メンタル強化

嫌な気分から秒速復帰【シチュエーション・セレクション】を解説

2019年9月10日

嫌な気分から秒速復帰シチュエーション・セレクションを解説

DaiGo MeNTaLiST

皆さんは最近嫌なことがありましたか?

生きていれば嫌なこともたくさんあると思いますが、誰でも嫌なことが起きないように頑張っているわけです。
とはいえ、仕事で人と付き合っていれば嫌なことがあるのもどうしても仕方ないものです。
大事なのは、嫌なことをなくすということではなく、どのようにしてその嫌なことを乗り越えていくことができるのか、そして、前に進むことができるかということです。
このような嫌なことが起きた時のネガティブな感情を乗り越える事が上手い人たちが、どのようなことをしているのかということを紹介させてもらいます。

嫌なことが起きた時に最速で立ち直る、あるいは、それを乗り越えるテクニックとして、今回はシチュエーション・セレクションというテクニックを紹介します。
このテクニックは、メンタルが弱い人が使っても効果がかなり高く現れるものです。

嫌なことがあっても立ち直るのが早い人

シェフィールド大学の研究で、嫌なことがあっても立ち直るのが早い人や理不尽なことを言われても乗り越えていくことができる、そして、最終的には周りに認められるような人、不条理に争って勝ち上がっていくことができるタフな人たちは、どのようなことをしているのかということを調べてくれています。
人間の心には、その心が折れた時にそれを元に戻そうとするレジリエンスという力が働きますが、そのレジリエンスの力が強い人はどのようなことをしているのかということです。

301人の男女を対象に、シチュエーション・セレクションという行動をどれぐらいとっているかということをチェックし、ネガティブな感情や鬱の症状との相関関係を調べました。
その結果、このシチュエーション・セレクションという行動をとっている人達は、ネガティブな感情に強くなり、その影響も少なくなり乗り越えるスピードも早いということが分かっています。

シチュエーション・セレクションとは、とても簡単なものでおそらく僕たちもしたことがあるものです。にもかかわらず、それを意識して行なっている人が少なく、大人になればなるほどやらなくなってしまうものです。

「嫌なことがあったら楽しいことを計画する」

嫌なことがあったら、楽しいことを計画するというテクニックです。
例えば、仕事で嫌なことがあったら週末に遊ぶ計画を立てるとか、最近頑張っていたのに嫌なことがあったから、週末に美味しいワインを開けるというような、嫌なことがあったらもっと楽しいことを計画するというものです。
つまり、嫌なことがあったらそれを補って余りあるぐらいの幸せになりそうなことを考えるというのがシチュエーション・セレクションというものです。

実際には多くの人がしていない

嫌なことがあったら楽しいことを考えるだけと言うと、当たり前のことのように感じる人もいるかもしれませんが、この研究では、シチュエーション・セレクションを普段どれぐらいの人がしているのかということを調べています。
名前は知らなかったとしても、誰でも考えそうなものにも関わらず、実際は、ほとんどの人が嫌なことが起きた場合にはそのまま感情を抑えたり、そのネガティブなことから意識をそらすことだけを考えたり、他人から言われたことを鵜呑みにしたり言われたままの行動に出るというような確率が高く、半数以上がこのような行動に出ていました
これらはネガティブな感情をむしろ増加させてしまうだけで効果はありません。
ですから、当たり前のことなのにそれができていない人が多いということです。

嫌なことがあったらもっと楽しいことを計画しましょう。これは計画するだけでも結構です。もちろん実際にしたほうがいいですがやらなくても効果はあります。
例えば、仕事で嫌なことがあったとしたら、次の長期連休の旅行の計画でやってみたいことのリストに何かを考えて追加するというようなことでも結構です。先のことでも結構ですから、何か楽しいことを計画するというだけでも効果はあります。

繊細な人ほど忘れがち

もともと神経症的傾向が強く他人からの感情に傷ついたり気にしてしまう人ほど、嫌な気分になった時にこのシチュエーション・セレクションを意識して行うようにしてください。
感情的に繊細な人ほど、実際には、このシチュエーション・セレクションを忘れてしまい実践する確率が少ないということが分かっています。
感情に振り回されやすい人や自分自身が感情的になりやすい人は、ネガティブなことが起きると視野が狭くなってしまいます。
それにより本来は自分がしている対策や乗り越えるための具体的な方法を忘れてしまいがちになります。
自分がそのような感情的に繊細だったり感情に振り回されることが多いと思う人は、自分はそんな時に視野が狭くなるということを覚えておいてください。ですから、視野が狭くなる前にやるべきことを紙に書いておいたり頭に入れておいて、自動的にそれができるようにしておいてください。

嫌なことがあったら自然とできるようにしておく

今回の研究では、このようなシチュエーション・セレクションを忘れてしまいがちな人がどうすればいいのかということも調べてくれています。
125人の男女を対象に、半数の人たちに、嫌な状況になったり嫌な感情を持った時にはシチュエーション・セレクションをするように自己暗示するルールを決めてもらったところ、そのルールを決めた人たちはそうでない人達に比べて圧倒的にポジティブな気分が高まり、シチュエーション・セレクションにより高まった気分は、一週間経っても続いたままだったということです。
しかも、この効果は感情的に繊細な人ほど高かったということです。

周りの人や上司に嫌なことを言われても引きずらなくて済むようになります。是非試してみてください。

人間関係での嫌な気分をなくすためのおすすめ動画
人間関係のイライラなくす【成功感覚とリアプレイザル】
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1560698226

今回のおすすめ本

リサーチ協力:Yu Suzuki http://www.nicovideo.jp/paleo

参照:https://www.tandfonline.com/doi/abs/10.1080/02699931.2017.1295922?journalCode=pcem20

タグ

-メンタル強化
-, , ,

Copyright© Mentalist DaiGo Official Blog , 2019 All Rights Reserved.