この知識はこんな方におすすめ
- つい出来心で・・・
- 心を入れ替えてやり直したい
人間は過ちを犯してしまうこともあるわけですが・・・
性的ナルシストという悪いことをしていると分かってはいるけれど、直すことができないどころか開き直ってしまうやばい人の特徴とその性的ナルシストを見分けるための8つのポイントについて紹介させてもらいました。
実際に浮気をしてしまっている人や、浮気相手との関係を切ろうと思っているけれど、切ると自分の職場に来たり家に来られたりしてバラされるのではないかとヒヤヒヤする人もいると思います。
一度そのような過ちをしてしまうと、相手を切ることもできないし、かといって関係を続けるのもよくないしという感じになってしまうパターンも多いのではないでしょうか。
実際に、新婚夫婦のうち5%は不倫を経験していて、その約半数は女性も原因だというデータもありますので、なんと5%もの確率で浮気や不倫に見舞われる可能性があるということですし、これはバレているものだけですからもっと多く存在している可能性もある上に、男性も女性も関係がないということです。
相手に許してもらえる可能性が高いバレ方とは?
人間なので間違いを犯すことはあると思います。
相手が許してくれるかどうかはともかく間違いを犯してしまうこともあるとは思いますが、その時に、どのようにして謝れば許してもらえやすいのでしょうか。
謝るということは自分が悪いことをしたということを分かっているわけです。
わざわざ頭を下げて謝るということはどういうことなのかと言うと、それは実際にはエゴなのかもしれませんが、相手との関係をどうにか続けたいと思っているはずです。
そのように魔が差して間違ったことをしてしまったけれど、それでも今は心を入れ替えようと本当に思っている人が、どのようにして謝れば許してもらえる確率が高くなるのかということを調べてくれた研究をもとに紹介させてもらいます。
浮気を許してもらえる謝り方についてです。
2001年のペンシルベニア州立大学の研究で、浮気をしたことがある人、または、浮気をされたことがある人を募集して集まった115人とその関係者にインタビューを行い、どのようにして浮気がバレた場合に最もその関係が壊れるのかということを調べています。
つまり、どちらにしてもバレるわけですが、一番やばい浮気のバレ方と一番許してもらえる浮気のバレ方を調べたというものです。
その結果わかったこととして、最も関係が壊れる浮気のバレ方を第4位から紹介させてもらいます。
第4位 :自分から白状した
当然、正直に白状して謝ったとしても関係が壊れる確率は少なからずあるわけです。
第3位 :相手から言われて白状した
相手から浮気しているということを詰め寄られた時に白状して謝った場合です。
ここまでは比較的まだ軽症です。
第2位 :浮気の現場を見られた
ドラマのようですが、浮気の現場を相手に見られたという場合です。
ここで気になるのは、浮気のバレる状況としてはメールや LINE のやりとりを見られたとか、他の人に見られたことが相手の耳に入り浮気がバレたというのがよくありそうですし、いろいろな状況があるかとは思いますが、現場そのものを見られるのがなぜか1位ではなく2位だということです。
つまり、これは浮気の現場そのものを見られるよりも許してもらえない浮気のバレ方があるということです。
第1位 :第三者から浮気を知らされた
第三者から浮気を知らされるというのが最もヤバい浮気のバレ方だったということです。
つまり、これは、お宅の旦那さん浮気していますよとか、あなたの奥さん浮気してますよと第三者から浮気を知らされたという場合です。
近所の人に見られたとか友人や知人から知らされたという場合もあるとは思いますし、芸能人などの場合には週刊誌によるものもあるとは思いますが、第三者から浮気を知らされるというのは最も関係性が壊れる可能性が高い浮気のバレ方だということです。
逆に、もっとも許される確率が高くなる浮気のバレ方は、先ほどのランキングを逆にしたものでした。
許される可能性が高くなる浮気のバレ方
第1位 :自分から白状する
第2位 :相手から言われて白状する
第3位 :浮気の現場を見られる
つまり、許してもらいたいと思うのであれば、相手に気づかれる前、あるいは、相手から詰め寄られる前に自分からちゃんと正直に白状して謝るべきだということです。
それが最も許してもらえる確率が高くなる浮気のバレ方です。
自分から白状して謝った方が許してもらえるというのは確かに頷ける話です。
相手から詰め寄られて白状して、それで許してもらえるというのもまだ理解はできます。
ですが、浮気の現場を見られるよりも第三者から知らされる方がなぜ関係が壊れる可能性が高くなるのでしょうか。
浮気されたことによるダメージ
普通に考えると、目の当たりにしたほうが衝撃もうけるでしょうし辛いような気もします。
いろいろな研究を見てみても、やはり、第三者から浮気を知らされるというのが一番お互いの関係を壊す可能性が高くなるということが分かっていますが、これは浮気そのもののショックはもちろんとして、それにそれ以外のショックが上乗せされているからです。
相手から浮気を白状されたり自分から詰め寄って相手が白状したとか、浮気の現場を見たというのは2人の関係の間だけでの問題です。
ところが、それを第三者から知らされた場合というのは、浮気そのものから受けるショックに加えて、自分がパートナーに浮気をされて大事にされていなかった人だということを第三者に知られてしまったという他人が自分の屈辱的な事実を知っているという悪影響がかなり大きくなります。
つまり、浮気のダメージには2つあります。
まず、当然2人の関係に対する約束を破られたというダメージがあります。これ自体も軽いものでもありませんが、これだけであればまだ許してもらえる確率もあります。
ところが、第三者から知らされた場合には、浮気をされていたということを周りの人に知られてしまうというダメージが結構大きなもので、それが上乗せされた形でダメージを与えます。
ですから、浮気をするというのは相手を裏切るということだけではなく、相手が裏切られていたという事実を周りに知られてしまうというダメージも与えてしまうものでもあり、そのダメージがかなり大きいものです。
もちろん、そもそも浮気をしないのが一番ですが、重要なのは、周りに知られたり周りに明るみになるのではなく、できるだけ早い段階でお互いの間だけで解決するということをしないと、それは相手の心に深い傷を残すことになってしまい、それは修復することができないような大きな打撃になってしまうということです。
よく浮気をしたとか浮気をされたとか、出来心で浮気をしてしまったけれど彼女と復縁したいとか、彼氏と復縁したいのでどうすればいいでしょうかという質問をいただくことがあります。
これは、そのバレ方によります。
復縁というものは、どのように別れたのかということによってその後の関係はかなり変わってきます。
浮気を周りの人たちに知られているという場合には、許してもらえたり復縁できる確率は大きく下がります。
浮気をしないというのが大切ではありますが、万が一にもつい魔が差してしまったというなことがあった場合には、それは自分から早い段階で謝るというのが一番いい方法なのかもしれないということが示唆されたのが今回の研究でした。
効果的な謝罪の方法を知りたい方へのおすすめ
浮気に限らず、このような相手に対して自分が酷いことをしてしまったり自分が失敗してしまったという時に、どのようにして謝ればいいのかが難しいということもあると思います。
どのようなタイミングでどのようにして謝ったらいいのかわからないという人も多いと思います。
大抵の人は、謝る時の言いづらい恐怖から逃れるために、自分を正当化してしまったり自分は実は悪くなかったという方向に持っていってしまいます。
政治家や企業の社長などが不正などを行った際の謝罪会見で、謝っている時にこの人を本当に謝る気があるのだろうかという印象を受けることがよくあると思います。
こんな謝罪会見ならしなかった方がまだ良かったのではないかというような謝罪会見がよくあります。
それはあの人たちが基本的な謝罪のテクニックを知らないからです。
今回のおすすめの動画としては、浮気に限らず万が一過ちを犯してしまった場合に、どのようにして謝ればいいのかということをまとめた動画を紹介しておきます。
こちらの動画では、仲直りをする時にどのようにして謝ればいいのかということと、2人の関係が気まずくなってしまった時にどのようなタイミングで声をかければいいのかといったことを解説しています。
ぜひこちらの謝罪に関する科学もチェックしてみてください。
浮気でつらい思いをしないためのおすすめ
さらに、浮気について知りたい方はこちらもチェックしてみてください。
浮気を止めることができない性的ナルシストという人たちがいて、このようなやばい人たちを見抜かないといつかは浮気をされてしまいます。
ですから、パートナーを選ぶ際には相手が性的ナルシストではないかということを最低限チェックした方がいいと思います。
そんな性的ナルシストの見分け方を解説した動画になっています。
そもそもいい関係を築きたい人のためのおすすめ
今回のおすすめの本としては、一番いいのはそんな浮気や不倫の問題を抱えないでいいように、良い関係を夫婦やカップルの間で築いておくことですから、そのために役に立つ本を紹介しておきます。
2人のいい関係を作るためには、アサーションというお互いの気持ちをストレートに、かつ、相手に拒絶されないように伝えるコミュニケーションのテクニックが重要になります。
こちらの本はそのアサーションというコミュニケーションについて学ぶことができる本です。
自分のパートナーに対して自分の気持ちを伝えづらいとか、自分の気持ちを抑えて我慢した経験があるという方はぜひ読んでもらいたい本です。
ぜひチェックしてみてください。
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本内容は、参考資料および、動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:Afifi, Walid A., Wendy L. Falato, and Judith L. Weiner. (2001) Identity concerns following a severe relational transgression: The role of discovery method for the relational outcomes of infidelity.