メンタル強化

HSP診断テスト〜敏感だけど能力高いHSPかどうかがわかるテスト

この知識はこんな方におすすめ

  • なんとなくHSPかもと気にしたことがある
  • まわりにHSPの人がいる

HSP (Highly Sensitive Person:ハイリー・センシティブ・パーソン)の活かし方

今回は、外部の刺激に対して影響を受けやすい HSP (Highly Sensitive Person:ハイリー・センシティブ・パーソン)についてですが、皆さんがこの HSP の度合いがどれぐらいあるのかということをチェックするテストについて解説させてもらいます。

それと同時に、この HSP の人にはメリットもたくさんありますので、そのメリットについても理解していただけたらと思います。
特に、最近の心理学のトレンドとしては、欠点や弱みである性格を直そうとするアドバイスよりも、それはある程度コントロールした上で、直すのではなく活かす方向に進めるべきだとされています。

例えば、内向的な性格の人であれば、昔はただただ外向的になるべきだと言われましたし、ネガティブな人はポジティブになるべきだと言われてきましたが、今までも内向的な性格やネガティブな感情にもメリットがあるという話を紹介させてもらってきたように、全ての性格や特徴というものはその使い方次第です。
その使い方次第で良くもなるし悪くもなるわけです。
これと同じように HSP もそれが良いとか悪いということではありません。

大前提として、HSP はただ単にメンタルが弱いとかへこみやすいというわけではありません。
周りの環境や刺激に影響を受けやすいので、ネガティブなことにもポジティブなことにも影響を受けやすいものです。
ですから、周りにネガティブなことがあるとそれにとらわれてしまいやすくなりますが、ポジティブなことにも反応しやすいということです。
もしネガティブなことだけにとらわれやすいというのであればそれは HSP ではない可能性が高いわけです。

HSP は遺伝的な要素で考えると、全体人口のおよそ20%程度はHSPだと言えますので、5人に1人は HSP となります。
もちろんその度合いもそれぞれではありますが、HSP は決して珍しいものではなく、だからこそみなさんもその使い方を学んでおくということは結構重要だと思います。

もちろんこれは遺伝的な特性としては5人に1人ぐらいは持っているということですから、5人に1人は必ず HSP になるということではありません。

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使い方をちゃんと理解しておけば武器にもなりますが、諸刃の剣でもありますので下手に使ってしまうと自分を傷つけてしまうことにもなりかねません。
そのために取り扱いを覚えるということがとても重要だと思います。

HSPの真実〜メルタル弱いのに外向的!?知られざるHSPについて

HSP と言われると、とても敏感でメンタル弱い人のようなイメージがあると思います。ここには結構誤解があり、一般的な人が思っているこの HSP と実際の HSP とにはかなり違いがあります。この HSP に関する遺伝的な内容を解説させてもらいます。

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前回こちらで HSP のテストをあらかじめ紹介させてもらいましたが、皆さんはしてみてもらえたでしょうか。

元々の研究としては、感覚処理感受性(Sensory-Processing Sensitivity)というものがありその度合いについて調べたものです。
この感覚処理感受性の度合いが高い人のことを HSP と言います。

HSC(Highly Sensitive Child)という言葉も見聞きしたことがある人も結構いると思いますが、子供に対しての敏感さや感受性についてもいろいろと研究されています。

【HSC尺度】

以下の質問にそれぞれ1点(全く当てはまらない)~7点(非常に当てはまる)のいずれかで回答してください。

1. 大きな音や雑然とした光景のような強い刺激がわずらわしいですか?

2. 大きな音で不快になりますか?

3. 一度にたくさんの事が起こっていると不快になりますか?

4. いろいろなことが自分の周りで起きていると不快な気分が高まりますか?

5. 明るい光や強いにおい、ごわごわした布地、近くのサイレンの音などにゾッとしやすいですか?

6. 忙しい日々が続くと、ベッドや暗くした部屋などプライバシーが得られ刺激の少ない場所に逃げ込みたくなりますか?

7. 一度にたくさんのことを頼まれるとイライラしますか?

8. 短時間にしなければならないことが多いとオロオロしますか?

9. 他人の気分に左右されますか?

10. ビクッとしやすいですか?

11. 競争場面や見られていると、緊張や同様のあまりいつもの力を発揮できなくなりますか?

12. 強い刺激に圧倒されやすいですか?

13. 痛みに敏感になることがありますか?

14. 子供の頃、親や教師はあなたのことを「敏感だ」とか「内気だ」と見ていましたか?

15. 生活に変化があると混乱しますか?

16. 微細で繊細な香り・味・音・芸術作品などを好みますか?

17. 自分に対して誠実ですか?

18. 美術や音楽に深く感動しますか?

19. 豊かな内面生活を送っていますか?

以上の質問にそれぞれ1点(全く当てはまらない)~7点(非常に当てはまる)のいずれかで回答して、採点が終わったら全ての点数を合計して終了です。

参考にしているデータでの平均値は以下のようになります。

全体平均86.68点(男性83.07点、女性89.15点)

ここから考えると男性と女性のそれぞれ平均点よりも上であれば、HSP の傾向が強くなるということです。
もちろんこれはあくまで度合いですから、この平均点を超えたからどうこうということではありませんが、90点を超えたぐらいからは少し気をつけた方がいいのかもしれません。

また、HSP は3つのポイントからなり、美的感受性・低感覚閾・易興奮性と分かれていいて、それぞれこの後説明します。

HSP だから単純に良いとか悪いということではなく、この内のどのようなことに対して感受性が強いのか、刺激を受けやすいのかということを理解することが重要です。
感受性が高いというのは悪いことではなく、どこに対して自分が刺激を受けやすいのかということを理解しておかなければ辛い状況になってしまうこともあります。

例えば、人間関係からの刺激を受けやすいという人が頻繁に人が多い所に行かなければいけないような仕事や人とのコミュニケーションが重要になる営業職に就いたりするとしんどい状況になります。
芸術的な感受性が強いという人であれば、事務作業や単純作業をするよりはアートや芸術の世界に進んだ方がいいということもあると思います。

だからこそ、自分がどのようなことに対して刺激を受けやすいのかということを理解しておけば、HSP はむしろ自分の人生のためにその特徴を活かすことができるわけです。

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美的感受性(Aesthetic Sensitivity)

美的感受性=質問16~19の合計点
平均は全体18.17点、男性17.41点、女性18.68点

質問16から19の合計点を計算してもらい、それがこの平均点を上回るようであれば美的感受性が強いということが言えます。

美的感受性は、簡単に言うと芸術や音楽などの経験やポジティブな出来事にどれくらい影響を受けやすいかというものです。
そういう意味では、芸術に興味を持ちやすかったりポジティブな出来事に影響を受けやすいということですから、この部分に関しては高くても純粋にメリットとして受け取ることもできるのではないでしょうか。

低感覚閾(Low Sensory Threshold)

低感覚閾=質問1~7の合計点
平均は全体31.03点、男性29.61点、女性32.01点

これはわずかな刺激に対する感受性の個人差を測定するためのものです。

例えば、鈍感な人であれば小さな刺激には反応しません。逆に、敏感な人は小さな刺激にも反応します。
このような刺激に対するしきい値がどれぐらい小さいのかということをチェックするためのものです。

この項目についての点数が平均よりも上回る場合には、小さな刺激に反応しやすかったりということがあると思います。

易興奮性(Ease of Excitation)

易興奮性=質問8~15の合計点
平均は全体37.48点、男性36.06点、女性38.45点

これは単純に言うと興奮のしやすさで、自分の外からくる刺激や自分の内側から湧いてくる刺激(感情)に対してどれくらい振り回されてしまうかということを測定するためのものです。

つまり、周りから言われたことや向けられている感情に対してどれぐらい自分が振り回されやすいのかということを表すものです。

この項目についての点数が平均よりも上回る場合には、周りから向けられる刺激や自分の内側から湧いてくる感情に振り回されやすくなってしまいますので、人がたくさんいるような場面は苦手になるかもしれません。
ストレスや不安にも圧倒されやすくなる傾向もあるかもしれません。

このように実際に項目に分けて測定してもらえると、HSP というものがただただ繊細でビクビクしていて生きづらいものだとイメージしていた人もいるかもしれませんが、そういうわけではないということを理解していただけたと思います。

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例えば、美的感受性が強い人であればポジティブな影響を受けやすいし、アートや音楽からより多くの情報を手に入れることも出来るわけですから、ポジティブな経験が多いいい仲間を作って、芸術やアートに定期的に触れる機会を設けるということを心がければ、普通の人よりもとても幸せになることもできるはずです。

低感覚閾のポイントが高く小さな刺激にも反応しやすいという人であれば、勉強する場所は静かな落ち着く場所を選ぶようにして、仕事を選ぶ時にもそのような環境が整っている仕事を選ぶようにすれば、集中力も保って生産性を確保することもできるわけです。

この低感覚閾のポイントが高い人は小さなことに気づけるというメリットもあります。
小さな違いや微妙な変化にも気づくことができるので観察能力が高いと言えます
ですから、基本的には自分が1人になってちゃんと考えることができるような状況を保つことが大切なわけですが、いざという時にはその鋭い観察能力を持って変化を観察することもできます。

易興奮性のポイントは、周りから言われたことや感情にどれくらい振り回されやすいのかということですから、これが高い人はただただ振り回されるからいいことがないというわけではなく、人間関係の微妙な変化や違いにも気づくことができます。

周りの感情に対して敏感なので、例えば、この人はなんとなく今仕事に対して不満を持っているということに気づけたりすることもあります。
自分の内側から湧いてくる感情に敏感ということは、自分の感情の変化を読むこともできますので、このような人は共感能力が高くなります

このように HSP というものはその使い方さえわかっておけば、HSP の概念というものは自分自身をよりよく理解するために使えるものです。

HSP の特徴や問題点についてはよく理解されない辛さを議論されたり改善するための情報を発信している人もいますが、このようなHSP のメリットやその活かし方を皆さんには理解してもらいたいと思います。

HSP の驚くメリットについてのおすすめ

HSP にそんなにもメリットがあるのであればそれを活かすことさえできれば間違いなく成功するだろうと思えるほどの内容をこの続きでは解説していきます。
こちらについては今回のおすすめの動画として紹介しておきますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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実は能力が高すぎる【HSPの知られざるメリット】

HSP について学ぶためのおすすめ本

今回のおすすめの本としてはHSP について学ぶために役に立つ1冊を紹介しておきます。

それほど HSP のメリットについては紹介されていませんが、HSP についての理解を深めるためにはとても役に立つと思います。

さらに、今 Amazon では通常3000円ぐらいする僕のオーディオブックがなんと新刊も含めて無料で聴けるというキャンペーンを行っています。
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免責事項:本内容は科学の面白さを伝えることを目的としたエンタメです。なるべく多くの方に、科学的思考に興味を持ってもらうために、参考資料や過去の動画を元に、大胆な独自の考察したもので、事実を確定するものではなく、あくまで一説です。動画の結論は実際の研究とは異なる場合があります。
僕は文献を読むのが好きなタダの理系であり、専門家ではありません。また、多くの科学者とも同じように人間ですから、間違うことも多々あります。実際に知識を利用する際にはご自分で調査するか、専門家に相談してください。
参考:Elham Assary, Helena M. S. Zavos, Eva Krapohl, Robert Keers, Michael Pluess. (2020)Genetic architecture of Environmental Sensitivity reflects multiple heritable components: a twin study with adolescents.
髙橋亜希. (2016),「Highly Sensitive Person Scale 日本版 (HSPS-J19) の作成」,感情心理学研究, 第23巻,第2号, pp.68-77.
James Manktelow & Julian Birkinshaw(2019) Managing Highly Sensitive People Valuing Quiet Time

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