人間関係 読む・操る

デマを信じてしまう人たちの正体が【怖い】

DaiGo MeNTaLiST

この知識はこんな方におすすめ

  • デマに踊らされたくない
  • フェイクニュースを拡散するような人になりたくない
この知識を動画で見るならこちら

デマを拡散する人たちの正体とは?!

デマを拡げている人達は一体誰なのでしょうか。
先に言っておきますが、これは批判を受ける可能性もありますが、あくまでこのような研究があるということであって、今回のデマをこのような人たちが拡げたという話ではありません。
ですが、研究から考えるとそのような可能性も考えられるという話です。

デマも同じですが、いわゆるフェイクニュースというものがよくあります。
例えば今回のように、トイレットペーパーのとマスクの原材料が同じだから、今マスクが不足しているということはこれからトイレットペーパーも不足するということを言ったり、根拠のないことを言って問題を引き起こす人がいます。
そのような情報を見聞きしたとしても、普通に考えれば調べたらわかる話です。今回の話に限らず、少し調べれば全く根拠のない話だということが分かるはずです。
人は一度自分が信じたことが間違ったことだったとしても、それを訂正したり間違いを正したり、あるいは、鵜呑みする前に一旦立ち止まり自分の信条と照らし合わせて、それが本当に正しいのか、もしかすると間違っているのではないかということが重要になってくるわけです。

これはどうしてもできる人とできない人がいます。
全部鵜呑みにしてしまって、一度それを信じたら絶対に間違いないとか言う人もいます。これは何がそうさせるのでしょうか。
結論から言うと、今回のデマに関しては Twitter から出ているというような話もあるので一概には言えませんが、実際には、デマを拡げやすくなってしまうのは、若い人たちよりもどちらかというと年齢を重ねている人達の方がデマに弱くて、それを拡げてしまいやすいという切ない研究があります。
だから批判を受ける可能性もあると前置きをしたわけですが、デマかどうかの判断をしないし、一度自分が判断したことに対して固執してしまい態度を変えられなくなってしまうということが示されています。
一般的には、老人になると頑固になりやすいというような話もありますが、これも近い話です。

フェイクニュースやデマを拡げてしまう人たちの特徴

2019年のニューヨーク大学などの研究で、参加者としてfacebookユーザーと非facebookユーザーの両方が混在している状態で3500人を集めて、全員のfacebookのタイムラインの投稿やフォローしているページなどのデータをチェックしました。
年齢が若い人と年齢を重ねた人で、どちらの方が嘘の情報に対してその情報を引用したり広めたりすることをしていたのかということ調べています。
Twitter などでは特に若い人たちが嘘の情報を流しているということを言う人がいますが、それは本当なのかということを調べようとしたものです。
若い人たちのほうがネットの使い方にも長けているので、そこにはデマや嘘の情報がたくさんあるということも理解しているので、むしろ、若い人たちの方がちゃんと情報を見ることができているのではないかという考えもあると思うので、それを調べてくれたのが今回の研究になります。

これはBuzzFeedが公開したフェイクニュースを共有したWeb ドメインのリストを使い、実験の参加者たちがそんなフェイクニュースを拡散しているのかということをチェックしました。
その結果いくつかの興味深いことが分かっています。
ここから別に年齢を重ねている人が悪いということを言うわけではありません。ただ、よく最近の若い者はというようなことを言う人がいますが、ネット上に関しては全く逆だということが言い返すことができるということなのかもしれません。

ポイント1:フェイクニュースの拡散はレアな行為

すべての年齢層を調べた場合、フェイクニュースの拡散ということ自体が結構珍しい行為でした。ですから、フェイクニュースを拡散させてしまう人は実際にそんなにはいないということです。ごく一部の人たちが拡散することによって拡まってしまっているだけです。
ごく一部の人たちが拡散して、それに対してほとんどの人はそれを受け取る側で、受け取ってもそれを周りに拡散したりはしません。ですが、炎上にわざわざ加担したり芸能人の不倫問題などにいつまでもしつこく炎上させようとする人たちがいて、これはネットユーザーのわずか0.47%の人たちという話を以前紹介したこともありますが、これと同じでかなりレアな行為ではあったそうです。

ポイント2:フェイクニュースの拡散に加担したいユーザーは全体の8.5%

フェイクニュースが掲載されたサイトのリンクを少なくとも一つ以上拡散してしまったユーザーは、全体のわずか8.5%でした。
ですから、炎上させる人たちに比べるとかなり多いということになります。炎上させる人達に比べるとおよそ20倍ぐらいの人たちということにはなりますが、それでもわずか8.5%の人たちだけが、フェイクニュースの拡散に加担していたということです。

この8.5%という数字を多いと見るか少ないと見るかということについては何とも言えませんが、数字としては大きいように感じますが、世間でのフェイクニュースの広まり方を考えると少ないような気はします。
フェイクニュースを発信する側の人たちは、実際にはわずかしかいないということになりますから、国であったりしかるべき機関が、人々の不安が爆発してしまうよりも前に、どのような状況になったらどう対応するかということを具体的に発信しておけば防ぐことができるレベルだと考えることもできます。

ポイント3:保守的な人ほどフェイクニュースを拡散しやすい

年齢だけでなく、保守的か保守的でないかということが重要になります。
保守的な人ほどフェイクニュースを信じてしまうし、フェイクニュースを拡散してしまうということです。
意外かもしれませんが、実際には保守的な人の方がフェイクニュースに左右されてしまいやすいということです。
だから、どちらかというとお年寄りの方がフェイクニュースに騙されやすくなってしまうということです。

保守的な思想を持っているユーザーはリベラルな思想を持っているユーザーに比べて、フェイクニュースを拡散してしまう可能性が圧倒的に高かったということでした。
保守的な考え方を持っている人は18%の確率でフェイクニュースを拡散していましたが、リベラルな考え方を持っている人は4%の確率でしかフェイクニュースを拡散しなかったということが分かっています。

つまり、保守的な人たちは自分が今信じていることや自分が今まで経験してきたことに固執しすぎてしまうということです。
新しいものを受け入れることができにくく、自分の考えが間違っていたり考え方を改める必要があったり、もっといい方法があるということを理解しても、自分の考え方を変えることができないわけです。
例えば、いまだに FAX を使うような会社は保守的でしょうし、フェイクニュースを拡散させてしまう可能性も高いのではないでしょうか。

保守的な人は情報に対してそれが本当に正しいのかというチェックをしない傾向が高く、自分の考えに対して真逆の根拠のある情報が出てきたとしても、自分の考え方を変えません。
そのため、保守的な思想を持っているユーザーの方が、間違ったフェイクニュースに対しても一度信じてしまうと、リベラルで新しい考え方を受け入れられる人よりも4倍以上もフェイクニュースを拡散しているということが分かったわけです。

これはお年寄りが悪いとか若い人は大丈夫だということではありませんが、全体としてみると、人間はどうしても歳をとればとるほど保守的になっていくものです。

ポイント4:高齢者は若者よりも圧倒的にフェイクニュースを拡散しやすい

若い人が保守的だということもあるのではないかという人もいると思いますが、一応それも調べられています。
65歳以上のユーザーは45歳から65歳のユーザーよりも2倍も実際にフェイクニュースを拡散していたということが分かっています。
さらに、65歳以上のユーザーは18歳から29歳の若者のユーザーと比べると、なんと7倍もフェイクニュースを拡散していたということも分かっています。

これは結構恐ろしいことで、日本はこれからどんどん高齢化社会になっていくと言われていますが、フェイクニュースに踊らされやすい集団にどんどんなっていくわけです。
しかも、このような保守的な人は一度自分が信じた考えを変えないので、例えば、若い人たちがこれからの未来を考えたら日本はこうするべきだというようなことを言ったとしても、彼らは態度を変えない可能性が高いわけです。
フェイクニュースでさえ7倍も信じて拡散してしまうような人たちですから、そのように考えるとやばいような気もしてきます。

facebook に流れてくる情報は、保守的な人や保守的な心理になりかけている人たちが拡散していた場合には少し気をつけた方がいいと思います。
フェイクニュースを高齢者が拡散しやすいことに対して、研究者のコメントとしてははっきりとはわかっていないとしていますが、僕はこの保守性の問題があるのではないかとは思います。
一応研究者は、高齢者はデジタルリテラシーがないからなのではないかということも指摘しています。
保守的なところもあるのかもしれませんが、もしかすると高齢者は認知機能が低下していてデマに騙されやすいのではないかという、この二つの可能性を研究者は言っています。

年齢にかかわらず「保守的になること」「認知機能の低下」には気をつけましょう!

高齢者になってもスーパーエイジャーと言って若い人たちよりもはるかに頭の回転が速く脳の処理能力も高い人達が確認されています。
年齢が65歳を超えているのに、脳の認知機能が20代の方がいることも確認されています。
ですから、高齢者はみんなフェイクニュースに騙されてしまうというわけではありませんし、若い人でも中年の人でも高齢者でも、保守的になればなるほどフェイクニュースを拡散しやすくなり、間違った情報を鵜呑みにしやすくなって、認知機能は下がっていけば下がっていくほど複雑な情報に対する判断ができなくなります。〇〇人はみんな××だ!というようなひとくくりに物事を判断することしかできなくなってしまうので、差別主義にもなりやすくなります。

このように考えると、僕たちは保守的になってしまうということと脳の認知機能が下がってしまうということに対しては気をつけていないと危ないということが分かります。

保守的で頑固な人たちを利用して成功を!

当然ですが、若い人たちが自分の力だけで成功することはかなり難しいものです。
やはり、最初はすでに成功したり力を持っている年配の人に迎合したり、間違った情報を押し付けてくるような人とも付き合わなければいけないということもあります。
逆に言うと、これは若い人たちにとってはとてもチャンスだと言えます。
なぜかと言うと、フェイクニュースに7倍もハマりやすいわけですから、皆さんが説得力をもって情報を提供したり、相手が保守的な人だとわかれば保守的な人を味方につける方法はとても簡単で、相手の過去を全肯定してあげればいいだけです。
そのようなことをして一度取り入ることができれば、一度信じた情報は信じ続けるわけですから、言い方は悪いかもしれませんが、一度信じさせれば自分の望む方向に物事を進めることもできるということにはなります。
会社や組織の中では、年配の人たちや保守的な人たちに対して、嫌悪感を感じたり距離を取りたくなることもあるかもしれませんが、自分のためにどう使うのかということを考えてみる方がいいのではないでしょうか。

基本的には、高齢者でも若者でも人間というものは分かり合うことが難しい生き物ですから、どういうところで分かり合えないのかとか、どのようなところで誤解が生まれるのかということを理解できれば、結構楽に生きていくことができるようになります。
今回のおすすめの本として、そんな方法を解説してくれている『だれもわかってくれない:傷つかないための心理学』を紹介しておきます。
これは人間のコミュニケーションがなぜ失敗してしまうのかということを書かれています。これを読むと、今まで自分が悩んだ人間関係の理由も理解できてとても楽になります。
分かり合うためにも使ってもいいと思いますが、楽になると考えて読んでもらうとより楽しめると思います。ぜひチェックしてみてください。

今回のおすすめの動画としては、フェイクニュースに騙されたり頑固な考えを押し付けてくる人に対して苛立つこともあると思いますので、そんな人をうまくやり過ごすための方法を解説した「【嫌なやつ】をうまくやり過ごす話し方〜ハーバード大学研究から」を紹介しておきます。嫌なやつをスルーするための話し方のスキルを解説しています。
そして、目上の人たちは利用したほうがいいです。
そんな人たちを皆さんの成功のために味方につけるためには具体的な戦略があります。
頑固で権力を持っている保守的な人たちを味方につけて成功している人たちがいて、新興企業を立ち上げたり上場企業のCEOや役員になるような人たちは、このような戦略がとても上手です。
そんな方法を解説した「ミシガン大学✖︎南カリフォルニア大学が明かすエリートが使う49の迎合法」を二つ目の動画として紹介しておきます。
トップの成功者たちは独特のコミュニケーションを使い人の心に取り入ることをしていました。それにより良い意味でも悪い意味でも周りの人達を上手にコントロールして、のし上がっていました。
一度相手に迎合して、できるだけ早く二度と迎合しなくてもいい人生を手に入れるために是非参考にしていただけたらと思います。

今回のおすすめ動画
【嫌なやつ】をうまくやり過ごす話し方〜ハーバード大学研究からhttps://www.nicovideo.jp/watch/1560006724
ミシガン大学✖︎南カリフォルニア大学が明かすエリートが使う49の迎合法 https://www.nicovideo.jp/watch/1581787202

組織の中で自由を手に入れたいならこちら!

若いうちに成功したいならこちらも参考に!

今回のおすすめ本

References
Supported by Yu Suzuki  https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、参考資料およびチャンネルの過去動画を元に考察したもので、あくまで一説であり、真偽を確定するものではありません。
参考:Scott D. Tiegs et al.(2019)Global patterns and drivers of ecosystem functioning in rivers and riparian zones

他のカテゴリーもチェック


他の人はこちらも検索しています

知識をさらに検索

この知識はどうでしたか?

-人間関係, 読む・操る
-, , ,

Translate »

© 2020 Mentalist DaiGo Official Blog