この知識はこんな方におすすめ
- 仕事や勉強をもっと効率よく進めたい
- 子どもにもっと勉強に集中して欲しい
皆さんは集中力を鍛えていますか?
今回は、子供でも使うことができる集中力をブーストする方法について紹介させてもらいます。
集中力が続かないとか、なんとか集中力を高めたいという悩みは、子供から大人まで多くの人が持っている問題ではあります。
子供の頃であれば、自然と集中力が鍛えられるような環境を周りの大人が整えてくれていたりします。
親の監視の目があったり、学校では勉強できる環境が整えられていて、子供の頃の方が勉強でも他のことでも集中できていたという人も多いと思います。
大人になってくると、大抵のことは自分の自由に出来てしまうので、集中力が鍛えられている人とそうでない人でかなり差が出てしまいます。
集中力を身に付けることは難しいことだと考える人が結構いますが、そんな人は、僕が出した本の中でも最も売れた集中力に関する本を読んでみてください。
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特にオーディオブックであれば、集中力がなくて本1冊なかなか読みきれないという方でも、無理なく読むことができると思います。
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現代人は金魚より集中できない?!
多くの人が集中力がどんどんなくなっています。
特に現代人の集中力はかなり酷い状況で、金魚よりも集中力がないと言われるぐらいです。
現代人が目の前のことに集中することができる時間は4秒から8秒ぐらいだと言われていて、それに比べて金魚は11秒ぐらいだと言われています。
どのようにして金魚の集中力を測ったのか気になるところではありますが、いずれにしても集中力はどんどん下がっているようです。
物事に集中して効率よく成果を出したいのであれば、物事をゲーム化して集中力をブーストするのも良い方法です。
その方法については、今回のおすすめの動画で詳しく解説した動画を紹介しておきます。
勉強や読書だと集中できないという人でも、ゲームであれば何時間でも集中できるということもあると思います。
ゲームには人間の集中力を根こそぎ持っていくような要素が含まれています。
逆に言うと、仕事や勉強はどんなに面倒でも、それをすることで必ず一定以上の成果や報酬があります。
ゲームでは、そもそも没頭できるほど楽しくなければ、それをする意味はありません。
ですから、ゲームは人間の集中力を根こそぎ持っていくように作られているわけです。
そのゲームの構造を分析することによって、それを上手に使うことができれば、勉強でも仕事でもゲームのように没頭することができるのではないかという研究も進んでいます。
そんなゲーミフィケーションのテクニックについて解説した内容になっています。
ゲーム並みに勉強や仕事に集中したいなら
そして、人間の本能にアプローチする方法で集中力を発揮するのであれば、こちらの本も役に立ちます。
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集中力をブーストする方法トップ5
第5位 :6分間休憩法
人間が休憩をするときに、ベストな時間は何分ぐらいなのかということについては、結構昔から議論されています。
休憩時間は30分ぐらいないと休んだ気にならないという人もいれば、逆に、あまり休憩しすぎるとスイッチがオフになってしまい、その後やる気が続かないという人もいると思います。
そんな中でも、小学生でも大人でもできる6分間休憩法というテクニックを紹介させてもらいます。
これにはメリットが2つあります。
1つは、当然ですが休憩することによりリラックスできて、次の勉強や仕事に集中するための脳を休めるというメリットです。
2つ目がポイントですが、その前に勉強したり覚えたことを脳に記憶として定着させる効果があります。
具体的な方法としてはとても簡単です。
6分間、目を閉じて横になり耳を塞ぐというだけです。
横にならなくても座っているだけでも構いませんが、目と耳から情報が入らないようにしてください。
視覚と聴覚は人間の感覚器官のほとんどを占めています。
人間の感覚の9割以上が視覚と聴覚に集中していると言われていますので、視覚と聴覚から情報が入らないようにしてください。
ノイズキャンセリングイヤホンや耳栓などを使って耳から音が入らないようにして、目を閉じてただただ休憩してください。
人間の脳は外部から入ってくる情報がなくなり、それまでに入ってきていた内側の情報の処理を始めます。
それにより休憩の前に勉強していた内容が記憶に定着しやすくなり、さらに、リラックスもできるので、次の作業に集中できるようになるわけです。
いわゆるポモドーロテクニックという方法で、25分集中して5分休憩するというテクニックがありますが、ここに6分間休憩法を組み合わせるのであれば、24分間思いっきり集中して、6分間目と耳を塞いで休憩する、そして、また次の24分間集中するというサイクルがいいと思います。
この休憩は2分とか3分ではダメなのかと考える人もいると思いますが、もちろん人によってはそれが適している人もいると思います。
ただ、記憶への定着という点を考えるのであれば、6分ぐらいがちょうどいいのではないかと思います。
特に、勉強したり何か新しいスキルを手に入れたいというようなことに向き合う時には、6分の休憩がベストだと思います。
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第4位 :高さを上げる
目線の高さを上げるということが結構重要です。
僕は普段、足元にステッパーを置いてスタンディングデスクで仕事したり読書をしています。
これは人間の脳は立っている時の方が働くからです。
このステッパーとスタンディングデスクについては、僕も使っているおすすめのアイテムを紹介しておきます。
Bauhutte スタンディングデスク 昇降式
Xiser Pro Trainer プロ ステッパー フロアマットつき
この目線の高さを上げるというのは、スタンディングデスクやステッパーはムリという人でも使える方法です。
普段机に向かっている時に、目線が下に向いて勉強したり読書している人がほとんどだと思いますが、その目線を上げてください。
テキサス A & M 大学の研究で、3分間目線を下げて過ごしてもらったグループと、3分間目線は上げた状態で過ごしてもらったグループに分けて実験を行っています。
それぞれ別の姿勢で過ごしてもらった上で、別の部屋に移動してパズルを解いてもらいました。
このパズルの大半は解くことができないインチキのパズルでした。
その解くことができない難しいパズルに対して、どれだけ粘り強く取り組むことができたのかということをチェックしています。
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その結果、たった3分間目線を上げていたか下げていたかだけの違いですが、目線を上げていたグループは、目線を下げていたグループよりも2倍近くも粘り強く取り組むことができたということです。
これが仕事や勉強で同じ影響が出ていたとしたらどうなるでしょうか?
あるいは、人生の問題に向き合ったり新しいことに挑戦する時に、この違いが現れていたらどうなるでしょうか?
皆さんが、人生の問題を解決したり、新しいことに挑戦してスキルを身につけようと思った時に、他の人に比べて2倍も粘り強くそれに取り組むことができるわけです。
これができれば、当然ですが成果や結果もかなり変わってくるはずです。
粘り強さが欲しいのであれば目線を上げることが重要です。
他の研究でも同じような結果が示されています。
パソコン上で複雑な問題を解いてもらう時に、 モニターを目の高さにくるようにした場合と、ノートパソコンのようにモニターをされた場合で比較しています。
この研究でも、モニターが高い位置にある場合の方が、長時間その難しい問題に挑戦することができたそうです。
ですから、皆さんが集中力を発揮して粘り強く物事に取り組みたいのであれ、目線を高くする必要があります。
例えば、こちらもおすすめとして紹介しておきますが、僕がよくしているのは、高さを調整することができるブックスタンドを使っています。
テキストや本が目線の高さに来るだけでも、2倍も目の前のことに取り組みやすくなります。
ブックスタンド 書見台 読書台
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第3位 :10分間音楽を聴く
勉強したり作業をする時に音楽をかけていると集中力は下がります。
音楽には人間の感情につながるホルモンをコントロールする効果があります。
ですから、音楽を聴きながら勉強するとテンションが上がるのでいい気分にはなり、そのせいで勉強が捗ったような気はします。
ですが、実際の作業量や記憶量として考えると、特にインプットする場合には効率がかなり下がってしまいます。
音楽を聴きながら勉強することはおすすめしませんが、勉強をする前に10分間音楽を聴くのはいいと思います。
ベルゲン大学の研究では、壮大な曲やヒロイックな感じがする曲など、テンションが上がる音楽を参加者に聴いてもらったところ、大半の人がポジティブな気分になり活動的で物事に対して意欲的になりました。
集中力やモチベーションも高くなっていたそうです。
逆に、悲しい曲や落ち着いた音楽を聴いた人は、リラックスしやすくなるという効果があったそうです。
ですから、先ほどの24分間と6分間のサイクルである程度頑張った後には、落ち着いた曲を10分ほど聞いてもらい脳を休めてください。
そして、勉強を始める前にモチベーションを上げて集中力も高めたいのであれば、10分ほど激しめの曲やヒロイックな感じがする曲を聴くというのがいいと思います。
音楽はこの切り替わりのタイミングで上手に使うようにしてください。
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第2位 :呼吸を数える
僕はよく瞑想をおすすめしていますが、やはり、瞑想を行うことによって集中力が上がったり記憶力が上がるという研究はたくさんあります。
アメリカのGRE(Graduate Record Examination)という日本で言うところのセンター試験のようなテストがありますが、瞑想することによってこのスコアも上がったという研究もあるぐらいです。
瞑想は難しいという人もいると思いますが、小学生を対象に行われた研究もあります。
算数のテストを行う前に10分間だけ呼吸に注目して簡単な瞑想をしてもらいました。
それによって計算ミスが減ったりテストのスコアが良くなったということが確認されています。
今回紹介する方法は、とても簡単で呼吸を21回カウントするだけです。
自分の呼吸に意識を集中してください。
余計なことを考えてしまってもいいので、それに気付いたらすぐにまた呼吸に意識を集中してください。
息を吸って息を吐いたら1カウントです。これを21までカウントしてください。
もっと効果を得たい場合には、21まで数えたらまた1から数えてください。これを繰り返すだけです。
この21までというのが結構ポイントで、20のような切りのいい数字よりも21のように中途半端な数字の方が意識を集中できるそうです。
別に23でも27でも構いませんが中途半端な数字の方がいいと思います。
これだけでも集中しやすくなると言われています。
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ちなみに、毎日瞑想するのが難しいという人は、1日にたった20分だけでもいいので、この方法で呼吸に集中する時間を作るようにしてみてください。
これを週に4回行うだけでも、集中力が1.5倍になったという研究もあります。
呼吸をカウントするだけですので、とても簡単ですし子供もできるのでおすすめです。
これはお風呂で使ってみてもいいと思います。
子供の頃に、お風呂で湯船に浸かっている時に数を数えさせられた人も多いと思いますが、このお風呂で数を数えるというのも集中力を鍛えるにはいい方法です。
第1位 :フロー環境を作る
ミハイ・チクセントミハイ博士が提唱したフロー理論というものがあり、9つの条件を満たした時に人間が入るゾーンのような状態への入り方を知っておくことが重要です。
一生懸命集中しようとただ頑張るよりも、どうしたらもっと楽に没頭できる状態に入れるのかということを知っておくことの方が重要です。
物事を集中するその先に没頭する状態があるわけですが、どうすればその状態になれるのかということを知っておいてください。
その自分なりの条件を探すためには、次のような条件を満たしているかチェックしてみてください。
明確な目標があることや、選択と集中を行い今何をやるのかということをはっきりさせることが重要です。
我を忘れるような没頭している状態を経験したり、あっという間に終わったというような経験も重要です。
ですから、時計が気になっているような状態では、フローの状態には入れません。
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他には、冒頭で軽く紹介したゲーミフィケーションのテクニックも使えます。
例えば、タイムアタックやポイント制にしたりしてみてください。
そして、難易度に関しては、知っていること半分と知らないこと半分というような割合にしてもらうのが、一番フローの状態に入りやすいと言われています。
自分でコントロールできている感覚も重要です。
例えば、勉強する方法を大人や他の人に決められるのではなく、自分でどうすればもっと効率よくできるのか考えながら勉強するとフロー状態に入りやすくなります。
活動自体に喜びを感じられる状態になっているかとか、その環境の中に邪魔をしてきたり気が散るものがないということも重要です。
このような様々な環境を整えるようにしてください。
これがある程度整うと、その場所に行くと自然と集中できるようになります。
会社に行くと、それだけでスイッチが切り替わって集中できていたけれど、リモートワークになると、その切り替えのタイミングがなくて集中できないという人も多いと思います。
これはフロー環境が整ってないからで、その環境を整えることで集中力は上がります。
このフロー状態への入り方は人によって違いはありますが、その要素は概ね決まっています。
そのフロー状態への入り方と、実際に僕たちの仕事や勉強に落とし込むためのゲーミフィケーションのテクニックについては、今回のおすすめの動画で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてみてください。
さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
まだの方はこの機会にぜひチェックしてみてください。
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リサーチ協力:パレオチャンネル
参考:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/0956797612459659
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1053810010000681
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