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【やりきる力】考え方だけで怠け癖を撃退する方法【中途半端な人生卒業】

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考え方だけで怠け癖を撃退する方法

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やりきる力と技術

考え方を変えるだけで、怠け癖を直す方法はないのでしょうか。
ついつい怠けてしまったり、いつも中途半端に終わってしまうと悩んでいる人もいると思います。これは僕たちが物事をやりきる能力や技術を教えてもらっていないということが大きな原因です。

根性論ではなく、考え方は戦略として切り替えて使うことが大事です。やりきる決意だけが必要だというような根性論や、物事は細かいタスクに分けて考えればすべてうまくいくというような、すべての状況で成り立つ戦略はありません。自分の状況や仕事の進行具合、その対象を考えて最もベストな戦略を考えていくことが必要になります。
万能に見えるものでももっといい方法がいくつかあるものです。その中でも、今回は考え方を変えるだけで怠け癖を克服するためのポイントを紹介します。

怠け癖を克服するために締め切りを設定しましょうという話もよく聞きます。実は締め切りを設定しても効果は薄いということが最近の研究では分かっています。むしろ、締め切りを設定するよりも、仕事やタスクに対する考え方を変えた方がいいということが、2008年の研究により分かっています。

怠けてしまうのは考え方が間違っている

人間が怠けてしまうことには色々な理由がありますが、そのうちの一つとしては、やはり考え方に問題があるのではないかと思われます。例えば、物事に取り組む時に下手に難しく考えてしまったり、細かく考えすぎたりしてしまい、手をつけられなくなってしまったという経験は誰でもあると思います。
では、どのような考え方をすればいいのかということを調べてくれたのが今回の研究です。
二つのポイントがあります。

1. 抽象的な解釈

抽象的な解釈は、ビジョンをイメージするようなものです。例えば、未来にお金を稼げるようになったらこういうことをしているだろうなと想像したり、今の仕事を辞めるとしたら、自分はこんな仕事をしているだろうなと将来をイメージしたり、曖昧なイメージを作る解釈です。

2. 具体的な解釈

具体的な解釈は、To do リストのように、勉強や仕事で、まずは A に取り組んで、それから B を行い、その次に C と D という具体的な行動に落とし込んでいく解釈です。

この二つのどちらの方が効果が高いのかということを調べた研究です。
普通に考えると、抽象的で曖昧なイメージではだめなのではないか、目標は具体的にしないといけないし行動を細かく規定しないといけないので、具体的な解釈の方がうまくいくに決まっていると考えると思います。
ところが、実際は、これは使いどころ次第でした。

実際の研究では、新印象派のスーラという画家の絵を見せて、その感想をアンケートとして提出してもらうという実験を行っています。その際、二つの説明の仕方をしました。

1. 「新印象派のスーラの書いた絵で、秩序だち理路整然とした構造と色の使い方で、調和と新しい感情を引き出すことを目的としています」というようなアーティストが言いそうな抽象的な説明をしたグループ

2. 「この絵は点描画の技術を使っていて、コントラストの強い色を効果的に配置することによって、男性のイメージを作っています」というような絵の描き方や狙いを具体的に説明したグループ

この二つのグループが、アンケートを提出するまでにどれくらい時間がかかったのかという事を調べました。 抽象的な説明をされたグループと具体的な説明をされたグループで、どちらの方が行動が早くなったのかということを調べたわけです。

その結果、抽象的な説明をされたグループは、平均で20.5日かかりました。 具体的な説明をされたグループは、平均で12.5日で提出しました。

僕たちが、怠け癖が出てしまいそうな行動を行うためには、やはり、細かいところに目を向けた方が良いということです。具体的に行動を必要なタスクに落とし込んだり、必要な工程に分類して考えた方が、これは早くなるということです。これは想像通りの結果だと思います。

この研究で行われたのは、アンケート調査という割と簡単な作業です。手をつければ簡単に終わるのに、なかなか手を付けられないということがあると思います。このようなことに対しては、具体的な解釈をその仕事やタスクに対して行なった方が、行動は早くなります。

別の研究で、2016年の研究によると、手をつけてもすぐに簡単に終わらないようなことに対しては、具体的な解釈の方が行動は遅くなるということが分かっています。
大きなプロジェクトに取り組む時などに関しては、抽象的な解釈の方が最後までやりきる力が高まったということです。
抽象的な思考というものは、自己コントロール能力を向上させてくれるという効果があるので、長距離走のように取り組んでも長く続くものに対しては、抽象的な解釈を持っていた方が、状況により計画変更が必要になったり、より良い方法が見つかった場合にも、モチベーションが続きます。

使い分けることが大事

大きなプロジェクト→抽象的な解釈

取り組めばすぐに終わること→具体的な解釈

これを使い分けることが大事だということです。
ついつい先延ばししがちな単純作業などの場合は、タスクの細部に集中する具体的な解釈を使った方が、行動は早くなり怠け癖対策にはなります
大きなタスクや長期にわたるプロジェクトの場合は、細かいところに注目して、まずは作業に取り掛かるのを早くします。取り掛かるのは早くてもそのモチベーションが続かなくなってしまうので、手をつけることができたら、そこからビジョンを考えたり抽象的な解釈に変えていくようにします。

そして、誰でも、途中で勉強や仕事でもモチベーションが下がってくることはあります。そんな時には細かいところに目を向けて具体的な解釈をしてください。

取り掛かりやすくする→具体的解釈

モチベーションを維持→抽象的な解釈

モチベーションが下がったら→具体的な解釈で行動

取り掛かることができたら→抽象的な解釈

このように考えると、行動に取り掛かりやすくなり、継続してやりきる力に繋がりやすくなります。
是非参考にしてみてください。

今回のおすすめ動画
新事実!三日坊主を防ぐには曖昧な目標を立てろ
▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1546360744

Researched by Yu Suzuki https://ch.nicovideo.jp/paleo

Reference:https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1111/j.1467-9280.2008.02240.x https://my.apa.org/apa/idm/login.seam?ERIGHTS_TARGET=https%3A%2F%2Fpsycnet.apa.org%2F%3F%26fa%3Dmain.doiLanding%26doi%3D10.1037%2F0022-3514.90.3.351

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