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地域イベントに隠された心理効果を解説

ハロウィンに隠された心理効果を解説

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この知識はこんな方におすすめ

  • 子育て中
  • 子供の将来のためにできることをしたい
  • メンタルの安定と充実感が欲しい

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お祭りやイベントの心理効果とは

先日ハロウィンで、賑やかなイベントやお酒の自粛など色々と騒がれていました。ハロウィンやお祭りなどのイベントは色々とあると思いますが、このようなイベントは心理学的に見た場合にはどのような効果があるのでしょうか。
大人にはもちろんですが、子供に対してもとある効果があるのではないか ということを示唆した研究もありますので、ご紹介させてもらいます。

今回紹介する研究は、お祭りの研究というわけではなく、大人になってからの幸福度を左右する子供時代の7つの体験というものがあり、子供の頃にこの7つの体験をたくさんしておくと、大人になってからとても幸せになるのではないかというデータが確認されています。
ジョンズホプキンス大学の研究で、18歳を過ぎた6188人の男女を対象に、18歳より以前にどのような体験をしたのかということを調べ、現時点での参加者のメンタルの状態を調べました。それらから相関を調べようとしたものです。
これはあくまで横断研究ですので、データの質としてはやや劣りますが、あまりない研究でもありますし面白いのではないかとも思い紹介させていただきます。
子供時代にどのような体験をしていると大人になってからメンタルが安定するのかということを調べようとしました。
当然ですが、ネガティブな体験でなければ、子供の頃には色々な体験ができた方が子供にとってもいいはずだと考えて親御さんは色々とすると思いますが、そんな中でも、大人になってからのメリットが大きいものは何なのかということを調べようとしてくれたわけです。

子供時代に大切な7つの体験

大人になってからのメンタルを左右する子供時代の体験を研究チームはPCE(Positive Childhood Experiences)と呼んでいます。
元々このような研究ではACE(Adverse Childhood Experiences)というものがあり、これは子供のメンタルが壊れてしまうネガティブな体験のことですが、この逆パターンで、メンタルを安定させるポジティブな体験とは何なのかということを調べようとしています。
そして、それを7つの体験としてまとめてくれています。
この7つの体験の中にハロウィンやお祭りのようなイベントも含まれています。

①家族に自分の感情を話すことができた

家族に対して自分の思っている感情を素直に話すことができたかということです。それを完璧に表現し伝えることができる人はそうはいないと思いますが、自分の中で話すことができたと思えるかどうかということが大事です。
要するに、自分の思っていることや悩みなどがあった時に、それは明るく話すことができる雰囲気があったかどうかということが大事だというわけです。

②トラブルが起きても家族のサポートを感じることができた

例えば、学校でいじめにあったとか受験で失敗したとか、子供にも色々なトラブルが日常生活の中であると思いますが 、そのようなトラブルが起きた時に、家族のサポートや家族が守っているという感覚を感じることができたかということです。

③地域コミュニティへの参加を楽しむことができた

お祭りや地域のイベントなどに参加して楽しむことができたかどうかが大事だということです。ハロウィンなどのイベントもここに含まれると思います。
お子さんがおられる方は、このようなイベントにはお子さんと一緒に積極的に参加した方がいいのではないでしょうか。

④高校時代に所属の感覚を味わった

部活や友達など、何かしらに所属しているという感覚があったかどうかということです。

⑤友人からのサポートを感じた

相談したりすることができる友人がいたかどうかということです。

⑥自分に心からの関心と興味を注いでくれる大人が両親の他に2人以上いた

自分の周りの大人の中に、自分がやろうとしていることや自分がしていることに興味を持ってくれる人が2人以上いたかどうかということです。
これは学校や塾の先生、親戚などでもいいと思いますが、意外となかなか難しいことなのではないかと思います。

⑦家にいる時には大人から守られている感覚があった

自分の家に居る時に安心感を感じていたかどうかということです。お父さんもお母さんも色々厳しくは言われているけれど、いざとなったら守ってくれるという感覚を持つことができていたかどうかということです。

以上の7つが子供の将来のメンタルの安定や幸福を左右するということです。たった7つしかない行動の中に地域コミュニティへの参加というものがあるわけですから、地域のお祭りやイベントに親子で一緒に参加するというのは、子供の将来の為にもなるわけですし積極的に楽しんでみるのが良いのではないでしょうか
自分はあまり外交的ではないし得意ではないという方も、子供のためにと考え是非一緒に楽しむようにしてください。
是非参考にしてみてください。

サポート感と所属感

ちなみに、この7つの項目は、子供だけでなく大人にとっても大切なポイントが含まれていると思います。
誰かにサポートされているという感覚とコミュニティに所属しているという感覚の2つがとても重要です。
大人の方も是非意識するようにしていただけたらと思います。
研究によると、7つの項目のうち6〜7つ満たしている人は、そうでない人に比べて、大人になってからメンタルが病む確率が75%も低くて、さらに、大人になってから社会的かつ情緒的なサポートを周りから受けられるも350%も高くなったということが分かっています。
メンタルは安定し、周りにいい仲間がいて社会的にも感情的にも安定した状態でいられたということです。
要するに、人間関係の充実を感じながら幸せに生きていたということです。
あくまで、横断研究ですので因果関係はわかりませんが、明らかな差が確認されているわけですので、参考にはなる内容だとは思います。
研究チームのコメントによると、この7つの指標を満たすほどメンタルも健全で対人関係も良くなり、人間関係から得られるメリットも大きくなり、結果、幸福度につながります。
大人も子供も積極的に取り入れていくべきではないかということが分かるわけです。

ちなみに、子供時代にこれらを満たしていないからもうだめなのかというとそういうことではありません。決して今からでも遅くはありません。
ポイントとしては所属感とサポート感です。コミュニティに所属している感覚と自分のことをサポートしてくれる人がいるという感覚を作ることができるかということです。
是非参考にしていただけたらと思います。

後悔のない人生を望むならぜひこちらも参考に


親の育て方の影響は・・・


まずは外交的になりたい方におすすめの動画
性格を外交的に変える10の行動
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1549683243

リサーチ協力:Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

本内容は、以下の参考文献を元にした、DaiGoの独断と偏見を含む考察により、科学の面白さを伝えるエンターテイメントです。そのため、これらは、あくまでも一説であり、その真偽を確定するものではありません。
より正確な情報が必要な方は参考文献・関連研究をあたるか、信頼できる専門家に相談することをおすすめします。
訂正や追加情報があれば、随時修正や追記をします。
参考文献:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31498386
Hudson, N. W., Briley,et al.(2018)You have to follow through: Attaining behavioral change goals predicts volitional personality change.


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