人間関係

人間関係で誤解されない「グッドターゲット」になるための4つの会話ポイント

2019年5月26日

人間関係で誤解されない「グッドターゲット」になるための4つの会話ポイント

DaiGo MeNTaLiST

誤解されやすいという人がいます。別に怒っていないのに怒っていると言われたり、不機嫌なわけでもないのに不機嫌なのと言われたりする人達です。

透明性の錯覚

基本的に人間というものは誤解されやすいものです。それは人間には透明性の錯覚というバイアスがあるからです。人間は自分が思っているよりも他人のことが分かっていないし、他人からも分かってもらえていません

この透明性というのは、人間は自分の考えていることが相手に伝わっていると考える傾向があります。嘘がつけない性格だという人もいますが、これは自分が考えていることが相手にバレていると考えているわけです。これが透明性の錯覚と言われるバイアスです。
この錯覚が、例えば、自分はわかりやすい性格だからすべてを言わなくても、周りはきっとわかってくれているだろうという方向に働いてしまうと、その結果、なぜわかってくれないのだろうかということになってしまいます。
人間は誰しも人のことはわからないのに、自分のことを周りは分かってくれていると考えてしまうわけです。これが誤解を招く事になってしまいます。

人のことは理解できないもの

この透明性の錯覚についての研究はいくつかありますが、人間が相手の考えていることをいくつかの選択肢として提示されたとしても、コインを投げて決めるよりはマシかほとんど変わらないぐらいのレベルでしか当てることはできません。その程度しか相手のことを理解することができないわけです。

実際の実験では、参加者を集めてそれぞれペアになってもらいました。ペアで個人の難しい問題についてディスカッションしてお互いにアドバイスを与えるということをしました。事前に参加者たちには相手にアドバイスを与える時、相手の意見を聞く時に、以下の戦略のうちどれか1つを取るようにお願いしていました。

  • 自分の考えは決して曲げないようにコミュニケーションをとる
  • 相手が満足するようにサポートしてあげる
  • 相手が妥協した分だけ妥協する
  • 相手との関係性や相手が何を考えているかということを気にせずベストな解決策だけを提示する
  • 相手にできるだけ好かれるように努力する

相手はこの戦略のうちどれかをとってくるわけです。そんな中でお互い会話をして、実験が終わった後に、ペアを組んだ相手が5つの戦略のうちのどれを選んでいたのかということを質問します。何も分かりやすそうな戦略にも関わらず、ほとんどの人が分かりませんでした。
相手が5つの戦略の内どれをとっているかということは、わずか26%しか当たりませんでした
ところが、自分がどの戦略をとっていたかということを相手が分かっていたと思うかと質問すると、なんと60%程度も相手は分かっているはずと答えました

相手のこと:26%しか分かっていない

自分のこと:60%も理解しているはずと思う

人間とは相手の考えていることを全く分かっていないのに、自分の考えていることは相手に伝わっていると思ってしまうものです。
分かってもらえてないのに分かってもらえているはずと考えるのが誤解の正体です。

グッドターゲットになるには

この錯覚が起きない人が一定数います。
この誤解されづらい人のことをグッドターゲットと呼びます。会話の中で4つのポイントを押さえるだけでグッドターゲットになることはできます。

良くも悪くも人間というものは、バイアスのせいで相手のことを勝手に推測しますし、相手が自分のことを分かってくれているかということも分からないのに、確かめることなく情報を埋めていきます。
ですから、グッドターゲットになるためには、その確認できていない情報を自分でも埋めないようにして、相手にも勝手に埋めさせないようにする必要があります

誤解されないための方法

1. 相手が認識する前に情報を与える

少し会話をしてから、この人はいい人なんだろうなとか、この人はこんなタイプなんだろうなという情報を相手は勝手に作るものです。それを作る前に皆さんのキャラを相手に情報として与えることが大事です。
ですから、相手と話す時に、どんなことをしていて、どういう性格なのかということをちゃんと言わないといけません。 出会ってから初期の頃の会話では、できるだけ明確な情報を与えた方がいいということです。

2. 与えた情報が分かりやすい意味を持っているかということを考える

自分の伝えた情報が相手の考えているキャラを固定するのに最適な情報なのかということを考えることが必要です。僕の場合であれば、単なる読書家と伝えると読書が趣味という人は結構多いですし、実際にはそんなに本を読んでいなくてただの無趣味だろうと考えられることもあると思いますが、「1日に10冊は読める」と伝えると、相手に認識の余地を与えることなく具体的で分りやすいイメージを認識させることができます。

3. 相手がその情報に気づいて注目しているかということを考える

自分の趣味や自分の伝えたいことを言ったとしても、ほとんど相手は聞いていないものです。ですから、インパクトを与えられるぐらいに具体化して、相手がリアクションを取ってくれているかということを確認しましょう。
間違いなく相手がリアクションを取ってくれるぐらいまで具体化して、相手がそれに注目して受け入れてくれているかということを確認することが大事です。

4. 相手がその情報を正しく使えるかということを考える

相手が自分の伝えた情報を正しく使えるレベルまで理解してくれているかということが大事です。専門用語などを使い、自分にしかわからないことを一方的に伝えるのではなく、相手にとって分かりやすいようにブレイクダウンして表現しないと、相手はその情報を使えないので、結果的に誤解に繋がってしまいます。
すごい人なのになんとなく嫌われている専門家は、この部分が足りないわけです。受取手がその情報を正しく理解して使えていないと意味はないということです。

このあたりを参考にしながら誤解を与えない人になるようにしてみてください。

今回のおすすめ動画
初対面力を高める!カリスマ研究に学ぶ第一印象の鍛え方
▶️https://www.nicovideo.jp/watch/1539268803

Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

Reference:https://journals.sagepub.com/doi/10.1177/0146167298244004


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