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嫌われた相手を振り向かせる「関係修復の心理学」~恋愛関係から仕事関係まで

投稿日:2018年12月15日 更新日:

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まず、皆さんが思っている人間関係の修復と僕が今回紹介する人間関係の修復はおそらく意味が違います。

僕が紹介したい人間関係は、代わりを見つけるということです。

人間関係を修復しようとした場合、多くの人は相手に自分の意見を合わせたり悪いと思っていなくても謝ったりする事があるかと思いますが、悪くはありませんし止めはしません。組織の中での関係など合わせていかないと生けていけないということもあるでしょうが、僕は「人間関係の修復」について紹介します。

  • なぜ人間関係が必要ですか?
  • なぜ友達関係が必要ですか?
  • なぜ仕事での人間関係が必要ですか?
  • なぜ恋愛関係が必要ですか?

その答えは「幸せになりたいから」なはずです。

幸せになりたいから人間関係を大事にする

もちろん、誰かを怒らせてしまったりケンカしてしまった時に謝って許してもらおうとすることは悪いことではありません。

ですが、人間関係というものを集合として捉えたら、その代わりになり得る人はいくらでもいるのではと考えられます。つまり、新しい関係をつくることで自分の「人間関係を修復」するという方法もあるということです。

皆さんが楽しく幸せに生きていくことができるように「人間関係」を集合と捉えてその集合を修復していく方法をご紹介します。

人間関係の修復には2とおり

人間関係を修復したい、人間関係を良好に保ちたいというのであれば、時には消えていくものもありますし、すれ違ってしまうものもあります。ケンカしたりするのでなくとも自然に消滅するものもあります。

本当にその人しかいないのであればその人との関係を修復する方法を身につけましょう。

同じタイプの関係を他でつくることが出来る自信を身につけておきましょう。

僕が皆さんに知っておいてほしいのは、ひとりの人を失うことを恐れて他との新しい出会いを無くしたり、ひとりの滅茶苦茶な人におもねることによって皆さんの人生を台無しにしたり、ずっと誰かに頭を下げながら自分を殺して生きていく方法ではなく、誰かを失ったとしても代わりはいくらでもいるという自信を身につけることによって、薄情だという人もいるかも知れませんが、そのような関係になってこそ初めてお互いフェアな関係になるのでお互いに大事にし合うことが出来るようになるものですから、その方法を知っておいてほしいです。

相手にないがしろにされて辛い思いをしたりすることなく良い関係で相手といるためにはお互いに自由で、お互いに付き合わなくても良いしひとりでもそれぞれ生きていけるのだけれど・・・でも一緒にいるから素敵だよね!という関係を築くための方法です。

なぜ人間関係は壊れるのか?

まず、なぜ人間関係のトラブルというものは起きるのか?
そもそも僕たちは人間関係のトラブルというものを正しく認識できていないという事実を受け止めてください。例えば、苛立ったような態度をされた時に「自分があんなこと言ってしまったからかな・・・」「あの人はきっと自分のことを妬んでいて・・・」「あの人は自分の◯◯なところが嫌いなんだろうな・・・」とか皆さんいろいろ考えることがあると思います。そのほとんどが間違っています。
まずは原因を正しく知ることです。

ハイディ・グラント・ハルバーソンという方の『だれもわかってくれない』という本がとても参考になったのでそこから紹介しようと思います。

だれもわかってくれない

人間は自分のことをよくわかっていないものです。自分だけで原因を探ろうとすると大概失敗します。それはなぜか?

人間の脳は楽をしようとするものだからです。

人間の脳は重要ではないなと感じたものに対してエネルギーを使うことなく見て見ぬふりをするようになります。ですから、例えば長く付き合っている人とケンカした時に「なんであんなに怒ったのかわからない」というようなことが起きるのは、そこにその相手がいることが当たり前になっているからです。当たり前になっているがゆえにその人に対しての観察力が働かなくなっているからです。そのせいで、相手が嫌がっていることや気にしていることがわからなくなり次第に溝が広がっていき結果的に残念なことになってしまい、最終的に自分の思い込みや偏見や他人に言われた意見で相手への印象を決める様になってしまいます。

例えば、初めて会った人が不機嫌そうだったとしたら嫌な人だなと感じると思います。本当に嫌な人でしょうか?
その人はたまたま会社のトラブルに巻き込まれていたり、上司に嫌味なメールを送られていたり、ダメな部下が大きな失敗をして自分が責任を取らなくてはいけなくなったりというような、誰でも同じ状況になったとしたら同じように不機嫌になってしまう状況にあっただけかも知れません。ですが、そんなことをわざわざ考えるのは面倒です。
相手が複雑な事情を抱えているかもなどと考えをめぐらせることはせずに決めつけたほうが楽です。だから人間は人の印象を決めつけてしまい、さらにはその印象がなかなか消えないものです。これによって人間関係は壊れてしまうことが多いものです。

自分も相手も決めつける脳の性質を持っている

楽をしたいから決めつけるという脳の性質は自分も相手も持っていると考えてください。

例えば、気まずいことがあり苛立って相手にあたってしまったとします。そうすると相手は(楽をしたいから)自分が何かしてしまったかな?とか何か嫌なことがあったのかな?と考えず、自分に対して嫌な態度であたってきたからこの人は自分のことを嫌いなのではないかと考えるようになるわけです。
そして、相手のことを嫌いになります。そうするとその相手が同じように考えをめぐらせることなく楽な方に考えてしまい、ネガティブな連鎖が生まれます。お互いに一番簡単な結果に進みやすいから簡単に「嫌いなんだ」「敵なんだ」となってしまい人間関係は崩壊していきます。

ですから、早い段階でこの楽をしたいために起こるネガティブなループを閉じることが大事です。

人間の意思決定・判断とは

心理学者であり行動経済学者であるダニエル・カーネマンというノーベル経済学賞を受賞した方が提唱しているフェーズ1、フェーズ2という考え方があります。

  • フェーズ1は、自動的にする反射的な判断です。例えば呼ばれて思わず振り返るような反応です。

  • フェーズ2は、頭の中で考えた上でする判断です。

人間の判断はこの2種類に分けることができます。
例えば、何かされたことが気に触って「なんだかこの人嫌いだな」と考える判断は、その理由を尋ねたとしたら「あの人は◯◯だし、◯◯なところがいつも腹が立つ・・・」と答える人が多いですが、実際はその判断はフェーズ1です。皆フェーズ2、つまりよく考えた上で判断していると思っていますが実際大概の人間はフェーズ1での判断になっています。

つまり、直感でなんとなく判断していることが多くよくよく考えてみると大した理由もなく嫌いになっている可能性もあるわけです。

これが人間関係修復のヒントになります。

相手に意識的に考え直させる余地を与えることができれば人間関係を修復できる可能性があります

相手に嫌われたりしたとしても、それは相手はフェーズ1で反射的に決めている可能性があります。ですから、フェーズ2を意識して考え直す余地を与えることで人間関係は良好に戻ることがあります。

例えば、オラオラ系の見た目の怖い人が同じ電車に乗ってきたとします。皆さん怖い人だなと思い関わらないようにしようとすると思います。ところが、お年寄りの方が乗ってきてその人が誰よりも早く席を譲っている自分の持っているイメージと真逆の行動を目にすると、その人に対する印象を考え直すと思います。見た目は怖いけど、よくよく考えると人は見かけによらずとてもいい人ではないかと思うわけです。
この考え直すことによって再解釈が生まれて印象が覆るわけです。

一回壊れた関係や印象を修復するにはこれしか方法がありません。これができないのであれば、新しい関係をつくるしかありません。

ちなみに、残念ながら上述のオラオラ系の例のような最初の印象が覆ることは滅多に起こりません。

自分も常に誤解されている

基本的に人は他の人に対する印象をフェーズ1で決めているので、自分の印象は常に誤解されていると思ったほうが良いです。
自分の印象や自分の考えていることは誤解されています。だから相手に何度も何度も再解釈させる余地を与える、相手が思っている印象とは逆の行動を重ねていくことしかないわけです。

そこまでしてでも修復したい関係かどうかも考えてみてください。

一度誤解された人との関係を修復するのと新しい人間関係をつくるのとでは、新しい関係をつくるほうがコスパは良いです。
ですから、特定の人との関係を修復したいというのであればそれなりの覚悟や必要性をよく考えるといいと思います。
もちろん絶対に必要な特定の関係であれば修復するために努めるべきですが、そこまでではない場合もあるのではということです。

初対面で誤解されるケース

例えば、可愛い子がいるなと思って声をかけたら警戒されたり、新しい職場で親しくなりたいのに何故か避けられたりということがありませんか?
このような初対面での印象も相手はフェーズ1で判断している可能性があるのでこれを覆すときにも使えますので、覚えておいてください。

人間はどうして誤解されるのか?

人間は自分がどのように見られているかを判断することがとても苦手なものです。つまり人間は自分のことがわからないわけです。ではどうすればいいのか?
自分がまわりの人や初対面の人に対してどのような印象を与えているのかは自分で考えてはダメです。第三者に尋ねたほうがいいです。その方がはるかに正確に理解できます。これは他人の意見に左右されるということではなく、どうしても人間は自分のことを正当化したい、良い人だと思われているはずというバイアスがかかるものですから、自分の意見はもちろん持って良いのですが他人の意見も聞くことによってより正確に理解できるようになるということです。

まとめ

自分が誤解された時は原因を探りましょう

原因を探る時には3つの方法があります

人間は常に楽をしたがる生き物。勝手な決めつけをすることによって考えることを止めている可能性を考える。その場合はその決めつけを解く。

人間の判断にはフェーズ1(直感的な判断)とフェーズ2(よく考えた上での慎重な判断)がある。相手のフェーズ1の決めつけを分析しその真逆の証拠を出していく(それにより相手の中でフェーズ1は間違いかな?とフェーズ2が出てきて再解釈が起こる)

この時、自分がどのようにみられているかを正しく理解するのは難しい。第三者の意見も参考にする。

 

実際に嫌われたときに、どのようなステップで誤解を解いていけば良いのか?本当に申し訳ないと思って反省しているのでわかってほしい時にどうすればいいのか?を知りたい方はこちら↓
https://nicovideo.jp/watch/1544206564

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