成功法則の科学

お金で不幸にならないための科学〜宝くじに当たっても幸せにならないワケ

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DaiGo MeNTaLiST

年末になってきましたらよく目にする宝くじですが、まず言っておきます。当たりません!どのぐらい当たらないかというと同程度な確率で例えるならば、皆さんが宝くじを買いに行っている間に3回も交通事故にあうぐらいです。そう考えると買うのは意味がないということがわかってもらえると思います。

更に、一般的な宝くじは還元率は50%です。つまり、宝くじを買われた方々が支払ったお金の半分だけが分配されるわけです。
ですから、買うだけ損をするというのがポイントです。このような話をすると「僕たちは夢を買っているんだ!」という人たちがいますが・・・当たると不幸になります!

快楽適応(ヘドニック・アダプテーション)の危険性

正確にいうと、一旦幸せがやってきます。皆さんが将来にわたって1億2億を稼げるようになるのであれば話は別で、宝くじが当たって億のお金が入ってきてもプラスアルファなお金が入ってきたぐらいに感じられる人であれば当たっても不幸にはなりません。
ところが、そうではない人が高額をいきなり手にすると一生分の幸福を全て一度の手に入れるような事になってしまい、それ以降の人生を楽しめなくなってしまうということがわかっています。これは快楽適応という考え方です。

宝くじ以外でも・・・

宝くじに限ったことではなく、退職金や大きなボーナスなどの大金を手にした時に起こり得ることです。もっと小さなレベルでは給料が上がっていく過程でも起こり得ます。
この快楽適応(ヘドニックアダプテーション)はとても危険です。人間は快楽適応でそれが当たり前になり快楽感を感じられなくなると不要なこと間違ったことをして更に状況を悪化させるという悲しい現象が起きますので気をつけてください。

人生の目的は明確か?

例えば、アメリカのとある夫婦の話があります。
アメリカでは1億2億ではなく100億というぐらいな金額が当選する宝くじがあります。100億が当たれば年利1%程度の安定した投資をしたとしたら税金は別で考えれば毎年1億入ってくるわけですから、それで生活できるレベルです。そう考えると幸せになれる気がしますが、それが危険です。
まず、そんなお金のことを簡単に考えている人はまずお金の運用お方法を知らない場合が多いです。お金の使い方を知らないと人間は100億でも一瞬でなくすことが出来てしまいます。仮に運良く誰かが運用をアドバイスしてくれて運用できたとしても、やりたいこともなく大金を手に入れると、何をするのも馬鹿らしくなってしまいます。僕の読書のように一生でも続けられるようなやりたいことを見つけた上でお金を手に入れるのではなく、自分の人生の目的やミッションを見つける前に手に入れてしまうと、ちょっとしたことを始めるのでさえも馬鹿らしくなってしまいます

アメリカの夫婦は工場の労働者でした。100億を運用して生活しようと考えるのではなく、ただただ権力・権威へのあこがれだけしか考えられませんでした。その為愚かにも自分たちの働いている工場を買いました。経営の知識もなにもないのにです。1年程度は気分良く過ごせましたがその後に何が起きたかは想像つくと思います。誰もが夫婦が100億当たったことを知っていて、経営の知識もその工場の企業価値も知らず会社を買ったために得をしたのは結局その工場のもとの経営者だけだったわけです。案の定、工場は倒産し夫婦は破産しました。

機会も喜びもなくす

例えば、散歩途中に人生を変えるような体験や面白い出会いがあるかもしれません。僕は古い本屋さんで本を見るのが好きですが、お金があるから中古本など要らないし全部Amazonで済ませられると考えると良質な本との出会いもくなってしまいます。旅行ものんびり歩いたりしている時に素敵な発見があるのに全てタクシー移動にしてしまえば貴重な体験がなくなります。
つまり、人間はやりたいことが見つかっていないとか経験不足の段階で大金を手に入れてしまうと、それ以降の人生から得られる喜びが減っていってしまいます

皆さんの日々の生活でも起きています

快楽適応(ヘドニックアダプテーション)から起こる様々な弊害があります。それが起きないようにするにはどうすればいいのか?
大金を手に入れることもないし、給料が上がる予定もないから自分には関係ないと考えないでください。この快楽適応はお金に限りません。新婚当時は毎日幸せだった結婚生活も今は・・・、入社当時は毎日意欲に燃えていた職場での仕事も今は・・・、買った頃はとても気に入って毎日着ていた服も今は・・・、これら全て快楽適応です
これを知って対策しておかなければ、慣れというものはそれ以上のものを僕たちに求めさせます。

そして、アメリカの夫婦の例でもそうですが、大金を手にして結果失敗してももう一度取り戻せばいいと考えるかもしれませんが、快楽適応の恐ろしさがここでもあらわれます。一度慣れてしまった生活や環境が堅実な努力や挑戦を出来なくしてしまいます。

更に、人間はネガティブなことに対しても適応しますが、快楽に対する慣れはネガティブなことに対する慣れよりも早く起きます。快楽もネガティブなことも人間は1年もあれば慣れてしまうということがわかっています。良くも悪くも適応するわけです。

僕は自分が慣れていくことを防ぐために毎年新しいことに挑戦するようにしています。新しいことに挑戦して刺激を自分に与えていかないとどうしても慣れてしまうものです。

慣れが一様にダメなわけではなく、慣れが大切な場合もあります。どこは慣れていくべきか?どこは快楽適応を防ぐべきか?を考えていくことが大事です。

そんな方法を詳しく知りたい方はこちらもご覧ください↓

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