この知識はこんな方におすすめ
- 自主性があまりない
- なかなか人生変わらない
自主性なくても変われる心理戦略
真似をするだけで人生変われて、ほぼ頭も使わない方法があります。
もちろん、自主性が全くない状態で起業して成功するとかとんでもないお金持ちになるというのは無理かもしれませんが、ある程度以上の成功は普通にそれを行えば可能性は十分にあります。
今の時代、SNS の普及もありとんでもないお金持ちの生活や成功者の考え方を知ることができます。
そのせいで、人生での成功というものを大きく捉えすぎてしまい、結局行動できなくなるという人が大勢います。
それによって完璧主義の人が増えているという問題もありますが、そもそも自主性が少なくなっているわけです。
自主性を大事にしてもっと自分の頭で考えるべきだと言われるわけですが、そんな自主性がない人がどうすれば成功する事が出来るのか、ぜひ参考にして頂きたい内容です。
これは簡単な方法ですし、僕もよくしています。
人生を確実に変えることを考えるのであれば、何よりも重要なのは「習慣」です。
これは今回の話とは違いますが、習慣を変えることで人生は必ず変わります。これは決して難しいものではなく誰でも身につけることができる技術でありテクニックです。
そんな習慣化のテクニックについては僕の本ですがこちらを使ってみてください。
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心理学者が注目する【コピペ戦略】とは?!
行動経済学で有名なケイティ・ミルクマン博士という方がおすすめしている方法です。
他にも様々な研究者が調べていて有効性が確認されています。
特に、自主性が低くて自ら行動することがなかなか出来ない人にも効果があるテクニックではないかと言われています。
これは社会規範と言われる人間が持っている本能的な原理を利用して自分を変える方法です。
社会規範 :誰かがやってると自分もやりたくなる
自分の行動を変える時に自分1人だけで変えるのは難しいですが、「みんなが〜してるから」という理由で行動を変えることは結構あると思います。
一定以上の協調性がある人は、「誰かがしているから自分もしなくてはいけない」「みんなもしているから自分もしたくなる」という性質が少なからずあります。
クラスのみんなが流行っているドラマを見ているから自分も見る。
流行っているブランドがあるから自分もそれを買った。
誰かがそれをしているということを聞いたことによって、自分の行動が変わったことは誰でもあると思います。
この時に「努力」や「行動力」は必要でしたか?
人間はこの社会規範というものを本能として強く持っていて、これを利用することができれば、行動力がなくても、自分を変えることが苦手な人でも、自分を変えることができるのではないかということで今回のテーマになります。
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世の中には流行やブームが常にあります。
みんなで同じものを選ぶ必要もないのに、みんなで同じ時間帯に通勤する必要もないのに、合理的に考えると同じ行動をする必要はないのに同じような行動をしたがるものです。
これは多くの人が自分の頭で考える自主性というものを基本的にはもっていなくて、社会規範に押されて自分の行動を選んでいるからです。
この社会規範というものはネガティブな意味で使われることが多かったですが、ミルクマン博士は、この社会規範を使うことで人間の行動を変えるようにしたら、多くの人が自分の思う方向に自分の人生を変えることができるのではないかと考えたわけです。
メリット :自主性が低い人でも変われる
この社会規範を使うことのメリットは、まさに自主性が低い人でも自分の人生を変えることができるという点にあります。
一般的には、自主性の低い人はなかなか行動もできず、新しい挑戦に対しても躊躇ってしまい行動できない上に、人と違うこともできません。
僕自身も、自分の力で人生を選ばない限りは人生は変わらないと言っていました。
これは確かだとは思いますが、この社会規範を使えば逆に自主性が低い人の方が人生を変えることができるのではないかと考えることができます。
この社会規範の持つ力については様々な研究で調べられていて、この力は多くの人が思っているよりもはるかに大きいものです。
例えば、僕のようにどんなに空気を読むこともできず協調性の低い人間でも、フレンチレストランに行く時に短パンを履いていくことはありません。
美味しい食事をするだけであれば服装は関係のないことだと考えることもできますが、周りの人がきれいな服装をしていれば自分もそれなりの服装をしたいと誰でも思うはずです。
僕達は知らないうちに社会規範の影響を受けています。
社会規範を利用したコピペ戦略
そんな社会規範の力を使った戦略が今回紹介するテクニックです。
これはとても簡単で、一言で言うと「なりたい人のライフハックをコピペ」です。
自分の知らない知識を持っている人、自分が身につけたいと思っている技術を持っている人、自分が喉から手が出るほど欲しい才能を持っている人、皆さんにもそんな理想的な人生を歩んでいる人がいると思います。
その人が使っているライフハックに注目してみてください。
朝から夜までどのように1日を過ごして、それぞれの時間帯にどんな行動をしているのか、これを把握して意図的に自分の生活にコピペします。
要するにマネをするだけです。
たったこれだけのことで人生が変わるというテクニックです。
自分と同じような問題を抱えている人は必ずいます。
僕の場合であれば、子供の頃にいじめられたり、テレビに出たけどしんどくなってやめたり、色々な経験をしてきましたが、同じような経験に悩んで結果的に成功した人は他にもいます。
これは別に有名人ではなくてもみなさんの周りにもいると思います。
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そんな人を見つけて、その人が使っている戦略や戦術、あるいは、日常的な習慣を丸パクリしてください。
その人の毎日の行動をそのまま自分の生活にコピペしてください。
コピペするだけです。
マネするだけですから、シンプルな方法ですしやろうと思えば誰でもできるはずです。
ところが、ほとんどの人がこれをしません。
人は、「他の人がしていることは大体自分は知っているし理解できる」と考えてしまいます。
このバイアスによって、人は他人から学べる事を過小評価してしまいがちです。
自分の身近な人や同じようなレベルの人が知っていることは自分もしていることだから、それをわざわざマネする必要はないと考えてしまうわけです。
ところが、実際にそんな人の行動をマネしてみると、意外な気づきがあったり自分との違いが理解できて学べることは結構あります。
ただマネするだけとかコピペするだけと言うと嫌な気分になる人もいるかもしれませんが、実際には、まるごとマネしようと思うことで、それが多くのことを学べるきっかけになります。
「守破離」という言葉があります。
最初は師匠からの教えを守り、それを破ってアレンジして、最終的には自分の道に進んで行くという意味ですが、その最初の「守」の部分です。
ただマネするだけで運動量から勉強量まで増加!
ウォートンスクールなどのチームが行った研究を見てみると、この相手のことをマネするだけで、運動量から勉強量まで増加するという結果が確認されています。
この研究では、参加者を集めてお互いのライフハックについて話し合ってもらいました。
日常の仕事や運動など、お互いのライフハックをシェアしました。
お互いにシェアした上で、それぞれが最高だと思うライフハックだけを愚直にマネしてもらいました。
もう少し自分の運動量を増やしたいと思っていた人は、自分よりも運動習慣が出来ている人のライフハックをマネするだけで運動量が増えていました。
仕事や勉強の結果や成果をもっと伸ばしたいと思っていた人は、自分よりも結果や成果を出すことが出来ている人のライフハックをマネするだけで仕事量や勉強量が増えていました。
本当にマネするだけで僕たちは人生を変えることができます。
それが実際に研究でも確認されたわけです。
ミルクマン博士は、「この研究結果から他人が成功するために役に立ったコツを意図的にコピペすることによって多くの利益を得ることができる」と言われています。
他の人の戦略をコピペするのは当然ですが簡単です。
自分がゼロから新しい行動を起こすよりも非常に簡単な方法です。
自分の人生を変えたいと思っても、目標を達成できなかったり挫折しそうになることはあると思います。
そんな時は、そのジャンルで優秀な人や仲間に注目してみてください。
あるいは、そこで成功したり必要な行動を習慣化できている人にライフハックを教えてもらってください。
それをそのまま自分の生活にコピペしてください。
それによって、どんなに自主性がなくても求める結果にたどり着く可能性が高くなるのではないかと考えられます。
コピペ戦略の効果を高める5つの方法
さらに、この簡単なのにとても強力なテクニックの効果を高める5つの方法についても紹介しておきます。
ポイント1 :アドバイスをもらうより、コピペせよ
ミルクマン博士の研究の興味深いポイントでもありますが、誰かにアドバイスをもらうよりも、その相手が行なっているライフハックを聞いて、自分にできることをマネする方が効果的だったそうです。
例えば、自分がダイエットを頑張りたいと思うのであれば、ダイエットに成功した友達のアドバイスをもらうのではなく、その人がどうやってダイエットに成功したのか、どのようにダイエットのモチベーションを保ったのかとようなことを質問してください。
その人が実践していたライフハックの中で、自分が興味を持ったりできそうだと思ったものをコピペしてください。
他人のアドバイスをもらおうとすると、相手主導の中で自分の行動を決めることになります。
そうではなく、自分が積極的に相手のどこをマネしようかと考えると、誰の話を聞いても参考にすることができます。
例えば、僕たちが筋トレの効果を高めたいからと言って、プロのボディビルダーの方のアドバイスをもらっても彼らが行っているハードなトレーニングを参考にするのは難しいと思います。
ですが、そんなハードなトレーニングをしている彼らがモチベーションを保つために行なっているライフハックがあるとしたら、それをコピペすれば僕たちが筋トレを続けるために役に立つ共通点もあるはずです。
アドバイスをもらうよりも、コピペできるライフハックを探した方が実際に使いやすいわけです。
ポイント2 :いい仲間と過ごす時間を増やせ
人間の意思決定というものは周りの仲間にかなりの影響を受けるものです。
社会的規範の影響を人は受けるわけですが、そんな中でも特に重要になるのが身の回りの人たちです。
つまり、皆さんの意思決定は皆さんが付き合っている仲間の社会規範の影響を受けています。
自分の人生を変えたいとか大きな目標を達成したいと思うのであれば、そのために適している社会規範を保っている良い友達と過ごす時間を増やすようにしてください。逆に、そうでない友達との過ごす時間は減らしてください。
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ポイント3 :自分に状況が似ている人をコピペ
100% そんな相手を見つけるのは難しいかもしれませんが、自分と状況が似ている人、あるいは、似ていた人を探してください。
社会規範の影響は、自分の身近にいる人だけでなく、同じような状況にいる人の方が強くなります。
ですから、成功者のようになりたいのであれば、その成功者の習慣をただマネするのではなく、その成功者が過去に自分と同じような苦しみや悩みを持っていたということを知ってマネしてください。
あるいは、その成功者が成功者する以前の今の自分と同じような状況にいた時に、どんな行動を習慣にしていたのかということに注目してコピペしてください。
ポイント4 :誰かの行動を変えたいなら【みんなこうしています】
これはまさに社会的規範によるものですが、「みんなこうしています」ということを言われるだけで、実際に多くの人が行動を変える確率が高くなったということです。
ですから、皆さんの家族や子供、身近な誰かの行動を変えたいのであれば、クドクドと説明したり説得しようとするよりも、「みんながそうしている」ということを伝えた方が相手を動かしやすくなります。
ちなみに、これはお客さんに対して使うのであれば、そのお客さんと似ている誰かが同じ商品を買ったということを伝えると買ってもらいやすくなります。
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ポイント5 :習慣化すること
そして、最終的に最も重要なポイントに戻るわけですが、やはり習慣化することが重要です。
コピペ戦略は習慣化してください。
僕は今でも続けていますが、誰か人と話す時には「その人の何がマネできるか?」ということを考えながら相手の話を聞くようにしています。
そうすると、相手に対する質問も質が高くなりますし、相手の話に興味を持って楽しく話をすることもできるようになります。
これは人間関係にもプラスになりますので、ぜひ試してみてください。
コピペをしてください。
他人と話をする時には「相手のどこがコピペできるか?」と考えながら興味を持って会話をしてください。
コピペできることをひたすら探して習慣化してください。
これだけでも人生が大きく変わることは間違いありません。
マネするだけでも人生が大きく変わるというのはこういうことです。
最も重要な習慣化する部分については、今回のおすすめの動画で詳しく解説しています。
そちらも参考にしていただけたらと思います。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://daigovideoapp.page.link/wSEF
How to Change: The Science of Getting from Where You Are to Where You Want to Be (English Edition