成功法則の科学

旅行は楽しく、やる気もアップする先延ばしの技術

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どのような買い方をすることで幸せになれるのか?を先日ご紹介させていただきました。

得する人、損する人がわかる3つの質問

未来を予測することで喜びを感じる

なぜ買い方で幸福度が変わるかというと、人間は未来を予測することで喜びを感じるという特性があります。これはレジュイールと言われる考え方で未来を予測する喜びという意味です。
シャーデンフロイデ(他人の不幸は蜜の味)と同じで、そのような感情があるということです。
人間は手に入ったものよりもこれから手に入る予定の方に喜びを感じるわけです。バラ色の未来を常に想像しているといえます。

実際にオランダで1,000人以上を対象に行われた研究があります。旅行客は旅行の前の数週間の方が旅行中や旅行後の数週間よりも幸福度が高いということがわかっています。つまり、楽しみに待つ時間が人間の幸福度をつくってくれるわけです。ですから、楽しみに待つ時間を大切にするべきということです。

未来のコストも同じ

更に、これはコストに関しても同じで、何かをやらなくてはいけない時のコストもやる前の方が大きく感じます。未来のことを考えると喜びもコストも大きく感じるわけです。

例えば、日曜日の方が金曜日よりも幸福度が下がります
金曜日は、週末の休みを考えて楽しみになっていますが、日曜日の夕方になると明日からの仕事のことなどを考えて少し憂鬱になったりすると思います。

更には、がん治療などで化学療法を受ける患者でも同様のことが確認されていて、抗癌剤治療を受ける24時間前に吐き気に襲われることがあるということがわかっています。抗がん剤を打たれたあとの方が苦しいはずですが、その24時間前に既に気分が悪くなっているということです。
これは時間の障害といわれ将来の感情が重くなってしまいコストや負担を大きく感じてしまうということが起きるわけです。

何かをお願いするなら

逆に考えると、例えば引越の手伝いを友人にお願いするとします。その場合、先にお礼を渡すと、手伝う方は直前にコストを大きく感じてしまい手伝うのを面倒に思うことが起きる場合があります。これが終わった後にお礼を渡すと、過ぎ去ったコストに関しては軽く見ていますから、それに対して同じお礼でも大きく感じるということが起きます。

メンタルが良くなる買い方

基本的にはバラ色の未来が人間のメンタルを救ってくれるという事がわかっています。
人間は現在に怯えたりすればするほどバラ色の未来を想像します。これにより一時的に良くなったメンタルを使って行動に移すようにしないと現実逃避に終わってしまいますから諸刃の剣のようなものです。つまり、苦しい現在があったとしてバラ色の未来を想像して行動につなげたら良いわけですが、バラ色の未来を想像しただけで行動も努力もしなかったら何も変わらず失敗しか待っていないわけです。
バラ色の未来がメンタルを救ってくれるのは確かです。これは悪いことではありません。ただし、これが行動に結びつかない場合は危険だということを覚えておいて下さい。

実際に、ベルギーのリエージュ大学が2009年に行った研究で行動力を上げる未来の想像の仕方が判明しています。

毎晩数分、明日起こるかもしれない楽しい出来事を想像します。それだけで2週間後に調べると幸福度が顕著に上昇していました。ただ、毎晩明日起こるかもしれない楽しいことや未来の楽しい出来事を想像するだけで幸福度が上がっていたということです。
ただし、この上がった幸福度でがんばろうと意欲につなげて行動に移した場合は実際の未来もバラ色になっていきます。

なかなかやる気がでないというような人は、毎晩数分でいいので明日起こる楽しいことを想像することをしてみて下さい。

 

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