えるのかと思われます。
例えば、今自分が目の前にしている状況は、あの時読んだ本のあの状況に似ているというように、自分の普段の人生から得られる情報や学ぶ量が増えるのだと思います。

ですから、本が家にたくさんあって、子供がその本を自由に手に取り自分で興味を持って読むことができる環境を整えることが大切で、親自身も子供に本を読む姿を見せたほうがいいと思います。
そのような環境で育った場合に関しては、将来経済的にも社会的にもより裕福になる可能性が高くなるということです。

もちろん、この研究は観察研究ですから、本をたくさん読んだ人が将来成功しているということなのか、それとも、元々成功する素養がある人が本を読むことが好きだというだけなのかという疑問もあるかとは思いますが、他の研究なども見てみると、読書の量が増えれば増えるほど収入は増えるという研究も結構ありますので、読書の効果というのは間違いないと思います。

まずは、大人も子供も心から読みたいと思う10冊を!

まずは、皆さん自身が心から興味を持つことができるような本を10冊ピックアップしてみてください。できればその10冊の本は違う著者の方がいいと思います。
僕のおすすめとしては、読んだ本の内容を使うように心がけてみてください。僕が選んで実際に使って最も役に立ったと思う本が『影響力の武器』です。メンタリストになるより前に大学生の頃にこれの初版を読んで、それにより人生が大きく変わりました。
この本には相手にイエスと言わせるための方法がほぼ全て書かれています。これを読んだことで僕は人間の心理というものはこんなに簡単に動かすことができるのかということを理解しました。人はある程度特定の方向に導いたりしたり、自分が人と関わる仕事をする時にはそんなテクニックを使えば他の人よりも優位に自分の力を世に知らしめることができるのではないかというようなことを考えて、勉強した内容を実際の生活で使った初めての本でした。
こちらは今回のおすすめの本としても紹介しておきますのでぜひチェックしてみてください。

10冊だけ読めば十分だと考えてそれで終わってしまうと申し訳ないので、本は読めば読むほど頭が良くなる可能性が示された研究も紹介しておきます。
別の文献で、家に本が多い子供は本がない家の子供に比べて大学に進む可能性も高くなるようです。成績が良くなり20%ほど大学に進む可能性が高くなるとされています。
このような傾向も将来の収入を上げるということにもつながっているのではないかと思われます。
さらに、もちろん積ん読は除きますが、家に25冊以上の本がある子供の成績は、本がない家に比べて2年ぐらいの学力の差が出るということも分かっています。
ですから、本を読んでいない人が中学3年生ぐらいの時に本を読んでいる人は高2ぐらいまでの知識や認知能力を手に入れることができると言えるわけです。
学力で2年の差というものはかなりの違いになるのではないでしょうか。

2010年にネバダ大学が73249人を対象に調べた研究でも、やはり、本を読む子供の方が頭が良くなるという傾向が確認されていて、本は読めば読むほど頭が良くなるのではないかということがいわれています。

ですから、子供に限らずもちろん大人になっても、本は読めば読むほど収入も上がる可能性があるわけです。是非皆さんも本を読むようにしてください。
普段そんなに本を読まないという人は、年に10冊も読まない人もいると思います。そんな方もまずは自分が読みたいと思う本を10冊決めてみてください。それを読めば人生変わるに違いないと信じて読み進めてみてください。

本を読めないのは正しい読書の方法を知らないだけ

読書は収入を上げることにも繋がるし良いことだということはみんな知っていると思います。読書が悪いことだという人は見たことないと思います。
それでも、良いことだとわかっていてもなかなか本を読めないとか、読んでも頭に入らないから嫌になってやめてしまうという人も少なくないと思います。
本を読んでいて眠くなるとかなかなか頭に定着しないというのは、読み方が間違っている可能性があります。
学校では勉強をさせるのに、その勉強の仕方や本の読み方、頭にどのようにして知識を残すのかということを誰も教えてくれません。予備校でもなぜか教えてくれません。
知識や問題の解き方は教えてくれますが、その知識を自分の血肉にする方法を教えてくれないわけです。
そんな方法を教えてくれる人がほとんどいないので、様々な研究を調べて最も効率が良い本の読み方と勉強の仕方をまとめた本を出させてもらっています。
今回のおすすめの本として『知識を操る超読書術』『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』を紹介しておきます。
『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』は、知識を頭に入れるにはどうすればいいのかという内容ですので、これは実用書を読む時に是非使ってみてください。
『知識を操る超読書術』は、読んだ本の内容を使える知識として記憶するためにはどうすればいいのか、買った本の価値を10倍にも20倍にも高めるにはどうすればいいのか、ということをまとめた科学的に正しい読書のテクニックを紹介させてもらっています。
是非チェックしてみてください。

読書は好奇心を高めてくれる

今回は人生で成功するためにも本を読むことが大切だという話を紹介させてもらいました。
なぜ本を読むと成功するのかというと、もちろん知識が増えるということもあると思いますが、本を読むとわからないことが逆に増えることがあると思います。
新しいことに興味を持って知りたいと考え本を読むと、1つわからないことを調べようとしたら分からないことが3つ出てくるということがあります。そこからまたそれらを調べていくことによって知識というものは広がっていくわけです。
つまり、本というものは好奇心を高めてくれるものです。新しいジャンルに対してちょっとでもいいので触れることによって、好奇心というものはどんどん高まっていくものです。
ですから、好奇心を高めたいのであれば一冊の本を読み通さなければいけないと考えてしまうよりも、例えば、半年間でこの10冊を絶対に思うと決めたのであれば、1冊目を読んでいてなんとなく飽きたら2冊目にいったり3冊目にいっても、気が向いたらまた1冊目に戻ってもいいわけです 。
このようないわゆる乱読というものは好奇心を高めると言われていますので、1冊ずつ読み通して行くよりも積ん読さえしなければ、乱読は結構効果が高いものかもしれません。

僕たちの好奇心というものは将来の成功に大きく影響を与えるものです。
特に、年を重ねて経験を積んだ人に負けず、若くしてできるだけ早く成功したいと思ったり、別に特殊な才能があるわけではないけれど成功したいと思う場合には、この好奇心がとても重要になります。
そんな好奇心というものは実は鍛えることができるものですので、今回のおすすめの動画としては、その好奇心を鍛えるための「若いうちから成功したい人のための【好奇心の鍛え方】」を紹介しておきます。
好奇心を鍛えて、どんどん新しいことを知り、次々と新しいことを試して勝手に成功に近づいていくための方法を解説させてもらっています。是非チェックしてみてください。

なるべく最速で自由になりたいなら↓
若いうちから成功したい人のための【好奇心の鍛え方】 https://www.nicovideo.jp/watch/1580671684

まず読む本に迷ったらこちらも参考に!

本の選び方に迷ったらこちらも参考に!

今回のおすすめ本
repicbook
¥1,540 (2020/04/03 08:32:36時点 Amazon調べ-詳細)
誠信書房
¥3,520 (2020/04/02 20:20:51時点 Amazon調べ-詳細)
かんき出版
¥1,540 (2020/04/02 19:27:17時点 Amazon調べ-詳細)
学研プラス
¥1,540 (2020/04/02 20:40:59時点 Amazon調べ-詳細)
誠信書房
¥2,970 (2020/04/02 20:14:26時点 Amazon調べ-詳細)

References
Supported by Yu Suzuki  https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、ReferencesおよびArchivesから考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1111/ecoj.12307
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0276562410000090


他の人はこちらも検索しています

-子育て, 学習法・記憶法, 目標・成功
-, , , , ,

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2020 All Rights Reserved.