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進展フィードバック、テーマ化、ストーリーシェアリング【仕事をゲーム化するゲーミィフィケーション】

D-lab by Mentalist DaiGo

この知識はこんな方におすすめ

  • 仕事を効率よく進めたい
  • 勉強や面倒なことはさっさと終わらせたい

仕事と勉強をゲーム化する!

仕事と勉強をゲーム化するゲーミフィケーションの2回目になります。

カーティン大学などの研究チームが、学習やビジネスでのゲーミフィケーションの応用について調べた先行研究をピックアップし、正しいゲーミフィケーションに共通するポイントを47のチェックリストとしてまとめてくれています。

こから基本要素としての13種類を解説しています。

前回は、ゲーミフィケーションの1回目として基本の要素について解説させてもらいました。

チュートリアル・スニペット・損失回避【ゲーミィフィケーションの基本1】

今回は、仕事と勉強をゲーム化するゲーミフィケーションの基本要素のうち、そのいくつかを紹介させてもらいます。ゲーミフィケーションのテクニックとしてはいろいろとあり、全てを使う必要はありませんが、たくさん知っておくと、どんな作業であってもゲーム化することができるようになります。

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「チュートリアル」では、実際にそれをしながら覚えていく方が人間はモチベーションが上がるので、仕事に対しても勉強に対しても、最低限の内容を押さえたら実際に手をつけて、それをしながら覚えていくということでした。
行動しながら学ぶということが重要でした。

Dラボでは、その他の要素も含めて、具体的にどのように実践に使えばいいのかということから、うまくいかない時の対処法まで解説させてもらっています。
こちらも今回のおすすめの動画として紹介しておきますので、ぜひチェックしてみてください。

チュートリアル・スニペット・損失回避【ゲーミィフィケーションの基本1】

チュートリアル・スニペット・損失回避【ゲーミィフィケーションの基本1】

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ゲーミフィケーションの基本:進展フィードバック

自分が目標のどこまで進んだのかということを把握できる仕組みがあるかどうかということです。

ゲームの場合はレベル1から徐々に上がっていきます。
ライフポイントが増えたり技を覚えたりすると思いますが、これがとても重要です。

人間のモチベーションのために最も重要になるのは「前に進んでいる感覚」です。
前に進んでいる感覚が僕たちのモチベーションを作ってくれるものですから、自分がどこまで進んだのかということを把握できる仕組みがあるかどうかということがモチベーションをかなり左右します。

ダイエットでは、体重を目標にする人が多いですが、1週間や1カ月といった範囲で体重が大きく変わることはありません。
ゲームの場合には、一度戦うだけでも必ず少しは経験値が上がるはずです。ダイエットで体重を目標にすると、毎日それをするだけのモチベーションを作る進展が感じられません。

「習慣継続日数とリカバリーポイント」

僕がおすすめするのは、「習慣継続日数とリカバリー数を数える」という方法です。

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当然ですが、運動や筋トレをずっと続けていれば痩せてきます。
ところが、大抵の人は、効果だけに目を向けてしまうので、効果が出る前にやめてしまいます。

ゲームで例えるならば、レベルが1から2、3・・・と上がっていくのではなく、レベル1からレベル10、レベル20・・・と10単位でしか上がらなかったら、レベルを上げて行くのも面倒になってくるのではないでしょうか。
「自分が進歩している」ということが分からなければやる気がなくなってしまいます。

ですから、自分の中で毎日それをすることによって「上がっていく何か」や「数字」に注目するということがとても重要になります。

「習慣継続日数」:それが何日続いているのか、あるいは、それを何日行っているのかということをカウントする
「リカバリー数をカウントする」:習慣が続いている日数と同時に、できなかったけれど、そこから自分が復活することができた回数をカウントする

この両方を数字で把握することによって、自分が継続することができている回数を積み上げ式で実感することができると同時に、自分は何度も挫折しかけたけれど、何度も復活することができたとその回数を積み上げ式で実感することができます
これが強力なモチベーションを作ってくれます。

僕の場合は、毎日Google カレンダーで次の日のトレーニングの予定を入れる時に、例えば、今日の予定が100回目の筋トレであれば、それを明日の予定にコピペして101回目にするようにしています。
それにより毎日1回ずつ増えて累積回数も把握することができます。

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リカバリーの数に関しては、1回や2回サボっても構わなくて、その後リカバリーすることができればポイントに入れることができるけれど、リカバリーは必ず2日連続できて1ポイントとしています。

1日サボってしまい、その次の日にもう一度することができたとしても、その翌日にまたサボってしまっては意味がありません。
ですから、僕の場合は習慣が途切れたとしても、その後2日連続でリカバリーできたらリカバリーポイントを加算するようにしています。

200回とか300回となってくると続けるのが当たり前になってきて、面白みがなくなってしまいます。
それにより習慣が途切れてしまうということも多いですから、だからこそ、サボっても構わないけれど、その後2日連続で復活することができたらボーナスポイントを獲得できるとしておくと、習慣は途切れることはありません。

これは筋トレでも勉強でも、英語の勉強でも投資の勉強でも、人間関係でもどんなものでも一緒です。
何かを継続して行いたいと思うのであれば、継続している日数だけでなくリカバリーポイントを考えるようにしたほうがはるかにその習慣は続きやすくなります

おすすめとしては、リカバリーポイントが一定数溜まったらご褒美をあげるようにすることです。

リカバリーポイントにご褒美を用意したら、わざとサボる人も出てくるのではないかと考えるかもしれませんが、やはり、人はなんだかんだ言っても続けることがかっこいいと思っていますし、実際にはなかなかそんなことにはなりません。

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「過去の自分と比べる」

読書であれば、その本のページ数が進んでいく事によって、自分がどこまで進んでいるのかということを把握できますが、筋トレや英会話の勉強のように、自分のゴールがどこなのかということが今ひとつ分からないということもあると思います。

このようなことが続けることが難しくなるのも、進展フィードバックを得ることができにくくなるからです。

では、どうすればいいのかと言うと、過去の自分と比べてください。

筋トレの場合であれば、今まで8回までしかできなかったけれど10回持ち上げることができるようになったとか、ノルウェー式HIIT を1セットしかできなかったけれど、それが2セット3セットと徐々に増えてきて今では10セットできるとなってくると、過去の自分に比べて今は頑張ることができていると思えます。

このような昔の自分に比べて多くの回数ができるようになったとか、昔の自分であれば諦めていたりサボってしまいそうになる状況の中でも、自分はちゃんと前に進むことができるようになったという感覚が重要になります。

過去の自分に比べて前に進んでいるという感覚を集めていきましょう。

「過去の自分に比べて自分はどこが成長しているのか」ということを見ることによって、過去にすることができなかったことや今できないことであっても、「今ならできるかもしれない」「これから先ならできるかもしれない」と考え人は進んで行くことができます。

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「スモールゴール」

これは当然ですが小さなゴールを超えていくことがとても重要です。

多くの人は何かの大きな目標を立てて、それを達成できなかったら意味がないと考えてしまいます。
そうではなく、大きな目標を達成するために、そこまでの間にどれだけたくさんの小さな階段を登っていくのかということをカウントするのが進展フィードバックです。

ゲームで言うならば、始めてすぐに出てくる雑魚キャラを倒した後に、いきなりボスキャラが出てきたとしたら面白くもなんともありません。

テレサ・アマビールさんの『マネジャーの最も大切な仕事』でも紹介されていることですが、スモールゴールを達成していくことがとても重要ですので、小さなゴールに分けていくということを意識してみるのもいいと思います。

以上の習慣継続日数とリカバリーポイント、過去の自分と比べる、スモールゴールの3つが僕がよく使っている進展フィードバックのテクニックですが、ゲーミフィケーションは自分なりに使いやすいテクニックを見つけて使うようにしてください。
僕が紹介しているものに限らず、進展を意識することができることを取り入れるようにしてみてください。

ここから先は、より実践的に使えるテクニックを詳しく解説していきます。
その方法についてはDラボで解説していますので、今回のおすすめの動画からチェックしてみてください。

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リサーチ協力:パレオチャンネル

参考:https://daigovideoapp.page.link/rV4P

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